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【Other】鈴仙奮闘記23【World】
[441]森崎名無しさん:2014/11/25(火) 00:35:27 ID:??? 乙です 確かにアミバ様は最後にはかったけど負け越しているんだよね・・・ アミバ様が負けまくったりここでクラブのAを引いたり 長野県で地震が起こったりオリハルAに俺が落ちたのも 全部鈴仙ってやつの仕業なんだ
[442]森崎名無しさん:2014/11/25(火) 00:41:28 ID:??? おのれ鈴仙乙
[443]森崎名無しさん:2014/11/25(火) 00:47:16 ID:??? 地霊殿が負けたのも鈴仙って奴の仕業なんだ乙です
[444]森崎名無しさん:2014/11/25(火) 01:03:09 ID:??? 松山がクラブAで自粛したというのか...
[445]森崎名無しさん:2014/11/25(火) 20:46:06 ID:??? >★彼の物の名は→ クラブA ★ ブレイブリーネタ?
[446]森崎名無しさん:2014/11/25(火) 20:49:55 ID:??? 中山が旅に出たのは日本最高のプレイヤー旅人からとったのかしら? 中山さんもいつか日本最高のプレイヤーになりますように、と期待をこめて
[447]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/26(水) 00:31:02 ID:??? こんばんは、更新していきます。 >>439 正直、失念していました(無念) >>441 乙ありがとうございます。 永琳は冷静に分析したらそんな感じですが、ジンクスを乗り越えた…という風に描写しました。 >>442 鈴仙乙ありがとうございます。 >>443 地霊殿が負けたのは鈴仙のせいで間違いないですね。 >>444 藤沢妖精ネタが思いつかず、ふつうのマイナスイベントを設けようかとも思ったのですが、 面白くないマイナスイベントはちょっと……と、いう感じで無くしましたね。 >>445 あっ、それは意識しました。 作曲のrevoさんが昔から大好きにも関わらず、何となくで食わず嫌いしてた、BDFFに最近ドハマリしまして…。 次回作がもうすぐ出るらしいですが、作曲者が変わったのでちょっと食指が動かないですね。 >>446 中田ヒデでしたら、辛うじてわかります(サッカー無知) 中山さんの復活も、もうそろそろかも…?
[448]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/26(水) 00:32:10 ID:??? ★彼の物の名は→ クラブA ★ クラブ→さとり「……今日は、対戦をありがとう。 ――完敗でした」さとりだった。 鈴仙「えっ。 さ、さとりさん……? ――てっきり、師匠の所に行っているものかと」 さとり「……この試合、実質的に指揮を執っていたのは、どうやら貴女のようだったから。 ――キャプテンとして、挨拶に来ました」 鈴仙に声を掛けて来たのは、つい先程まで地霊殿のゴールで気丈にチームを指揮していた地霊殿の令嬢、古明地さとりだった。 未だ僅かに息が荒く、肩を少し上下させながらも、普段通りの無表情で手を差し出す物腰は、 確かに小さく幼い――見た感じ、てゐや佳歩、つかさ達とそう変わらない筈なのに、どこか大物っぽい雰囲気を感じさせる。 鈴仙「あ、これはどうも。 でも……私なんてさとりさんと比べたらまだまだで」 さとり「……それはどうも。 心が読めるとはいえ、やはり礼儀ある対応をされた方が嬉しいです」 鈴仙「いやぁ、あははは……」 相手の物腰は終始穏やかで慎ましく、だがそれにも関わらず、鈴仙はさとりの君主としての気高い雰囲気に思わず恐縮してしまう。 周囲には核の力を取り込んだ従者や、鬼族でも最強の腕力を持つ任侠が居るにもかかわらず、 彼女がチームのキャプテンにして地底の管理者であるという事には、やはり理由があるようだった。 さとり「……そう恐縮しなくても良いですよ、どうせ心が読めますし、慣れてるので大体何を想われても平気です」 鈴仙「――うぅ。 そうは言われても、やっぱり私、緊張しちゃって……」 古明地さとりは、人の心を読む覚妖怪であり、嫌われ者が住む地底の中でも更に嫌われている卑しい妖怪。 そんなネガティブな偏見は、試合中の彼女の姿を見てとうに捨て去れたと思った鈴仙も、 やはりこうして相対してみると、どうしても苦手意識を感じてしまう。
[449]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/26(水) 00:33:56 ID:??? 鈴仙「ちょっと失礼、動きすぎで汗が垂れて来ちゃって……」 さとり「(――心を読めるとわかっていても、心に無い社交辞令を欠かさないのは染みついた習性かしら。 外界では社交辞令が大事とは言うけれども。 幻想郷では珍しい習性を持っているわね、この子……)」 鈴仙は堪らず、冷や汗を拭き取ろうとスカートのポケットに手を突っ込ませる。 さとりが呆れたような表情で鈴仙を見つめていたが、敢えて気にしない事にした。 スカートの生地では無い、何か布の感触があったので鈴仙はそれを取り上げる。 鈴仙「(あれっ、今日持ってきたのって白いハンカチだったっけ。 それにこのハンカチ、何だか妙に細長いような気がするけど……)」 さとり「……それ、ハンカチじゃなくてハチマキじゃない。 ――折角のハチマキを身に着けず、汗拭きに使うのは、何だか関心しませんね」 鈴仙「わ、わざとじゃないわよーぅ!」 ――ハンカチじゃなくて、何時か輝夜に献上する為に用意しておいた「愛のハチマキ」だった。 考えてみれば、このハチマキと鈴仙との付き合いもそれなりな気がする。 鈴仙「(最初は、無縁塚に何故か落ちていた「呪いのハチマキ」だったのよね。 それを、巫女やら厄神やらに助けて貰って、呪いを浄化して「愛のハチマキ」になったんだっけ。 ……最初に発していた呪いからして、このハチマキの正体も案外謎よねぇ……)」 鈴仙は心に無い苦笑いを浮かべ、あははと乾いた声を漏らしながらハチマキを焦ってしまおうとすると。
[450]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/26(水) 00:35:03 ID:??? さとり「……ハチマキですか。 そういえば、あの松山君――最初は矢車君でしたか。 彼も最初、無縁塚で倒れていた時も、その右手に布の切れ端を堅く握りしめていたのだけれど。 ――それはひょっとして、ハチマキだったのかしら……なんてね」 鈴仙「……さとり、さん?」 さとり「ああ、いえ。 こっちの話ですよ」 ――意外にも、さとりがハチマキに対して食いついて来た。 どんな話題にも興味が無さそうに見えるさとりが、ハチマキを引き合いに松山/矢車の話を出すのは、鈴仙にとって少し新鮮だった。 そして、先程のさとりの話にどこかひっかかりを覚えていたのも事実だった。 鈴仙「(私がこのハチマキを拾ったのは無縁塚。 さとりさん達が、松山君達を見つけたのも無縁塚。 そして、松山君の手には、ハチマキのような布の切れ端が握られていた……? まさか、何か関係があるのかしら? 私のハチマキと、松山君達とには――?)」 外界の色んな不要物が流れ込んで来る無縁塚において、布きれが混じりこむ事は日常茶飯事。 鈴仙がハチマキを拾ったという事実と、松山/矢車の手にハチマキのような布片が握られていたという事実は 恐らく何の関係も無い、偶然の産物である可能性が高い。 しかし、あのハチマキが最初鈴仙に見せたどす黒い風景と、松山がこの試合見せたどす黒い感情とには、何か共通点があるような気がする。 ――と。 そこまで鈴仙が考えを巡らせていた時だった。 松山「……も、もう……もう! 限界だよあにきぃ……!!」 ガクッ……バタッ!
[451]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/26(水) 00:37:01 ID:??? さとり「――松山君っ!? どうしたんですか!?」 放送「あっ、とぉお〜〜っ? 松山選手、再びフィールドに倒れ込んでいます! 試合中を見る限り、彼の体力にはまだ余裕があったような気がしたのですが……一体どうしたのでしょうか!? 身体をくの字に曲げて、呼吸を荒げて苦しんでいます! 救護班も今松山選手に向かった〜〜!?」 鈴仙「えっ……!? まさか、急激な運動による心臓発作とか……!?」 永琳「――いや。 それならとっくに試合中にポックリ逝っているわよ、あの運動量とパフォーマンスじゃあ。 ……となると、肉体では無く。 どちらかと言えば心療内科の分野では無いかと思うのだけれど。 ――私、メンタルヘルスはちょっと苦手なのよね」 鈴仙「(すみませんけどそんなイメージがあります、師匠……!)――じゃ、じゃあどうすれば……!?」 永琳「……時間に身を任せる、かしらね。 精神に効く薬は私も知っているけれど、最高にして副作用の無い薬と言えば、時間だから」 お燐「お、おいおい……! 仮病とかだったら、ブン殴っちゃうんだからね……!?」 空「か、影山さん大丈夫!? まさかさとり様の虫妖怪除けネックレスの副作用で、虫妖怪になっちゃうんじゃ……」 さとり「私はそんな物騒な物を与えてませんし、勝手に黒幕っぽいキャラにするのもやめてお空。 ついでに彼の名前は影山じゃなくて松山よ。 ……影山だと、なんだか縁起が悪いじゃない」 松山?「……ぐっ。 ……ぅうううううっ。 ―――……はぁ」 救護班がまだ辿り着いていないにも関わらず、松山の様態は少しずつ快方に向かっていた。 ……向かっていたが、彼の身体は再び大きな変化が生じつつあった。 鈴仙「(松山君が……再び、矢車の姿に……!?)」
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0ch BBS 2007-01-24