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【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】
[712]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 15:50:11 ID:??? うわっ、すみません!EとBを見間違えて準備してました! Bの選択肢で進みますので、少々お待ちください。
[713]森崎名無しさん:2015/01/03(土) 15:53:00 ID:??? Eで進めても『イー』じゃないってくだらないネタに走ってみる
[714]森崎名無しさん:2015/01/03(土) 16:06:19 ID:??? 審議拒否
[715]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 16:27:46 ID:??? B:焼き鳥を奢ってもらいに来た。 鈴仙「うん。 ちょっと焼き鳥でもご馳走になろうかと思って」 妹紅「ええっ? 午前から焼き鳥で一杯ひっかけるの? 良い生活してるねぇ。 ――と、思ったけれど。 そういえば、大分前にそんな約束してたっけ」 鈴仙「え、ええ。 結構前の約束だった気もするけれど、良く覚えていたわね……」 妹紅「――あんまり、仕事以外で人と接する機会も無いからね。 ……と、ごめんごめん。 それならさ、とっておきの雉肉でもご馳走するからさ、上がってよ!」 鈴仙「う、うんっ!(何だか、ちょっと寂しげだったわね……今の)」 鈴仙は妹紅に案内されて、妹紅のあばら家に入って行く。 家の中は更に簡素で何も無く、竹板張りの床の中央に、煤焦げた囲炉裏が一つあるだけだった。 妹紅「一応隠れ家的焼き鳥屋、っていう体で店を経営してはいるんだけど。 鈴仙は多分、半年……いや、1年? ぶりくらいのお客さんだよ」 鈴仙「そ、そうだったんだ……ここ、お店だったんだ……」 妹紅「人里の貸本屋の子が、『外の世界の雑誌によると、今、隠れ家的居酒屋がブームらしい』 ……っていつか教えてくれてね。 それで、色々やってたんだけど」 鈴仙「む、難しいわねぇ……(たぶん、隠れ家”的”じゃなくて。 隠れ家そのものなのがダメなんだと思うけど……)」 そんな雑談をしながら、妹紅は手際よく床下から新鮮そうな肉を取り出した。 巨大な肉切り包丁を器用に使って、小さくその肉を刻んでいく。 家庭的というか野性的な仕草に、鈴仙はなんとも感心した気分になった。
[716]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 16:30:56 ID:??? *** 妹紅「……と。 さて、出来たよ」 ――やがて10分程度で、鈴仙の元にいい匂いのする串焼きを渡された。 妹紅「300年前くらいから使ってる藤原流・秘伝の醤油タレを漬けて食べてね。 あ、二度漬けは厳禁だからなー?」 鈴仙「(二度漬けダメなのは串カツじゃないの……?)――う、うん。 頂きまーす」 妹紅「お酒は……あったあった。 ま、お酒は人里で買って来た普通のカップ酒だけどね。 ――あ、飲み過ぎたら駄目だよ? あんたをベロベロにしちゃったら、輝夜は良いけど永琳に怒られちゃうからね」 妹紅は、そんな鈴仙と対面するようにどっかり座って、かなり親しげに話しかけてくる。 ……確かに、普段から妹紅は親しげではあるが、今日は少ししつこい位にフレンドリーだった。 鈴仙「(妹紅。 やっぱり……寂しいのかな)……ん。 おいしい。 このモモ肉」 妹紅「えっ? 本当かい? いやー、やっぱり嬉しいねぇ。 ――あ、他に欲しい所はある? どうせ私は食わなくても死なないんだ。 遠慮せずにドンドン食べちゃっていいからね!」 串をほおばる自分の姿を楽しげに見ている妹紅に、鈴仙は少しだけ彼女の寂しさを感じた気がした。 鈴仙「(……今だったら。 妹紅について、もうちょっと踏み込んだ話とかも出来そうな気がする)」 鈴仙はむしょうに、この寂しげな、自分よりも遥かに年上の少女と話をしたい気持ちになった。
[717]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 16:32:10 ID:cC4SojOg 鈴仙「(妹紅の過去のこと。 慧音さんとのこと。 姫様とのこと。 ……私は、妹紅についてまだ何も良く分かっていない。 どうしよう、どんな話題について話をしてみようかな? ――妹紅の意外な一面とかが、今なら何となく覗けるかもしれない)」 妹紅「ん? どうしたの鈴仙? そんな畏まった顔しちゃって」 鈴仙「ねぇ、妹紅……」 鈴仙は妹紅に対して口を開いた。 その話題は――。 A:妹紅のこれまでの暮らしについて。 B:慧音との関係について。 C:輝夜との関係について。 D:自分(鈴仙)の事をどう思っているかについて。 E:その他 自由選択枠 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[718]森崎名無しさん:2015/01/03(土) 16:35:56 ID:uHwdC2PI B
[719]森崎名無しさん:2015/01/03(土) 16:35:58 ID:5QkMYpMk B
[720]森崎名無しさん:2015/01/03(土) 16:36:26 ID:??? E アモロ、ブルノ、ブローリンに続く姫様キラーな人物について心当たりがないか聞いてみる
[721]森崎名無しさん:2015/01/03(土) 17:00:10 ID:??? それだけいてまだ足りないと言うのか!
[722]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 17:31:05 ID:cC4SojOg B:慧音との関係について。 鈴仙「――そう言えばさ。 妹紅と慧音さんって、凄く仲が良いよね。 ……何か仲良くなるきっかけ、みたいな事でもあったの?」 妹紅「あー、うん。 まぁ、それは大した話じゃないんだけどさ……」 妹紅は鈴仙に対して、彼女の一番の親友についての話を語ってくれた。 妹紅の親友――上白沢慧音との過去。現在、そして未来について。 それは鈴仙が今までに聞いた事のない話だった。 名も無い時代の集落の、名も無い幼い少女の話。 人と妖の子として生まれた少女が、忌み子鬼の子としてその身に余る罰を受けた話。 そんな幼い少女を助けた、同じく禁忌として扱われたもう一人の白髪の少女の話。 幼い少女が成長し、人を守り導く聖女として時の王に祀り上げられた話。 聖女が王に裏切られ断罪された話。 その復讐として王国を焼き払った炎の魔女の話。 聖女と魔女が逃避行の中、妖の賢者に拾われた話。 そして……死が二人を分かつまで、決して綻ばぬ友情を確かめあった話。 鈴仙「そ、そんな事が……あったんですね」 その長大な話を聞いて、鈴仙は何も言えなかった。 自分ごときの言葉で、二人の関係を軽々しく断じてはいけないと思った。 妹紅「――まぁ。 私と慧音の事も、今となっては昔のお話さ。 どっかの伝承に、それっぽい話として残ってるかもしれないけどね。 今の私はしがない野伏。 今の慧音は立派な先生で人里の賢人。 身分違いもいいとこだけど、それでも私達は親友だ。 ……それだけわかってくれれば、充分」 鈴仙「う、うん……(妹紅は凄いなぁ。 あの時の私も、これだけ……妖夢の事を、想えていたら。 何か、もっと良い風になっていたのかな)」
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0ch BBS 2007-01-24