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【Other】鈴仙奮闘記23【World】
[455]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/26(水) 00:41:33 ID:??? さとり「――勇儀さん、ボディに一発入れといてください」 勇儀「うっし! 了解だ古明地!」 ガシッ、ボガァァァァアアアアアアアアアアッ!! 矢車「うわぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 ギューーーーーーーーーーーーーン、ドガーーーンッ!! 放送「矢車選手、吹っ飛ばされた〜〜〜!! 等速直線運動の如く真っ直ぐ平行に空を飛び! 先程救護係の青髪の河童が転がるフェンスに激突!」 さとり「……善意でやって来た救護の方を、言い掛かりみたいな理由で蹴っ飛ばさないで下さい。 ただでさえ乱暴者の集団、という地底のイメージが、余計に悪くなっちゃうじゃないですか」 鈴仙「(……さとりさん。 心が読めているなら聞いて欲しいんですが。 ――それだけの理由で人を数十メートル吹っ飛ばす方も、結構乱暴だと思います)」 永琳「(――それでも、彼の精神は試合を超えて幾分は変化したようね。 少なくとも、矢車は松山君に対して献身した古明地さとりを信頼している。 ……でも、それだけでは未だ解決には時間が掛かりそう。 と、言った様子かしら)」
[456]森崎名無しさん:2014/11/26(水) 00:42:06 ID:??? やっぱり消し飛ぶ矢車www
[457]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/26(水) 00:44:54 ID:??? ――そんな地底のメンバーの様子を遠目で見ていた鈴仙(と、永琳)。 ハチマキに関する疑問は未だ消えないでいたが……しかし、鈴仙が今の彼女達に介入するのは難しい。 想像以上に、地底妖怪達の絆とか友情とかは厚かったようだ。 鈴仙「(――さとりさんも、ハチマキの事とかは気になってたみたいだし。 あの様子からして、松山君の為になる事だったら、地霊殿でも歓迎してくれそう。 ……しょうがないけれど、今日は色々話すのは止めて。 また次に地底に来た時にした方が良いかしらね。 さとりさんはもちろんだけど、あの矢車も最初と比べて随分丸くなった様子だから、 【松山君の為に、突然ハチマキを奪って来る事はまずしない】でしょうし……)」 ――だが、実際に旧都に向かい、試合を行った事で、鈴仙の地底妖怪に対する偏見が更に薄れた事は事実。 (さとりの読心能力には、まだ苦手意識が残るが……) 気が向いたら、もう一度地底に行ってみようか。 今度は手土産にラーメンでも持って……と、決意する鈴仙だった。
[458]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/26(水) 00:48:19 ID:??? ……と、いったところで今日の更新はここまでです。 試合イベントはこれで終わりでなく、もう少しだけ続きます。 そのため、人気度の上昇などの勝利ボーナスは、明日にまとめて行います。 明日は永琳による強化イベントと、妖夢との特訓イベントの判定位は出来れば…と思っています。 それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
[459]森崎名無しさん:2014/11/26(水) 00:53:25 ID:??? 乙でしたー。 ラーメンは手土産になるのね。 饅頭も日向の手土産ようかしら。 シリアスな場面のはずなのに、何故かコントに(笑) 私はこういうノリは大好きですが。 妖夢特訓と師匠特訓か、カードさんお願いしますね。
[460]森崎名無しさん:2014/11/26(水) 21:15:10 ID:??? やはりラーメンが手土産になるのか じゃあトロピカルラ・メーンをプレゼントだーw
[461]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/26(水) 23:44:56 ID:??? こんばんは、更新を再開します。 >>459 乙ありがとうございます。 饅頭は本スレリスペクトで、日向の好物ですね。 矢車さんはシリアスな笑いに定評があるので、たぶんこれが普通ですw >>460 トロピカルラ・メーンって何かと思ったら、カブトに出てたんですね(失念)
[462]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/26(水) 23:46:24 ID:??? *** 鈴仙「さ〜て。 帰りに人里の店で冷たいジュースでも買っておこうかしら……」 ――試合終了後。 一旦解散となった鈴仙は、珍しく一人でぶらぶらと、試合の熱狂冷めやらぬ人里を散歩していた。 佳歩やてゐ、パスカル達が一足先に永遠亭に帰っている中、こうして町をぶらつくのも悪くない。 人間の里は旧都と比べて猥雑な賑わいは無いが、秩序立った活気に満ち溢れている。 鈴仙「(――半年前は、地震やら瘴気やらでバタバタしていたけれど。 それでも、人間ってのは凄いモンね。 もう前の明るさを取り戻している)」 サッカーコートのある大通りには多くの店や露天商、住宅が並び、 往来では人間を中心に妖怪や妖精、獣人達が楽しげに行き交う。 鈴仙「――ま、技術とかでは月の都には当分追いつかないでしょうけどね……」 疲れもあってか、ふわりと欠伸をしながら鈴仙は何気なく周囲を振り返り、 最近出来たらしい西洋風のオシャレな衣装店の外装を眺める。 やはり若い女性に人気の店らしく、衣装店には友人連れやカップルがしきりに出入りしているようだった。 鈴仙「(オシャレなお店ねぇ。 ――私も一回入ってみたいけど、一人じゃ恥ずかしいな。 今度、妖夢でも誘ってみようかな……)」 と。 そんな風に鈴仙が客の行き来を眺めている時、一組のカップルらしき男女が店を出ていく姿を見かける。 鈴仙はその姿を本当に何となく見ていて――。
[463]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/26(水) 23:47:53 ID:??? 鈴仙「――ふ、ふぇぇぇえっ!?」 かなり情けない声を上げてしまった。 周囲の人妖が何事か、と一斉に振り返って鈴仙を見ている。 鈴仙は頭を下げながら猛ダッシュで大通りを駆け出し、人の少ない路地へ抜けて一息。 鈴仙「――う、嘘……だよね?」 しかし、それほどまでに、鈴仙が見た光景はショッキングだった。 あれは間違い無かった。 鈴仙「(ど……どうして? いや。 でも確かに今日のハーフタイムの時――あの子は『二人分の飲み物』を用意していた! それに、『何かの手がかりを得たかのような』穏やかな雰囲気だった。 手がかりって、ひょっとして。 そ、それはつまり……そう、そういう……?)」 ……それは些細な事。 されど偶然とはいえ――ああ、偶然とはいえ鈴仙は見てしまった。 浮ついた事が大嫌いで、衣服などにほぼ一切興味を持たなかった彼女らしからぬ、 可愛らしいワンピースを手に持ち、楽しそうに寄り添い歩く――。 妖夢「………! !!」 少年「――……!」 ――妖夢と、見知らぬ少年の姿を…………。 *地霊殿サブタレイニアンローゼスとの試合を勝利で終えました! 人気度がボーナスで加算されます。65→68 *試合後の会話イベントにより、さとりの評価値が上がりました。 *鈴仙が、「愛のハチマキ」と松山との関係に気付きました。次に地霊殿に行くことでイベントが進行します。
[464]森崎名無しさん:2014/11/26(水) 23:49:31 ID:??? 岬に釣られたか
[465]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/26(水) 23:49:50 ID:??? 〜特別イベント〜 【永琳の特訓・そのA】 鈴仙「(あんなの見せられたら、ジュースどころじゃないわよ……!)」 鈴仙は先程のショッキングな映像を振り払うように人里を抜け出し、のどかな秋晴れの幻想郷を飛んでいた。 鈴仙「(一緒に特訓するって約束してたけど。 私、どんな顔して妖夢に会えば良いんだろう……)」 本当なら、あの時妖夢の肩を掴んででも事情を聴くべきだったのかもしれない。 ひょっとしたら、たまたま他人と並んで店を出ただけなのかもしれないし。 ……しかし、今から人里に戻って妖夢を探すのも気まずいし、そもそも疲れている。 鈴仙「(しょうが無いから、今は敢えて妖夢の事は忘れて。 ――解散直前に師匠としていた、選手の強化特訓の事にでも思いを馳せようかしら……?)」 ――そのため、鈴仙はいつもの手段に出る事にした。 いわゆる、現実逃避というヤツである。 鈴仙の意識はつい30分程前。 試合終了後の人里サッカーコートへと移り……。 〜ちょっとだけ回想シーン〜 永琳「……今日の試合。 私はあまり活躍出来なかったわね」 鈴仙「ど!? どどど、どうしたんですか師匠!? そんな謙虚な態度だなんて、師匠らしくないですよ!?」 永琳「――ウドンゲ。 アンタは私を何だと思っているのよ……」 鈴仙「す、すみませんっ」 永琳「……まぁ。 今はそんな事は重要では無いわ」
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0ch BBS 2007-01-24