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【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
[942]森崎名無しさん:2014/08/11(月) 19:37:55 ID:??? 妖精ならチーム参加OK?じゃあ三杉スレのピクシーの出番だな 名前からして妖精じゃん、シューティングスターの時に羽ついてたから妖精じゃんw キックオフスターバーストでにとり涙目 ピクシー「(にとりの機械)く だ け ち れ ぇ っ ! ! !」
[943]森崎名無しさん:2014/08/11(月) 20:13:49 ID:??? 妖精ピクシー(ストイコビッチ)の時間差ボレーとドラガンスマッシュ 妖精ピクシー2(アルシオン)のスターバーストで余裕で逆転できるな
[944]森崎名無しさん:2014/08/11(月) 20:22:59 ID:??? 反町「シューティングスター?撃てるよ」 DSのゲーム、オリ技とかあるのになんで反町にこの技を使えるようにしたのか
[945]森崎名無しさん:2014/08/11(月) 20:46:40 ID:??? 魔王軍VSピクシー連合の乱打戦
[946]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 00:00:06 ID:??? こんばんは、今日も更新していきます。 >>941 JOKERやクラブAの分岐については、結構皆さまのコメントに影響受ける事も多いですね。 自分の書き込みがスレのお話に影響を与える(こともある)というのは、 リアルタイムで感想が返ってくる参加型だからこそ出来る面白さではないかと思います。 >某ピクシーさんについて その発想は抜けていましたねw 出たら妖精チームがラスボスでも良いかもしれません。 とりあえず、一番の被害者は理不尽に吹っ飛ばされるにとりではないかと思いますがw >>944 DSのゲームは良く分からないのですが、反町がシューティングスターなんて使えるんですか!? やはり反町=シュート魔王は公式だった……?
[947]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 00:04:26 ID:??? クラブA→ロリ・コンナンデス「ブヒヒッ……! ロリの甘ったるいかほりに引き寄せられて来たんだなぁ…」 ロリ・コンナンデスが襲いかかって来た! 前半を終え、来生を先頭にしてぞろぞろと控室へと向かう妖精大連合の一団。 2点差で負けているにも関わらず、尚も不敵な笑みをたたえた来生は、控室のドアをガチャリと開ける。 来生「……あれ、アンタ誰?」 そこに待っていたのは、一人の少女――と、呼ぶには少々怪しい容姿の女性だった。 輝く黄色の長髪に、赤いリボンがアクセントのふんわりとしたナイトキャップ。 白磁の肌は、文字通り作り物であるかのように不自然に淡く光り、 紫の色と陰陽印で象られた導師の装束を身に纏った彼女は、睡蓮の花弁に良く似た唇を無邪気に歪ませて。 紫「うふふ……皆、お疲れ様。 後半も頑張ってね」 ――そんな、とぼけた台詞を吐いている。 彼女は間違いなく、幻想郷の開祖たる大妖怪が一であり、 現在の幻想郷という世界を実質的に管理・コントロールする妖の賢者。 チルノ「あっ! あんたはハチクモムラサキ! どうしてここに!? まさか、あんたってばあたい達の隠れファンだったの!?」 紫「……ヤクモユカリ。 丁寧に全部間違えて下さったわね、逆に器用で尊敬するわ」 ――八雲紫は、この場において明らかに場違いな存在だった。 妖精たちが力を合わせて、鼻もちならない天狗や河童や人間達をギャフンと言わせるべきこの場で、 妖精を遥かに凌駕し、また天狗達とも別次元の存在である彼女の存在は、間違いなくイレギュラー。 しかしその異例の存在は、こう言って彼女達に取り入ろうとするのである。 紫「前半戦、見ていたわ。 貴女達妖精が努力を重ね高い実力を得て、天狗や人間などに牙を剥き、 そして最後まで試合を諦めないその姿勢。 本当によく頑張っていたわね。 私、感動しましたわ」
[948]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 00:06:17 ID:??? リリーW「〜? 良く分かんないけど、褒めてくれてありがとうですよ〜」 サニー「ふふん! それほどでもないわね!!」 大妖精「〈……なんだか、嫌な予感がする〉」 紫はまず、妖精大連合の健闘を心から褒め称えた。 実際、彼女達の元々の実力を考慮すれば、この試合を前半で2−0で 折り返しているという事自体が信じがたい奇跡なのである。 紫の表情にも驚嘆こそあれども、一つの侮りや奢りも感じさせない。紫はこう続けた。 紫「……でも。 折角の好チームであるのに、後一歩を攻めきれないのが本当に悔しい。 もしもこのチームに、もう一人堅守を誇るGKが居れば、大妖精ちゃん。 貴女の高いドリブル力やパスカット力を活かせるというのに、惜しいと思わないかしら?」 大妖精「……はい。 そう……ですね。 そういう考えも、あると思います。 (――なんとなく、読めてきた気がする……!)」 スター「確かに、増員はあったら嬉しいわよね〜」 ――そして、紫は少しずつ本題へと近づいていく。 『もう一人堅守を誇るGKが居れば』――。 彼女はそんな仮定を挙げた上で、もしもその仮定が実現すれば、試合に勝てるというのだ。 そしてこの試合の勝利は、妖精の地位向上を目指して来た彼女達にとっては、まさに悲願の第一歩となる。 スターを始めとするチームメンバーの多くが浮足立った雰囲気を纏った事を確認した後に、紫は漸く本題を告げた。 紫「私はね、頑張ってる貴女達に勝って欲しいのよ。 だから、応援として――外の世界から、とびっきりの名GKを連れて来てあげる。 天狗や人間のプレーにも匹敵……いえ、互角以上の才能と能力を持つ選手をね」 妖精大連合メンバー「!!!!!!??????」
[949]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 00:07:27 ID:??? 紫の発言は、妖精大連合のメンバーに大きな衝撃を与えた。 何しろ、これまで有象無象の代名詞とまで扱われ、 妖怪はおろか人間にも舐められる存在であった妖精達が、 この場において、唯一無比の代名詞であり、 幻想郷で最も恐ろしく深遠なる存在と称される八雲紫に応援されるどころか、 ノドから手が出る程に貴重な増員の援助までしてくれるというのだから。 サニー「あ、ありがとうございますっ! これで私達は勝ったも同然です!!」 リリーW「あたらしい選手さん、楽しみです〜♪」 リリーB「……すごい。 私達、勝てるんだ……」 スター「(はーよかった。 これでちょっとは楽できそう……)」 大妖精「(い、いいのかなぁ……。 私だって、MFも嫌いじゃあないけど……。 それじゃ、チルノちゃんや皆が言ってた最初の目標――『妖精だけで勝って、妖精の強さを皆に思い知らせる』 から、外れちゃうんじゃ……?)」 ルナ「(うーん、皆現金だなぁ。 テレビゲームやプロチームじゃあるまいし、 能力値よりも大事な物があると思うんだけど……)」 目立ちたがりで負けず嫌いのサニーミルクを筆頭に、 妖精大連合のメンバーの半数以上は紫のこの申し出に対し喜んで賛成をする。 中には、大妖精やルナチャイルドのようにやや難色を示す者も居たが、 どちらかと言えば賛成の方向へと思考が流れ掛けていた。しかし――。 チルノ「はんっ! あたいは大反対だね!!」 来生「俺も俺も! ってか、そんな選手入れる位なら俺を入れろって!」
[950]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 00:08:54 ID:??? ――チームキャプテンと監督は、どちらかと言えば大反対の立場に居た。 あたり散らすように、チルノはメンバーに向かって必死に説得をする。 チルノ「どーして今まで皆で頑張ってきたのに、 突然名選手とやらが入るとなると、手のひらクルーするのかしら! あたい達は妖精だ。 そして、妖精として勝つんだ!」 チルノはあくまで、妖精としての誇りと勝利を重視していたが――。 それ以上に、『今までやって来たチーム』としての勝利を望んでいた。 彼女としては、都合の良い助っ人による勝利にはさして価値がないと感じていた。 来生「そうそう! 勝つって事は、やっぱり自分の力で勝つからこそ楽しいモンだぜ! 俺の大好きなドリブルと同じ、負けるか勝つかのヒヤヒヤは自分一人が味わうから面白い! 仮にめっちゃつえー奴が入ってきて勝てても、多分そんなに嬉しくないぜー?」 その一方で来生もまた、内容は違えど結論はチルノと同じだった。 彼は彼なりに保護者としての自覚があったらしく、 心の底から妖精達を応援しており、その上で彼女達だけの力で勝って欲しいと思っていた。 (そして、望まれるならば自分も彼女達の力になりたいと思っていた) ――そして、想定外の想定外になる事件は、ここで起こった。
[951]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 00:12:33 ID:??? 紫「――まぁ、私としてはどちらでも構わないけど。 折角だから今の内にとりあえず呼び出す選手でも紹介しておこうかしら?」 ブウ……ン。 紫「彼は凄いわよ〜。 イタリアナンバーワンGKの名を欲しいがままにして、 カテナチオという守備的陣形のエキスパートでもある上に、 セーブ力ではあの伊吹萃香にも匹敵する程度の実力がある。 彼が入ったら、妖怪の山FCはもう一点たりとも取れないでしょうね」 サニー「うわぁあ……すごい! は、早く呼んで下さい紫さん!」 チルノ「はぁ? 何いきなり仕切ろうとしてくるわけ!? あたいがキャプテンだってーのっ!!」 サニー「はぁ! これからの時代はサニー派閥の時代なのよ! ね、ルナ、スター!?」 ルナ「いや、私中立派だし」 スター「めんどい派閥争いは勘弁こうむるわ……ガチで」 サニー「な、なにィ!?」 それは、早速喧嘩を始めそうな妖精達を窘めるため。 そして、助っ人の加入に不安を感じている者を安心させるため、 紫が事前にスキマから選手を呼び出そうとした事が、問題の発端だった。 紫「(………………)――さあ、呼ぶわよ」
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0ch BBS 2007-01-24