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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】
[593]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/01(月) 23:15:05 ID:??? そして見る限り。その男は、さとりを除いた地霊殿のメンバーにとっては、あまり歓迎されない客人であるように思える。 特にお燐に至っては、楽しげな口調は崩さないまでも、 普段通りの能面のような笑顔を捨てて、明らかな侮蔑と憐憫の情が籠った表情で彼を睨んでいる。 勇儀「おいおい、私はこんなヤツ見たこともないよ? まぁそこそこ強そうなガタイをしてるから腕は確かろうが……。 なぁ古明地、そいつの瞳はサッカー始める前までのお前みたいだ。 ―――ひょっとして、秘蔵の妹に加えて、実は兄弟まで居たとか。 そんな感じかい?」 その中で、明らかに空気を読めていない――いや、読もうとしなかったのは勇儀だった。 彼女は普段と全く一緒のカラッとした口調で、 楽しげにづかづかと地霊殿の内情に対して、土足で足を踏み入れていく。 こいし「ちょっとのーきん、アンタにはかんけー……」 勇儀のこの無遠慮な態度に、日ごろから勇儀の事を陰で脳筋扱いしているこいしは、 (ちなみに勇儀本人は『脳筋』を褒め言葉だと思っている)思わず怒り心頭に口を挟むのだが……。 さとり「……そうです。 彼は私の弟です」 こいし「ふあっ!?」 さとりは敢えて、その誤解を招く表現を言い切ってしまう。 その上に、そう言い切った時のさとりの表情は凛。 かつて皆の嫌われ者として畏怖され蔑まれた時のような、陰湿な目では無い。 紅魔の吸血鬼を想起させられるような、幼いながらも鋭いカリスマの籠った瞳に、 一同は一瞬、その男が本当にさとりの弟であるのかと錯覚してしまう程であったが……。
[594]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/01(月) 23:18:31 ID:??? 男「……そいつが勝手にそう言っているだけだ。 俺は地獄の闇から生まれた存在……」 もっとも、その男が真っ先にその言葉を否定してしまうため。 そして、側近でもあるペットのお燐と空という事情を知る人物が居る為に、さとりの言葉は曲解をされずに済む。 パルスィ「何か、事情がありそうね……」 ヤマメ「そうだねぇ。 酒の肴になりそうだ、折角だから私らにも話しとくれよさとり様!」 キスメ「……ごくり」(←気になっている表情) さとり「――それでも、私達に事情があるのは間違いない。 そうでしょう?」 男「………」 とはいえ、さとりが自ら言ったように、彼女と男には何らかの事情があるだろう事には変わりない。 それも、勇儀やパルスィのような部外者には、まるで聞いた事のないような。 しかし、それを今すぐこの場で聞き出すには時間と行間があまりにも無さすぎる。 さとり「……詳しい事情は、貴女がたにもお話しします。 貴女方も、私にとっては掛けがえの無い、地霊殿サブタレイニアンローゼスのメンバーなのですから……。 ――ですが、丁度ここに『彼』が来てくれたのです。 私がそれを語るには、『彼』が私の願いを聞き届けてくれた後の話。 ……つまり」 さとりは、ここで話を切り。 目線を真っ直ぐにその白髪の男へと合わせる。 空はもちろん、お燐よりも背の低いさとりがその男――平均的な成人男性程の背丈だ――と目線を合わせるとなると、 さとりは首を大きく天へ傾けなくてはならず、彼女のその必死で切実な表情は余計に幼びても見える。 さとりは意志の帯びた昏い瞳を潤ませながら、男にこう嘆願した。 さとり「どうか、次の永遠亭ルナティックスの試合では、貴方の力を貸して欲しいのです。 ―――矢車君」
[595]森崎名無しさん:2014/09/01(月) 23:23:42 ID:??? 松山じゃねえ!本物の地獄兄弟の人が出てきた!
[596]森崎名無しさん:2014/09/01(月) 23:25:24 ID:??? 影山がいそうにないところを見ると影山を殺した後の兄貴かな?
[597]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/01(月) 23:25:35 ID:HoOBlUd+ ***** 鈴仙「……地霊殿サブタレイニアンローゼスに……助っ人の外来人!?」 彼女たちの会話に聞き耳を立てていた鈴仙は、思いがけぬ新情報に驚く。 現状で、星熊勇儀と霊烏路空という幻想郷でもトップクラスの火力を有し、 古明地さとりやその妹のこいしのように、癖こそあるがその水準は一流に届き得る好選手。 加えて、お燐を始めとする小粒ながらも強力な選手が並み居る地霊殿は……。 ―――その実、今日の試合でも尚全力では無かったという事実に。 鈴仙「(ただ、今日の試合に出てない訳だし、どうもさとりさん以外のチームメイトとは折り合いが悪かったり、 そもそも存在すら知らなかった人が居るくらいだから、何か欠点とかはあると思うんだけど……)」 この情報は、間違いなくチームにとっての利益となる。 永遠亭ルナティックスのメンバーはもちろん、 他のライバルチームだって知りえないかも知れぬ情報を、今、ここで鈴仙が掴んでしまったのだから。 鈴仙「(……どうしよう、もうちょっと大胆に聞き耳を立ててみるべきかしら? ――うまくいけば、その矢車っていう人の選手の特徴やら弱点やらが分かるかもしれないし。 ただ失敗したら、お燐とかさとりさんとかの印象が悪くなったり、あのこわ〜い鬼とかにブン投げられそうで 怖くはあるんだけども……どうしよう?)」 しかし同時に、そこまで厳重な情報を知ってしまった部外者は、その口を封じられる事も常である。 更なる情報を得るか、今得た情報で満足するか。鈴仙は思い悩んだ結果……。 A:もうちょっと残って聞き耳を立てる! B:いや、更に『赤月下(インフレアドムーン)』を使って透明になって、そのまま部屋に侵入だ! C:いやいや、やっぱり帰ろう。 これだけでも師匠や姫様はきっと褒めてくれる……ハズ。 D:その他 自由選択枠 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *Aは中リスク中リターン、Bはハイリスクハイリターン、Cはノ−リスクローリターン(今得た情報分のみ)の選択になります。
[598]森崎名無しさん:2014/09/01(月) 23:26:41 ID:??? なにぃ!? 完全に松山君だと思っていたのに!
[599]森崎名無しさん:2014/09/01(月) 23:28:36 ID:dVuX7eXQ A
[600]森崎名無しさん:2014/09/01(月) 23:29:06 ID:KB9t5x+6 出したということはカブト見たの? D太陽のあるであろう天を指さしながら堂々と入室
[601]森崎名無しさん:2014/09/01(月) 23:29:12 ID:lwNWQUx+ A
[602]森崎名無しさん:2014/09/01(月) 23:29:16 ID:DaNYet+2 C
[603]森崎名無しさん:2014/09/01(月) 23:29:44 ID:/g1IoWr+ C
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0ch BBS 2007-01-24