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セクハラ艦娘をプロデュースチョコレート工場のイ級
[845]◆2pV1gRdG.o :2014/08/14(木) 20:41:13 ID:??? 【セカンドシーズン35話:クリスマス】 <<12月3週目>> 霧島「そういえば提督、間もなく本土ではクリスマスですね」 提督「えっ?」 提督「え?」 霧島「この島の気候は常に温暖なので、そういう自覚はしにくいのですが…。 今は12月の後半、間もなくクリスマスです」メガネクイ 提督「(す、すっかり失念していたァ!)」 ☆艦隊勤務35週間目 1. 出撃する 2. 艦娘と会話する 3. 新艦娘の派遣を要請する(月1回のみ) 4. 秘書艦を変更する(行動回数は消費しない)
[846]名無しさんelite:2014/08/14(木) 20:59:53 ID:??? 2 霧島 「そういうことであれば、クリスマスパーティの準備をしよう」
[847]◆2pV1gRdG.o :2014/08/14(木) 21:19:43 ID:??? 提督「そうか……。ならクリスマスパーティをした方がいいのか?」 霧島「その判断はさすがですね、司令! ですが、さすがに今週用意では大規模なパーティは難しいかと」メガネクイ 確かにそうだ。急にプレゼントやら言われても艦娘たちにも日常の業務がある。 そして私にも当然仕事はあるわけで……。 提督「霧島、小規模というとどの程度になりそうだ?」 霧島「そうですね……次のどちらかのプランになるかと」 1. 間宮さんたちと女性士官は抜き、3回までは行動可能 2. 全員参加、2回までは行動可能 3. 諦めてクリスマス会はやめる
[848]名無しさんelite:2014/08/14(木) 21:28:33 ID:??? 2
[849]◆2pV1gRdG.o :2014/08/14(木) 22:27:21 ID:??? 提督「パーティの時間が短くなるが、仲間外れはよくない。お世話になっている方々も呼ぼう」 霧島「了解です、司令!パーティに向けて頑張りましょう!」 こうして、パーティの日までは飛ぶように時間が過ぎていった。 場所は間宮を貸し切るとして、急な話であったので食材の調達などなど…。 私と艦隊一同は、パーティのために文字通り全力を注ぎ込んだのだ。 ……… 女性士官「……全く、貴官に感心したのがバカらしく思えてきたぞ。何が鎮守府総出でパーティだ」 間宮「まあまあ。戦いばかりでは、心の方が持たなくなってしまいますから」 明石「そうですよ。身体と心の健康は、この長い戦いで重要になってきますから」 女性士官「フン…。私には慰労など不要だ。夕食だけ摂ったら私室に戻らせてもらう」 大淀「あっ………」 私が何か言おうとする前に、一人で料理を取りに行ってしまった。 ここの所、物腰が柔らかになったと思っていたが、それは勘違いだったのだろうか…。 大淀「………まだ、彼女は…」 提督「大淀さん、どうかしましたか?」 大淀「いえ…。提督、パーティを始めてしまいましょう。 艦娘の子たちはもう待ちきれないようですから」
[850]◆2pV1gRdG.o :2014/08/14(木) 22:33:20 ID:??? 村雨「提督さん、まだー?」 伊19「早く始めないと、おしおきなのねー!」 提督「一応私は司令官だぞ…」 それだけパーティを待ちわびていると思っておこう、うん。 さて…見回した限り、全員に飲み物は行き渡っているようだ。 提督「今年は皆、この暑い海域でよく頑張ってくれた。 今日はそのねぎらいとして、ささやかながらパーティを開かせてもらった。 もちろん今日は無礼講だ。普段の疲れを十分に発散して、来年も頑張って欲しい。 それでは、乾杯!」 艦娘たち『かんぱーい!!!!』 わーっ! ☆パーティが始まった。どこに行こうか? 1. 一人で食事している女性士官 2. 間宮さんたちスタッフトリオ 3. 早速皆にプレゼントを配ろう 4. お酒を飲もう 5. 料理を食べよう 6. 自由記述欄 ※複数の艦娘の指定可能
[851]名無しさんelite:2014/08/14(木) 22:34:56 ID:??? 1 早く会話しないと居なくなる
[852]◆2pV1gRdG.o :2014/08/14(木) 23:04:18 ID:??? 提督「(オペレーターさんは…っと)」 あの口ぶりだと、すぐさまにパーティから帰ってしまいそうだった。 早いところ探さなければ、まともに会話する時間もないだろう。 …っと、いた。会場の隅っこでご飯を食べている。前も思ったが、美味そうにたくさん食べる人だ。 提督「やあ、メリークリスマス」 女性士官「………お疲れ様。クリスマスを楽しみたいのなら、あちらに行けばいいだろう」 提督「いや、今年一番私がお世話になったのは士官殿だからな。 その労は私がしっかりと労ってやらねばならない」 女性士官「それが余計な気遣いだと…………」 そこまで言って、食事の手も止めて押し黙ってしまう。 その姿は、冷徹なものではなく、むしろ惑っている子供のようで…。 女性士官「…私は、あの敗戦の日からずっと、かつての艦隊を完膚なきまでに撃破したあの姫…。 装甲空母を沈める事だけを考えて、日々を過ごしてきた。 私は歩みを緩めたくないんだ。ヤツを討つ、その時まで…」 そう言って、さっきより随分と沈んだ表情で、残りの食事を掻きこんでいく。 彼女に、私はどう答えるべきだろうか……? 1. わかった。戦勝祝いまでとっておこう 2. 何でそうも自分を追い詰めるんだ? 3. 一人そんな空気を出されていては、艦隊の雰囲気が悪くなるんだ 4. 隙を見せたおもちを触る 5. 自由記述欄
[853]名無しさんelite:2014/08/15(金) 00:02:57 ID:??? 5 40ノットで航行されては私が追いつけないではないか、遅い私に合わせたまえ 艦隊は速度を合わせてこそだろう?、微速前進ヨーソロー
[854]名無しさんelite:2014/08/15(金) 00:20:31 ID:??? 2
[855]◆2pV1gRdG.o :2014/08/15(金) 00:49:19 ID:??? 提督「歩みを止めたくない…とそんなに早く航行されては、私が追いつけないだろう。 艦隊は速度が合わないと話にならない。私に合わせてくれても…」 女性士官「ふん……速い者に合わせてもらおうという根性が気に入らん。 提督、艦隊の速度を合わせたいのであれば貴官が私に着いてこい。 艦は機関が出せる以上の速力は出せないが、人間はそうではないだろう」 一瞬見せた脆さはどこかへ消え、いつものような辛辣な棘が私に突き刺さる。 これでこそ女性士官殿、という気もしなくもない。 女性士官「……まあ、こんな戯けた催しを喜んで開いている貴官では、難しいだろうがな。 さて、私の夕食は終わりだ。さっさと戻らせてもらおう」 提督「待っ…」 陸奥「言いたい放題言って、それではいサヨナラ?随分と偉そうじゃない」 去ろうとしたオペレーターの目の前に、私を探しに来たのか陸奥が不機嫌そうな表情で仁王立ちしている。 いつぞやのように、二人の間に流れる空気は剣呑。 時間は全く二人の見解の相違を解決してくれなかったようだ。 陸奥「…さっ、提督。皆のところに戻りましょ?主役が不在じゃ、盛り上がりもイマイチなんだから」 提督「あ、ああ…。そうだな」 女性士官「ふん。腑抜けていろ。貴様らの軟弱さがどれほどのものか、深海の連中が教えてくれるだろうさ」 声を掛けようとしたが、口が開かなかった。 彼女の歩みの速さには、私は追いつけない。今しがた自分で言ったように。 その苛烈な考えは私にはわからないし、彼女は全く妥協するつもりはない。 ……平行線だな、と妙に冷静に感想が浮かぶ。
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0ch BBS 2007-01-24