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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】
[615]森崎名無しさん:2014/09/02(火) 12:28:51 ID:??? 矢車(松山) 影山(慈円手入) 剣(乱費怨) 海東(岬犬) つまりこういうことか
[616]森崎名無しさん:2014/09/02(火) 21:55:43 ID:??? 鬼もいることからJOKER引くと 響鬼勢+地獄兄弟(海東)+松山というチームになる ・・・響鬼と地獄兄弟ってベクトルが真逆だな
[617]森崎名無しさん:2014/09/02(火) 22:45:19 ID:??? ネネちゃん・・・初期の頃はヒロインしてたのに・・・ 矢車兄貴も初期からの変貌がすさまじい人・・・いや、別人に近いか
[618]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/02(火) 23:39:16 ID:??? こんばんは、今日も更新します。 >>614 乙ありがとうございます。 そこを読み取っていただけたのならうれしいです。 >>615 そんな感じに近いですが、影山以下は多分出てきませんw >>616 矢車さんは半分キャプ森定番キャラ(?)かなぁ…と思って名前を出しましたが、 多分JOKERを出しても精々が私がギリわかる範囲の影山レベルですね。 JOKERの場合は、既存のキャラがより掘り下げられる形となっていました。 >>617 クレ○ん初期って岡本夏生がヒロインって思ってました(爆) 時代も変わりましたねぇ…… 矢車さんは、最初はチームの調和を第一に考えてたという辺りも誰かを思い起こさせますね。
[619]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/02(火) 23:40:48 ID:??? ★地獄の姉弟?→ ダイヤ2 ★ ダイヤ→ハート+矢車という男が地霊殿に隠されていた経緯について。 矢車「…………」 さとりの呼びかけに対し、矢車と呼ばれたその白髪の男はピクリとも反応しない。 それは逡巡か、それとも単純な拒絶か。 その様子は扉を隔ててサウンドオンリーな鈴仙には当然分かりもしないが――。 勇儀「――まぁ、私とすれば強くて根性の曲がってないヤツだったらば誰も良いさ。 そして古明地、お前が弟と認める位だったら、そいつもまた性根はしっかりしてるんだろう。 とりあえず私は、矢車とやらの加入には反対しないよ」 ヤマメ「……って、勇儀姐さんが言うなら私やパルスィやキスメも文句ないよ。 たぶん」 パルスィ「勝手に人の意見を決めつけないで……! 飲み会で『とりあえずビールだよね?』って言って、有無を言わせずビールを強制する輩位妬ましいわ……!」 キスメ「……! !!」(←パルスィは誰が加入してもこんな感じなので大丈夫だよ! とアピールしている) ……代わりにここで、地霊殿の構成員以外の地底の妖怪達――勇儀をリーダー格とする4名は、 矢車の加入についてはどちらでも構わない、即ち中立の立場を表明する。 基本的に祭り好きで気楽に生きる彼女たちは、矢車の素性がどうであれ、なんとなく楽しそうならそれで良いのだ。 彼女は矢車を問い詰める代わりに、気軽に質問を投げかける。 勇儀「加入は置いといて聞きたいんだが。 矢車とやら、お前さんはサッカー……は、できるだろうが。 どのポジションが一番慣れてるんだい? 悪いがFWなら、お前さんの価値は半減するだろうからな、先に聞いといたよ」 矢車「……良いよなぁ、お前は。 地獄の世界でも前向きで。 俺には眩しすぎる……」 勇儀「あん?」
[620]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/02(火) 23:42:12 ID:??? さとり「――すみません勇儀さん。 彼はちょっと、言葉が不自由でして……。 誰が、何を聞こうともずっとこんな調子なんですよ。 なので、私が彼の様子を見て来た限りでお伝えしますが――彼は、大きなくくりで言えばMFに適正があります。 それも、トップ下やボランチ。 中盤を司り、選手を繋ぐプレイに最も長けています」 お燐「(そうなんだよね〜。 だから、さとり様がこいつの加入にこだわるのも分かるっていうか。 悔しいけど、こいつのサッカーテクはあたいやお空よりも上。 あたいの見立てじゃあ、基礎力だけなら、今日対戦した九尾の狐(藍)よりも上だからねぇ)」 空「(うにゅ? TOPPUSITA? BORANNTI? サッカーのポジションって、FWとMFとDFとGKだけじゃないの?)」 こいし「(ウチらのチーム、基本的に協調性0だからねー。 皆仕事はするから、なんやかんやでチームプレーはそこそこだと思うけど)」 そして、矢車はそんな彼女たちの友好的な手をも振り払い唾を吐きかける勢いで拒絶する。 そんな根性曲りな態度に勇儀は機嫌をやや損ねるが――そこは、さとりのフォローによって解決する。 彼女以外の地霊殿メンバーが矢車の事を快く思っていない以上、 彼はまさに、さとりが居なければここまで生きて来られなかったような気もする。 ***** 鈴仙「(ふむふむ……矢車君とやらの適性は、トップ下かボランチ……っと。 う〜ん、もしも矢車君が凄い実力者だったとしたら、これで地霊殿の中盤の支配力は激増。 勇儀さんへとボールが渡る確率が抜群に跳ね上がるって事じゃない。 これは厄介ね……)」 ―――鈴仙もまた、扉の向こうで有益な情報を得られた事に満足していた。 更には、実力主義者の地底の住民が、彼の実力不足については一言も口にしない事から、 矢車という選手の持つ実力は、相当に高いという事も推察される。 恐らくは、これだけの情報を持ち帰れば永琳に褒められこそすれ、叱られる事はないだろう……たぶん。 鈴仙「(でも。 後ちょっとは、この場に居て情報を聞き出すべきね……)」
[621]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/02(火) 23:43:58 ID:??? そして、鈴仙はこの場で得られる情報はこれだけでは無いと確信していた。 何故なら、地霊殿サブタレイニアンローゼスのメンバーによる会話はまだ続いていたし、 矢車という男の進退についてもまだ明らかになっていない。 それに……鈴仙にはひとつ、気がかりな点があったからだ。 鈴仙「(――私がかつて、中山さんから外界のサッカーについて話を聞いた時も……。 『矢車』なんて名前の男、絶対に話題に上った事すら無かった! もしも彼が実力者だっていうなら、あの中山さんが……! 外界の病院で入院中、朝から晩までずっとサッカーの勉強ばかりしていた中山さんが、知らない筈がないもの……!!)」 今は鈴仙の近くにはいない、中山が残してくれた知識。 それが地霊殿サブタレイニアンローゼスに隠された、真の謎の存在を示唆してくれる。 鈴仙は自身の判断に強い自信を持って、偵察を続ける事とした。 ***** さとり「……勇儀さん達が彼を訝しむという気持ちもわかりますし、 お燐や空。それにこいしが、彼の陰鬱な態度を嫌う気持ちもわかる。 ――なんせ、私にはその全ての感情が読めるのだからね」 勇儀「ははっ、それは面白い自虐ネタだ。 まぁいちいち心を読まんでも、私はそれを否定せんし隠す気もないがね。 確かに加入に反対しないとは言ったが、こいつについてもうちょい知りたいってのが私の本音さ」 お燐「さとり様……(私は確かに、さとり様の夢を否定し拒絶するこいつが許せない。 そして何より……こいつは、さとり様にこんなにも愛されているのに、それすらも拒絶している。 あたいにとっちゃ、それが一番許せないよ……!)」 それは先程の会話の続き。自嘲気味におどけてみせるさとりの言葉に、 勇儀は本心をあらわに頷き、お燐は内心を渦巻かせて押し黙る。
[622]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/02(火) 23:45:33 ID:??? 矢車「……どうせ皆、俺の事を馬鹿にしているんだろう……? 笑えよ」 そして矢車は、幽霊というよりは機械のように、自身に潜む闇をぶちまける。 お燐が考えるとおり、その仕草や言動のすべてが世界への拒絶を示していた。 それを見たさとりはやはり、矢車という男の経緯について簡単にでも説明しておく必要があると悟り、 言葉を選びながら静かに口を開いた。 さとり「……今の矢車君には……この幻想郷……いえ。 この地底にやって来るまでの記憶。 それが一切ありません。 彼は自身を『地底の闇から生まれた存在』と語っていますが……私には、そうは思えません」 矢車「…………」 ヤマメ「あり? じゃあその矢車ってのは仮名だったの?」 さとり「そうです。 彼には今のような闇と絶望以外に何も無かったもので……。 私が、勝手に彼をそう呼んでいるだけなのです。 そして、私が彼を気に留める理由はそれだけでは無い」 こいし「へ? そうなの? 私はてっきり、お姉ちゃんがその人間さんがタイプだったから テケトーな理由つけて新しいペットにしただけかと……」 さとり「……違うわ。 っていうかこいし、貴女は私を何だと思ってるのよ……」 冗談半分に茶化してみせるこいしを前にしても、さとりの表情は。 そして話を気持ち悪いくらいに押し黙って聞いている矢車の表情は一向に変わらない。 まるで本当に姉弟のようだ、と周囲の者がつい思ってしまう程に、二人の様子は時々シンクロするのである。 ぶっきらぼうにこいしの冗談を退けながら、さとりは再び真剣に語りだす。 さとり「……彼は、半年前の私が思わず興味を抱いてしまった程に特異な人間なんです。 何故なら、彼は……彼は、私の能力を以てしても、心を読む事が出来ないのだから」 一同「「「「………!?」」」」
[623]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/02(火) 23:46:48 ID:??? ――そして、さとりが語った第二の理由に。 さとりの『心を読む程度の能力』を良く知る地霊殿サブタレイニアンローゼスの一同は、大きく驚愕した。 さとりの事を良く知らない、そして扉一枚隔てている鈴仙にとっては良く分からない事態ではあったが…。 どうやら、さとりの能力を以てしてでも心を読む事が出来ない、という事は非常に重大であるようだ。 さとり「――正確には、彼の心を読む事が出来る。 しかし、私には彼の心の闇しか見えない。 何故なら、その闇があまりに暗くて深すぎるから……。 人の心を一冊の本とすれば。 彼の本は、そのページ全てが、丸々黒く塗りつぶされているみたい」 ヤマメ「成程、そいつぁ確かに面白い話だね。 さとり様、あんたが妹さんの心は読めないってのは知ってるよ。 なんせ、あんたの妹さんはこう見えて常に意識が無い。 要するに心そのものが無いようなモンだからね」 空「だけど、その矢車さんにはこいし様と違って心がちゃんとあるのに。 それを読み取る事が出来ないってこと……? さとり様は神様だって、幽霊だって、地獄の閻魔様の心だって読める筈なのに……!?」 空の言葉に対してさとりは首肯し――一同は改めて、矢車という男が持つ心の闇の深さを理解する。 つまり矢車は何も、冗談や酔狂で、地獄だの闇だの呟いていた訳ではない。 幼い乳飲み子が母親の名を呼ぶことしか出来ないように、今の彼にはそうした言葉しか考えられないのだ。 勇儀を含めた全員が鎮まる中、さとりは言葉を続ける。
[624]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/02(火) 23:52:15 ID:dSYX1r4E さとり「――私は、サッカーで地底と地上の友好を結びたいと考えている。 しかしその一方で、矢車君のように心を閉ざし切って、すべてを拒絶してしまう者を救いたいのです。 かつて地獄の底から光を掴んだ、私自身のように」 お燐「(さとり様……矢車と昔の自分とを重ね合わせて……)」 過去の――サッカーを始める前のさとりを知るお燐は、ここでさとりが矢車に固執する理由の一旦を漸く理解する。 かつてのさとりもまた、今の矢車のように全てを拒絶し、その心を深く閉ざしていたからだ。 お燐の矢車に対する敵意が僅かに揺らいだ事を読み取ったのか、タイミング良くさとりは再び矢車へと向き直る。 さとり「傲慢な言い方になってしまうかもしれませんが――矢車君。 私は……貴方を、助けたいのです。 かつての私のように、心を閉ざしてすべてを否定している貴方の事を。 そして……助けてほしいのです。 理想を抱きつつも、それを叶えられぬ非力な私達を」 その芯の強さを示しながら、さとりは改めて、矢車に手助けを要請する。 矢車はそんなさとりの姿を見て、沈黙を破り……。 先着1名様で、 ★地獄の回答→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER・クラブA→矢車「俺と一緒に地獄に落ちよう……。 真っ暗闇の無間地獄で、ずっともがき苦しもう」さとり「えっ…?」 おっと矢車兄貴、ここでさとりに渾身のプロポーズ(?)だ!? ダイヤ・ハート→さとり「お願いします……!」矢車?「(……この、女は…? 見覚えがある……?)」何かを思い出しそうな様子だ! スペード→矢車「(この女、瞳の奥に闇が見える。 俺と同じ地獄を見たか……)」前向きな様子だ! クラブ→矢車「……決められんな。 お前には、俺の地獄の優柔不断を笑ってもらおうか……」保留にする様子だ!
[625]森崎名無しさん:2014/09/02(火) 23:52:44 ID:??? ★地獄の回答→ スペード6 ★
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0ch BBS 2007-01-24