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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】
[191]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:18:39 ID:??? こんばんは、今日も更新します。 私事で恐縮ですが、本日PCを買い換えました。 いろいろと快適になったのは良いのですが、肝心の文字入力がまだちょっと慣れてないので、 しばらくは今まで以上にゆっくり更新になるかもしれません。ご了承ください。 >>187 乙ありがとうございます。 判定も相まって、よい試合を書くことができてよかったです。 リリーコンビは若干目立てませんでしたが、春告ライダーW化したら活躍できるかもしれませんねw >>188 私も知りませんでしたw そもそもブロリーの超サイヤ人化って、1とか2のくくりでなく、「伝説の超サイヤ人」でひとつだと思っていました。 ただ、公式がブロリストというよりは、ファンからの人気(?)が高い故のプッシュな気もします。だってなんか無理やりっぽいし…… >>189 観戦に行ったのは鈴仙ですが、判定カードを引いたのは鈴仙ではないのでセーフですw >>190 才レベルを合わせた最高値で言えば、永琳の53+月の頭脳的ドリブル+5が最大値ですね。 ただ、NTレベル3(7人抜き以上)の来生のクリップジャンプは59なので最大値かもです。 ……超モリサキのヒールリフトも55+4で59ですが。
[192]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:20:06 ID:??? ★この試合最後の判定?→ ダイヤ2 ★ ダイヤ→妖精大連合が1点を入れ、3−3の同点! ――後半のロスタイムは、まさに妖怪の山FCの全員が恐れたことが現実となったような試合運びだった。 強力な天狗社会というバックボーンに裏付けされた妖怪の山FCのメンバーは、 その期待通り、最後までプロフェッショナル的な根性を発揮して懸命にボールキープに執心した――筈であったが。 チルノ「あたいもそろそろカッコ良いとこ見せないとね! いくよっ、『フロストコラムス』ッ!!」 ズザアアアアアアアアッ、バチイイッ!! 射命丸「し、しまっ―――!?」 定石通り、敵陣サイドの深くにてボールキープを行い時間を稼いでいた射命丸は、 ここにきて終始攻守に動きっぱなしの疲労が原因か、とうとう捨て身のタックルに向かったチルノにより、 ボールを前方へと零してしまう。 来生「いよっしゃあ! よくやったぜチルノ!」 ポムッ。 ―――ダダダダダッ!! そして、時間が経つほどに目に見えてその調子を増してきている来生がボールをフォローしたことにより、 その趨勢は大抵決した。 比較的後方からのドリブルによって、十分な助走と突破人数を稼いだ来生。 すなわちそれは、妖精大連合の1点目の再現だった。
[193]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:21:40 ID:??? 椛「すみません、文さんっ!」 はたて「もう一回止めて―――だ、ダメっ!?」 反町「く、――――くそっ!(なんてザマだ。 来生がこうも自らの長所を磨いていたというのに。 反対に俺は、短所に少し目が行き過ぎていたのか……!?)」 雛「……ダメ。 この人には厄とかそんな概念はおよそ存在しない。 ―――完全に、常人とは別の次元に生きているわ……!!」 穣子「――くっそ〜! こうなったらお姉ちゃん、『オータムスカイラブタックル』で……!」 静葉「無理よ穣子。 なぜなら―――私たちはすでに、来生君に突破されているのだから」 来生「見える……次にどうなるかが見えるぞ……!」 妖怪の山FCの名だたる選手を突破し、名もなき選手もまた突破し。 ニュータイプの血が最高に滾った状態の来生は、もはや人間にして人間の域を軽く超えている。 そしてその力は、日向や若島津のような単純な暴力ではなく、人の幻想に作用する力。 運命に愛され、自然を愛し、そして人を惑わし魅了する彼の力はまさしく伝承上の妖精そのものと言えた。 来生はそのまま、すでに及び腰のにとりが控えるゴールへと無策にも突っ込んでいく。
[194]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:23:05 ID:??? 来生「これだよ。 この感覚。 幸運の女神様も、地獄の悪魔様も、 みーんな俺の才能に嫉妬して近寄ってくるんだ。 だから――俺にはわかるんだ。 人の運命やその生く末―――そのすべてが……見えるんだ」 にとり「はぁ? 運命なんて見えないよ! あるのは統計に裏打ちされた確率論だけに決まってんじゃん!」 来生「ふ〜ん。 だったらわかるよなぁ? この俺様のボールの――行き先を!!」 バシュウッ……! にとり「うぁっ……しゅ、シュートぉ!? あんたのドリブル力だったら、読みを当てられても強引にドリブルで行く方が、 勝率だって充分高いでしょうに。 それを、なんで……!?」 来生「なんでかって? そりゃあ……予感がしたんだよ。 「ここはシュートで行きなさい!」……ってな」 にとり「そ、そんなの……! 科学に対する……冒涜だぁああああ!?」 ズバアアアアアアアアアッ、ピィイイイイイイッッ! ―――そして、ドリブルに狙いを定めたにとりの虚を突いたシュートによって来生はハットトリックを決める。 彼は名実ともに、妖精大連合の「点取り屋」だった。 妖怪の山FC 3 − 3 妖精大連合
[195]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:24:05 ID:??? 大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ): 3ゴール レミリア、フランドール、鈴仙、来生 2ゴール 射命丸 1ゴール 妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、謎の向日葵仮面、赤蛮奇、影狼、反町 大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ): 2アシスト 小悪魔 1アシスト てゐ、鈴仙、パチュリー、影狼、大妖精
[196]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:26:41 ID:??? 後半ロスタイムに来生が三度見せた奇跡に、観客は大きく湧き上がる。 もしかしたら、この来生という外来人は、妖精チームに対して本当に勝利をもたらすのではないか。 大会優勝はともかく、予選リーグ1位突破は濃厚と見られていた妖怪の山FCが、まさかの敗北を喫するのではないか。 ―――もしもこの場に立っていた外来人が来生では無く、更に高い能力と気質を持った選手だったら。 あるいは、もしも来生の加入がもう少し早ければ。 言ってしまえば、後半開始直後の局面で、ヘルナンデスがPKを貰っていなければ。 その期待は恐らく裏切られずに済んだのかもしれない。 しかし、奇跡はそう起きないから奇跡なのであり、そんな奇跡の上にさらに奇跡が上塗りされることなど、本来はあり得ないのである。 ――ピィイイイイイイイイイイッ!! 来生「くらえーっ! 『クリップタックル』だァーッ!!」 そのため、ボールが欲しい一心で射命丸へとタックルに向かう来生の狙いは、結論から言うと成就しなかった。 射命丸「……私たちは、それぞれが互いに意図は違えど。 それでも、チームの勝利の為にすべてを賭してやってきたつもりです。 貴方がたの友情と団結は確かに美談ではありますが――――美談で食える程、浮世は甘くはないッ!!」 タッ……ギュンッ! バシュウウウウッ!! 来生や妖精達にどのような思いがあれど、自分たちはただ諾々と敗北を忌避し、勝利を目指すのみ。 妖精大連合の希望を背負った来生のタックルが荒削りな太刀とすれば、 妖怪の山FCの矜持を抱いた射命丸のドリブルは研ぎ澄まされた小太刀。 これまでは太刀が勝ち続けて来たが―――この試合最後にして、ようやく。小太刀にも報いがあった。 絶好調の来生が放ったクリップタックルと、疲労を隠せない射命丸の何の普通のドリブル。 その勝負は互角か、あるいは来生の方が優勢である程だったが―――射命丸は、何とかボールをキープし続けることに成功する。 そうなれば、残り試合時間は数十秒、後の展開は全員の予想する通りに働いた。 射命丸は即刻はたてにボールを戻し、そこから高いパス力を持つFWの反町とのワンツーで妖精たちの最後の猛攻を潜り抜け――。 ―――ピッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!! 妖怪の山FC 3 − 3 妖精大連合 試合終了!!
[197]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:32:25 ID:??? 実況「試合しゅうりょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜う! 一体誰が、このような結果を予測していたでしょうか! 妖怪の山FC対妖精大連合との試合はなんと……引き分けに終わってしまいました!! 妖怪の山FCは前半戦、射命丸選手を中心とした強力FW陣によって攻勢を掛け、2−0と折り返したところまでは良かったのですが、 後半戦になって、妖精大連合に突如助っ人の外来人選手が加わったことが大きかったようです。 GKのジノ・ヘルナンデス選手は立ち上がりこそPKを献上してしまったものの、それ以降は無失点の大活躍。 そして何より、後半15分に加入した来生選手によるハットトリック劇は、まさに射命丸選手をも超えた、 素晴らしいドリブル力に裏打ちされたものでした! 試合結果こそ同点ですが、妖精大連合が勝っていてもおかしくない試合だったと言えるでしょう!」 観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」 「キースーギ!キースーギ!」「チルノー!がんばったぞー!」「妖怪の山FCって案外大したことなくね?」 「いや、助っ人が反則すぎた」「しかし、この結果を知った大天狗様方がどう思うか……他人ながら同情するよ」 鈴仙「し、信じらんない……! 本当に、来生君ってば、決まりかけた試合を一人でひっくり返しちゃった……!」 ――鈴仙が両手で口を押えて嘆息する通り、この試合における来生の活躍は信じがたい程度だった。 特に、鈴仙は前にテキトーな監督をやっている来生や、のんきなフリーター生活を送っている来生の顔を知っていたのだ。 だからこそ、その両者のイメージにも合わない。 下手をすれば、永琳とも間違えてしまいそうな来生のその表情に、 鈴仙は感嘆よりもひたすら驚愕していた。 パスカル「だが、最後のタックルが成功しなかったのはやはりキスギだったか。 ディアスだったら、ここは逆転していた。なぜなら、多くの観客がそれを期待していただろうからな。 ……っと。 ところでレイセン」 鈴仙「な、なあにパスカル君?」 パスカル「俺は一応、これから妖精大連合の控室へ行って、キスギにねぎらいの言葉をかけるつもりだ。 これでも、俺が『オールドタイプ』の力を手に入れる時に尽力してくれた友達なんでね。 ……レイセンも良ければ、俺についてくるかい?」
[198]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:34:26 ID:??? ―――そして、そんなときに。 隣に座っていたパスカルが鈴仙に対して、妖精大連合の控室への同行を提案する。 鈴仙もチルノや大妖精との交流が全く無いでもなかったがため、気を利かせてくれているのだろう。 鈴仙としては、この試合を通してますます来生達に興味を持ったので、同行もやぶさかでは無かったのだが――。 しかしその直後、恥ずかしげに鈴仙のブレザーの袖が引っ張られる。 鈴仙からは三つほど離れた席に居たウサギBが、鈴仙のほうへと立ち寄って来たようだ。 ウサギB「あの〜、鈴仙さま。 もし宜しければ、私と一緒に、妖怪の山FCの控室へ行ってくださいませんか? ほら、私って新聞が大好きで。 だからこの機会に、文々。新聞の射命丸さんに一度会ってみたくって……! でも、一人じゃあ恥ずかしいし、名無し妖怪が一人で来ても舐められるか不審者扱いされるだけかと思うし……。 ――反町さんとか、秋姉妹さんとかと仲がよさそうな鈴仙さまについて来てほしいんですけど……」 ――なんと間が悪いことに、ウサギBは鈴仙に妖怪の山FCの控室の同行をお願いしに来たようだった。 確かにウサギBは前から情報通だったし、ほかの名無しウサギの誰よりも新聞を読むのが好きだったことは鈴仙もよく知っていた。 だからこそ、是非ともウサギBにも同行してあげたい所なのだが―――パスカルと同行したい、という気持ちも山々なのである。
[199]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:35:41 ID:W0dzkr86 鈴仙「え、えっと……(う〜ん、ちょっと困ったわね……! 私の体はひとつしかないから、 妖精大連合の人たちと交流するか、妖怪の山FCの人たちと交流するかはどっちかしか選べない。 これから交流を深めていきたいってことを考えると、妖精大連合の方に顔を出したいし、 これまでの交流を大事にしていきたいってことを考えると、妖怪の山FCの反町君とかと会うのも悪くないのよね。 まぁ、パスカル君は最悪一人で行ってもらえば良いし、Bちゃんは……私の代わりにてゐに同行をお願いすればそんなもんだから、 どっちか断った方の心象が悪くなることはないでしょうけど―――どうしようかな)」 A:パスカルと同行し、妖精大連合の控室へと向かう。 B:ウサギBと同行し、妖怪の山FCの控室へと向かう。 C:それよりも、観客席にいる知り合いを探したい。 D:その他 自由選択枠 A+Bは時間的にできません。 先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[200]森崎名無しさん:2014/08/17(日) 23:36:09 ID:/zdzgaDM A
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0ch BBS 2007-01-24