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【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】
[102]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 22:00:27 ID:??? さらばカップ麺
[103]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 22:24:05 ID:tDklXAvE C:矢車に会って話をしてみたい。 お燐「ゲッ。 あんた、正気かい」 ヘラヘラ笑ったお燐の表情が、そう言う一瞬だけ凍り付いた気がした。 鈴仙「……いや、何となくよ。 なんとなーく、あの彼……だか誰だか分からない男から発する波長が気になってね。 ちょっと調査に来た訳よ。 それにさ、試合でも見たけれど、彼は二重人格なのよね。 幻想郷では精神病の症例が極端に少ないから、医院をやってるウチとしても学術的に非常に気になるって言うか」 お燐「ふうん……精神分析って奴かな。 あの現実界と象徴界と想像界が輪っかになってボロボロっての」 鈴仙「それって、ラカンが言ってたボロメオの輪のこと? 見かけによらず、本とか読んでるのね」 お燐「――あたいは良く分からないよ〜。 ただ、こういうのはさとり様が結構詳しいんだ。 ……昔、ウチの妹様を巡って色々あったからね。 ……ま、それはどうでも良いか。 ――いいよ、会いたいなら勝手にしたら良いと思うし」 お燐はそう言うと、矢車の住むらしい地霊殿の地下――未だ拷問と血肉の跡が残る牢獄へと案内してくれた。 正気の人間ならば、まずここに住みたいと思わないだろう。 それまでに、あまりに不快で狂気を煽り、おぞましい空間。 ――まさしく『地獄』に相応しい場所だった。 お燐「……知ってたかもしれんけど、あたいはアイツが嫌いなんだ。 あいつ、さとり様があんなに気を掛けてくれてるのに、頑なにそれを拒んでたしね。 ――まぁ、それでも試合で大分丸くはなったけどさ。 でも、あっちからゴメンナサイしない限り、あたいは和解したくはないね。 ――っと。 さ、後は案内は要らないかな〜。 ここを真っ直ぐいって、突き当たりを右ね」 矢車に対する愚痴を聞き終わった鈴仙は、ここでお燐と解散して、腐臭漂う地霊殿の最奥を更に進む。 今の地霊殿は全く使用していないらしい、昔の鬼達の牢獄。 鈴仙が踏みしめているのは、果たして土くれなのか死体なのか。
[104]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 22:30:00 ID:tDklXAvE じゅっ…と靴が埋まって液が滴る、瑞々しい地面を踏みしめながら鈴仙は牢獄の一番奥へと辿り着いた。 鈴仙「矢車。 矢車想……! そこに居るのよね……?」 急襲されても良いように、指先には妖力で編んだ銃弾を仕込む。 何故か消えない燭台の灯りを拝借して、松明代わりに牢獄の暗黒を照らし出す。 すると、そこには―――。 先着1名様で、 ★地獄の兄→!card★ と書き込んでください。数値で分岐します。 JOKER→松山「小田 聖徳ホウリューズなんてやめて俺達と一緒に地獄に落ちよう……」小田「あにきぃ……一生ついていくよぉ…」 ダイヤ→松山「はぁっ……はぁっ……! だ、誰だ、お前は……!?」鈴仙「あっ、この姿は試合の時の……!」 ハート・スペード・クラブ→矢車「闇の底には、誰の声も届かない……」鈴仙「でもそれって、私の声が聞こえてるから言ってるのよね?」 クラブA→誰もいなかった。 お燐「(あっ、道間違ってたや。 ま、いいか)」鈴仙「(唐突なダンジョン探索いべんとっ!?)」
[105]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 22:30:41 ID:??? ★地獄の兄→ ダイヤ5 ★
[106]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 22:30:45 ID:??? ★地獄の兄→ ダイヤA ★ JOKERwww
[107]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 22:36:25 ID:??? ヒャメロー
[108]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 22:57:52 ID:tDklXAvE ★地獄の兄→ ダイヤ5 ★ ダイヤ→松山「はぁっ……はぁっ……! だ、誰だ、お前は……!?」鈴仙「あっ、この姿は試合の時の……!」 松山「はぁっ……はぁっ……! だ、誰だ、お前は……!?」 鈴仙「(……あれっ。 矢車じゃあ……無い! これはサッカーをしていた時僅かに出ていた、矢車の正体……!)」 ――鈴仙の予想に反して、その牢獄で苦しんでいたのは矢車では無く。 その矢車よりは幾分幼くは見えるが、しかし実年齢以上の労苦を重ねた表情が印象的な白髪の少年。 烈しいタックルと地を這うシュートで、永遠亭ルナティックスと互角以上の勝負をした――松山光だった。 松山「誰だ……俺の許可無く兄貴の名を呼んだのは……? 恥知らずのサトリ妖怪の女か……?」 鈴仙「……違います。 通りすがりの――うん、心のメイクアップアーティスト……そう呼んでくれても良いわ」 松山「……何だそれは。 そんなんで俺と兄貴の地獄を邪魔する気か……?」 ――会話が通じないのは予想通りだったため、鈴仙はそれで動揺する事は無かった。 しかし、矢車という殻に守られていない状態の無防備な松山は、まるで羽化したての成虫のように脆く見える。 死人のように止まった波長を描く矢車と異なって、今の松山が描く波長は生まれたての赤子のように混沌。 鈴仙「(……う〜ん。 矢車の方がまだ話は通じそうとは思ったんだけど、この松山君は……やっぱりまだ混乱している感じね。 まるで、彼の言う兄貴――矢車君以外の全てが、この世界の敵だと勘違いしているみたい。 ちょっと扱いがめんどくさそうだけど……ただ、行動に対する反応はこっちの姿の方が良いかもしれないわね)」 ――しかし、純粋に彼の放つ波長が気になった鈴仙にとっては、こちらの姿の方が都合が良い。 単なる殻に過ぎない矢車と違い、松山が相手ならば、鈴仙の狂気の瞳も有効である。
[109]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 23:02:13 ID:tDklXAvE 鈴仙「(――あっ。 そう言えばこれまでに拾ったアイテムも、何かの役に立つかも!)」 ……書物でのみ齧った精神医学の基礎に加えて、今まで拾ったそれらしいアイテムを思い出しながら、 鈴仙は松山への対処法を考える。 果たして、鈴仙が松山に取った行動は――。 A:精神医学の基礎に忠実に。 とりあえず黙って松山の話に耳を傾ける。 B:狂気の瞳の能力で、松山の波長を一瞬でも正常に戻してみる。 C:永遠亭で精密な診断を受けてみないか提案してみる。 D:愛のハチマキを見せてみる。(あげるとは言ってない) E:兄弟ラーメンを一緒に食べる。 F:兄弟ラーメン・弟味噌をあげる。 G:兄弟ラーメン・兄貴塩と弟味噌を両方あげる。 H:その他 自由選択枠 A〜Dのうち1つ+E〜Gのうち1つ という選択も可。 (例:H A+D、H B+E、など) 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[110]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 23:04:37 ID:7PL6N4Gc H 笑う
[111]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 23:05:19 ID:+9Ic8i+Q H A+E
[112]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 23:05:52 ID:NTJUJAys H B+D
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0ch BBS 2007-01-24