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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】
[821]森崎名無しさん:2014/09/10(水) 22:29:38 ID:??? おっしおっしこれはたぶん大きい
[822]森崎名無しさん:2014/09/10(水) 22:31:52 ID:??? よしよし鈴仙も本格参戦か
[823]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/11(木) 00:08:03 ID:??? すみません、ちょっと文章を分かりやすく推敲したいのと、 明日にまとめて更新したいのがありまして、今日の更新はここまでにしたいと思います。 >>821-822 大体の流れを言えば、これで鈴仙も永琳たちの『プロジェクト・カウンターハクレイ』計画の一端を理解し。 その上で、ゲームキャプテンを優先的に任せられるようになりました。 それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。
[824]森崎名無しさん:2014/09/11(木) 00:36:48 ID:??? 乙です 主人公としても、弟子としても話の根幹に関われないと寂しいもんね
[825]森崎名無しさん:2014/09/11(木) 22:34:57 ID:??? なんかこの永琳なら完成したオーベロンといい勝負しそうですね・・・ それはそうとファミ通やサイト見てたらまたバージョンアップするらしいですよ またマジックザギャザリングとコラボするそうな ガラクとジェイスがのってました
[826]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/11(木) 23:10:49 ID:??? こんばんは、更新していきます。 >>824 乙ありがとうございます。 このダイヤで、本当は予選突破後に行おうとしていたイベントが前倒しになりましたね。 >>825 lov3の話ですね。永琳がカード化したら本気だします。多分永琳は超大型で、鈴仙は荒らしだと思います。
[827]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/11(木) 23:11:58 ID:??? ★薬師の帰還2→ ダイヤQ ★ ダイヤ→「……貴女も私に同行するのよウドンゲ。 話があるわ」 鈴仙「えっ……?」 鈴仙はこの時、我が耳を疑った。 永琳「聞こえなかったかしら、ウドンゲ? ――話がある、と」 鈴仙「い、いえその。 聞こえましたが……。 私も、姫様と同じく話を聞いても良いんですか?」 鈴仙にとって、この扱いは破格だった。 普段は、どうしても輝夜の扱いが第一となり二の次三の次にされえる事の多い鈴仙が、 今日この場で輝夜と同列に話を聞くよう命ぜられた。 これはきっと、特別な意味があっての同行。 鈴仙は直観的にそう感じ、 鈴仙「……分かりました、師匠」 そう、意志の籠った瞳を永琳に向ける事で返した。 *** 〜永遠亭・輝夜の私室〜 輝夜「永琳……良く帰って来てくれたわね。 必ず無事と、私は確信していたけれどね」 永琳「申し訳ございません、姫。 ……篤い信頼を頂き、恐悦至極に存じます」 鈴仙「(う、うわぁ……! なんか二人ともいつもと違う……! 特に姫様とか、本当の姫様みたいじゃないの!?)」
[828]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/11(木) 23:13:42 ID:??? ――余計な物がほとんど無い輝夜の私室。 輝夜と永琳がそれぞれ主従の会話を繰り広げる中、鈴仙はその後ろで座布団も無く正座していた。 普段妹紅と喧嘩をしている様子からは考えられぬ程、落ち着き威厳のある様子の輝夜を前に、 永琳は普段の尊大で聡明な態度からは考えられぬ程、恭しく頭を下げて謝意を示す。 鈴仙「(それにしても。 一体どんな話でこの私が呼ばれたのかしら……? 今みたいな様子じゃあ、私の出る幕なんて殆どない筈だけど……?)」 そして、いつも通りのビクビクを抑えられない鈴仙は、 この二人のやりとりを見ていると心底自分が場違いな存在ではないかと勘ぐっていた。 今自分がこの場に呼ばれたのも何かの間違いか、それとも新手の嫌がらせか。 当初呼ばれた時の緊張感はどこへやらという風に、鈴仙はさっさと帰って寝たいと心底思っていたが。 永琳「……さて。 早速本題に入りましょうか」 輝夜「そうね。 ちょっと立て込んだ話だから、早々に済ませておかないと。 ……永琳も、そう思ってあの子を今、連れてきたんでしょう?」 永琳「はい。 私達の予測以上に、事態は急速に進んでいたもので。 ――鈴仙」 鈴仙「えっ……?」 永琳と輝夜は、不意に鈴仙の方に向き直った。 自分を置き去りにして話を進めていた輝夜と輝夜は、今や自分を中心に据えたような位置で座り直している。 これでは、まるで――今夜の話の中心が……永琳の旅の報告でも無く、輝夜の訓令でもなければ。 鈴仙「(この構図。 まるで……私が、この話の『主人公』みたいな位置じゃない……!?)」 この夜のこれからの出来事は、これまでの鈴仙にとって。 そして恐らく、これからの鈴仙にとっても――全く予想外の事態だった。
[829]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/11(木) 23:15:28 ID:??? 永琳「鈴仙。 今宵は、貴女にこそ話があるの」 永琳は鈴仙の動揺を感じながらも、いつものようにからかう事もせず。 輝夜「驚くかもしれないけれど……これは、貴女に課せられた運命。 いや、正確には。 ――私達が、貴女に課した重く抗いがたい運命よ。 だからこそ、鈴仙。 貴女は少なくとも私達の話を聞く権利があるし、同時に聞く義務がある。 ――だから、聞きなさい」 輝夜は、普段の子供っぽさとも、好々爺めいた大物さとも違った、 人の感情を狂わせるような不思議な瞳を鈴仙に向けて――告げた。 輝夜「鈴仙・優曇華院・イナバ。 ――おめでとう、貴女は……。 我が『プロジェクト・カウンターハクレイ』が新たに創るチームの、キャプテン候補として選ばれました」
[830]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/11(木) 23:16:44 ID:??? 鈴仙「プロジェクト……カウンター……ハクレイ……? 何ですか、それ……?」 永琳「それについては、私が説明するわ」 ポカンと口を開く鈴仙の為に、永琳は説明を加えた。 永琳「プロジェクト・カウンターハクレイとは、サッカーを通じた幻想郷と外界との交流促進事業。 外界の民は、幻想郷の民の自由で奔放な生き方を学び、 幻想郷の民は、外界の民の秩序と努力を学ぶ事により、互いのサッカー技術の向上を図る事が、 主な事業内容とされているわ」 鈴仙「……色々と突っ込みたい事はあるんですが。 ――その事業と、私になんの関係が……? (ついでに言うと、そういう綺麗な話って大体胡散臭いのよねぇ。 今朝てゐと話してた、グルグル不死トールの話じゃないけど)」 永琳の概略を聞く限りは、とても素晴らしい企画であるように見えるそのプロジェクト。 しかし、鈴仙にはその話の全貌がどうにも見えてこない。 永琳「――まぁ、貴女が大体考えている事は分かるわ、ウドンゲ。 『こういう上辺が綺麗な話って、大体胡散臭いのよね…』とか、そんな感じでしょう? その通り、この事業には当然の如く裏の顔があるわ。 即ち――、【外界勢力による、幻想郷の秩序体制の大規模な革新】。 そしてウドンゲ、貴女はいずれ……その活動の急先鋒となる『とある企業』をスポンサーに抱え。 保守的な幻想郷の体制に、サッカーで一石を投じて貰いたいと思っているの。 ――幻想郷の保守的な権威の象徴となる『博麗の巫女』と、それを取り巻く保守派の妖怪……具体的に言えば『八雲一家』。 この二つの勢力に、サッカーの試合で勝利する事によってね」
[831]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/11(木) 23:17:59 ID:??? 鈴仙「は……!? な、なんですかそれ!? 第一、私は今は永遠亭ルナティックスのメンバー。 そんな変テコな活動に協力している暇もないし。 それに、この大会が終わったら今度は、 かつてのJr.ユース参加国と幻想郷選抜によって行われる親善大会の、全幻想郷代表として……!? ――あ、いえ。 そりゃあ、もちろん選考漏れとかも十分にあり得ますけど」 永琳「それについては問題無いわ。 私達は、その親善大会に向けて1国のJr.ユースメンバーを買い占めて、大会にねじ込ませるから。 だからさっき輝夜が言ってた『プロジェクト・カウンターハクレイが新たに創るチーム』ってのは、 その親善大会での参加チームよ。 ――だから。 貴女にはいずれどっちに付くかを考えて貰う必要があるわね。 【私達が創る新チームに付く】か。 それとも、【八雲紫を中心とした、全幻想郷選抜チームに付く】か」 鈴仙「あ、あはは……何ですか、その冗談」 輝夜「冗談では無いわ、鈴仙」 永琳のあまりにスケールの大きすぎる話に、鈴仙は乾いた笑いを零さざるを得なかった。 輝夜は鈴仙を普段呼ばない名前で呼び、現実を直視しない彼女を制する。 気が狂うかのような底深い輝夜の瞳を見た鈴仙は、何とかそれで少しだけ気を取り直すも。 鈴仙「――でも、やっぱり信じられません。 大体どうして、師匠と姫様がそんな計画に? それにどうして、無理をして幻想郷の秩序を変える必要が? それと最初の方に、事態が急速に進んだ……とか言ってましたけど。 そもそも、師匠はどうして外界に行って、何をしていたんですか? 私には、分からない事だらけです。 突然にこうして中央に立たされても、わかりません……」
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0ch BBS 2007-01-24