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[979]名無しの満足鎮守府職員:2014/11/13(木) 23:36:56 ID:??? 6 ここはインナーの力を信じよう
[980]名無しの満足鎮守府職員:2014/11/13(木) 23:37:34 ID:??? 5 逆転狙うで
[981]Open your eyes ◆2pV1gRdG.o :2014/11/14(金) 00:31:20 ID:??? 伊勢改「あれ、翔鶴?何か食べてたの?」 翔鶴「いえ、ちょっと飲み物を頂いていただけですよ」 伊勢改「そうなんだ。いやー、演習でお腹減っちゃって」 どうやら伊勢は演習帰りのようで、周囲に運動後の熱気がむんむんと漂っていた。 前の鎮守府においても伊勢のインナーに提督は執心していた気がする。 そういえば、と思いだした翔鶴は何気なしに聞いてみる。 翔鶴「伊勢さん、そのインナーって余ってらっしゃいますか?」 伊勢改「えっ?……着るの?」 翔鶴「ええ。似たようなものが欲しかったんですけれど、売っていなくて」 伊勢改「そう?まあ別にいいけど。それじゃあ後で私の部屋に来てよ。替えをあげるからさ」 翔鶴「ありがとうございます」 ☆次はどうしよう 1. 提督 2. 陸奥 3. 瑞鶴 4. 長門 5. 神通 6. 川内 7. その他
[982]名無しの満足鎮守府職員:2014/11/14(金) 00:32:08 ID:??? 5
[983]Open your eyes ◆2pV1gRdG.o :2014/11/14(金) 00:46:10 ID:??? 神通改二「翔鶴さん…?」 翔鶴「あら、神通さん。提督を見ませんでしたか?」 神通改二「………」 いつも通りを装い、提督の居場所を聞く翔鶴。 彼女に神通は鋭い視線を向ける。 それは明らかに目の前の翔鶴を警戒しており…翔鶴は猫を被るのを辞める。 翔鶴「……何か?」 神通改二「あなた…本当に翔鶴さんですか?」 返答如何によっては、砲塔を向けることも厭わない― 神通の雰囲気が、何よりもその事実を雄弁に語っていた。 剣呑な空気に、翔鶴の口角がつり上がる。 神通改二「何を笑っているんですか?」 翔鶴「いえ、こういうのも久しぶりだなって」 1. もちろん私は五航戦、翔鶴ですよ 2. いいえ、前の翔鶴とは違いますよ 3. 無言で神通を制圧する 4. そのた
[984]名無しの満足鎮守府職員:2014/11/14(金) 01:27:43 ID:??? 3
[985]Open your eyes ◆2pV1gRdG.o :2014/11/15(土) 22:07:48 ID:??? 翔鶴と神通の違いは、そもそもの艤装というだけではない。 その意識からして別物である。 神通は目の前の翔鶴を異物と感じてはいるが、撃つことは軽々に出来ない。 一方で翔鶴は、提督の指示さえあれば迷いなく味方を撃つことが出来る。 言ってしまえば味方に暴力を振るうことへの躊躇のなさが、この場での明暗を分けた。 ガシッ…グィィッ!! 神通改二「ぐっ……ああっ…!!」 翔鶴「……」ギリギリ 無言のまま腕を捻り上げ、そのまま制圧する。 どこかで提督が彼女に聞いたように翔鶴型はかなりの力を持っており、神通の力では抜け出せない。 まさかここまでするとは予想していなかった神通は自分の見通しの甘さに歯噛みする。 神通改二「(見た目には深海棲艦ではないですが…彼女は敵だった…!呼び止めなどせずに撃っていれば…!)」 翔鶴「(……驚いた。かなりの力を加えているつもりですが、意識を失わないどころか反抗する精神を失っていない)」 1. 提督への愛を確かめてみる 2. そのまま制圧を続ける 3. 一旦気絶させておく 4. 拘束を解除する 5. そのた
[986]名無しの満足鎮守府職員:2014/11/15(土) 22:09:09 ID:??? 2
[987]Open your eyes ◆2pV1gRdG.o :2014/11/15(土) 22:25:27 ID:??? 翔鶴は手を離すわけにはいかないと、制圧を続ける。 折れるまで待つのは少々難儀だが、それしかないだろうと。 ……この時点で、翔鶴は慢心していた。 神通という少女は確かに、覚悟の面で言えば翔鶴に負けている。 しかし、その闘志の苛烈さでは伍しているのだ。 神通改二「(こうなれば……)」 スチャッ 翔鶴「…?」 神通改二「……敵なら、撃ちます」 ドォン!!! 力を込めていた翔鶴に、砲弾の衝撃が伝わる。 再度制圧すべく、力を神通の腕に込め…その軽さに、何が起きたのかを認識する。 軛から逃れるために、神通は自らの腕に砲撃を加えたのだ。 翔鶴「まさか、そこまでするとは…!」 驚いている余裕は翔鶴に与えられなかった。 神通の脚に取り付けられた魚雷が彼女に向かい放たれる。 装甲で受け止めるものの、被害は小さくはない。 翔鶴「やりますね…」 神通改二「……いいえ、私の勝ちです」
[988]Open your eyes ◆2pV1gRdG.o :2014/11/15(土) 22:39:54 ID:??? 神通がそう言うと同時に、廊下に響くいくつもの足音。 しまった、と翔鶴は自分の失敗を悟る。 砲弾の音に加え、魚雷の炸裂音。 神通の狙いは翔鶴に打撃を与えることではなく……。 翔鶴「…騒ぎを大きくするための攻撃だったんですね」 神通改二「その通りです。さあ、どうしますか?私一人は殺せるかもしれませんが…。 これから集まってくるこの鎮守府の艦娘全てを殺せますか?」 その目を見て、翔鶴は自分の失敗を悟った。 なるほど、深海棲艦と思われれば引き金を引かれるのも仕方なしか。 その事に気付いていれば、その誤解を解くための方策を考えていたのだが…後の祭りだ。 提督「どうした、神通……!?な、なんだこれは!」 神通改二「提督、あの翔鶴さんは敵です。撃沈命令を」 到着する愛しい姿に、翔鶴は絶望の中に微笑む。 差し向けられる砲口、指示するは提督。もはや翔鶴に抵抗の意思はない。 戦艦たちの砲弾が放たれるその瞬間に、翔鶴は彼を見つめ。 翔鶴「提督。水底でも、ずっと、ずっと。貴方をお待ちしていますからね」 笑い、静かに崩れ落ちた。 BAD END
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0ch BBS 2007-01-24