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【Other】鈴仙奮闘記23【World】
[985]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/13(土) 23:10:02 ID:??? 鈴仙が次に気がかりだったのは、パチュリーの負傷だった。 魔法によって、確かにフルタイムで出場できる身体を手に入れたのかもしれないが、 しかし、今日の彼女はその副作用――フィジカル面の減退――を突かれ続けていた。 鈴仙「(負傷も辛いでしょうけど……プライドが高く完璧主義なあの人にとって。 自分の弱点を突かれたせいで、賢者たる自分が導くべきチームが負けたって事は大変な屈辱でしょうしね……。 あと、レミリアさんとかフランドールの様子も気になるっちゃあ、気になるし……)」 鈴仙は周囲の様子を見ながら、パチュリーの居るであろうスカーレットムーンズの控室へと向かおうとする。 しかしその時。 鈴仙は遠くの観客席から――二つの、見覚えのあるシルエットを見つけてしまった。 鈴仙「(……って、あれ。 さっき私を突き飛ばして来たお面の子――こころじゃない……。 ――なんかキョロキョロしながら、こっそり(?)聖徳ホウリューズの控室の方面へと向かっているけれど。 何か、様子が怪しい感じね……?)」 その一つは、つい先ほど見かけたばかりの影。 謎のお面を所持していた面霊気・秦こころのふわふわとしたスカートと長髪。 そして周囲に浮かぶ無数の面が、遠巻きに見ても非常に目立っていた。 そして、もう一つは――。 鈴仙「あれは……妖夢……!? 神子の企てる、『ハイパーカンピオーネ』計画に入るって言ってただけあって。 やっぱり、試合を見に来てたんだ……!」 妖夢「…………!」 スッ。 タッ、タッ、タッ――。 妖夢は、決然とした表情で観客席を出ようとしていた。 彼女のシルエット自体は目立ちづらいが、しかしそれでも鈴仙は妖夢の友人だし、 何より周囲に浮かぶ半霊がある為に、これもまた視認しやすかった。
[986]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/13(土) 23:11:23 ID:Biv0COhE 鈴仙「(――ど、どうしよう。 三択って感じになったわね……! つまり、@パチュリーさんの様子を見に行くか、Aこころの後を付けてみるか、B妖夢に声を掛けに行く ……の三者択一。 @だったら、パチュリーさんの容体次第では、聖徳ホウリューズと実際に戦った情報が得られそうだし。 Aだったら、私にとっては目的も所属も良く分からないこころの、更なる秘密とかが分かるかも。 Bだったら…どうなるのかちょっと分からないけれど。 妖夢が今の試合を見てどう思ったのかも気になるし、何より私が少しでも話をしたいってのがある。 ――どちらにしても、私にとって極端に不利な事は、そう起きないと思うけど……ど、どうしようかな?)」 A:パチュリーの様子を見に、紅魔スカーレットムーンズの控室に行ってみる。 B:こころの様子が気になるので、後を付けてみる。 C:妖夢がどう思っているのかが気になるので、妖夢に声を掛けに行く。 D:……いや、ここは仲間達と一緒に帰る事にする。 E:その他 自由選択枠 A+Bなど複合選択はできません。 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[987]森崎名無しさん:2014/12/13(土) 23:12:08 ID:srnOiz2c A
[988]森崎名無しさん:2014/12/13(土) 23:12:27 ID:U1hc8yTQ A
[989]森崎名無しさん:2014/12/13(土) 23:12:35 ID:YHrikwcY A
[990]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/13(土) 23:39:08 ID:Biv0COhE A:パチュリーの様子を見に、紅魔スカーレットムーンズの控室に行ってみる。 鈴仙「ええいっ! 情報収集は後でも出来る。 今はとりあえず、お見舞いに行くのよ……!」 鈴仙は脱兎のごとく駆け出して、一目散に紅魔スカーレットムーンズの控室へと向かった。 コンコンコン。 咲夜(ドア越し)「……どちら様でしょうか。 只今負傷者が居るため、あまりファンの方でも面会はさせたく無いのですが」 鈴仙「わ、私よ! えーっと……鈴仙! ちょっとパチュリーさん達の様態が気になって…!」 咲夜(ドア越し)「パチュリー様の……? ――ああ、そういえば最近、パチュリー様と懇意だったものね。 分かったわ、入って良いわよ」 ドア越しに応対された咲夜も、最初は試合結果や観客席の雰囲気を受けて当初は冷たい態度だった。 しかし、鈴仙の必死げな説明を聞いて、彼女が特段スカーレットムーンズに悪意を振りまく人物では無いと認識したのか、 入室をすんなり許可してくれた。 ガチャッ。 鈴仙「お、お邪魔します」 ドアを開けてくれた咲夜――自分よりも少しだけ背が高く、何となく圧迫されているような気がする―― に軽く会釈をした鈴仙は、恐る恐るスカーレットムーンズの控室に入ると。 レミリア「……あら。 これはまた殊勝なウサギが流れ込んで来た」 フラン「……あっ。 ウサギさんだ……」 パチュリー「…………」(←鈴仙をチラチラ見ながら、これ見よがしに読書中)
[991]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/13(土) 23:40:21 ID:Biv0COhE 鈴仙「――なんか、思ったよりも皆。 ケガとか無さそうですね……」 ――鈴仙が恐れるよりも、どうやら事態は深刻では無かったようだった。 途中退場となってしまったフランドールは、やはりどうしても浮かない表情をしていたが、 試合中酷い負傷を負っていたレミリアとパチュリーは、再生力の賜物か、それとも魔法の効果か、 既にその傷は大体完治しており、二人ともに普段とそう変わらない様子だった。 咲夜「――そんな事ありません。 特にお嬢様は、あの燐光を真正面から浴びたのですから。 ……少なくとも、暫くは安静にして然るべきですっ」 レミリア「全く。 咲夜ったら心配性なんだから」 鈴仙「(……なんだか、いつもとメイド長の雰囲気が違うわね。 瀟洒じゃなくって、ちょっとオロオロしているというか。 それだけに、やっぱり今日の試合は従者として思う所があった……と、言う事かしら?)」 美鈴「陸君、今日は散々だったねぇ……」 陸「……アイツら、少なくとも1発の攻撃力ではウチより一回り以上は下だった。 手数もそうでもない。 ――純粋な、支配力の問題だったアルね。 つまり、朕は悪くないアル!」 小悪魔「(中国さんのメンタルも、結構図太いよなぁ……。 ――妹様とかに鍛えられたから?)」 鈴仙「(そして、門番コンビと小悪魔は比較的暢気な感じかしら。 ……小悪魔は、やっぱりパチュリーさんの事が心配なのか、少し所在無げな感じだけど)」 ……パチュリーの容体が心配だと入室した鈴仙だったが、 こうして入ってみると、レミリアやフランドール。 咲夜や美鈴達とも話をしてみたいような気もする。 勿論、これからパチュリーにも真っ先に声は掛けるつもりではいるが、無理に彼女と腰を据えて雑談する必要はないのだ。
[992]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/13(土) 23:41:36 ID:Biv0COhE 鈴仙「(……どうしよう。 具合も良さそうだし、パチュリーさんと暫く話し込んでいようかしら。 それとも、パチュリーさんは軽い挨拶で済ませて、折角だから他のスカーレットムーンズのメンバーとも、 何かしら交流してみようかしら? ……たぶん、邪険にされる事は無いと思ってる――けど)」 A:パチュリーと暫く話し込む。 B:レミリアとも少し喋ってみる。 C:フランドールとも少し喋ってみる。 D:咲夜とも少し喋ってみる。 E:美鈴、陸、小悪魔の三人の会話に混じってみる。 F:その他 自由選択枠 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[993]森崎名無しさん:2014/12/13(土) 23:42:47 ID:xKpGKfU+ B
[994]森崎名無しさん:2014/12/13(土) 23:44:52 ID:qu0nlQwM D
[995]森崎名無しさん:2014/12/13(土) 23:44:58 ID:YHrikwcY A
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0ch BBS 2007-01-24