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【燃えて】キャプテン森崎47【ヒーロー】
[229]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/27(金) 18:39:35 ID:76c3yRfo 放送「しかし松山くんがすかさず奪い返したーーーっ!そしてもう一度中里くんに!既に延長前半10分、ボールは ずっと日本陣内にありながらどうしてもシュートに持ち込めません!このまま延長前半が終わるのでしょうか?」 岬「(前半終了前にせめて一回はシュートを撃っておきたいな)中里くん、僕に!」 中里「うむ!」 バコッ! 放送「中里くん今度は岬くんに託します。岬くんここからまたもや得意のブーメランパスか?」 ジェトーリオ「(う〜ん、ヤバいな。僕はヒューガから離れる訳にはいかないけど、リベリオ一人だけじゃ…)」 コインブラ「(くそっ…)」 岬「(コインブラもこれ以上走り回ったらいざと言う時の体力が足りなくなる筈。今がチャンスなんだ)」 グワアアアアッ… バシュルルルル!! 放送「やはりブーメランパス!右サイドラインを掠めて大きく曲がるその軌道に割り込めそうなのはリベリオくんだけだ!」
[230]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/27(金) 18:41:59 ID:76c3yRfo 【分岐】http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1403315487/l50にて !card と書き込むとランダムでトランプの絵柄が出るので、(!は半角)書き込んでみて下さい。 (ageでもsageでも構いませんが、★も含めて一回の判定の全文をコピペされてない場合は無効です) 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★岬 ブーメランパス (!card) 77+(!dice + !dice)=★ ★リベリオ パスカット (!card) 73+(!dice + !dice)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→翼、パスキャッチ。 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (日向がフォロー)(サイドラインを割る)(ジェトーリオがフォロー) ≦−2→ブラジルボールに。
[231]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/28(土) 13:35:21 ID:fX5yAb9s ★岬 ブーメランパス ( ハート4 ) 77+( 4 + 4 )=85★ ★リベリオ パスカット ( ダイヤK ) 73+( 3 + 3 )=79★ MAX【攻撃側】−MAX【守備側】≧2→翼、パスキャッチ。 ----------------------------------------------------------------- ギュルルルルルン…! シュッ! 放送「リベリオくん届かない!大きく曲がったボールは無事翼くんの足下に!」 ゲルティス「ドトール、ボールを奪いに行け。無理なら次善策として牽制を」 ドトール「分かっている!」 延長前半12分、日本は遂に反撃のチャンスを得た。 その時翼は一つのサインを森崎に送った。 翼「(よし…森崎、頼むよ)」 森崎「(あん?スイッチだと…?さては)」 ダダダダッ! ダダダダッ! ブラジルメンバー「ん?」「なんだこれ…」 全日本メンバー「森崎?」「なんで下がって…」
[232]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/28(土) 13:36:35 ID:fX5yAb9s 放送「おっと、これは森崎くんが逆走して…翼くんとすれ違ってボールを奪いました。これは…?」 ドトール「(なんだ?何故こんな事を…)」 森崎「……………」 ガシュッ! バギュルル… バシュゥウウウッ! ----------------------------------------------------------------- 【分岐】http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1403315487/l50にて !card と書き込むとランダムでトランプの絵柄が出るので、(!は半角)書き込んでみて下さい。 (ageでもsageでも構いませんが、★も含めて一回の判定の全文をコピペされてない場合は無効です) 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★森崎 ジャイロパス (!card) 77+(!dice + !dice)=★ ★ドトール パスカット (!card) 73+(!dice + !dice)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→翼が高い浮き球が合わせる! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (日向がフォロー)(ジェトーリオがフォロー)(コインブラがフォロー) ≦−2→ブラジルボールに。 【>>5-7に載っているルール以外の補足・補正・備考】 ドトール:ダイヤで「クイックダッシュカット(+2)」
[233]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/28(土) 21:26:31 ID:fX5yAb9s ★森崎 ジャイロパス ( スペードJ ) 77+( 1 + 6 )=84★ ★ドトール パスカット ( クラブ10 ) 73+( 1 + 3 )=77★ MAX【攻撃側】−MAX【守備側】≧2→翼が高い浮き球が合わせる! ----------------------------------------------------------------- ギュルルルルルン! ドトール「(…解せない)」 翼とポジションチェンジした上でスイッチもした森崎が前方の翼に向けてジャイロパスを送る。 その一連のプレイで抜かれてしまったドトールの顔には疑問符が張り付いていた。 ネイ「(なんだこりゃ?なんでわざわざこんな事を?)」 トニーニョ「(ドトールをパスで抜きたいならワンツーの方が効果的な筈…)」 ディウセウ「よっしゃ高い球だ!間に合うぞアマラウ!」 アマラウ「おうともよ!」 タックルが得意なドトールをパスで抜きたいのは分かるが、それなら何故ワンツーではないのだろう。 今回は間に合わなかったもののネイとトニーニョに捕まるリスクもあったし、 それ以上に浮き球のパスを出してしまってはわざわざアマラウが飛び込む隙が出来てしまう。 それは“サイクロンを撃つにはワントラップして回転をかけなくてはいけない”と言う 固定概念に基づいた至極もっともな疑問であり、そして致命的な偏見だった。 森崎ガッツ:565→505
[234]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/28(土) 21:30:15 ID:fX5yAb9s ゲルティス「………ッ!!?」 コインブラ「(これは…このパスの回転、そしてツバサの技は…!)」 カルロス「まさか…まさか!?」 ブラジルメンバーの中で翼と森崎の真意に気付けた者は少なく、そして気付いてもどうする事も出来ず。 翼「 ブ ー ス ト … 」 バッ! グルッ! グワァアアアアアアアアアアアッ!!! 森崎「(ケッ、やっぱりそうかよ。派手好きのお前だ、そう来ると思ったぜ)」 翼がトラップせずに直接サイクロンを撃った時、それを阻止できる者は居なかった。 アマラウ「…は?え?」 ディウセウ「え…タンマ!タンマ!」 ゲルティス「( ジャイロパス + ドライブオーバーヘッド = 3軸の回転がかかったシュート …!!! )」 翼「 サ イ ク ロ ン ! ! ! 」 ブギュギュギュグワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
[235]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/28(土) 21:31:40 ID:fX5yAb9s 【分岐】http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1403315487/l50にて !card と書き込むとランダムでトランプの絵柄が出るので、(!は半角)書き込んでみて下さい。 (ageでもsageでも構いませんが、★も含めて一回の判定の全文をコピペされてない場合は無効です) 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★翼 ブーストサイクロン (!card) 89+(!dice + !dice)=★ ★アマラウ ブロック (!card) 74+(!dice + !dice)+(人数補正+1)+(軽傷LV1+1)=★ ★ディウセウ ブロック (!card) 75+(!dice + !dice)+(人数補正+1)=★ ★ゲルティス ダークイリュージョン (!card) 85+(!dice + !dice)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 【シューター】−MAX【ブロッカー】 ≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。 =4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (日向がフォロー)(ゴールラインを割り、CKに)(コインブラがフォロー) ≦−2→ブラジルボールに。 【シューター】−【キーパー】 ≧2→翼のブーストサイクロンがブラジルゴールに突き刺さる! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (日向がねじこみに)(ゴールラインを割り、CKに)(ジェトーリオがフォロー) ≦−2→ゲルティス、キャッチング。 【>>5-7に載っているルール以外の補足・補正・備考】 翼:「スキル・ファンタジスタ(2D6が2の場合12扱い、3の場合11扱い)」所持 アマラウ:ダイヤで「ダイビングブロック(+4&100消費)」 ディウセウ:ダイヤで「ギガントブロック(+8&250消費)」、ハートで「ソウルブロック(+8&250消費)」、 スペードで「顔面ブロック(+6&150消費)」
[236]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/31(火) 12:23:40 ID:hElP77jg ★翼 ブーストサイクロン ( ハート7 ) 89+( 6 + 4 )=99★ ★アマラウ ブロック ( ダイヤ5 ) 74+( 4 + 1 )+(人数補正+1)+(軽傷LV1-1)+(ダイビングブロック+4)=83★ ★ディウセウ ブロック ( ダイヤ6 ) 75+( 1 + 2 )+(人数補正+1)+(ギガントブロック+8)=87★ 【シューター】−MAX【ブロッカー】≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。 ★翼 ブーストサイクロン ( ハート7 ) 89+( 6 + 4 )=99★ ★ゲルティス ダークイリュージョン ( ハート2 ) 85+( 3 + 6 )=94★ 【シューター】−【キーパー】≧2→翼のブーストサイクロンがブラジルゴールに突き刺さる! ----------------------------------------------------------------- 〜修哲小練習試合〜 翼「あれ?修哲小のキーパーが違う!(若林くんはどうしたんだ…?)」 森崎「(何か若林が学校もサボっているお陰で試合に出られた…このままもう来なきゃ良いんだがな〜)」 二人の出会いは会話も無しに始まった。 翼は若林をアテにしていたら何故か代わりに出ていた名も知れぬ有象無象として遠目に見ただけであり、 森崎は若林を猛特訓に追い込んだ原因だとは知る事もなく翼の存在すら知らなかった。
[237]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/31(火) 12:25:26 ID:hElP77jg 〜南葛SC〜 翼「俺の夢は日本をワールドカップで優勝させる事なんだ!」 森崎「(何だこいつは?偉ぶった天才タイプの癖に良い子ちゃんぶりやがって)」 二人の初期の関係は森崎の一方的な嫌悪だった。 翼にとっては当時実力で大きく引き離していた森崎は時折訳の分からない事をする雑魚に過ぎなかったが、 森崎は早い時期からそんな翼に敵意を抱き自分からスポットライトを奪う障害として認識していた。 〜全日本少年サッカー大会〜 森崎「見たか!俺のサッカーはお前らの遊びのサッカーとは違うんだ!」 翼「(…あー…こいつただの馬鹿じゃなくて、迷惑で自分勝手な馬鹿だったんだな…)」 二人が互いを敵視するのには時間がかからなかった。 翼は活躍よりも奇行の方が目立つ森崎の言動に徐々に怒りと蔑みを抱いていったが、 森崎がそれで怯む筈もなくむしろますます翼嫌いがエスカレートしていった。
[238]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/31(火) 12:27:02 ID:hElP77jg 〜南葛中学入学時〜 森崎「(今度こそこいつからキャプテンの座を奪ってみせる!…べ、別に他のチームに居ると怖い訳じゃないからな!)」 翼「(はあ…若林くんがここに居てくれればなあ。でも他に使えるキーパーが居ないし、我慢するしかないか…)」 二人はそれでも同じチームで戦い続けた。 翼は同年代に森崎以上のキーパーが居なかった為我慢するしかないと己に言い聞かせ、 森崎は内心翼の力を恐れつつも小学生時代に果たせなかった下剋上を虎視眈々と狙っていた。 〜南葛中サッカー部キャプテン選挙〜 森崎「フ、フフフ…歩の無い将棋は負け将棋。当たり前の結果さ」 翼「そう、関係ないね(も、森崎が俺の上に…?なんでだ、なんであんな奴が…!)」 二人の力関係はキャプテンの立場と共に変わり始めた。 翼はキャプテン選挙に敗れ森崎の指示を受けざるを得なくなって多大な不満を抱き、 森崎は遂に悲願を成し遂げた事が良い作用を齎したのかここから徐々に頭角を現していく。
[239]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/31(火) 12:28:20 ID:hElP77jg 〜全国中学校サッカー大会〜 翼「(森崎…お前は凄い奴だよ。だがナンバーワンになるのは俺。それが現実だ)」 森崎「(くそっくそっくそっ!サッカーの神にでも贔屓されたのかアイツは!諦めん、諦めんぞ!)」 二人はいがみ合いながらも勝ち続け力をつけていく。 翼は森崎を嫌いながらもその力を認めた上で自分の方が強いと確信し、 森崎は翼の才能を改めて実感しながらも果てることなき闘志を燃やし続けていた。 〜第1回フランス国際Jr.ユース大会〜 森崎「(ふふん。俺を称えろ、崇めろ!他の誰でもない、この俺が世界一になったんだーーーっ!!)」 翼「(森崎がMVPで、俺はベストイレブンにすら…俺はもう、森崎に勝っているとは言い切れない…)」 二人にとって国際Jr.ユース大会は大きな転機だった。 翼は明らかに自分より活躍した森崎に実力で追いつかれた事を否定出来なくなり、 森崎は逆にキャプテンの座だけでなく名声と未来への切符を得た事で余裕が出てきた。
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0ch BBS 2007-01-24