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【Other】鈴仙奮闘記23【World】
[927]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/12(金) 00:08:43 ID:??? レミリア「そんな訳で、霊夢はもうお呼びじゃないわ。 帰っていいわよ」 霊夢「……別に、アンタに呼ばれた訳じゃないけどさ。 ……まぁ、またノンビリ試合見てるわ」 ビュウウッ……! ……レミリアは巫女をシッシッと猫のように追い払うと、 未だ状況を呑みこめていないフランと、負傷と疲労により立ち上がれないパチュリー。 そしてそれを取り囲うスカーレットムーンズの従者達を穏やかに見つめると、 レミリアは再び先程の――いや、先程を大きく超える怒気を孕んだ瞳で神子と岬を交互に睨み。 レミリア「……私は『紅魔の当主』として、お前たちのプレーを褒め称えた。 ――だが。『フランドール・スカーレットの姉』及び『パチュリー・ノーレッジの友人』としての私は。 ……簡単には、貴様等を赦しはせんぞ?」 ズッ……! ……研ぎ澄まされた刃のような。 フランドールのようにただただ膨大では無いが、洗練された鋭利な殺意を向けた。
[928]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/12(金) 00:10:07 ID:??? ――と、いったところで今日の更新はここまでです。 最近無駄に文章が嵩んですみません……。 明後日には試合描写が終わると思います(汗) それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
[929]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/12(金) 00:14:29 ID:??? 無駄に、というのは読んで頂く側にとっても失礼な言い方だったかもしれませんね。 ですが、もう少し描写や展開を良い意味で短く、洗練出来ればいいな…とは考えております。
[930]森崎名無しさん:2014/12/12(金) 00:15:58 ID:??? ごく普通に岬犬という単語が使われてるw 893乙
[931]森崎名無しさん:2014/12/12(金) 00:22:04 ID:??? 乙です。 お嬢様かっこいい! これは利は捨てても名は大きく売っただろう。 「博麗の巫女」が審判を覆したということも防いだし、長期的に観れば一番いい結果なんじゃないか? それにしても、レミリアと霊夢のやりとりが、いかにも二人っぽい。 霊夢もレミリアに食い下がったりせずあっさりと立ち去るのも素敵だね。 「中立」として信頼できそうだ、紫の言葉を鵜呑みにしたりはしなさそう。
[932]森崎名無しさん:2014/12/12(金) 00:34:03 ID:??? 乙です 2チームとも逃げる姿勢を全くもっと見せないね どちらも負けたら恥を大きくさらす行動に出てる でもその姿勢、嫌いじゃないわ! さて、これで審判も霊夢も聖徳も紅魔も損せず得せずな結果となったね これで人間&妖怪VS鈴仙という悲劇は避けられた 審判が咎められた場合→紫「鈴仙が狂気の瞳使ったんじゃね」?→これは鈴仙の仕業に違いない! 紅魔が咎められた場合→紫「自分の力が及ばないばっかりにこんなことに」→鈴仙がいなきゃ起こらなかったに違いない 聖徳が咎められた場合→試合が荒れた→紫「鈴仙にかまってる間に・・・これは裏でつながってるに違いない」→全部鈴仙のせいだ
[933]森崎名無しさん:2014/12/12(金) 00:34:59 ID:??? 人間&妖怪VS鈴仙www
[934]森崎名無しさん:2014/12/12(金) 17:50:11 ID:??? 鈴仙「楽しくサッカーしてただけなのに、いつのまにか敵にされてた」
[935]森崎名無しさん:2014/12/12(金) 18:19:04 ID:??? 自業自得って言葉、知ってるかい?
[936]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/13(土) 02:10:06 ID:??? こんばんは、遅くなりましたが、更新を始めていきます。 >>930 乙ありがとうございます。お嬢様はノリが良いですし多分岬犬位は使いますね。 >>931 乙ありがとうございます。二人っぽいと言ってただけて嬉しいです。 霊夢達との対決は、第一部の総決算として盛り上げていきたいので、 ラスボスの霊夢もそれに相応しい大物感が出せればと思います。 >>932 乙ありがとうございます。 かつて争っていた人間と妖怪が手を組んで鈴仙を倒す。感動的な良い話ですね…。(鈴仙以外にとっては)
[937]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/13(土) 02:11:56 ID:??? 神子「……素晴らしい欲だ。 私の心臓をボール越しに射止めて殺したい。 そんな欲が、貴女の内から暴風のように吹きすさんで来る」 レミリアの殺意に対して、豊聡耳神子は涼しげに笑った。 一連の後ろめたいプレーの証拠が闇に葬られたからか、新たな謀略を思いついたからか。 もしくは更なる奥の手を隠しているのか――。 その真意は不明だが、兎に角彼女は既に、何時もの落ち着きを取り戻していた。 レミリア「随分と余裕だな。 民意が無くてはただの人たる政治屋風情が、私に勝てるとでも?」 神子「………ただの人か、大いに結構。 いつの時代の物語でも、尊大で傲慢な悪魔を倒すのは、平凡な人間だった。 ――まぁ、私は人じゃなくって聖人だけどね(さて……こうもなった以上仕方あるまい。 プランBで行こう)」 咲夜に連れられて「ルール通り」に退場するフランドール。 そして、既に疲労と負傷でこれ以上の試合続行は見込まれない様子のパチュリーを一瞥した上で、神子は語った。 ……自身の安全を確保した上で、万全を期し策に出る抜け目なさは、レミリアには無い神子の人間臭さだった。 そして、伝承上の悪魔にとって、こうした人間の機転と知恵が天敵だった。 神子「(巫女の邪魔は恐らくもう入らない。 八雲紫は私達の茶番に付き合っている暇も余力もない! それならば――今はむしろ好機だ! 私達も一矢報いて見せようじゃないか!) ……かくあらば、私の方からも吸血鬼殿の為に、最高の舞台を用意させて頂こう! 即ち――多くの有象無象による、吸血鬼への恐怖と憎悪。 それを撃ち滅ぼす人間の為の、希望の舞台だ!」 パチッ! ……―――ワァァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!! 神子は大きく腕を上げ、マントをはためかせて指をパチリと鳴らす。 刹那、観客席の雰囲気が再び急変した。
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0ch BBS 2007-01-24