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【ブースターV.S.】鈴仙奮闘記21【ホッパー】
[454]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/23(火) 01:34:55 ID:prdF7flY ★地獄の雑貨屋2→ JOKER ★ JOKER→「今度、地上のチームとブリッツボールの試合するんだけど……助っ人で出てくれない?」唐突なスカウトだった!? ――実はこの時、赤髪の河童は機械の手入れをしながら別な事を考えていた。 赤髪の河童「(あのウサギ……永遠亭ルナティックスの鈴仙……なんとか院……なんとか、だったよね。 前にテレビで見た事がある。 結構そこそこの名選手だったような。 ――って事は、ひょっとしてひょっとしたら……)――あ、あのっ!」 鈴仙「……はい?」 これまでで一番大きくかつ突拍子も無い声が、狭苦しい店内に響き渡る。 それは紛れも無い、店主である赤髪の河童によるものだった。 そしてそんな彼女が持ちかけた話の中身もまた、同様に突拍子も無い話だった。 赤髪の河童「……あの。 今度、地上のチームとブリッツボールの試合するんだけど……助っ人で出てくれない?」 鈴仙「――は。 はへ? ぶ、ブリッ……何ソレ?」 思いがけぬ助っ人の申し入れ。 いや、サッカーに関する助っ人の依頼であれば、 そこまでも意外な話では無いし、中山達と出会う前から人里の名もなき人間よりは高い能力を誇っていた鈴仙は、 実際に人里FCや、果ては紅魔ルナダイアルズ――咲夜を中心とする紅魔スカーレットムーンズの下位チームだ ――などの助っ人選手を務めた事もある。 しかし、さすがの鈴仙も……「ブリッツボール」なる競技の助っ人の依頼を受ける事は一度も無い。 というか、そんなスポーツがあるのか自体聞いたことが無い。 ……そして、明らかに困惑した顔を見せているにも関わらず、 店主の少女は鈴仙の様子など気にせず、堰を切ったかのように話しまくる。
[455]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/23(火) 01:36:07 ID:prdF7flY 赤髪の河童「あの、大丈夫だから! ブリッツボールは水球みたいなスポーツなんだけど、 中身はサッカーとほとんど同じだから! でも、水中でボールを蹴ったり泳いだりするスポーツだから戸惑いはすると思うけど。 その代わりそれが、サッカーでの浮き球処理能力や、ガッツやフィジカルの特訓にもなるから効果的だし! えっと、あとそれからそれから……」 人見知りで他人とかかわる事が少ないからか、少女の話はあまり上手いとは言えず。 鈴仙は判断する以前にその内容を纏めるのにすら苦労したが……。 それでも、鈴仙は懸命に話を聞いてあげて、話の流れを整理する事に成功する。 果たして店主――余談だが、名前はみとりというらしい――の提案というのは、以下に鈴仙が話した通りだった。 鈴仙「え、えっと……纏めると。 まず、貴女の所属しているブリッツボールチームで、欠員が1名程生じそうだと。 そのため、7日目と11日目の午後――丁度、サッカー大会の休養日ね――に、 開催されるブリッツボールのトーナメント戦に、出られなくなる可能性があるから、助っ人を探していたわけね。 で、ブリッツボールってのはサッカーにも通ずる所もある、いわば水中サッカーみたいな競技だから、 私みたいなサッカーでそこそこ有名な選手を引っ張っていきたい……。 そんな訳ね」 そして、私がブリッツボールをやる事によるメリットは大きく分けて2つ。 一つは、勝つことでファイトマネーが貰える事。 具体的に幾らとまでは言えないけれど……優勝したら多分、 今日買ってもらったイヤリングを2〜3個買える位のお金が出ると思う。 二つは、水中でのプレーを通して、サッカーでいう浮き球処理能力や、最大ガッツの上昇。 そしてせりあいみたいなフィジカルの増加が期待されるため、サッカーの損にもならないこと。 で――詳しいルールは、試合の前にでもまたゆっくり説明してくれるのよね。 うん、大体わかったわ」 鈴仙の纏めに対して、みとりは黙って頷く。 話を聞く限りでは、大会休養日の午後が埋まってしまう以外では、鈴仙に損な話はなさそうである。
[456]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/23(火) 01:37:16 ID:prdF7flY みとり「ひょっとしたら、欠員が1人じゃなくて2人出る事もあるかもしんないけど。 それは、試合のある日の午前中にでもお知らせするようにするから。 そしたら、午前中の内にチームメイトの誰かを誘ってくれるとうれしいな。 ……ん、もちろん誘えなかった場合はこっちでリザーバーは用意するけどね」 鈴仙「……ちなみに、ブリッツボールはどうやら6人制の水中サッカーみたいなスポーツみたいだけど。 ――私とあんたと、他の4人ってのは誰が出るの?」 みとり「それが、あんまし決まってるワケじゃないけど。 地底の鬼とか、橋姫とか…。 ――偶に、地霊殿の妹様とかとも一緒にやってたりするよ。 ……サッカーと違って競技人口も認知度もスッゴく低いから、選手名簿とかは結構ユルユルなんだよねぇ」 鈴仙「なるほど、ラクなのは良いけどそれはそれで大変そうねぇ……」 みとりの話を聞く限り、彼女自身はブリッツボールには思い入れがあるようだが、 他の選手もそうかと言われればそうでもないらしく。 そのため、こうやって流動的にメンバーを替えて、なんとか頭数をそろえて試合に出ていたらしい。 みとり「だけど、私たち『旧都オーラカ』は23年連続初戦敗退の弱小チームで……。 プリンセス・ワカサギが所属する『霧の湖エイブス』は逆に、23年間連続優勝の超強豪なんだ。 それで他は、『妖怪の山ダグルス』と、『三途の河グローリー』。 それと新規参入の『沖縄サイクス』の三チームが、 それぞれ二位を争っているって感じかな」 鈴仙「総勢5チームが、毎年この時期にトーナメントをやっているのね……」
[457]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/23(火) 01:41:29 ID:prdF7flY みとり「そんな感じだね。 ……で、どう? 私に協力してくれないかなぁ……? 【7日目の午後と。試合に勝ったら11日目の午後は予定を潰して貰う事になるんだけど…】。 ――あ、ちなみに例によって断っても私の心象が悪くなったりはしないから心配しなくて良いよ」 ブリッツボールをする事自体について、鈴仙はやぶさかでは無かった。 しかし、貴重な大会中の自由時間を最大で二枠分潰してしまう事は大きいかもしれない。 確かに鈴仙がブリッツボールで得る物は大きいかもしれないが、 チームメイトやチーム外の友人との交流により得られる物も、ブリッツボールで得られる物に負けじと大きい。 鈴仙「(まぁ、面白そうな申し出ではあるけど。 どうしようかしら……?)」 鈴仙は暫く悩んだ結果、みとりに対してこう答えた。 A:「OKよ! やるからには優勝を目指しましょう!」承諾する。 B:「ごめんね、今回はパスで。 色々用事とかあって忙しいし…」断る。 C:「1回戦だけなら絶対に出るわ。 でも、決勝戦は出るのがきついかも…」1回戦だけは出る。 D:その他 自由選択枠 先に【3】票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *やや分量のある分岐のため、3票決とします。 *チームの具体的な強さや鈴仙の能力などについては、実際に試合をやる時に説明します。 ちなみに、23年連続初戦敗退…とか書きましたが、無理ゲーでは絶対にありません。
[458]森崎名無しさん:2014/09/23(火) 01:42:07 ID:nCkHkuAc A ブリッツボー!
[459]森崎名無しさん:2014/09/23(火) 01:42:31 ID:jr/4Y85Y A
[460]森崎名無しさん:2014/09/23(火) 01:43:42 ID:N0o30vpo A
[461]森崎名無しさん:2014/09/23(火) 01:43:42 ID:Oqusauiw A
[462]森崎名無しさん:2014/09/23(火) 01:44:54 ID:??? ごうっ!ごうっ!ゆうあんぼげ!
[463]森崎名無しさん:2014/09/23(火) 01:46:10 ID:??? よーし、鳥かごの練習だ! (確実かつ経験値取得の効率がいい)
[464]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/23(火) 01:59:03 ID:??? Aが選ばれたところで、今日の更新はここまでです。 JOKERについては、やはりいつ出て来てもおかしくないと心構えておくのは大事ですね(汗) >>453 旧都へ通ずる橋があるらしいので、きっと川もある筈です。 >>462 otherworldは私も大好きで、良くオープニングのムービーをシアターで連続で見ていました。 >>463 私も鳥かごやってました。アニキが主力でしたね。 流ちょうなアルベド語でやさぐれる矢車アニキも見てみたいですが。 それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
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0ch BBS 2007-01-24