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【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】
[107]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 22:36:25 ID:??? ヒャメロー
[108]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 22:57:52 ID:tDklXAvE ★地獄の兄→ ダイヤ5 ★ ダイヤ→松山「はぁっ……はぁっ……! だ、誰だ、お前は……!?」鈴仙「あっ、この姿は試合の時の……!」 松山「はぁっ……はぁっ……! だ、誰だ、お前は……!?」 鈴仙「(……あれっ。 矢車じゃあ……無い! これはサッカーをしていた時僅かに出ていた、矢車の正体……!)」 ――鈴仙の予想に反して、その牢獄で苦しんでいたのは矢車では無く。 その矢車よりは幾分幼くは見えるが、しかし実年齢以上の労苦を重ねた表情が印象的な白髪の少年。 烈しいタックルと地を這うシュートで、永遠亭ルナティックスと互角以上の勝負をした――松山光だった。 松山「誰だ……俺の許可無く兄貴の名を呼んだのは……? 恥知らずのサトリ妖怪の女か……?」 鈴仙「……違います。 通りすがりの――うん、心のメイクアップアーティスト……そう呼んでくれても良いわ」 松山「……何だそれは。 そんなんで俺と兄貴の地獄を邪魔する気か……?」 ――会話が通じないのは予想通りだったため、鈴仙はそれで動揺する事は無かった。 しかし、矢車という殻に守られていない状態の無防備な松山は、まるで羽化したての成虫のように脆く見える。 死人のように止まった波長を描く矢車と異なって、今の松山が描く波長は生まれたての赤子のように混沌。 鈴仙「(……う〜ん。 矢車の方がまだ話は通じそうとは思ったんだけど、この松山君は……やっぱりまだ混乱している感じね。 まるで、彼の言う兄貴――矢車君以外の全てが、この世界の敵だと勘違いしているみたい。 ちょっと扱いがめんどくさそうだけど……ただ、行動に対する反応はこっちの姿の方が良いかもしれないわね)」 ――しかし、純粋に彼の放つ波長が気になった鈴仙にとっては、こちらの姿の方が都合が良い。 単なる殻に過ぎない矢車と違い、松山が相手ならば、鈴仙の狂気の瞳も有効である。
[109]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 23:02:13 ID:tDklXAvE 鈴仙「(――あっ。 そう言えばこれまでに拾ったアイテムも、何かの役に立つかも!)」 ……書物でのみ齧った精神医学の基礎に加えて、今まで拾ったそれらしいアイテムを思い出しながら、 鈴仙は松山への対処法を考える。 果たして、鈴仙が松山に取った行動は――。 A:精神医学の基礎に忠実に。 とりあえず黙って松山の話に耳を傾ける。 B:狂気の瞳の能力で、松山の波長を一瞬でも正常に戻してみる。 C:永遠亭で精密な診断を受けてみないか提案してみる。 D:愛のハチマキを見せてみる。(あげるとは言ってない) E:兄弟ラーメンを一緒に食べる。 F:兄弟ラーメン・弟味噌をあげる。 G:兄弟ラーメン・兄貴塩と弟味噌を両方あげる。 H:その他 自由選択枠 A〜Dのうち1つ+E〜Gのうち1つ という選択も可。 (例:H A+D、H B+E、など) 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[110]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 23:04:37 ID:7PL6N4Gc H 笑う
[111]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 23:05:19 ID:+9Ic8i+Q H A+E
[112]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 23:05:52 ID:NTJUJAys H B+D
[113]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 23:06:59 ID:tDklXAvE 念のためですが補足させて頂きます。 ・E:兄弟ラーメンを一緒に食べる。 を選択した場合、鈴仙が兄貴塩を、松山が弟味噌を食べる恰好となります。 もしも鈴仙と松山で一杯のかけラーメンをしたい方が居られた場合は、自由選択枠で対処願います。 ・その他で示している例がおかしい(A+Dは選択不可)ですが、無視して頂ければ幸いです(汗)
[114]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 23:07:10 ID:??? 松山の状態ならBは効くけど矢車だと無理くさいのか
[115]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 23:08:59 ID:NTJUJAys H A+E 変更お願いします
[116]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 23:44:14 ID:tDklXAvE A:精神医学の基礎に忠実に。 とりあえず黙って松山の話に耳を傾ける。 E:兄弟ラーメンを一緒に食べる。 鈴仙「(今の状態なら、狂気の瞳も効きそうだけど。 ……でも、万一で暴発したら大変な事になるしなぁ。 ――そうしたら、さとりさんが凄い剣幕でキレてくるかもしれないし、やめとこうっと……)」 無表情で激昂するさとりの顔を想像して震える鈴仙。 この幻想郷、笑顔で激昂する人物は結構居ると思うが、無表情でキレて来る人物はあまりいない気がする。 鈴仙「(しょうがないか。 ここは基礎に忠実に、黙って「傾聴」とやらをやってみましょうか……) ――まぁ。 こちとら遥々遠くから来たんだから。 折角だから、何でも話してみなさいよ」 松山「……はぁ? 俺、兄貴以外の奴と好んで会話する程、アブノーマルな性癖じゃないんだけど」 鈴仙「(アブノーマルの塊が良く言うわよ……)……そんならいいです。 私、ここでジッとしてるから。 何か話したい事があったら、是非話しかけてくださいね?」 ――正直、松山の精神的な不安定を直してあげたいと思ったから、鈴仙はここまでするのではない。 鈴仙は英雄譚に出て来るような聖人君子では無い。 とはいえ、常に損得勘定で動く程の利己的な人物でも無い。 鈴仙「(せ、折角ここまで来たんだから……! このまま骨折り損だなんて、ごめんだからね……! ――あと、こっちから声を掛けたのに途中で投げ出すのも罪悪感あるし……)」 時間を無駄にしたくない。中途半端に手を掛けて放置するのは罪悪感を感じる。 鈴仙がこの時感じていたのは、精々がこの程度だった。 要するに、立派も無ければ利己にも走り切れておらぬ中途半端な……ごく一般的な感情しか抱いていなかった。 (それだけの理由で粘り強く松山を待つ鈴仙は、平均からはどこかズレていると言わざるを得ないが) 松山「(……変な奴だ。 こんな牢獄に入って来る奴なんて、身の程知らずのサトリ妖怪位しか居なかったのに……!)」
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0ch BBS 2007-01-24