※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【燃えて】キャプテン森崎47【ヒーロー】
[232]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/28(土) 13:36:35 ID:fX5yAb9s 放送「おっと、これは森崎くんが逆走して…翼くんとすれ違ってボールを奪いました。これは…?」 ドトール「(なんだ?何故こんな事を…)」 森崎「……………」 ガシュッ! バギュルル… バシュゥウウウッ! ----------------------------------------------------------------- 【分岐】http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1403315487/l50にて !card と書き込むとランダムでトランプの絵柄が出るので、(!は半角)書き込んでみて下さい。 (ageでもsageでも構いませんが、★も含めて一回の判定の全文をコピペされてない場合は無効です) 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★森崎 ジャイロパス (!card) 77+(!dice + !dice)=★ ★ドトール パスカット (!card) 73+(!dice + !dice)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→翼が高い浮き球が合わせる! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (日向がフォロー)(ジェトーリオがフォロー)(コインブラがフォロー) ≦−2→ブラジルボールに。 【>>5-7に載っているルール以外の補足・補正・備考】 ドトール:ダイヤで「クイックダッシュカット(+2)」
[233]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/28(土) 21:26:31 ID:fX5yAb9s ★森崎 ジャイロパス ( スペードJ ) 77+( 1 + 6 )=84★ ★ドトール パスカット ( クラブ10 ) 73+( 1 + 3 )=77★ MAX【攻撃側】−MAX【守備側】≧2→翼が高い浮き球が合わせる! ----------------------------------------------------------------- ギュルルルルルン! ドトール「(…解せない)」 翼とポジションチェンジした上でスイッチもした森崎が前方の翼に向けてジャイロパスを送る。 その一連のプレイで抜かれてしまったドトールの顔には疑問符が張り付いていた。 ネイ「(なんだこりゃ?なんでわざわざこんな事を?)」 トニーニョ「(ドトールをパスで抜きたいならワンツーの方が効果的な筈…)」 ディウセウ「よっしゃ高い球だ!間に合うぞアマラウ!」 アマラウ「おうともよ!」 タックルが得意なドトールをパスで抜きたいのは分かるが、それなら何故ワンツーではないのだろう。 今回は間に合わなかったもののネイとトニーニョに捕まるリスクもあったし、 それ以上に浮き球のパスを出してしまってはわざわざアマラウが飛び込む隙が出来てしまう。 それは“サイクロンを撃つにはワントラップして回転をかけなくてはいけない”と言う 固定概念に基づいた至極もっともな疑問であり、そして致命的な偏見だった。 森崎ガッツ:565→505
[234]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/28(土) 21:30:15 ID:fX5yAb9s ゲルティス「………ッ!!?」 コインブラ「(これは…このパスの回転、そしてツバサの技は…!)」 カルロス「まさか…まさか!?」 ブラジルメンバーの中で翼と森崎の真意に気付けた者は少なく、そして気付いてもどうする事も出来ず。 翼「 ブ ー ス ト … 」 バッ! グルッ! グワァアアアアアアアアアアアッ!!! 森崎「(ケッ、やっぱりそうかよ。派手好きのお前だ、そう来ると思ったぜ)」 翼がトラップせずに直接サイクロンを撃った時、それを阻止できる者は居なかった。 アマラウ「…は?え?」 ディウセウ「え…タンマ!タンマ!」 ゲルティス「( ジャイロパス + ドライブオーバーヘッド = 3軸の回転がかかったシュート …!!! )」 翼「 サ イ ク ロ ン ! ! ! 」 ブギュギュギュグワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
[235]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/28(土) 21:31:40 ID:fX5yAb9s 【分岐】http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1403315487/l50にて !card と書き込むとランダムでトランプの絵柄が出るので、(!は半角)書き込んでみて下さい。 (ageでもsageでも構いませんが、★も含めて一回の判定の全文をコピペされてない場合は無効です) 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★翼 ブーストサイクロン (!card) 89+(!dice + !dice)=★ ★アマラウ ブロック (!card) 74+(!dice + !dice)+(人数補正+1)+(軽傷LV1+1)=★ ★ディウセウ ブロック (!card) 75+(!dice + !dice)+(人数補正+1)=★ ★ゲルティス ダークイリュージョン (!card) 85+(!dice + !dice)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 【シューター】−MAX【ブロッカー】 ≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。 =4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (日向がフォロー)(ゴールラインを割り、CKに)(コインブラがフォロー) ≦−2→ブラジルボールに。 【シューター】−【キーパー】 ≧2→翼のブーストサイクロンがブラジルゴールに突き刺さる! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (日向がねじこみに)(ゴールラインを割り、CKに)(ジェトーリオがフォロー) ≦−2→ゲルティス、キャッチング。 【>>5-7に載っているルール以外の補足・補正・備考】 翼:「スキル・ファンタジスタ(2D6が2の場合12扱い、3の場合11扱い)」所持 アマラウ:ダイヤで「ダイビングブロック(+4&100消費)」 ディウセウ:ダイヤで「ギガントブロック(+8&250消費)」、ハートで「ソウルブロック(+8&250消費)」、 スペードで「顔面ブロック(+6&150消費)」
[236]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/31(火) 12:23:40 ID:hElP77jg ★翼 ブーストサイクロン ( ハート7 ) 89+( 6 + 4 )=99★ ★アマラウ ブロック ( ダイヤ5 ) 74+( 4 + 1 )+(人数補正+1)+(軽傷LV1-1)+(ダイビングブロック+4)=83★ ★ディウセウ ブロック ( ダイヤ6 ) 75+( 1 + 2 )+(人数補正+1)+(ギガントブロック+8)=87★ 【シューター】−MAX【ブロッカー】≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。 ★翼 ブーストサイクロン ( ハート7 ) 89+( 6 + 4 )=99★ ★ゲルティス ダークイリュージョン ( ハート2 ) 85+( 3 + 6 )=94★ 【シューター】−【キーパー】≧2→翼のブーストサイクロンがブラジルゴールに突き刺さる! ----------------------------------------------------------------- 〜修哲小練習試合〜 翼「あれ?修哲小のキーパーが違う!(若林くんはどうしたんだ…?)」 森崎「(何か若林が学校もサボっているお陰で試合に出られた…このままもう来なきゃ良いんだがな〜)」 二人の出会いは会話も無しに始まった。 翼は若林をアテにしていたら何故か代わりに出ていた名も知れぬ有象無象として遠目に見ただけであり、 森崎は若林を猛特訓に追い込んだ原因だとは知る事もなく翼の存在すら知らなかった。
[237]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/31(火) 12:25:26 ID:hElP77jg 〜南葛SC〜 翼「俺の夢は日本をワールドカップで優勝させる事なんだ!」 森崎「(何だこいつは?偉ぶった天才タイプの癖に良い子ちゃんぶりやがって)」 二人の初期の関係は森崎の一方的な嫌悪だった。 翼にとっては当時実力で大きく引き離していた森崎は時折訳の分からない事をする雑魚に過ぎなかったが、 森崎は早い時期からそんな翼に敵意を抱き自分からスポットライトを奪う障害として認識していた。 〜全日本少年サッカー大会〜 森崎「見たか!俺のサッカーはお前らの遊びのサッカーとは違うんだ!」 翼「(…あー…こいつただの馬鹿じゃなくて、迷惑で自分勝手な馬鹿だったんだな…)」 二人が互いを敵視するのには時間がかからなかった。 翼は活躍よりも奇行の方が目立つ森崎の言動に徐々に怒りと蔑みを抱いていったが、 森崎がそれで怯む筈もなくむしろますます翼嫌いがエスカレートしていった。
[238]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/31(火) 12:27:02 ID:hElP77jg 〜南葛中学入学時〜 森崎「(今度こそこいつからキャプテンの座を奪ってみせる!…べ、別に他のチームに居ると怖い訳じゃないからな!)」 翼「(はあ…若林くんがここに居てくれればなあ。でも他に使えるキーパーが居ないし、我慢するしかないか…)」 二人はそれでも同じチームで戦い続けた。 翼は同年代に森崎以上のキーパーが居なかった為我慢するしかないと己に言い聞かせ、 森崎は内心翼の力を恐れつつも小学生時代に果たせなかった下剋上を虎視眈々と狙っていた。 〜南葛中サッカー部キャプテン選挙〜 森崎「フ、フフフ…歩の無い将棋は負け将棋。当たり前の結果さ」 翼「そう、関係ないね(も、森崎が俺の上に…?なんでだ、なんであんな奴が…!)」 二人の力関係はキャプテンの立場と共に変わり始めた。 翼はキャプテン選挙に敗れ森崎の指示を受けざるを得なくなって多大な不満を抱き、 森崎は遂に悲願を成し遂げた事が良い作用を齎したのかここから徐々に頭角を現していく。
[239]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/31(火) 12:28:20 ID:hElP77jg 〜全国中学校サッカー大会〜 翼「(森崎…お前は凄い奴だよ。だがナンバーワンになるのは俺。それが現実だ)」 森崎「(くそっくそっくそっ!サッカーの神にでも贔屓されたのかアイツは!諦めん、諦めんぞ!)」 二人はいがみ合いながらも勝ち続け力をつけていく。 翼は森崎を嫌いながらもその力を認めた上で自分の方が強いと確信し、 森崎は翼の才能を改めて実感しながらも果てることなき闘志を燃やし続けていた。 〜第1回フランス国際Jr.ユース大会〜 森崎「(ふふん。俺を称えろ、崇めろ!他の誰でもない、この俺が世界一になったんだーーーっ!!)」 翼「(森崎がMVPで、俺はベストイレブンにすら…俺はもう、森崎に勝っているとは言い切れない…)」 二人にとって国際Jr.ユース大会は大きな転機だった。 翼は明らかに自分より活躍した森崎に実力で追いつかれた事を否定出来なくなり、 森崎は逆にキャプテンの座だけでなく名声と未来への切符を得た事で余裕が出てきた。
[240]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/31(火) 12:29:38 ID:hElP77jg 〜リオカップ〜 翼「(勝った。俺は勝ったんだ。…なのに。間違いなく嬉しいのに…なんでこのイライラは消えないんだろう…)」 森崎「(俺は負けた。翼に負けた…くそっ!この敗北で何もかも失っちまうのか…?そんな事があって堪るか!)」 二人の初の直接対決は翼の大勝だったが双方得る物がない試合だった。 翼はあれほど憎い森崎を完膚なきまで叩きのめした筈なのに何も変わらなかった事に戸惑い、 森崎は翼を敵に回すと言う事がどれ程恐ろしいのかを思い知らされ一から出直しを強いられる。 〜ワールドユースアジア予選〜 森崎「(楽勝楽勝。別に翼や日向が居なくてもこの程度なら簡単だな)」 翼「あいつの事を思い出しても腹立たしくないなんて…今の俺って、何なんだろう…」 二人は再戦までの期間を実に対照的に過ごしていた。 翼はかつてない程の挫折で多くの物を失いサッカーを止めかねない程追い詰められ、 森崎は負傷を乗り越え順調に全日本ユースキャプテンとして不動の実績を積み上げていた。
[241]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/31(火) 12:31:13 ID:hElP77jg 〜全日本ユース紅白戦〜 翼「森崎は俺よりずっと早い内から割り切っていて…貪欲で…だから、なんだろうな…」 森崎「理屈じゃないな。勝ちたいって言うのは感情や本能であって、それがそのまま精神力になるんだ」 二人の再戦は激戦の末に森崎がリベンジを果たす形で終わった。 翼はここでようやく森崎に対する恐怖を克服しどんな事があってもサッカーを続ける覚悟を決め、 森崎は翼を倒したことで満足する事もなく次の勝利と栄光を見据えていた。 〜現在〜 森崎「(お前は何時もそうだ。俺がどれだけ苦労してここまで来たかなんて最初から無視して、 生まれつきの才能をこれ見よがしに思う存分見せびらかしやがる。そのせいで 今お前が何をしようとしているのかが何となく分かっちまう…頭に来るぜ。サッカーの申し子なんてよ)」 翼「(お前は何時もそうだ。俺がどれ程努力を重ねて力をつけてもそれがどうしたと言わんばかりに 何故かお前の方が結果を出し、お前の方が上に行ってしまう。そのせいで 今お前と共に戦っていると誰が相手でも負ける気がしない…腹立たしいよ。常勝無敗のキャプテンなんて)」 二人は数えきれない程の敵意をぶつけ合い、決着を求めながらも共に戦い続けてきた。 どんな親友達よりもお互いを研究し合いお互いを磨き合ってきたこの二人の絆は とても醜く複雑にねじ曲がっており、そしてとても分厚く、長く、固かった。
[242]2 ◆vD5srW.8hU :2015/03/31(火) 12:32:36 ID:hElP77jg シュィンシュィンギュウンギュルルルグィイイイイイ…バギュウンッ!! 彼らが繰り出したブーストサイクロンは二人の関係を象徴する様な理解し難くひねくれた軌道だった。 森崎のジャイロパスによる第一軸にかけた弱めの回転。 森崎のジャイロパスによる第二軸にかけた強めの回転。 翼のドライブオーバーヘッドによる第三軸にかけた強烈な回転。 それぞれが自己主張した結果ボールは超スピードで前進しながらある時は降下し、ある時は上昇し、 ある時は右に曲がり、ある時は左に曲がり、あまつさえある時は地面に跳ね返って更なる混沌を生み出し。 バスウウウウッ! ヒューーン… ポンポンポン、コロコロコロ… アマラウ「えっ…」 ディウセウ「な、なんだ…?」 ゲルティス「…理解不能…」 気がついたらゴールネットに突き刺さってから勢いよく跳ね返っていた。 ブラジルユースの猛者達ですら棒立ちになり何も出来なかった。 彼らの優れた動体視力ですら複数のボールが全く異なる軌道を同時にゴールを襲った様にしか見えなかった。 常人にはそれすら見えず、何かシュートらしき光の筋が何本もペナルティエリアを横切った様にしか見えなかった。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24