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【ブースターV.S.】鈴仙奮闘記21【ホッパー】
[638]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 19:53:05 ID:??? 沢木「へっ、へへ……見ろ! 奴の体は、もうボロボロなんだ! ……俺が簡単に奪い返してやるぜ!」 タッ……ズザアアアアアアアアアアッ!! 動かぬ中山に襲い掛かったのは、明和FCきっての実力者である沢木。 この場に居る誰もが、このままボールを奪われる物と確信していたが――。 中山「……邪魔だ」 グッ……ドゴオオオッ!! ――ゴシャァッ! 沢木「あぷぱ!!」 中山「……」 ズシィン…… 中山の恐るべき脚力で押さえつけられたボールは、 沢木のタックルをものともせず、沢木は逆にふっ飛ばされてしまった。 日向「な、なにィ!?」 森崎「い……いったい、あいつのどこに、あんな力が残されていたっていうんだ・・・!? 今も足首から出血しているっていうのに……」 ビシッ……ビシッ……ビシシ…… 日向や森崎すらが中山の復活に狼狽する中、 中山は自らの筋組織を復活させながら、ゆらり、ゆらりと一歩を踏み出していく。 その様相はまさに不死身の怪物。 当時の彼を別の言い方で呼称するならば――『妖怪』と表現する方が幾分適切であった。
[639]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 19:54:45 ID:??? 石崎「あああ……見ろ、傷口が閉じて――血が止まっていく!」 中山「うおおお〜〜!!!」 ダダダダッ! 中山は急速に速度を上げてゴールへと向かって行く。無論、彼を止める者は居た。 日向の指令で、一斉に旋風の如く中山へと襲いかかる、 『明和特攻スライディング部隊』である。 ――しかし、その集中攻撃すらも今の中山には通用しなかった。 中山「言った筈だ……邪魔だッ!!」 カッ! 明和DF1「ぽわっ」 明和DF2「ぴっ」 明和DF3「ぶっ」 明和DF4「ぺい」 ズダァァァン……… 日向「……なにィ?」 ――中山がその眼光を強めると、その威圧だけで取り囲む敵のDF達は磔になったように立ち竦み。 しかし脳は相変わらず突撃を命令しているが為にバランスを崩し、転倒してしまう。 日向「役に立たんザコ共が!」 ダッ! ……グォワアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
[640]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 19:57:12 ID:??? 中山「来たか日向! だが力だけでは俺は斃せんぞ! ――ここだ!」 ギュンッ! バシュウッ! スタッ! 日向「――馬鹿な。 あの速度を保ったまま、真横へ回転しながら交わした……だと?」 そして中山は、日向小次郎が相手であっても間違いなく圧倒していた。 大地を深く抉りながら突き進む日向のドリブルを容易く回避してみせた中山は、 そのまま若島津が守るゴールへと走りだし――。 中山「……この試合、ここで終わらせる訳にはいかないんだァーー!!」 グワアアアアアアアッ! バゴオオオオオオオオオオッ! 若島津「な……なにィ!?(は、早すぎる……!?)」 ――ズバァアアアアアアッ!! ピピィイイイイイイイイイイイイイイッ!! 〜回想シーン終了〜 来生「……って、こんな事もあったってワケよ。 まぁー、それのせいで中山のヤツは暫く再起不能になってたんだが。 大友中戦の時はまた元気になって大活躍してたし、その時もなんか死んでたけど今は生きてるし。 本当にアイツは良く分かんねぇよな」 鈴仙「えっと……その。 来生君。 それって、いつものような大袈裟な作り話じゃない…よね? なんか眼光で敵のタックル部隊を転倒させたとか書いて、いや言ってたんだけど……」 来生「? そんなの姉ちゃんだってしてるしフツーじゃねぇか。 まぁ、そんな話置いといてそろそろ俺の一試合 21 ゴールの伝説をだな…」 鈴仙「――い、いやそれはまた今度で! ほら、私もうすぐ試合だからさ!」
[641]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 19:58:45 ID:??? 話が脱線しそうなのを慌てて遮り、鈴仙は来生に別れを告げて再び控室へと戻るのだが。 鈴仙「(中山さん……本当に人間なの?)」 ……一体、過去の中山はどれだけ凄まじい人物だったのか。 そして――もしも彼が、この幻想郷で本来の…いや、更なる新しい力を手に入れたらどうなるのか。 鈴仙「(なんだか、私はとてつもない存在に縁があるのかなぁ……)」 まるで永琳が二人に増えたような錯覚を覚えた鈴仙の顔は、 頼りある仲間が増えた安堵の表情というよりは、 神話的存在に触れた探究者特有の、狂気の表情に近かったという。 *中山が取得するかもしれないスキルのフラグのフラグが立ちました。 *中山の凄いエピソードを聞いて、鈴仙の狂気度が少し上がりました。18→19
[642]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 20:27:02 ID:5BRBg1No ――そうして来生と別れた鈴仙は、急いで控室に戻ってチームメイトを先導し。 そのまま試合が行われるフィールドへと行進していく。 大歓声の渦の中心地にあるそこは、まるで眩暈がしそうな程の重圧と緊張感に満たされていて――。 鈴仙の心は、否応が無しに高ぶっていく。 ??「――今日は、良い試合にしましょう」 そんな鈴仙に対して、声を掛ける人物が居た。 顔は見えないが、その声色やチラリと見えたゼッケンの色からして、 地霊殿サブタレイニアンローゼスのメンバーである事は明白。 ふと鈴仙が振り向くと、そこには――。 先着1名様で、 ★交流イベント→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→??「全ての妖怪は我が倒す! この名刀・布都御霊剣でな!」謎の仙人仮面だった。 ダイヤ→さとり「……ウチのペットが、ご迷惑を掛けなければ良いのですが」さとりだった。 ハート→お燐「やっほ、お姉さん。 今日もよろしくね〜」お燐だった。 スペード→矢車「はぁ……良いよなぁお前は。 幸薄そうな癖に前向きで」 クラブ→勇儀「よぉ、萃香から話は聞いてるぞ。 今日は楽しませてくれよな?」 クラブA→??「あにきぃ…。 こんな所に居たんだね。 はるばるふらのから追ってきて良かったよぉ…」謎の乱入者だった。
[643]森崎名無しさん:2014/09/28(日) 20:28:23 ID:??? ★交流イベント→ ハートK ★
[644]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 20:55:24 ID:5BRBg1No ★交流イベント→ ハートK ★ ハート→お燐「やっほ、お姉さん。 今日もよろしくね〜」お燐だった。 鈴仙「――お燐。 この間は本当にお世話になったわね」 お燐「あははっ。 まぁ良いって事さね。 それに、もしもあそこで焼け死んでたら、死体を貰おうかと思ってたし」 鈴仙「本当、さらっと薄気味悪い事を言うわね……」 お燐「まぁ、気にしない気にしない。 それに、それがあたいの生き方でありアイデンティティなんだ。 仕方ないじゃん」 鈴仙「まぁ。 別に私だって、アンタの性癖を認めない…ってまで狭量じゃあ無いわよ。 ただ、それを押し付けられても困る……っていうだけ」 鈴仙自身も、お燐と色々付き合ううちに、 お燐の無駄に馴れ馴れしい部分や恐ろしく狡猾な部分についても慣れ。 友情……とは違うが、何となく憎めない奴という感情を抱くようになっていた。 お燐「でもさ。 今日の試合――あたい達は負けないよ。 なんたって、この大会にはさとり様の悲願――地底と地上との親交回復が掛かっているんだ。 ウチのチームにもヘンなのが居たりはするけど……でも、負けないからね!」
[645]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 20:57:03 ID:5BRBg1No 普段のやりとりからすると随分直球かつ爽やかに勝利を宣言するお燐。 それに対して鈴仙は――こう答えた。 A:「宜しく。 こっちだって絶対に負けないんだからね!」爽やかに返す。 B:「私も親交回復に応援するわ。 ルナティックスの優勝スピーチの場でね!」やや好戦的?に返す。 C:「ヘンなの……? ひょっとして、あの縛られてる男の事かしら?」矢車について触れてみる。 D:「地底の地上の親交回復……? 胡散臭いけれど、どうしてまたそんな…?」さとりの悲願について聞いてみる。 E:「あんたは良いわよねぇ……どぉせ私なんか……」意味無くやさぐれてみる。 F:その他 自由選択枠 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[646]森崎名無しさん:2014/09/28(日) 20:59:17 ID:bKkNLGJk A 変にひねる必要は無いかな。
[647]森崎名無しさん:2014/09/28(日) 21:00:17 ID:Xw7jAIqM C
[648]森崎名無しさん:2014/09/28(日) 21:00:33 ID:Hdvo1xDg A
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0ch BBS 2007-01-24