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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】
[894]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/13(土) 21:38:03 ID:AnWPXtc2 鈴仙「え、えええっ……!? し、師匠達があの日向とグル!?」 永琳「……それについては、私が外界に向かった理由と含めて話そうと思うわ」 A:永琳を外界に向かわせた理由について。 ・一国のユースチームを買い取るということは、外界に団体が関わっているんですか? その団体はなにを目的でこのプロジェクトに参加を? ・活動の急先鋒となる『とある企業』、「ヒューガー」関連について スポンサーとしての要望は?信用足りうるのか?そしてこの計画を見越して命蓮寺の騒動を吹っかけたのか? ・なんで消耗していたのかを聞く(>>845 Bに含まれる) 永琳「……ただ、まず先に。 ヒューガーという会社について説明をしておこうかしら。 日向小次郎が社長を務めるヒューガーは、外界でも指折りの大企業にして、小売、外食、輸出、建築、金融、福祉……。 ありとあらゆる分野に手を広げる一種の財閥でもある。 業績が伸びて来たのはここ数年程だけど、その伸びはまさに異常。 これまで国内の経済界を支配し続けていた片桐コーポレーションとは既にその時価総額で並び、 経常収支やシェアの一部についてはヒューガーがそれを上回っている。 最近では防衛省を中心とした官僚との結び付きをも強め、次の参議院選挙での出馬も打診されている。 また、ふらの近郊にはヒューガーの私兵たる艦隊――大和などの超弩級戦艦や大鳳や瑞鶴などの空母。 脇を固める金剛、榛名、霧島、比叡等の高速戦艦や重雷装巡洋艦に潜水艦までも―― がズラリと並んでいる上、それが黙認されている。 ――まぁ、そこはウドンゲも丁稚奉公に行ってたから知ってるかしらね。 とにかく一言で纏めると、恐るべき資産と権力、そして実力を兼ね備えた経済界の急先鋒――と、いったところかしら」 鈴仙「(聞けば聞くほどデタラメな話ねぇ……)――で、そこが持ち込んだプロジェクトというのが、 『プロジェクト・カウンターハクレイ』……って事ですか? なんだか、非常に胡散臭い気がするんですが……」 輝夜「あら、そうかしら? 私は凄く信用できると思うけど。 ――だってこういう連中って、自分の儲けになる話である限りは、絶対に忠実だと思うし」
[895]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/13(土) 21:39:56 ID:AnWPXtc2 永琳「……輝夜の言う通り。彼らの目的は、幻想郷の体制革新だけでは無い。 彼らは単純に、その販路を幻想郷にまで広げ。 また、幻想郷にある優れた技術をも自らの物にしたいと考えているでしょうね。 だからこそ、このプロジェクトが成功するまでは彼らの発言は信用出来るし――。 それによりプロジェクトが成功した暁には、それを望むヒューガーの発言力は、否応無しにも高まる。 こうしたストーリーが描けている以上、彼らは信頼出来るわ。 ――恐らくは、先に彼らが命蓮寺に乗り込んだのも、その主目的はデパートの進出では無く。 幻想郷の下見と、『プロジェクト・カウンターハクレイ』候補生の、データ測定がメインだったのでしょうね。 ……そして、ウドンゲ達の勝利により、彼らは確信したのでしょう。 『プロジェクト・カウンターハクレイ』には、一定以上の勝算がある、と」 鈴仙「そ、そんな……! そんな前から、私の知らない所で、計画が進行していたなんて……!」 ヒューガーの用意周到かつ大規模な計画を知り、鈴仙は思わず日向小次郎の大胆さと聡明さに恐怖した。 『幻想郷の革新』というイデオロギーを武器に彼は壮大なストーリーと強力な仲間を集める事に成功し。 そして実際に今、全ては彼の想定した通りに動いているのだから。 鈴仙「――と、いうことは。 師匠が外出していたのも、ひょっとしてヒューガーの依頼で……?」 永琳「その通り。 そこで第三極の妨害工作に遭ってしまって。 それで、私も消耗していたという訳よ」 輝夜「第三極――聖徳ホウリューズのメンツね。 彼女たちの目的は、私達と八雲紫の内乱に便乗して人心を掌握。 そして幻想郷を支配しちゃおうっていう事らしいわ。 ……まぁ、わかりやすい目的と言えばそうね」 永琳「彼女達は、我々や……恐らく八雲紫も想像が付かないペースで資金や人脈を工面していた。 だから、ある程度は恐れるべき存在ではあるけれど――今は、率先して叩きには行けないわね。 彼女達を潰すのに手間取っていて、肝心のチーム編成やスカウトが遅れていては本末転倒だもの。 ……それに、仮に彼女たちが力を得ても。 恐らくは、全ての手を見せた八雲紫よりは脅威において劣るでしょうから」
[896]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/13(土) 21:42:45 ID:AnWPXtc2 B:新チームの詳細について ・監督は誰ー? ・既に参加確定、もしくは参加濃厚な選手はいるんですか? 最悪、メンバーが集まらないことが想定されるのでは?(>>858) ・新チームの監督とコーチについて(>>879) ・この件について第三者と相談することは厳禁ですか? たとえば、てゐや慧音さん、妖夢とか。(>>870) ・チームを編成してから大会までどれだけ猶予があるのか? ・メンバー候補なら分かりますが、なぜ私がキャプテン候補に?(>>857) ・勝算はあるのか? 輝夜「――新チームの詳細について、か。 ただ、これについてはスカウトマンの怠惰があってね。 まだあまり進んでいないのが実情なのよ」 永琳「ええ。だから、【チームの確定メンバーについてはまだ話せない……というか決まっていない】の。 【監督やコーチについては、ヒューガーのメンバーやスカウトマンのコネから選んで行こう】という方針はあるけれど、 そこについては、今後おいおい…って感じかしら。 無論、それでメンバーが集まらない場合はどうするのか、とも考えてはいるけれど。 【一部のメンバーについては、ウドンゲが直にスカウトをしてもらう必要があるかもしれない】と認識しているわ。 ――さすがに、10人全部スカウトしろ、という話にはならないと思うけどね」 鈴仙「成程……。 ちなみに、スカウトマンっていうのは誰なんです?」 輝夜「それについては言えないわね。 無いとは思うけど、イナバがそれをバラしちゃったら、 私等がこうしてコソコソやっているのが八雲紫にバレちゃうしね。 あ、そうそう。 だから【このプロジェクト全般についても、第三者については相談はしないようにして欲しいわね】」 鈴仙「……その件なんですが、そもそもどうして私がキャプテン候補に? メンバー候補とかだったら、さっき仰ってた条件から何となく分かるんですが……」 ある意味ではそこが、鈴仙にとって聞きたい核心の一つでもあった。 確かに自分は才能では無く努力で実力を伸ばしてきた選手ではあるかもしれないが、 少なくともキャプテンをする器では無いと真剣に考えていたからだ。
[897]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/13(土) 21:44:12 ID:AnWPXtc2 そんな鈴仙の疑問に対する永琳の答えは、奇しくも別の誰かが鈴仙を敵視する理由と全く同じだった。 永琳「――それは、たまたまプロジェクトの根幹に居る私達の身内だったという理由も大きいけれど。 最大の理由は――【貴女が、中山政男と深く接触をしていたから】よ。 中山政男が他者に与える影響力は本当に大きい。 それこそ、内気で人見知りな少女を、不器用ながらも社交的で努力家に変えてしまう位にね」 鈴仙「…………!」 つまり、八雲紫が中山が他者に与える影響力を脅威とみなしていたのと同様に。 永琳たちは、中山のその力こそが、幻想郷の革新には欠かせぬ力であると見抜いていたのだ。 驚く鈴仙を尻目に、輝夜は淡々と続ける。 輝夜「――勝算があるのか、と聞かれたら厳しいわ。 【チームを編成してから大会までは相当の日数がある】けれど、 それでもなお、新チームは世界の強豪を相手に、ほぼ毎試合劣勢を強いられると思うわ。 だけど……それをやって見せるのが、今回の計画だし。 ――私は、個人的には、鈴仙だったらやって見せそうな気がするのよね。 ……さあ、質問はこんなところかしら? あまり答えられない所が多かったけど。 今回はほんのオリエンテーション。 貴女が実際に進むべき道を決める時は、もう少し説明できるかと思うわ」 鈴仙「ありがとう、ございます(――一連の質問で、大体の事は分かったかしら。 むろん、色々不明点は多いけれど……少なくとも、今の私には全幻想郷メンバーでは無い、 もう一つの道があるという事は知ることが出来た。 さて、追加質問とかはしなくて良いかしら。 もっとも、これ以上の事を聞くってのは、今の段階じゃあ難しそう、ってのもあるけれど……)」
[898]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/13(土) 21:49:17 ID:AnWPXtc2 不明点や未確定点こそあれども、普段の扱いからはとても考え付かぬ程、 丁寧に答えてくれた輝夜と永琳に感謝しつつ――鈴仙は追加の質問や聞き忘れていた事が無いか整理する。 そして――。 A:……ひとまずは、質問は大丈夫だ。。 B:いや、もう少し聞きたい事がある。それは……。(自由選択枠) 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *今回のイベントはあくまでイベントの概略についての説明ですので、あまり踏み込んだことについては聞けません。 こちらが書き洩らしていたり、趣旨を勘違いしているような質問を補足する形で、Bを選んで頂ければ幸いです。 *NPCパートのことは鈴仙もおおむね知ってるつもりで質問してもいいということですか? というご質問について、質問して構いません。(見えない所で、ざっくりと永琳がNPCシーンについて語ってくれたという体です)
[899]森崎名無しさん:2014/09/13(土) 21:52:04 ID:BwAuc/HA A 現状はここまでかな
[900]森崎名無しさん:2014/09/13(土) 21:52:18 ID:6lAsb2Sw A
[901]森崎名無しさん:2014/09/13(土) 21:54:15 ID:??? この後矢車の事やヘルナンデスのことを話せるかな?
[902]森崎名無しさん:2014/09/13(土) 21:54:30 ID:nYjFIE5E A また聞く機会はあるし、どちらにしても今できるのは自分の強化と チームに入りそうな選手と交流を深めていく以外にないし。
[903]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/13(土) 22:40:04 ID:AnWPXtc2 A:……ひとまずは、質問は大丈夫だ。。 鈴仙「――質問は……もう大丈夫です」 鈴仙はとりあえず、今日の夜に聞けることはこれくらいであると思った。 それに、これだけ大きな話が目の前にあったとしても、自分のなすべき事、やるべき事は変わらない。 つまり――。 永琳「そう。 ……まぁ、色々と先の話をしてしまったけれど。 どれもこれも、貴女が今大会で期待通りの活躍と成長を見せてくれなければ意味が無いからね。 今日はもう寝て、明後日の試合に備えなさいな。 ――まだ確定ではないけれど。 次の試合、貴女をゲームキャプテンに任せようと思っているから。 ……無論、貴女を鍛える為に、ね」 鈴仙「は……はい!(師匠の言う通り。 結局は私のやる事はどうあっても一緒。 まずはこの大会で活躍して、私が師匠と並ぶ選手であると見せつける事なんだから!)」 ……裏に誰の手が入っていようとも、どんな思惑があろうとも。 鈴仙は、ただひたすらサッカーをし続け、そして勝つ。 それが最大の目標であり、また、自分が努力を続ける意味としては十分過ぎる道標だったからだ。 突然に運命を告げられつつも、昔のように拒絶したり愕然ともせず。 しっかりとした足取りで私室へと向かっていた弟子を見て、永琳はこう独り言ちた。 永琳「……淋しいものね、弟子が巣立って行くというのも」 そんな情けない表情をする永琳を見て、輝夜は何も言わず、永琳の頭を優しく撫でていた。 *永琳印象値が上がりました。32→34 *輝夜の評価値が上がりました。 *鈴仙が次の試合ゲームキャプテンを任される確率が大きく上がりました。 *第二部の分岐『新チーム設立』が判明しました。今後、その分岐に関するイベントが発生していきます。
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0ch BBS 2007-01-24