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【Other】鈴仙奮闘記23【World】
[869]森崎名無しさん:2014/12/09(火) 23:26:31 ID:??? あえて、ここは俺が考えたルートを提示しよう! 妖夢ルート:俗に言う幼なじみルート、説明不要 虎ルート:俗に言う先輩ルート、収入の差で上下関係が既に決まってる 佳歩ルート:俗に言う後輩ルート、もしかしたらヤンデレかもしれない パッチェルート:俗に言う先生ルート、想定の範囲外です ……このうどんちゃん、案外節操なくね?
[870]森崎名無しさん:2014/12/09(火) 23:30:31 ID:??? 大丈夫、大抵ラスボスに懐かれる楽園の素敵な巫女さんに比べたらうどんちゃんはまだまだ。 師匠ルートやけーね先生ルートもあるかも!? もこたん? だってもこたん特訓してくれないんだもん。 それに姫様という相手がすでにいるし(素)
[871]森崎名無しさん:2014/12/09(火) 23:33:03 ID:??? 姫様はミサキーヌルートに入る可能性もあるから、あきらめたらそこで試合終了だよ
[872]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/10(水) 00:03:11 ID:??? こんばんは、判定も投票もないですが投下していきます。 >>852さん、乙ありがとうございます。 何気に今ウサギHちゃんが来ても、佳歩が強くなった影響で不動のFWになれない可能性も…? >書き込みについて 昨日も先日も、ネチケットを大事にして、配慮ある書き込みをお願いします、 と申し上げてはいますが、誰かがちょっとでも不快に感じた書き込みは全部荒らしで煽り…… とまで行くと、それは行き過ぎだとは思います。その辺りの線引きは、誰か一人では無く、皆で決めるものだと思います。 >選択肢について 勘違いや主観によるズレを避ける為に、ロールプレイを推奨している場面では無く、 ゲーム的な損得が交わる場面では、>>811のように、 「どんな行動をしたらどんな結果になるか」……を極力事前に提示したいと思っています。 むろん、それでも間違える場合もありますでしょうが、1回間違えただけでご破算、 ……のようなバランスにはしていないつもりですので、あまりカリカリせずに参加頂ければ幸いです。 >>864 常時変更可だったら、最初っから全能力が高いのと同じなので、多少のペナルティはかかると思います。 森崎→超モリサキに変身する際のタイムラグみたいなのを想定しています。 >>865 そんな展開になるか、それともならないかは、鈴仙の行動に掛かって来ると思います。 ややネタバレになりますが、選抜ルートを選んだ場合は、>>865の展開にならないように、 もしくはなってもそれを変えるべく、鈴仙が奮闘する話になると思います。 >ルートについて 私はやはり姫様ルートでしょうか(異端でもない)
[873]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/10(水) 00:04:13 ID:??? 佳歩「……あっ、鈴仙さま。 し、試合始まってます。 始まって、ますけれど……!?」 鈴仙「はひぃ……酷い目に遭ったわ……」 ――鈴仙が色々な配慮を終えて、ルナティックスメンバーが陣取る観客席に戻って来た頃には、既に後半戦が始まっていた。 酷く打ったおしりをさすりながら、涙目になりながら座席に這いより、 どこか慌てた様子の佳歩が買って来てくれた コーヒー を貰って、意識を試合モードへとシフトさせていく鈴仙。 鈴仙「さーて、試合は後半3分で始まったばかり。 今は紅魔が1−0で聖徳にリードしているんだっけ……」 ――と、ノンビリとフィールドに視線を向けた時。 鈴仙「――えっ……? な、何この展開っ!?」 岸田「悪く思うなよっ。 あれもこれも全部お上の命令なんだ……っと、『シャークタックル』!」 ブウン、ズザザザザーーーッ!! パチュリー「……む、むぎゅっ!?(――こいつら! 後半戦になってから私を露骨に……!!)」 ドゴオオオオッ!! 実況「あっと、パチュリー選手吹っ飛ばされた〜〜!! この試合、珍しく後半戦も継続して出場しているパチュリー選手ですが、 やはり彼女の支配力はホウリューズにとっても脅威なのでしょうか! 執拗にマークを続けております!」 咲夜「……パチュリー様!(――馬鹿な! あれはどう見てもパチュリー様を……。 いや、パチュリー様を『吹っ飛ばす』事に意識を集中しているプレイ。 反則では無いけれど。 そもそも、あいつ等はもうパチュリー様の能力の欠点を見抜いていたと言うの……!? 既に調査済み。 いや、お嬢様の『スカーレットマーチ』を見抜き零したように……。 豊聡耳神子は、一瞬見ただけでパチュリー様の全てを理解したというの!?)」
[874]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/10(水) 00:05:17 ID:??? 神子「(……私の耳は十人の声を同時に聴けるんだ。 そんな私が一人の声を聴こうとしたら、聴力は常に凡人の十倍。 ――全ての技やスキルは、この私の前では常に情報公開状態と考えた方が良い)」 ――パチュリー・ノーレッジが鈴仙の協力を経て開発した大魔術、日符・『フォトシンセシス』。 太陽エネルギーを媒介にして供給される大量の魔力を元に、パチュリーは自身の喘息を無理やりに食い止めているのだが…。 しかし、魔術とは辺て等価交換。『フォトシンセシス』にもやはり欠点が存在している。 パチュリー「(喘息を完全に克服する代わりに、普段は気にならないレベルの虚弱体質の悪化……か。 この魔術にも、まだまだ改良が必要みたいね……)――(ドゴオッ)……むぎゃふんっ!!」 岬「ああ……本当に悪いね。 悪気では無いんだが、少し肘が入ってしまったようで」 実況「本間選手の貧弱なパスをカットしたパチュリー選手、 すぐ前方のフラン選手に渡そうとしますが……今度は岬選手のチャージで吹っ飛ばされる! 岬選手は、外の世界ではフィールドのアーティストとも称される技巧派プレイヤー! やはりこれは、無理を押して後半戦に出ているが故の副作用なのか〜〜!?」 パチュリー「技巧派……技巧派ね。 ……大した技巧派だこと(……でも、賢者の目には狂いが無い。 ――あんたがこういうプレイヤーである事は当に読めている。 だったら、対策だって――!)」 岬「(しまったな。 彼女も三杉と同じタイプか。 天才肌で、賢者と連呼しているから来生タイプと勘違いしていたが……。 今みたいな「際どい」プレーは、今回限りにしておくべきか。 ――と、ここはそんな表情で)」 フラン「(…………)」
[875]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/10(水) 00:06:25 ID:??? ――鈴仙が見る限り、後半戦が始まって以来、 聖徳ホウリューズは得点よりも、中盤の要たるパチュリーに対してのマークに執心していた。 タックル力に優れる岸田を中心に、岬までもがパチュリーに張り付きタックルに向かう。 無論、中盤の要たる岬や、一芸特化のストッパーたる岸田にそうした無理な動かし方をさせる事により、 圧倒的に高かった聖徳ホウリューズのボール支配率は大きく下がる。 しかし、そうして中盤でボールを得た紅魔は――、レミリアに上げるにしても咲夜に下げるにしても、 少なくとも一旦はパチュリーを経由する事が多い。 ホウリューズは、その一瞬の隙を狙って、仕切りにパチュリーにタックルを浴びせて来るのである。 鈴仙「な……何よ何よ! あんなの、反則でしょ!」 ウサギB「パチュリーさんの突破を警戒している……って言うか。 どっちかと言うと、パチュリーさんの存在そのものを警戒しているみたいです。 兎に角沢山プレーさせて、いち早く負傷なり疲労で退場させたいような――」 つかさ「……後半開始直後です。 神子さんが指を頭上で鳴らしながら、”たわむれはおわりじゃ”って。 そう言ってから、チームの人たちも「われにおまかせを!」とか「やってやんよ!」とか盛り上がり始めて。 ……何が起きるかと思ったら、これなんです」 ウサギC「ぱっちぇさん、前半でも結構動いていたから。 もう既にボロボロって感じだよ〜!」 慧音「……勝つ為とは言え、フィジカルに不安のある選手を執拗に狙うのは道徳的には恥ずかしい事だ。 私は、そう思っているのだが――果たして、他の皆も同じに思うか……」 ウサギD「ど、どうしてですか慧音先生! だいいち、あんなの可哀想です! 観客さんだって、ブーイング……」 輝夜「それがしてないのよねぇ。 ――不思議なくらいに」 ゴールやボールの支配よりも、一人の選手の弱点を突き続ける聖徳ホウリューズのやり方に、 疑問を覚え憤慨したのは純粋にパチュリーと親交があった鈴仙。それと、元々気性の大人しい永遠亭の妖怪ウサギ達だった。 そして、慧音を始めとする、ルナティックスの仲間達にも一連のプレーに首を傾げる者は多かったが……。 ――輝夜が周囲を見回しながら示すように。
[876]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/10(水) 00:08:00 ID:??? 観客「――ワァァァァァァアアアアアアアアアッ!!」「いいぞーー!! もっとやれーーー!!」 「人を殺し病を広める魔女は退治しろー!!」「くそっ! 岬さんは何て悪意の無い! 岸田みたく、もっと吹っ飛ばせば良いのに!」 永琳「――後半になってから。 聖徳ホウリューズのサポーターが、不自然に幅を利かせているようで。 『勝利の為ならば、反則でない限り、あらゆる手段を使うべきだ』。 ……そんな、幻想郷的には珍しい考え方が、このサッカーコート中に広まっているみたいね」 鈴仙「……そんな!」 ――まるで誰かにより事前に申し合わされたかのように。 人里サッカーコートに居る観客の殆どが、聖徳ホウリューズの取った行動を評価しているようだった。 この時、一定数いた筈のスカーレットムーンズのサポーターの声は殆ど聞こえず。 レミリア「(……まさに四面楚歌、と言った感じか。 力は妖怪の山をひっこ抜き、霧は幻想郷全体を覆う私だが、 ……さて、時と運は未だ私に利してくれるのかしらね)」 逆境だらけの現状にも動じず、ゴールを見つめて静かに笑うレミリアは自らの運命を愉しみ。 フラン「(――あいつ。 あの笑顔でパチェにこっそり肘入れてた人間。 ……あいつ、好きじゃない)」 一方で、狂気を克服しつつある中、未だ幼さが抜けきらぬフランドールは、 この逆境に、鈴仙が感じたのと同じような、純粋な不満と憤りとを覚えていた。
[877]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/10(水) 00:09:02 ID:??? ――と、駆け足になりましたが今日の更新はここまでです。 それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
[878]森崎名無しさん:2014/12/10(水) 00:10:29 ID:??? やっぱりウサギ仮面で出場しとけばよかったw乙
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0ch BBS 2007-01-24