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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】
[222]森崎名無しさん:2014/08/18(月) 22:41:50 ID:1B4N01CI E
[223]森崎名無しさん:2014/08/18(月) 22:50:37 ID:??? B
[224]223:2014/08/18(月) 22:51:49 ID:b+gIiWAg B sageっぱなしだった・・・
[225]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 00:21:22 ID:pYxdCRJM B:「永遠亭は、人里はずれの竹林にある医院みたいなものです。 もしも用があったら宜しくお願いしますね」当り障りなく自己紹介する。 鈴仙「(……仮にヘンに介入して、心象を悪くするのも良くないわよね。 リアルでは初対面なんだし、 ここは当り障りなく……)――たぶん、詳しいことは来生君とかから教えてもらえるでしょうけど。 さっき言ってた永遠亭ってのは、人里はずれの竹林にある医院みたいなもので、 八意永琳って方は、その医院の先生みたいなものです。 もしも用があったら宜しくお願いしますね」 彼自身この環境をいまいち理解していない状況下で、 いろいろと詮索をするのは余計な混乱を招くだろうし、何よりも鈴仙とヘルナンデスは初対面である。 もしもいろいろと彼について聞きたいことがあるならば、それは今日でなくとも、また日を改めてすれば良い話である。 鈴仙はそう考えて、簡単なあいさつ程度にとどめることにした。 ヘルナンデス「……それは、どうもありがとう。 君のお蔭で、病院送りになったときの楽しみが少し増えそうだ」 鈴仙「えっ……!(な、なななな何ソレ!? いきなりナンパ!?)」 ヘルナンデス「(おっと、耐性がないのかな。 少しやりすぎたようだ)……冗談さ。 でも、レイセン……と言ったか。 君にまた会える日を楽しみにしているよ」 ヘルナンデスは(おそらく)冗談も兼ねて軽薄に、暗に鈴仙に気がある風に答える。 ただ、彼の本国の女性と違ってこの鈴仙という少女は、どうもこうした軟派な口調には慣れていないようであり、 明らかに動揺を見せていたため、ヘルナンデスは少しだけ慌ててそう取り繕った。 鈴仙「はぁ、びっくりした……(――脳内試合でも思ったけど、私ってばやっぱり、 こういう風に自然に距離近づけてくる人ってまだまだニガテだなぁ……)」 ヘルナンデス「(男(パスカル)を連れて来たんだから、そういう付き合いには慣れてると思ったんだがなぁ。 あまりに鈍いのか、それとも意図的にキャラを作っているのか……よく分からないな)」
[226]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 00:22:41 ID:??? *** 来生「そんじゃな〜、デカルト」 パスカル「……わざと間違えているだろ? まぁ――また頑張れよ、キスギ」 そうしている内に、パスカルも来生と挨拶を終えていたようで、 妖精たちは散り散りに、幻想入りして本当に間もないヘルナンデスは来生に同行して、それぞれスタジアムを去っていく。 鈴仙は結局、ヘルナンデス一人と話すことができただけだったが、 それでも妖精たちはああ見えて義理堅いのか、挨拶に来てくれた鈴仙の存在を見つけると、それぞれが丁寧に挨拶をしてくれていた。 鈴仙「……さて、それじゃあ行きましょうか、パスカル君」 パスカル「ああ……そうだな、レイセン(――キスギがあんな力を身に着けていたとはな。 俺もそろそろ『オールドタイプ』に加えて、新たな武器を見つけたいところだが。 はてさて、どうすれば良いかな……?)」 ―――そうして、妖精たちが去り、観客ややまばらになった妖怪の山モリヤスタジアムで、 鈴仙とパスカルのふたりはとぼとぼと歩いて家路へと着く中。 射命丸「――いけないわね。 このままでは……」 ……普段の傲慢なまでの自信に溢れる鴉天狗が、 同じ帰路にて珍しく憔悴した表情を浮かべて歩いていた事にまでは、鈴仙もパスカルも気付きようが無かった。 *ヘルナンデスの評価値が上がりました。 *挨拶に来たことで、ほかの妖精大連合メンバー(来生含む)の評価値もほんの少し上がりました。
[227]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 00:23:52 ID:??? 〜1日目午後・固定イベント〜 【試合結果ハイライト・2日目】 ――鈴仙自身がチームの一員として臨んだ、Cブロックの雑魚妖怪チーム対永遠亭ルナティックス戦。 ――そして観戦に向かい、思わぬ結末を得た、Bブロックの妖精大連合対妖怪の山FC戦。 それ以外の試合として行われていた、Aブロックのバケバケ同盟対聖徳ホウリューズ戦および、 Dブロックの守矢みらくるず対毛玉たちの逆襲戦は、やはり残念ながらそう見どころの無い試合だった。 神子「……屠自古、決めてしまいなさい!」 バシュウウッ! 屠自古「御意。 ―――やってやんよ!」 グワアアッ、バコオオオオオオオオオオン! ―――ズバアアッ、ピピィイイイイイイイイイッ!! 実況「ゴ〜ル! トップ下の豊聡耳神子選手、見事なパスでCFの蘇我屠自古選手につなぎ、 屠自古選手は鮮やかなヘディングで決めました! これで神子選手が自らフリーキックで決めたシュートも含め2−0! 本来名簿に登録されている霍青娥選手に宮古芳香選手に岬太郎選手、それに多数の外来人の助っ人が不在ながらも、 見事な連携を見せています!」 布都「くぉらぁ敵どもー! お主らが頼りないせいで我の出番が来ないではないか〜!」 神子「大丈夫。 布都は私たちのチームの守備の要衝。 心配せずとも、6日目の紅魔スカーレットムーンズ戦ではとことん働いて貰いますからね。 (そして、青娥達は上手くやっているだろうか。 『そっち』の方に月の賢者が加勢したと聞いた分……少し不安ね)」 ――謎のチーム、聖徳ホウリューズはその主力を大きく欠いたものの、キャプテンを務める神子を中心とした活躍により手堅く勝利。 しかし常に大局を見続ける彼女にとって、目先の勝利はそう重要な事ではなかった。 聖徳ホウリューズ 2 − 0 バケバケ同盟 Aブロック 第2試合終了!
[228]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 00:26:07 ID:??? 早苗「諏訪子様っ、お願いしますっ!」 バコオオオオン! 諏訪子「ほいさ、任されたよ……っと。 食らいな、『ミシャグジさま』!」 グワアアアアアアアアッ、バゴオオオオオン! ……ポーン、ポーン、ポーンッ! スカッ! ――――――ズバアアアアアアアアアッ、ピピィイイイイイイイイイイッ!! ―――その点、主力が比較的多い守矢みらくるずの試合は、聖徳ホウリューズの試合と比べると見どころのある試合だった。 とはいえ、その見どころはその勝敗ではなく、相手の毛玉たちが神々の侵略を何失点で抑えるか否かについてではあったが。 ピエール「いくぞ、『スライダーパス』だ!!」 バシュウウウウッ! ―――ギュンッ! 早苗「(やっぱり、私のパスよりも鋭い……!)――ありがとうございます、ピエール君。 ……いきます、『ドライブシュート』!!」 グワアアアアアッ、バギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ! ギュウウウウウウウウウウウウウウウン……! ――――――ズバアアアアアアアアアッ、ピピィイイイイイイイイイイッ!! 実況「決まりました、ゴ〜〜〜ル! 6点目を決めたのは早苗選手の必殺、ドライブシュートです!! これは早苗選手が外界の中学校チームに所属していた時の必殺技でして、 早苗選手はこの能力と神奈子選手、諏訪子選手の加護を得て弱小中学だった自チームをベスト4まで導いたそうです!」 早苗「(……長野県では強豪でも、全国レベルの強者には敵わなかった。 そして――今もまた、妖怪の山単位では私は優秀なトップ下という自負はあるけど、 幻想郷全体ではやはり霊夢さんや永琳さんという強者には敵わないし、現に今、ピエール君には敵わない。 本当は、私なんかよりピエール君がトップ下をすれば良かったのに……!)」
[229]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 00:28:52 ID:??? ――妖怪の山FCから独立してサッカーを行う守矢みらくるずは、 家族経営の零細企業の体を見せるチームであったが、個人の実力は非常に高いチームだった。 幻想郷有数のCB・八坂神奈子を筆頭に、霊夢ほどではないが優秀なトップ下の早苗と、万能型FWの諏訪子。 これに加えて外界からピエールと若島津を加えているために、その総合力に反して縦のラインは非常に強烈。 神奈子「そらそら! 紅魔は1試合で8点取ったんだぞ。 ウチらは最低でも10点は取らなきゃ話題にならないぞ〜!」 諏訪子「うっさいなぁ。 人に言うなら、自分もやれっつーの」 バコッ……。 神奈子「おっ、手柄を献上してくれるのか。 うむうむ、神に対して殊勝な心掛けであるぞ。 それでは……『エクスパンデット・オンバシラ』ァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 グワアアアアアアアアアッ――――――――――――バッゴオオオオオオオオオン!! ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ……ズバアアッ! ……ピピィイイイイイイイイイイッ!! 若島津「(つまらん、話題性など知るか。 俺が真に望むのは、力を磨きあった者同士の真なる修羅場……。 早く、俺を楽しませる奴と戦いたい……!)」 ―――それゆえに、CBの神奈子はその派手好きで豪放な性格もあり積極的にシュートを繰り返し、 GKの若島津は弱者への怒りを籠めたセービングで毛玉たちの抵抗を完全に封殺。 ピッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!! 実況「し、試合終了〜〜〜〜!! 守矢みらくるず、ガンガン攻めて攻めて攻めまくって、 その結果9−0で試合を終了させました! 得点は諏訪子選手のハットトリックに、早苗選手、ピエール選手が二点を挙げたことに加え……。 なんと、CBの八坂神奈子選手もまた、前衛の三選手と同様に二点を挙げています! まさに信じられない攻撃的チーム! GKの若島津選手の堅守もあり、今回の守矢はやってくれるかもしれません!」
[230]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 00:30:38 ID:??? 神奈子「はっはっは、まあ上出来かな。 後は妖精達がよほど活躍しない限りは、 明日の一面は我々に決まったも当然だろう。 ねぇ、諏訪子?」 諏訪子「あー……そだね(なんかイヤ〜な予感がするなぁ……。 具体的には、妖精チームのせいでウチらの活躍がしょぼくなって、神奈子がヘソを曲げるような)」 最終的には9得点もの大量得点で、守矢みらくるずは派手に大勝した。 しかしながら、諏訪子の神託が残念ながら的中し、その大勝が聴衆にはやや霞むことになるのだが……。 それはまた別の話である。 守矢みらくるず 9 − 0 毛玉たちの逆襲 Dブロック 第2試合終了!
[231]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 00:32:18 ID:??? 大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ): 3ゴール レミリア、フランドール、鈴仙、来生、諏訪子 2ゴール 射命丸、早苗、神奈子、ピエール 1ゴール 妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、謎の向日葵仮面、赤蛮奇、影狼、反町 大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ): 3アシスト 早苗 2アシスト 小悪魔、ピエール 1アシスト てゐ、鈴仙、パチュリー、影狼、大妖精、諏訪子
[232]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 00:34:43 ID:??? ……と、いったところで今日の更新はここまでにします。 ちなみに、細かい補足ですが、 >早苗選手はこの能力と神奈子選手、諏訪子選手の加護を得て弱小中学だった自チームをベスト4まで導いたそうです! ……と、ありますが、このベスト4というのは県内ベスト4であって、全国ではありません。 なぜベスト4かと言いますと、某スレ様の設定や展開をパク……リスペクトした感じだったりします。 それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。
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0ch BBS 2007-01-24