※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【燃えて】キャプテン森崎47【ヒーロー】
[254]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/16(木) 00:10:17 ID:esbJvrkE 森崎「よーし、さっさと配置につけ。良いか、後少しだ!後少しだったのに優勝を逃した間抜けなんかになるなよ!」 全日本メンバー『おう!!』 こうして全日本ユースは3つめの交代枠を使い最後の戦闘態勢を固めた。 その間ブラジルユースは何をしていたのか? 時間は数分間巻き戻る。 ゲルティス「………17.6%」 それはゲルティスの歯ぎしりしながらの呟きから始まった。 アマラウ「な、なんだ?なんだよその17.6%って」 ゲルティス「…味方のサポートが無かった場合、俺が今のブーストサイクロンを弾ける、 もしくはキャッチ出来る確率は17.6%…たったの17.6%…!」 ディウセウ「…ゲルティス、まさかおめえ…!」 ドトール「(怯えている、だと…!あのゲルティスが!)」 カルロス「(冷静沈着を理想とし、データに基づいた計算を武器とするゲルティスの性格が ここに来て仇となったか…!しかもダメージを受けたのはゲルティスだけじゃない…)」 ゲルティスはブーストサイクロンに対して何も出来なかった事、そして自分の シミュレーションで絶望的な数字が出てしまった事で茫然としてしまっていた。
[255]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/16(木) 00:11:34 ID:esbJvrkE ジェトーリオ「…なあ、ネイ、トニーニョ」 ネイ「…なんだよ」 ジェトーリオ「さっきのアレ、君達二人で出来る?」 トニーニョ「不可能だ。俺は普通のサイクロンすら出来ない。ネイがジャイロパスを 習得したとしても後ろから飛んでくるそれに合わせる等と言う神業は奇跡に頼る様なものだ」 無論ダメージを受けていたのはゲルティスだけではない。ブースターシュートを使う ネイとトニーニョはそれの上位互換版と言ってもいいブーストサイクロンを見て委縮せざるには居られなかった。 ザガロ「クソがっ!そもそもお前らがラストパスを通せないのが悪いんだろうが! あまつさえあんな技をみすみす出させて!このまま負けてみやがれ、俺達は南米中の笑いものだぞ!」 ディウセウ「コラザガロ!人のせいにして何の意味があるんだよ!」 ザガロが周りに当たり散らし、それを納めようとするディウセウも苛立ちと焦りを隠せない。 サンタマリア「(マズい、マズい、マズい!チームが空中分解しそうになっているのがここからでも丸わかりだ! な、なんとかしてくれカルロス…!ここはお前のキャプテンシーじゃないとどうにもならない!)」 カルロス「(こういう時は何時もサンタマリアが側に居てくれた。だが今はそうじゃない。 俺一人で何とかしないといけないんだが…どうすれば、どんな言葉ならここを立て直せるんだ…?)」 不幸な事にこういう状況でダメージコントロールが出来るサンタマリアは既にフィールドを去っており、 優等生的なキャプテンとして実績があるカルロスですら言葉に詰まり苦しんでいた。
[256]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/16(木) 00:13:21 ID:esbJvrkE ここでチームを変えたのはまたしてもコインブラだった。 コインブラ「…違う」 カルロス「えっ?」 コインブラ「サイクロンを使えば、サイクロンを決めれば、世界一になれる訳じゃない… 日本の勝利など、決まってはいない…!」 ブラジルメンバー「な、なんだって…」「(何でいきなりこんな事を…)」「(こいつ、本当にコインブラか?)」 その時コインブラの瞳に灯ったのは間違いなく闘志。このまま負けて堪るか、何としてでも逆転してやると言う サッカー選手なら持っていて当たり前で、だがコインブラは今まで一度も見せなかった不屈の闘志。 その希望のかがり火を見逃す程、利用しない程カルロスは無能ではなかった。 カルロス「(そうか、ジャイロの事を思い出したのか…だが、これで空気が変わった!)そうだぞ皆。 俺達は元々この延長戦で1点以上取る筈だった。PK戦に逃げ込もうなどと考えていなかった。 相手にリードされようがされまいが、点を取らなければ勝てないのは変わらないんだ。違うか?」 ジェトーリオ「…まあ、そうだけどさ。じゃあどう攻めるの?前半はロスタイム込みで後3〜4分じゃない?」 ネイ「やはり俺達のゴールデンコンビで速攻を…」 カルロス「いや、それはもう使い過ぎた。日本はこれから守りを固めてくるだろうから、新しい攻め方が必要だ… 俺に任せてくれ。俺が先陣を切って突っ込んで見せるから、フォローを頼む。前半残りは…全員攻撃だ」 ディウセウ「…ん、分かった。頼むぜ、カルロス」 こうしてブラジルもまた王者の誇りを賭け、最後の闘志を振り絞って決戦に向かった。 彼らの心には間違いなくヒビが入っていたが、ヒビが入ろうとダイヤはダイヤだと言わんばかりに折れる事を拒んでいた。
[257]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/16(木) 09:04:16 ID:esbJvrkE −−@−− @ゲルティス −BCD− Bドトール Cアマラウ Dディウセウ −−−−A Aジェトーリオ −−−−− −G−I− Gトニーニョ Iコインブラ F−−−E Fネイ Eリベリオ −H−−− Hカルロス −−−J− Jザガロ ブラジルユース 4−4−2 全日本ユース 4−4−2 −−−−− −J−H− J中里 H日向 −−−−− −I−G− I三杉 G岬 −E−F− E山森 F松山 B−D−C B早田 D中山 C赤井 −−A−− A若林 −−@−− @森崎
[258]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/16(木) 09:05:19 ID:esbJvrkE 放送「衝撃の逆転劇!しかし試合はまだ終わっていません!いまや延長前半14分、ロスタイムは後3分の表示… つまり後20分弱の死闘がまだ残っています!そしてその死闘こそ、ブラジルユースに残された最後の希望なのです!」 観客「何とかしてくれ皆ーーーっ!」「前半残り少ないぞ!さっさと攻めろォ!」 「ここまでやって逆転負けなんて冗談じゃない!」「とにかくシュートを狙うんだーーっ!!」 ピィイイイイイッ! 放送「観客の悲痛な声援が飛び交う中、カルロスくんが先陣を切って…」 カルロス「行くぞ皆!」 ブラジルメンバー『おう!!』 ドドドドドッ!! 放送「他のフィールダー達が次々と続くーーーっ!!延長前半を無駄なく攻め切る為の全員攻撃だっ!」 日向「舐めるなァ!そんな手はバレバレなんだよ!」 中里「ブラジルユースキャプテン、その首貰った!」 ダダダッ! カルロス「(ナカザトがこの位置…逃げ切り要員か!だが、今は関係ない!)」
[259]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/16(木) 09:07:51 ID:esbJvrkE 【分岐】http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1403315487/l50にて !card と書き込むとランダムでトランプの絵柄が出るので、(!は半角)書き込んでみて下さい。 (ageでもsageでも構いませんが、★も含めて一回の判定の全文をコピペされてない場合は無効です) 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★カルロス ドリブル (!card) 76+(!dice + !dice)=★ ★日向 タックル (!card) 75+(!dice + !dice)+(人数補正+1)=★ ★中里 タックル (!card) 72+(!dice + !dice)+(人数補正+1)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→カルロス、ドリブル突破。 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (コインブラがフォロー)(ザガロがフォロー)(三杉がフォロー) ≦−2→全日本ボールに。 【>>5-7に載っているルール以外の補足・補正・備考】 カルロス:クラブ以外で「分身ドリブル(+4)」 日向:クラブ以外で「タイガータックル(+3&吹飛係数2)」 中里:ダイヤかハートで「疾風迅雷脚(+2)」
[260]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/17(金) 10:33:25 ID:5TAsyIYs ★カルロス ドリブル ( ハート10 ) 76+( 6 + 2 )+(分身ドリブル+4)=88★ ★日向 タックル ( クラブJ ) 75+( 1 + 6 )+(人数補正+1)=83★ ★中里 タックル ( ダイヤ7 ) 72+( 3 + 2 )+(人数補正+1)+(疾風迅雷脚+2)=80★ MAX【攻撃側】−MAX【守備側】≧2→カルロス、ドリブル突破。 ----------------------------------------------------------------- カルロス「バレている事など百も承知だ!」 ブワァアアアアン…! 日向「な、なにィ!?」 カルロス「ブラジルユースキャプテンの首、そう安いとは思うなよ!」 ヒュバヒュバッ! シュンッ! 中里「(な、なんたる事…!あの領域には拙者ではたどり着けない…!)」 放送「抜いた抜いた!まずはカルロスくん二人ぬきーっ!あっとそしてここでロスタイム突入です! 延長後半になる前に同点にしてしまいたいブラジル、果たしてどんなフィニッシュを狙うのか!?」
[261]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/17(金) 10:43:02 ID:5TAsyIYs 森崎「(ちっ、あの様子じゃボールを奪っても後ろから押しかけてくる奴らが すぐに奪いにくるだろう。シュートを撃たれるのは覚悟しておいた方がいいかも知れん。 問題は誰が撃ってくるかだ…目星を立てておいて、DFの位置を調整しとくか?)」 A 多分カルロスがフィニッシュ担当だろう。 B ここでコインブラに頼るに違いない。 C 体力が余っていそうなザガロが要注意だ。 D そろそろブースターシュートを使ってきそうだ。 E ひょっとしてディウセウが撃ってくるかも? F 予想が出来ん!しない方がマシだ! G そんな事より超モリサキモードだ! http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1403315487/l50にて ☆2015/4/17 22:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[262]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/20(月) 18:32:20 ID:aa3nWJyY >F 予想が出来ん!しない方がマシだ! 森崎「(…駄目だ。如何せんシューターが豊富過ぎて予想なんかできねえ。 撃たれた所に反応するしかないな)」 森崎はブラジルのフィニッシャーを予想するのを諦めただじっと ブラジルの動きを見定めた。当然その間にもブラジルはどんどん攻めてくる。 カルロス「うおおおおっ!」 ダダダダッ! 三杉「随分と思い切った事を…!」 岬「(奪ってもキツいな、これは)」 山森「いくぞっ!」 松山「(足は…大丈夫だ!まだ行ける!)」 放送「カルロスくんどんどん中央突破を続ける!今度は何と1対4だァ!!」
[263]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/20(月) 18:33:22 ID:aa3nWJyY 【分岐】http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1403315487/l50にて !card と書き込むとランダムでトランプの絵柄が出るので、(!は半角)書き込んでみて下さい。 (ageでもsageでも構いませんが、★も含めて一回の判定の全文をコピペされてない場合は無効です) 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★カルロス ドリブル (!card) 76+(!dice + !dice)=★ ★三杉 タックル (!card) 74+(!dice + !dice)+(人数補正+2)=★ ★岬 タックル (!card) 72+(!dice + !dice)+(人数補正+2)=★ ★山森 タックル (!card) 72+(!dice + !dice)+(人数補正+2)=★ ★松山 タックル (!card) 74+(!dice + !dice)+(人数補正+2)+(軽傷LV1ペナ-1)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→カルロス、ドリブル突破。 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (コインブラがフォロー)(ザガロがフォロー)(中山がフォロー) ≦−2→全日本ボールに。 【>>5-7に載っているルール以外の補足・補正・備考】 カルロス:クラブ以外で「分身ドリブル(+4)」 三杉:ダイヤかハートで「クレセントタックル(+2)」 山森:ダイヤで「フェイントタックル(+2)」 松山:クラブ以外で「鉄砲水タックル(+3&吹飛係数4)」
[264]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/21(火) 18:19:31 ID:Id6b2eLc ★カルロス ドリブル ( クラブ4 ) 76+( 5 + 3 )=84★ ★三杉 タックル ( ハートQ ) 74+( 5 + 5 )+(人数補正+2)+(クレセントタックル+2)=88★ MAX【攻撃側】−MAX【守備側】≦−2→全日本ボールに。 ----------------------------------------------------------------- 三杉「(カルロス・サンターナの分身ドリブル…これは非常に厄介だ。 彼は間違いなく世界のトップ5に入るドリブラーだろう…だが突破口はある)」 この時カルロスと対峙した三杉には既にボールを奪う為の青写真が出来ていた。 三杉「(分身ドリブルとは緩急をつけた横の動き。言い換えれば、何処かのタイミングで スピードを緩めなくてはいけない。ましてこの密集地帯では緩める所か止める必要が出てくる)」 カルロス「ッ!?」 そしてその青写真の正確さは突如カルロスが感じた悪寒が証明していた。 三杉「(タイミングを見計らった上で、他の選手を見なくてはいけない場所に 死角からのタックルを仕掛ければ…)いくら君と言えど、このボールは奪われる!」 シュウウッ! シュパァン! カルロス「しまった!!」 気が付いた時は既に手遅れ。ボールは見事三杉の足下に移っていた。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24