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【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
[821]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/06(水) 23:45:44 ID:??? チルノ「う、うっひゃ〜〜! あたいのファンが一杯!?」 サニー「な〜に言ってんのよ! 観客達は全部私のファンに決まってるでしょう!?」 大妖精「あ、あわわわ……! ここは仲良く半分こにしようよ!?」 ルナ「(常識的に考えて、私達のファンなんて全部合わせてこの中で三割。 いや、二割くらいなんだろうなぁ…)」 来生「フハハハ! どうやらこの俺は幻想郷でも無数のファンを作ってしまったようだな!?」 スター「(突っ込み役不在なのよねぇ、このチーム。 ふあぁ……)」 ――その一方で入場して来た妖精大連合は、完全にアマチュア根性丸出しの様相だった。 本来リーダー格のチルノやサニーが明らかに観客の多さに呑まれており、 それを窘める役の大妖精の混乱は、彼女達の比ではない。 春でないという理由だけで退屈気なリリーコンビに、特に理由も無く退屈気なスター。 そしてそれを本来止めるべきポジションにある来生の体たらく。 軍隊のように揃って入場している妖怪の山FCのメンバーとは違い、彼女達の入場はグダグダであった。
[822]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/06(水) 23:49:35 ID:??? 射命丸「やれやれ、今日は是非とも正々堂々とお願いしますね (外来人の噂を聞いた時は焦ったけれど……この様子なら、案外大したこと無さそうね)」 チルノ「天狗め! どうもあたい達を充分に舐め切っているようだけど、 前の試合のあたい達と一緒だと思っていると、凍傷するんだからね!」 射命丸「――おお、怖い怖い。 それでは、期待しておりますよ」 ――とはいえ、コイントス前のやりとりを見る限り、 チルノの闘志は立派であると言えたし、逆に射命丸の態度からはあからさまな油断が見えている。 白い歯をむき出しにして舐められた事への怒りを表すチルノに、それを何とも思っていない射命丸。 この構図は、果たしてどこまでが守られ、どこまでが崩れるのか。 その期待を鈴仙達に託しながら――。 ――ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
[823]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/06(水) 23:51:19 ID:??? 実況「さあホイッスルが鳴りました〜〜!! 妖怪の山FCのキックオフで試合開始です!! ボールはまず、FWの椛選手が受け取り、そのままトップ下のはたて選手に。 そしてここで、両チームのフォーメーションを発表いたします!!」 −−@−− @にとり C−B−A C河童 B穣子 A河童 −−D−− D静葉 G−−−E G雛 E天狗 −−I−− Iはたて −−−−− F−−−− F射命丸 −−H−J H椛 J反町 妖怪の山FC:3−4−3 妖精大連合:4−5−1 −−K−− KリリーB −−−−− −−I−− IリリーW F−−−G Gサニーミルク −E−D− EルナチャイルドDスターサファイア B−−−C −H−A− Hチルノ −−@−− @大妖精 鈴仙「あれっ、妖精大連合が前とフォーメーションを替えて来たわね。 前は確か、3−5−2で人数を前に寄せていた印象だったけど」 パスカル「名無しFWをDFの位置に付けたか。 守備力の不安を人数で固めるという発想は理に適ってはいるが……」 来生(ベンチ)「ヒャーッ、「ヨヨの絶妙な発見」おもしれー!」(←試合見て無い) てゐ「もしそれをあいつ(来生)が発想したとは認めたくないわねぇ」
[824]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/06(水) 23:53:30 ID:??? ――と、いったところで中途半端ですが、 今日の更新はここまでにします。 皆さま、本日もお疲れさまでした。
[825]森崎名無しさん:2014/08/06(水) 23:56:38 ID:??? JOKERネタは来生「サイクロン?打てるよ」と予想w 乙ディシター
[826]森崎名無しさん:2014/08/07(木) 13:11:20 ID:??? 無数のファン(・ディアス)を作ってしまった……?(幻覚)
[827]森崎名無しさん:2014/08/07(木) 18:15:41 ID:??? つまり来生はこの世界に生まれたファン(タジスタ)の創造神なのか…
[828]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 21:49:40 ID:??? こんばんは、今日も更新していきます。 >>825 乙ありがとうございます。 サイクロンを抜きにしても、実際に来生が入れば結構実力は拮抗する!……かもしれません。 あまり絡みがなかったので唐突になるかもですが、このスレでの来生は結構強化されてます。 運命的なJOKERを引いた反町の強化には敵いませんが。 >>826 もしもディアスが11人のチームが反町と当たったら110−0で負けますね(錯乱) >>827 来生も結構ファンタジスタの才能がありそうな気がしますね。 高確率で頭にお笑いが付きそうですが(笑)
[829]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 21:53:00 ID:??? 試合開始から数分、妖怪の山FCは得意の組織力を活かしたパスワークで攻撃の機会を伺う。 この光景自体はサッカーとして決して珍しい物ではないが……。 反町「それっ、はたてさん!」 バシュウウウッ! リリーB「くっ…! とれない……」 はたて「ナイスパス反町君! さてと……文! アンタも仕事しなさいなっ……と!」 バシュウウウウッ! スター「くらいなさ〜い、スターレーダーカットォ!? ……って、アラ?」 射命丸「あやや。 点取り屋たるこの私にパスワークを任せるなんて、はたても偉くなったわねぇ。 ――ま、賢明な判断だけどね。 ……静葉さんっ!」 バシュウウウッ! サニー「す、スターが取れないなら私がとれるわけないじゃん!?」
[830]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 21:54:43 ID:??? 鈴仙「……なんか、全体的にパスが上手くなってるような」 パスカル「――ハタテさん、シャメイマルさん、そしてソリマチ。 この3人のパス力は、間違いなく以前よりも向上しているようだな」 ――作戦もへったくれも無く跳び付く妖精達を、 反町やはたて、射命丸を中心としてパスで交わしていく妖怪の山FC。 彼らのパス技術は、間違いなく前の試合よりも洗練されていた。 リリーW「ブラックの仇ですよ〜!」 サニー「ち、ちっくしょ〜!」 スター「この私を本気にさせたわね!?」 ルナ「うんうん、このまま四人がかりだったら取れるはず!」 反町「(うーん、幾らなんでも四人がかりを相手取るのは厳しいな。 俺もドリブルは少ししか上手くならなかったし。 だったら――!)…………!」 しかし、妖怪の山FCもいつまでも悠々とパスを続けていられる訳では無かった。 静葉からのロングパスを受け取ったFWの反町は、 ここでリリーWに光の三妖精を交えた四人に囲まれてしまう。 個々の実力では反町に分があると言えども、スターサファイアのパスカットはそこそこ鋭い。 この人数差では、運が悪ければ零されてしまう恐れもある。 グワアアアアアッ! 反町「いくぞっ、『トリカブトパス』だっ!」 バッ、シュウウウウウウウウウ……ン!!
[831]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 21:57:01 ID:P/+ytGmU ――その為反町は、新技を使用する事に躊躇しなかった。 どうせ自分は地味なFWなのだ、一々技を隠す必要もない。 それよりも、一つ一つの局面を如何に確実に、安定して切りぬけていくか。 これが幻想郷で再発見した、彼の美学だった。 実況「あ〜っと、反町選手ここで射命丸選手へと鋭いピンポイントパス! 一気に群がった妖精達を一網打尽にせんとその右脚を振り上げました!」 反町「(ここで通せば、中盤はガラ空きだ! 射命丸さんのドリブルを十二分に活かせるぞ!)」 先着2名様で、 ★反町→トリカブトパス 52 (!card)(!dice + !dice)= ★リリーW→パスカット 44 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+2)= スター→パスカット 45 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+2)= サニー→パスカット 43 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+2)= ルナ→パスカット 43 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+2)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→射命丸、パスキャッチ。 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (椛がフォロー)(はたてがフォロー)(リリーBがフォロー) ≦−2→妖精大連合ボールに。 【補足・補正・備考】 反町はスキル・焼き芋ジスタによりカードがAもしくはダイスの合計が2の場合数値を12にし、ガッツが100回復します。 リリーWのマークがダイヤの時、「スプリングカット(+3)」が発動します。 スターのマークがダイヤ・ハートの時、「スターレーザー(+2)」が発動します。
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0ch BBS 2007-01-24