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【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
[247]森崎名無しさん:2014/07/15(火) 22:23:56 ID:??? 喘息を克服したパチュリー・・・ 元ネタ的にワールドユース編の誰かさんみたいにならないと良いね リベロ対決()とかね
[248]森崎名無しさん:2014/07/15(火) 22:42:22 ID:??? KENJAのビッグマウスは本当にマウスだけになりかねんwww
[249]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 23:53:21 ID:??? こんばんは、更新します。 >>244 乙ありがとうございます。 スポーツ前に炭酸って良くないんでしたっけ。 ちょっと前に、炭酸入りのスポーツドリンクが出回ってたのを思い出しました。 >>245 乙ありがとうございます。 四代元素云々は特にストーリーに影響しない長話ですが、 魔術の設定とかについては、多少の元ネタはあります。 葉緑素関係は色々突っ込みどころ満載ですが、そこもあまり厳密に考えないで頂ければ幸いですw >>246 そこら辺の突っ込みは……その通りですね(爆) まぁ、データ的には完治したのと同様……という事でご容赦くださいw >>247 ワールドユース編の三杉君は本当に可哀そうな扱いでしたね……。 オワイラン君が強すぎた、とも言えそうではありますが。 >>248 期待通りヘタれるか、それとも期待を裏切って活躍するかはまだ分かりませんね。 更新の前に、パチュリー(と、小悪魔)との会話で評価値を上げ忘れておりましたので、アナウンスいたします。 *パチュリーの評価値がやや上がりました。 *小悪魔の評価値がほんの少し上がりました。
[250]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 23:54:22 ID:??? 【敵チームハーフタイム】 さて、鈴仙が休んだりパチュリーとの会話を楽しんでいた時も、 早くも3点差を付けられた雑魚妖怪チームは、必死に後半での逆転をどうするかの思案に暮れていた。 ミスティア「わたしはパンクに感謝している……。 パンクギタリストにならなければ、猟奇的ヤツメウナギ商人になっていたから……」 メディスン「アンタはすでにヤツメウナギ商人でしょうが……。 猟奇的なのかどうかは知らないけど」 ルーミア「おなかすいたのかー」 レティ「自分の分の弁当は当に平らげたでしょうに、しょうがないわね……。 だったらあげるわ、私の 霜降りカルビ (――この子達が居なかったら、 恥ずかしくて来年の冬まで地底にでも引き籠っていた所ね。 全く、幽香と来たら自重を知らないんだから……)」 わかさぎ姫「み、みず……(なんか尾びれの先っぽの方の感覚無くなって堅くなってきた……)」 ――と、いう事は決して無く。 彼女達は彼女達で楽しくやっていたり、そんな様子にツッコミを入れたりするのに忙しいようで、 いちいちしっかりとした作戦を立てる暇すら無いようだった。 謎の向日葵仮面「皆、後半の作戦を思いついたわ」 ……そんな中、沈黙を守っていた謎の向日葵仮面が不意に立ち上がる。 試合とは別の意味で疲れ切った様子のレティや、既に交代してしまった幽香に代わって、 彼女はこのチームを纏め上げようとして……。 謎の向日葵仮面「――この試合、50点差を目指しましょう」 ――特に、何もしなかった。
[251]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 23:55:38 ID:??? ――更なる混沌を紡ぎ出すのだから、性質が無い。 しかし、この中にも一人だけ例外が居た。 控室を兼ねるロッカールームのベンチで、一人寂しく静かに休息を取る蛍妖怪、 雑魚妖怪チームのエースストライカーにして(名簿上は)キャプテンの、リグル・ナイトバグだった。 リグル「…………(折角すごい練習して覚えたのに、全然決まらないよ、ネオリグルキック……! おかしいよ。 努力すれば必ず報われるって、レティも白黒も、通りすがりの変なヤツも言ってたのに、 全然報われてないよ……!?)」 折角練習して新技を編み出して、前半の終了間際には輝夜の転倒という大チャンスを前にしても、 リグルはこの試合なおも無得点。 試合開始前にひっそり意気込んでいたハットトリックは夢のまた夢。 努力をしても、それが報われるのは一握りの者だけ――そんな残酷な現実に目を向けざるを得なくなったリグルは、 うっすらとその瞳に涙を浮かべる。 謎の向日葵仮面「(リグル……)」 そんな様子を見ていた謎の向日葵仮面は、リグルに対して何か言葉を発そうとするも。 謎の向日葵仮面「おいクソガキィ、何泣いてるわけ? ぶっ殺すぞォ……?」 リグル「ぐ、ぐすっ……。 な、泣いてなんかないもん」 今の謎の向日葵仮面には、相手を挑発し陵辱するような言葉以外が湧いて来ない、 それは見知らぬ助っ人に対して、舐められないよう気丈な態度を振舞う、 リグルの健気な様子を見ても同様だった。 ――同様ではあったが、謎の向日葵仮面からは何故だか言葉が溢れ出る。
[252]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 00:01:29 ID:??? 謎の向日葵仮面「――努力は辛い。 結果を得られるとは限らないのに、 人を苦しめ、ぬか喜びさせた上で絶望に叩き落とす、忌まわしきもの……。 人間は……いや、妖怪も花も全ても。 須らくが『自然』と生きるのが最善と言うのに」 リグル「謎の向日葵仮面、さん……?」 謎の向日葵仮面「……陵辱こそ、自然にのみ与えられし特権。 私は全てを等しく陵辱し――理に縛られたこの幻想郷をも陵辱し、自然と帰す為の義務がある……。 だからアンタは、悩まず黙って私と陵辱しなさい。 でないと、能力値吸い取るぞォ……?」 リグル「よ、良く分かんないけど怒ってるの、向日葵仮面さん……!? ひょっとして、私がいつまで経ってもウジウジしてるから?」 謎の向日葵仮面「私はいつでも怒ってるわァ。 ――およそ、この世全てのモノに対してね」 ――それはリグルへの激励と言うよりは、謎の向日葵仮面自身への戒めに近い物だった。 彼女は、リグルを涙させる今の幻想郷に対して怒り、そして義務感を募らせていた。 自分が、なんとかしなくては。 ……自分が、全てを陵辱し尽くさなければ、と。 謎の向日葵仮面「私は幻想郷の秩序にも、富や名誉にも興味は無い。 ただ私は陵辱するだけ……。 まるで、自然が齎す災害そのもののように。 ――クソガキ、覚えておきなさい。 世の中には、努力だとか小手先の努力だけでは、どうにもならない限界ある事と。 そして、受け入れなさい。 どうにもならない、貴女に与えられた、貴女自身の自然を……」 リグル「私自身の、自然。 けどそれって、どうすれば……? 結局、諦めちゃうって事……?」 謎の向日葵仮面「私はガキのお守は趣味じゃないわ。 後は自分で考えなさい。 さもなくばぶっ殺すぞぉ……!?」 リグル「う、うん……ごめんなさい(っていうか、陵辱って『超強い』って意味だった筈なのに、 謎の向日葵仮面さんの話だと、どこかかみ合わないような……)」
[253]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 00:07:11 ID:??? 過剰なまでの陵辱欲求はあった。 しかし、リグルの切実で真摯な態度が、謎の向日葵仮面に言葉を紡がせた。 その内容は今まで辛い努力を重ねて来たリグルにとっては酷であるかもしれない。 それでも、謎の向日葵仮面は伝えたかったのだ。 謎の向日葵仮面「さあ……後半も元気に陵辱するわよォ……。 ちなみに目標は、一人10ゴール10アシストよォ……」 レティ「(元気に陵辱するヤツなんて、幻想郷にはアンタしか居ないってば……)」 押し黙るリグルを尻目に、謎の向日葵仮面は元気に試合に掛けるノルマを課す。 一人10ゴール10アシストで、110−3ならば、三失点してもなお、立派な陵辱であると言えるだろう。 色々とそれっぽい事は言っていたが、謎の向日葵仮面にとっては陵辱による恐怖と混沌こそが 最大の甘露である事は間違いなかった。 リグル「(……謎の向日葵仮面さんは良く分かんないし、 言葉遣いもすぐぶっ殺すとか言って乱暴でボキャブラリーに欠けてて、まるで昔のチンピラみたいだけど。 それでも、幽香みたいに優しい感じだった……! よし、謎の向日葵仮面さんも居るんだから、後半も頑張ろうっと……!)」 しかし、そのそれっぽい言葉が、一人の少女を元気づけていたのは事実だった。
[254]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 00:08:46 ID:??? まだ途中なんですが、時間が時間ですので今日の更新はここまでです。 皆さま、本日もお疲れさまでした。
[255]森崎名無しさん:2014/07/16(水) 00:11:11 ID:??? 乙です 霜降りカルビという明らかにデブるものを食べてる本田さんの相撲への思いに脱帽です
[256]森崎名無しさん:2014/07/16(水) 00:11:53 ID:??? スポーツ前の炭酸は水分補給が阻害されちゃうんすよ。 お腹が苦しくなったりとか(日向にはご褒美)。乙でした。
[257]リグルパパ ◆lphnIgLpHU :2014/07/16(水) 00:12:31 ID:??? 更新乙でした。 パパはいつでもリグルを応援してるよー! あと由緒正しき陵辱発言に笑いました
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0ch BBS 2007-01-24