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【燃えて】キャプテン森崎47【ヒーロー】
[189]2 ◆vD5srW.8hU :2015/02/22(日) 22:44:17 ID:NQsCazvs ★岬 ブーメランパス ( クラブ8 ) 77+( 4 + 1 )=82★ ★サンタマリア パスカット ( クラブ2 ) 72+( 4 + 2 )+(軽傷LV1ペナ-1)=77★ MAX【攻撃側】−MAX【守備側】≧2→中里、パスキャッチ。 ----------------------------------------------------------------- サンタマリア「くうっ…!」 放送「サンタマリアくん駆け込むが、これは全く間に合いませんでした。ボールは中里くんに」 岬のブーメランパスが無事通り、中里が自陣寄りの中盤右サイドでボールを持った。 ここで一瞬にらみ合いが発生する。 中里「(延長までしのぎ切ると決めた以上、ここで拙者の役割は逃げ切る事。どう来る、ブラジルよ?)」 無理に切り込もうとはせず、隙を伺う中里と。 ジェトーリオ「(はてさて、コインブラくんも休んでいるし…僕はどうしようかな〜っと)」 この状況で唯一、現実的な確率で中里からボールを奪えそうなジェトーリオ。
[190]2 ◆vD5srW.8hU :2015/02/22(日) 22:45:22 ID:NQsCazvs ボールは前者の下に、決定権は後者の下にあった。 ----------------------------------------------------------------- 【分岐】http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1403315487/l50にて !card と書き込むとランダムでトランプの絵柄が出るので、(!は半角)書き込んでみて下さい。 (ageでもsageでも構いませんが、★も含めて一回の判定の全文をコピペされてない場合は無効です) 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★ジェトーリオの決断→(!card)★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 JOKER→ジェトーリオ「ひゃっ…ほー…」 ダイヤかハート→ジェトーリオ「(カードがあるんだからここで無理するのは損だね)」睨み合いのままタイムアップ。 スペードかクラブ→ジェトーリオ「(折角獲物が目の前に居るんだからやらなきゃソンソン)」中里に向かってきた!
[191]2 ◆vD5srW.8hU :2015/02/26(木) 00:32:34 ID:J7BCtBNM ★ジェトーリオの決断→( ハート8 )★ ダイヤかハート→ジェトーリオ「(カードがあるんだからここで無理するのは損だね)」睨み合いのままタイムアップ。 ----------------------------------------------------------------- ジェトーリオ「(カードがあるんだからここで無理するのは損だね。例え上手く奪い返しても、 残りの3分強で得点出来る確率は低そうだし…うん決めた。ノンビリしておこ)」 中里「(来ないか…無益な危険は冒さぬ。侮り難し)」 睨み合いの結果は停滞だった。 両チームとも「もう延長に持ち込みたい」と言う意図が明らかになり、 そしてリスクを減らしつつ攻めようとしてもお互いに上手く行かない。 この状況になるとボールも戦況ももう動かなくなるのは必然だった。 ピッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイ!!
[192]2 ◆vD5srW.8hU :2015/02/26(木) 00:34:35 ID:J7BCtBNM そして数分後、長い長い90分の終わりを告げる笛が鳴った。 放送「たった今、ロスタイムも尽きて後半が終了しました!スコアは2−2で決着がつかず、 延長戦に持ち込まれます。日本の先制、ブラジルの同点と逆転、そしてまた日本の食い下がりと ドラマに事欠かなかった90分の死闘でしたがこれがまだ30分も続くのです。 中立の立場から見るエンターテイメントとしてはこの上無く面白いかも知れませんが、 どちらかを応援している者にとっては心臓が何度も口から出そうな展開の連続です。 選手たちだけでなく観客にとっても有難い僅かな休憩時間、これで少しでも体力と気力を回復しておきたい所です」 観客「ぷは〜〜〜〜〜っ…」「延長かぁ〜…」「折角逆転していたのに、クソッ、クソッ!」 「まあ負けてはいないんだから良いだろ」「延長にまた突き放せばいいんだって!」「そう簡単に事が運ぶかよ」 「日本は強い。これはもう認めなくちゃいけない」「悲観的になるなって!サポーターの仕事はそうじゃないだろ!」 シュナイダー「延長、か…」 ヘルナンデス「疲労の度合いはどちらが上だろう…?」 ディアス「あー、もっとバーッと決着つけられないのかよ」 賀茂「う〜ん、あのネオサイクロンがゴールだったらなァ」 片桐「言っても仕方ない事ですが、言いたくなりますね」 陽子「でもやっぱり言っても仕方ないじゃない。延長を見守りましょ」 僅かな休憩時間で選手たちはベンチに戻り、観客は一息つく。更なるクライマックスを次の30分間に求めて。
[193]2 ◆vD5srW.8hU :2015/02/26(木) 00:36:40 ID:J7BCtBNM *延長前の休憩時間に入り、全選手のガッツが200回復しました。 出場中 505/835 森崎 480/900 翼 なおりかけ 620/900 日向 700/700 三杉 850/850 岬 750/750 中山 850/850 松山 軽傷LV1治療済 850/850 山森 800/800 早田 750/750 中里 900/900 若林 控え 800/800 政夫、和夫、若島津 750/750 新田 700/700 井沢、石崎、赤井 650/650 滝、高杉 600/600 来生 交代済(交代時点のガッツ) 895/900 葵 450/800 次藤
[194]2 ◆vD5srW.8hU :2015/02/26(木) 00:41:37 ID:J7BCtBNM 見上「(残り交代枠は1枚のみ…そして残ったサブの中で役に立ちそうなのは赤井だけ。 そして交代させるのは…若林だ。試合前から懸念していた通り、若林ではブラジルからゴールを守れなかった。 それが能力なのかジンクスなのかはこの際関係ない。重要なのは森崎なら回数限定で防げると言う事… ではそのカードを何時切る?タイミングが早すぎれば森崎の体力が尽きる危険が高い。 タイミングが遅すぎればブラジルに3点目を奪われるかも知れない。究極の決断だ…森崎よ、どうする)」 森崎「(監督のあの目…そういう事か)」 ベンチに戻ってきた森崎と見上の目が合う。二人とも最早この状況では言葉は要らない。 森崎はベンチにかけられた自分のGK用ユニフォームをチラッと見てから… A 延長からはGKに戻ると頷いた。 B まだフィールダーで居ると首を振った。 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1403315487/l50にて ☆2015/2/27 21:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[195]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/02(月) 00:35:25 ID:ARg+1fq6 >B まだフィールダーで居ると首を振った。 森崎「(…いや、まだフィールダーで居なくちゃいけないな)」 見上「(そうか。ならば今しばらく待とう。リードが奪えたタイミングで交代したい所だ)」 森崎は首を振った。それだけで見上には十分分かり易く、見上も小さく頷いた。 見上「よしみんなきけ。と言っても、もう言える事は殆ど無い… ここまで来たらお互いにほぼ全ての戦術と切り札をさらけ出し合った状態だ。 勝負は全くの互角…そう、コインブラと言う究極の切り札を出され、 そして一旦逆転されながらもお前たちは互角に戦っているのだ」 全日本メンバー『………』 見上「ここまでやったのだから準優勝でもいい、等と考える者は今更一人も居まい。 そしてPK戦に持ち越す事のリスクもわざわざ言うまでもないだろう。 延長前半はブラジルのキックオフから始まる。どうしてもこちらが 様子見から始めなくてはならない。難しい事は考えず気迫と自信でぶつかれ」 全日本メンバー『はい!!』 見上「では休め。それだけだ」 見上は最早授けられる策もなく、軽く精神論を述べるだけに留め さっさと選手たちを休ませた。それに従い思い思いに休む選手たちだったが、 一人翼だけが森崎に声をかけてきた。
[196]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/02(月) 00:37:22 ID:ARg+1fq6 森崎「あん?なんだ一体」 翼「延長戦、チャンスがあったらでいいんだけど…俺がシュートを撃てそうな位置に つけたら、お前のジャイロパスで渡してくれないか?」 森崎「(はぁ?何でそんな事を…)」 A 「何かたくらんでやがるな?まあチャンスがあったらな」 B 「今更無駄に出来る体力はねーよ」 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1403315487/l50にて ☆2015/3/2 21:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[197]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/03(火) 10:24:21 ID:tZxMyjK6 >A 「何かたくらんでやがるな?まあチャンスがあったらな」 翼「うん、ちょっとしたアイディアさ…状況次第だから、本当にチャンスがあったらでいいよ」 森崎「(また新技か…?チッ、猫ならぬ翼の手も借りたくなるのはこれで何度目か。 だが勝つ為には何でもやるのは当たり前の事だ。あまり期待せずに使い倒すとするか)」 翼「(俺は俺に出来る最高のプレイをする。そこに余計なプライドや意地は要らない)」 日向「(流石に世界一って言うのは楽には取れねェな。だがそれがいいんだ…フフフ)」 三杉「(最早戦術はほぼ意味をなさない、か。Jrユースの時も気力だけで戦った事があったな…)」 岬「(これ以上突ける穴は無さそうだ。柄じゃないけど、根性や情熱の勝負だね)」 中山「(俺達は世界最強のブラジル相手に一歩も引いていない。ここからは精神力で勝つ!)」 松山「(何処を見ても天才だらけの世界…だから、俺は俺に出来る事を最後までやるんだ)」 山森「(ユーティリティプレイヤーとしてここまで来たんだ。引け目を感じている場合じゃないな)」 早田「(泣いても笑っても後30分。だが泣くのは向こうで、笑うのは俺達だぜ)」 中里「(広い広い世界でここまで大きな戦場に来た。己の力を信じ、生き延びるのだ)」 若林「(今更屈辱が増えた所で折れる心は持っていない。どん底でもがき続けるのが俺の人生だ)」
[198]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/03(火) 10:27:46 ID:tZxMyjK6 . 延長戦前の僅かな安らぎの時に語り合える事は多くない。 ロベルト「(え〜い、いい加減監督らしいセリフのネタが尽きそうだぞ…ええと、ええと、ああこれだ) 休め。ただそれだけだ。この土壇場で俺の長話に付き合わせる気はない。休んで、戦って、そして勝ってこい」 ブラジルメンバー『はい!!』 カルロス「(少し間があったな…流石の監督もこの状況では迷いと無縁で居られないのか。 無理もない。だが俺達が優勝する事で監督の将来も確約される筈。やってみせるぞ!)」 サンタマリア「(お互いの手の内は完全にバレている。小細工に頼らず、実力で決着をつけるしかない)」 ザガロ「(俺はこんな所では終わらねェ。勝ってカルロスよりもコインブラよりも上に行くんだ)」 トニーニョ「(残りの戦術的要素は精々ペース配分…つまり、結局は体力勝負か)」 ネイ「(負けて女に慰められるより、勝って女をトロけさせるのが真の男ってね)」 ディウセウ「(いやはやつっぇえなぁ〜。30分だけじゃなくてずーっと続いて欲しっぞ)」 アマラウ「(負傷なんかDFには勲章みたいなもんだ。やってやるぜ!)」 ドトール「(ここで勝ち抜くには熱情と平常心の両方が必要だ。俺は冷静に努めねば)」 ジェトーリオ「(やれやれ、カードが余計だな〜。いざと言う時は覚悟しなきゃいけないか)」 ゲルティス「(体力残量…問題無し。延長戦最後までペース配分の必要無しと認)」
[199]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/03(火) 10:29:00 ID:tZxMyjK6 激戦に次ぐ激戦を勝ち抜いてきた猛者達も90分の死闘の末に全て切り札は切り尽している。 この期に及んで都合のいい新しい作戦など無く、ただただ力を出し切るしかないのである。 コインブラ「…カルロス。少し良いか?」 カルロス「ん?どうしたんだ」 もし何かあるとすれば、それは限界に挑み続けた故の新境地にしかない。 コインブラ「覚えているか…?あの時、午後のテストの時間になる直前に何をしていたかを…」 カルロス「………そういえば、あの時俺達は…」 放送「延長前半開始まで後2分となりました。繰り返します、延長前半開始まで後2分となりました」 ロベルト「…時間だ。皆、行け」 ブラジルメンバー『はい!!』 コインブラ「チッ…またか…」 カルロス「(覚えているとも。覚えているともさ…あの時も、時間が来てしまい結局出来なかった… そしてお前は俺の前から消えてしまい、約束を果たす機会は失われた…だが、今は違うぞ)」 サッカーの神は奇跡をもたらすのだろうか。 それは日本の物か、ブラジルの物か、それとも両方の物か。
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0ch BBS 2007-01-24