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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】
[37]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/14(木) 22:19:36 ID:??? すみません、事故で書き上げた文書がまるっと消えちゃったので、更新はもう暫くお待ちください(泣)
[38]森崎名無しさん:2014/08/14(木) 22:36:02 ID:??? 文章が消えた?これも鈴仙の仕業か
[39]森崎名無しさん:2014/08/14(木) 22:38:26 ID:??? 紫さんのせいさ。文章がスキマ送りされちゃったのさ
[40]森崎名無しさん:2014/08/14(木) 22:49:02 ID:??? やっぱり鈴仙の仕業じゃないか!(既知)
[41]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/14(木) 23:55:18 ID:??? ★ロリナンデスイベント最終判定→ クラブ6 ★ クラブ→チルノ「ナントカナンデス。 頼むから、あたい達に力を貸してくれ……!」 チルノ「(……ダメだ。 あたいはキャプテンなんだ。 だから、ここは皆の『勝ちたい!』……って思いを大事にしなくちゃいけない)」 ――この半年間、曲がりなりにも妖精達を纏めた1チームを率いて来たチルノ。 その間で、笑ったり、泣いたり、喧嘩したりと、彼女なりではあるが色んな経験をしてきた事により、 彼女は少しだけ大人になっていた。 ……否。なって『しまって』いた。 チルノは自分の意思だけではなく、集団の意思を尊重する事もまた大事と学んでしまった。 そのため、不安気に自身を見つめるチームメイトの視線を感じながら、 チルノは――ヘルナンデスに頭を下げた。 それは、傲慢な性格の彼女らしからぬ行為だった。 チルノ「ナントカナンデス。 頼むから、あたい達に力を貸してくれ……!」 ヘルナンデス「――了解さ。小さく麗しきキャプテンさん」 助っ人の加入について、当初は反対の立場を表明していたチルノ。 頑固者で意地っ張りの彼女が、前言を撤回してヘルナンデスの救援を要請する姿を見た 妖精大連合のチームメイト達は、そんな彼女の様子に驚きつつも複雑な心境を抱いていた。 ルナ「(……理念よりも、目の前の『勝ち』か。 ――やっぱし、そっちのが大事だもんね)」 サニー「展開が良く分かんないけど、これでチルノもサニー派閥に組み込まれたかと思うと希望を持てたわね!」 スター「いや、それはない。 ……と、思う」 大妖精「(チルノちゃん、多分、私の為に……! ――でも、これで良かったのかなぁ……)」 ただ、実際にヘルナンデスの加入に反対する者は、妖精大連合のチームメイトの中には居ない。 それだけに、彼女達の『何としても勝ちたい』という感情は本物だったと言う事だろう。 故に、残す問題は残り一つ。
[42]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/14(木) 23:56:21 ID:??? 来生「お前ら、それで良いのかよ。 あれだけ『妖精で勝つ!』とか言っておいて…… ここでぽっと出の謎GK(来生は既にヘルナンデスの事を忘れている)に頼って、 これまで頑張って来た妖精FだかGだかは、能力が低いからってポイするのか?」 ――これまで半年間、チルノや大妖精と共に妖精大連合を引っ張ってきた来生。 彼だけは、最後までヘルナンデスの加入について反対の意思を表明していた。 チルノ「それはちがう! あたいはただ、皆で勝つ為に……」 来生「――勝つ為だったら、最初の目標とかポリシーとかもかなぐり捨てるってか? そんなのまるで、外の世界のヤツらのチームみたいだぜ!」 来生は、この時珍しく怒っていた。 何度馬鹿にされても、何度敗北を喫しても決して負けずに自信を喪失せず。 ひたすらに、ひたむきに妖精の地位向上にむけて努力を重ねて来た筈のチルノが、 この期に及んで「皆の為」という綺麗な言葉を以て、その路線を変更しようとしている事に。 来生「……ああそうだ。 外の世界で俺が見て来たチームは例外なく酷いもんだった。 サッカーに懸けるポリシーとか譲れないモンも無く、 皆が皆、目先の勝利に向けてセコい手ばっかり使って、強者にはヘコヘコしてやがる。 後、誰も俺の才能を認めてくれないし」 チルノ「ち、ちがっ……! そういうつもりじゃ……!」 大妖精「来生、さん……?(才能を認めて貰えないのはまた違う話だと思うけど……)」 来生「違わねぇさ。 あーあ、もう少し骨のあるヤツらだと思ったんだけどガッカリしたぜ。 そんな安いエサに釣られて、本来の目的を忘れるだなんて。 さっきも言ったけど断言するぜ、そんなんで勝っても絶対に嬉しくない……ってな」
[43]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/15(金) 00:01:17 ID:??? 目先の勝利よりも、もっと大事な理念を大事にするべき。 そう言った意味では来生の言い分は正統性があったが……。 しかし、彼の考え方は妖精達を納得させるには至らない。 サニー「えーっ。 別に良いんじゃないの? それに……私達だって勝ちたいし」 ――何故なら、今や妖精達は何よりも「勝ちたい」と願っていたからだ。 崇高な理念や理想も、実利的な勝利が伴わなければ意味を為さないし、何より、感情としても負けたくない。 そしてこの場において、来生の理想論よりも妖精達の切実な願いの方が説得力を伴っていた。 来生「……分かったよ。 だったら好きにしろよ。 ――言っとくけど、俺は今キゲンが悪いから試合に出ないからな」 コツ、コツ……ガチャン。 そんな妖精達の雰囲気を感じ取った来生は、不機嫌そうに席を立ち、控室から退席しようとする。 その表情には、信じていた者に裏切られた時のような憂いも帯びていた。 チルノ「……キスギ、ごめん」 そして、自分の信念の強さを頑なに信じてくれていた事を知ったチルノは、 まるで親友とケンカをした後のような泣きそうな表情を浮かべて、ポツリと呟く。 大妖精「……チルノちゃんは、決して間違っていないよ。 だから、カントク……来生さんとも、絶対に仲直り出来るから……ね?」 チルノ「……ん、ごめん……」 大妖精「らしくないよ……! ごめんって言うのやめよ、チルノちゃん? チルノちゃんは最強なんだよ? こんな所でクヨクヨしてちゃ駄目なんだから」 チルノ「……うん」
[44]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/15(金) 00:09:43 ID:??? チルノの事を誰よりも慮る大妖精だけが、彼女の小さな肩を抱きしめてそう慰める。 人間でありながら、妖精以上に妖精らしく、そして彼なりに妖精の行く末を案じ続けていた来生。 実利を超えたレベルでの、真なる意味での妖精達――チルノ達の理解者であった彼を失いたくない。 それはチルノだけでは無く、大妖精にとっても同じだった。 紫「――さぁ、もうすぐ後半が始まるわ。 頑張ってらっしゃい…皆」 ヘルナンデス「…………(チーム内の不和、か。 どこも同じだな)」 ――そして、本来ならば彼女達にとって天啓となるべく存在である紫とヘルナンデス。 この二人は、これまで迷う事を知らなかったチルノが始めて抱えた迷いに対して、 明確なる答えを、何一つとして示そうとしなかった。 *来生とチルノの関係が、来生→(???)←チルノ になりました。 *ジノ・ヘルナンデスが妖精大連合に加入しました。
[45]森崎名無しさん:2014/08/15(金) 00:12:31 ID:??? 来生、熱かったな。熱すぎて燃えたから髪が天然パーマに…
[46]森崎名無しさん:2014/08/15(金) 00:15:40 ID:??? 分かるな―その気持ち 本来は突撃役だけど周囲も突撃役しかいないせいでよく負けてた時に自分が妥協して アシスト役やると勝ちまくったけど何かこうすっきりしない感じ やっぱり戦いは理想論がなくちゃ楽しめないもんな・・・
[47]森崎名無しさん:2014/08/15(金) 00:17:02 ID:??? チーム作りとは難しいものよ
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0ch BBS 2007-01-24