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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】
[657]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/03(水) 22:47:43 ID:??? こんばんは、今日も更新していきます。 >地獄のプロポーズについて 正直何を言ってるのか良く分からないですね…w >地獄のハチマキについて 今は鈴仙の手によって厄払いされているので、そうひどい事にはならない筈です。 むしろ、鈴仙がこの地獄イベントに主体的にかかわるためのキーアイテムになる…かもしれません。 >地霊殿戦の作戦について 色々と考えていただきありがとうございます。 パスカルのタックルは今や永琳よりも強いですね。 今回の試合だけで、また鈴仙と組む2トップの片割れとしてFW要因を考えると、 全線の守備を重視するならパスカル、さとりの弱点のミドルを狙うなら妹紅、 力と手数で押し切るなら永琳、そして愛があれば佳歩…になるでしょうか。 キックオフシュートについてですが、ウィキペディアを見ると、 「キックオフを行わないチームのプレーヤーは、センターサークル内(ボールから9.15m以内)に侵入してはならない」 となりますので、キックオフ前にタックルへ行けないのかなぁ……と、考えています。 >案外大したことなかった向日葵さんとわか姫ちゃんについて 両者ともちょっと先にハードルを上げ過ぎちゃったかもしれませんね。 どっちもチェンジフォームする前の方が活躍していたかもですが、 特にわかさぎ姫についてはそもそも判定自体少なかったんで許して下されば幸いですw
[658]森崎名無しさん:2014/09/03(水) 22:48:27 ID:??? 勝負は分が悪いしできるだけしたくないな 回数が少ないけど確実に止めたい派
[659]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/03(水) 22:50:09 ID:??? ★地獄の回答→ スペード6 ★ スペード→矢車「(この女、瞳の奥に闇が見える。 俺と同じ地獄を見たか……)」前向きな様子だ! さとり「矢車君。 私達は……勝って、光を掴まなくてはならないの……!」 熱を帯びた口調と瞳で矢車を説き伏せるさとり。 そんな彼女の表情は憂いと熱情が入り混じり、大抵の男の庇護欲を掻き立てるに十分である。 しかもその上顔立ちは、容姿は、まるでお伽噺に出て来るお姫様のように美しく愛らしい。 始めてさとりの姿を見た者は誰もが、彼女が妖怪の中でもあまりに醜くおぞましい、 『覚』の一種であるとは思わないだろう。 矢車「…………」 しかし当然、地獄の闇に覆われた矢車の心は……さとりの表情だとか顔立ちだとか。 そんな単純な、一時の色情で揺れ動いたりなどしない。 もしも彼が他者に心を動かされる場合があるとしたら、それは上辺の美しさや優しさでは無く。 矢車「(この女、瞳の奥に闇が見える。 俺と同じ地獄を見たか……)」 ――自分と同じ、闇の住人に対する見えない共感。 自身と同じ闇を抱き、世界から見捨てられ、全てを失った事のある者しか分からぬ絶望。 矢車はこの時、さとりの言葉に辟易としながらも……彼女の瞳の奥に宿った闇を見逃してはいなかった。 矢車「……はぁ〜。 良いよなぁお前は。 闇の世界でも前向きで」 さとり「は、はぁ……(闇の世界って、地底の事で良いのかしら……? しかし、不思議な気分です。 彼の真っ黒な瞳を見ていると、 逆にこの私が、矢車君にその心を見透かされているような……)」 ――だからこそ、矢車は拒絶では無く、(彼なりの)親しさを籠めたため息でさとりの言葉を受ける。
[660]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/03(水) 22:52:31 ID:??? 矢車「……お前が光を掴むというならば、俺は止めないさ。 しかし……俺達には幸運の女神など付きはしない。 付くとすれば魔物。 そう……地獄の闇より這い出でし、角と牙が生えた三本頭の魔物だ」 さとり「……重々承知の上です。 私は、最初からそんな都合の良い菱形王の女神なぞ期待していません。 期待すべきは、始めから今まで、ずっと私に着いて来てくれたお燐とお空。 そして、力を貸してくれた勇儀さん達に……矢車君。 貴方の力です」 矢車「……漸く、良い顔をして来たな。 光を掴もうともがく、醜い闇の魔物の顔だ」 さとり「……ふふ。 真正面からそう言っていただく方が、私にとっては嬉しいです。 ええ、私は醜く卑しい覚。 それがおこがましくも光を掴む……だとか言っているんだもの。 さぞかし滑稽でしょうね。 ……笑っても、構わないわよ」 さとりの理想は、単純な綺麗事では無い。 地底の闇を知り、地獄を経験し――その上で、彼女は尚、光を掴もうとしている。 先程までの儚げな懇願と、今のさとりの強かに歪んだ唇は対照的ではあるが。 矢車は、今のさとりの方が良い顔をしていると思った。 矢車「お前は……地獄を知りながら……そうも光を欲するか。 光はあんなにも眩しく、苦しく、そして辛い物だというのに……」 そして、同じ闇の住人たる矢車にとって、さとりの覚悟は理解しがたい物だった。 何故この女は、理想論を甘えと知りながら、それを信じようとするのか。 何故、ろくでなしの癖に光を掴もうとするのか。 その先には、手痛いしっぺ返しが待っているというのに……。 さとりは、そんな矢車の問いかけに、今度は素直に笑ってこう答えた。 さとり「……そうですね。 私は、サッカーを通して知ったからでしょうか。 ――真夜中の闇にあっても、暗い地獄であっても太陽が輝く……『白夜の世界』が、この世にはあるという事を」 矢車「『白夜の世界』……?」 ――矢車は始めて、さとりの言葉に純粋な興味を示した。
[661]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/03(水) 22:54:09 ID:??? ***** 鈴仙「(なんかネガティブな雰囲気しか、扉越しの私には伝わってこないけど。 結局矢車って人は試合に出るの? 出ないの? それがちょっと、良く分からないわねぇ……)」 鈴仙は扉にピッタリ張り付いて、気配を殺しながら必死に会話を聞き取ろうとしていたのだが…… サッカーコートスタッフ「あの〜、お嬢ちゃん? そろそろ定期清掃の時間だから、 邪魔だしどいて欲しいんだけど……」 鈴仙「ふ、ふわっ!?」 サッカーコートスタッフ「お嬢ちゃんってここのチームの人? 控室の人達にさ、掃除したいから、反省会は自分らの家でやってって伝えてくれないかな?」 鈴仙「い、いや〜。 その。 ……お疲れ様ですごめんなさ〜い!?」ダッ! サッカーコートスタッフ「あっ!? ……別に逃げなくても良いのにねぇ。 ま、いいか」 ここでスタッフさんによる思わぬ邪魔が入り、情報収集は敢え無く水入りとなってしまう。 覗き見がバレるというよりも、素がビビリでチキンハートな鈴仙は声を掛けられた事自体に焦ってしまい、 そそくさとサッカーコートを逃げ出してしまったからだ。 鈴仙「(でも、まぁ……引き際としては丁度良かったかな? 敵チームの情報はそこそこ手に入ったし、 矢車って人がどうなるかは……まだ分かんないけど、とりあえず存在だけは知ることが出来たし。 これ以上籠っていても、あまり良い事なかったかも)」 ――しかし、この偵察で鈴仙に十分な情報が手に入った事は大きい。 ただ一つ、扉越しからでは、矢車がさとりに興味を見せていた様子までは掴めなかったため、 鈴仙の主観では、矢車の進退は良く分からないと結論を付けざるを得なかったのだが…。
[662]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/03(水) 22:56:01 ID:??? 鈴仙「(何となく、出そうな気がする……。 気だから、ドヤ顔で言っても、師匠に突っ込まれてボコボコにされそうだけど…)」 ……しかし、扉越しから感じた地獄の波動。 それが今日の試合のように不発で終わり続ける事はないだろうと、鈴仙は密かに確信していた。 *「矢車」と名乗る男が地霊殿サブタレイニアンローゼスに加入しているとわかりました。(ポジションはMF) *矢車とさとりの互いに対する評価、 矢車→(興味?)←さとり が判明しました。
[663]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/03(水) 22:57:12 ID:??? ――そして、鈴仙が偵察に励んでいた頃。スタジアムで試合の感想を述べ合う人妖に紛れ……。 一人の政治家と一人の詐欺師は、その計画を次に進めるべく議論していた。 神子「……どう思いました、彼女について?」 岬「――そうですね。 誠実で真面目な風を装いながら、 その内心ではプライドが異常なまでに肥大し、同時に他者への不満が育っている。 しかしそれに蓋する理性が、本性の解放を、痛みと引き換えに防いでいる……。 ――そんな感じでしょうか。 僕の周囲にもかつて良く居た、中途半端な完璧主義者です」 神子「素晴らしい。 才能もあってか、君は良く人を見ているようだ。 ――ただ、私の見立てでは、彼女は……君の周囲に居たような三下には終わらないと思うけど」 岬「……感じたんですね、彼女に集まる、夥しいまでの向上心――すなわち、欲〈デザイア〉を」 神子「ええ。 昔初めて会った時はそれが希薄だったけど……誰か近しい人による影響もあってか、 ここ数か月で爆発的に顕在化したみたいね。 ……即ち、これは利用しない訳が無い。 っていう事よ」 岬「貴方が僕をここに呼んだ理由がわかりましたよ、太子様。 確かにこの仕事をするには、貴方は敵意を持たれているでしょうし、 布都さんはアh……純粋すぎるし、屠自古さんは押しが弱すぎる。 貴女の娘とやらが別の仕事を遂行中で、青娥さんが海外へ行って居なければ……。 ――後はもう、僕しかいない」 神子「そういう事。 私には優秀な家臣は居れども、君のような『詐欺師』は他に居ない。 彼女を我々のプロジェクトの一員へと引き込むよう、手伝って欲しいという訳ね。 ……早速、今から行ける?」 岬「風を吹かす程度なら、なんとか」 神子「それは頼もしい。 では、行って来て貰いましょうか」 岬「ええ……すべては、人間の道の為に(――何だかんだ言って、彼女の臣下という立ち位置も悪くはない。 やはり僕は、絶対的なナンバーワンを補佐する位置が向いている……と、いう事かな)」
[664]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/03(水) 23:03:05 ID:??? 半年の時を経て、すっかり有能な秘書と化した岬の後ろ姿に、 聖徳道士・豊聡耳神子は大きく満足しながら彼の仕事を見送る。 政を志すには基盤も人材もあまりにも脆弱な彼女達であったが、 進みだす局面に向けて、一早く布石を打ち始めていた。 神子「(――そう。『彼女』の才能は、我が『ハイパー・カンピオーネ』計画の中核を為すに相応しい。 彼女に秘められた力、我々が真っ先に手に入れさせて貰おう……!)」
[665]森崎名無しさん:2014/09/03(水) 23:04:31 ID:??? ハイパー・カンピオーネってすごくパチモンくさいんですけどw
[666]森崎名無しさん:2014/09/03(水) 23:06:02 ID:??? カンピオーネ・・・ヒドラ・・・うっ、頭が・・・!
[667]森崎名無しさん:2014/09/03(水) 23:06:51 ID:??? 大したことないフラグですね わかります
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0ch BBS 2007-01-24