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【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】
[825]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 21:26:25 ID:4yoAoU/c 鈴仙「――さて、本題に入りましょう」 気持ちが落ち着きかけて来たところで、鈴仙はチームメイトを控室のホワイトボードの前に呼びつけた。 鈴仙「まず。 これが前の試合での西行寺亡霊連合の布陣よ。 ……たぶん、今日の試合もこれで来ると思う」 鈴仙はそう言って、ホワイトボードに西行寺亡霊連合が先日、 地霊殿サブタレイニアンローゼスと戦った際の陣形を図示する。 西行寺亡霊連合:4−3−3 −−@−− @中西 −B−A− A幽々子 C−−−D Cリリカ −−−−− G−−−E Gルナサ −−I−− I藍 −−−−F F橙 −J−H− H妖夢 Jメルラン ウサギD「中盤が少な目で、FWとDFが多いかんじ……?」 ウサギB「――だけど、中盤がカラッポって訳じゃあ無いと思う。 WGの橙とMFの藍さんは、昔の大会で連続ワンツーを使って来た記憶があるし、 G番のルナサさんとC番のリリカさんとの距離が近い。 多分……積極的に秋姉妹さんみたいな、合体パスカットとかでボールカットに来ると思う」 つかさ「FWとDFが、必要に応じて流動的に移動し得る――と、いう事ね……それは厄介だわ」 妹紅「――敵のシューターは、メルランと妖夢と八雲藍に……地上シュートを持つ橙と、 CBだが強力なダイレクトを持つ幽々子を入れて5人……かな」
[826]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 21:29:16 ID:4yoAoU/c 慧音「概ねそれで良いと思う。 ただ、シューターの数自体は多いが。 先の試合を見る限りだと、一発一発の威力は地霊殿サブタレイニアンローゼスに劣ると思うな。 私も、積極的にブロックを狙って行かねば」 輝夜「ま。 よーするに楽勝ってコトね! よっし! 私のカリスマセーブが火を……」 パスカル「――吹いて貰っては困りますよ、カグヤさん。 何故なら西行寺亡霊連合には一つ、恐るべきシュートがある筈だろう?」 輝夜「恐るべきシュートォ? あの亡霊の高空ダイレクトだったら、 どーせ妹紅が手柄欲しさに飛び出して刈ってくれるわよ」 妹紅「信頼してるんだか馬鹿にしてるんだか、良く分からない言い方だなぁ……。 ――パスカル君の言いたいのはアレでしょう? プリズムリバー三姉妹の……『コンチェルトグロッソ』。 確かにアレは、私のクリアにも匹敵するでしょうけど……威力だけなら、西行寺幽々子のダイレクトと互角じゃない?」 永琳「――とは、単純には言い難いわね。 プリズムリバー三姉妹の最大シュートは三人でのトライアングルシュート。 軌道は大きくぶれを伴い、弱いと思っていた選手の蹴り出しが、思わぬ結果を生むかもしれない。 ……まあ、要するに。 油断は禁物という事よ、輝夜?」 輝夜「はーい」 ウサギC「GKのなかにしってさぁ。 あれジャイッチじゃね?」 佳歩「じゃ……邪一血!? 何その怖い名前!?」 てゐ「あんたら、何話してんのさ……」 するとチームメンバーは、揃いも揃って各々の持つ情報を示しながら、 敵チームの布陣や警戒すべき戦法について意見を述べてくれた(一部、関係の無い話をする者もいた)。
[827]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 21:31:36 ID:4yoAoU/c 鈴仙「(うーん。 色々情報が出たけれど。 とりあえずはいつも通り、 フォーメーションを固めていくところから始めましょうか……)」 キャプテンである鈴仙は、頭の中のモヤモヤを一旦消し飛ばして、 今日の試合における、最初のフォーメーションを考えようとしていた。 そして、その結果鈴仙は仲間達にこう案を告げた。 A:「4−4−2で、バランス良く人を配置して、手広く備えましょう!」 B:「4−3−3で、攻め手を増やして、敵の守備陣を圧倒するのよ!」 C:「5−3−2で、DFに人数を掛けて、敵のシュートを封殺するのよ!」 D:「5−4−1で、守備と中盤を固めて、確実に決定機を狙っていくのよ!」 E:「3−5−2で、中盤の数に差をつけて、ボールを支配するのよ!」 F:「4−6−0のゼロトップよ! 敵の出方を見つつ遅攻しながら、隙を突いて攻めるのよ!」 G:その他 自由選択枠 人数構成だけでなく、具体的なフォーメーション案がありましたらどうぞ。 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[828]森崎名無しさん:2015/01/06(火) 21:32:08 ID:u/fpLDwo G5−3−2 −H−−− H鈴仙 −−−J− Jパスカル −−−−− G−I−F Gてゐ I永琳 F佳歩 −−−−− D−A−E DウサギB A妹紅 EウサギC −B−C− Bつかさ C慧音 −−@−− @輝夜 西行寺の最強シュートはDF上げる必要があるためカウンターが効きやすいから5バックも視野に入る。 妹紅を中央に置いておくと敵の大抵のシュートがクリアにかかってくれる。 メルランの地上シュートは別なのでボール持たれたら撃たせる前にすぐ潰す。 敵の前線メンバーはタレント豊富だけど後ろの方は数が限られてるのもカウンター戦術が相性いいところ。 パスカルにはセカンドトップの位置で何をやってもいいと許可だしてもいい。忙しいけどやりがいはあるはず。 ツインシュート、チャンスメイク、中盤争い、鈴仙とワンツーで前に出てきたリリカを除外。 MFが3人だから色んなところに顔出してくれたらありがたい。 というわけでこうなったけどウサギBのところはDでもいいかも
[829]森崎名無しさん:2015/01/06(火) 21:36:28 ID:SkvamyE+ E
[830]森崎名無しさん:2015/01/06(火) 21:38:08 ID:0fz66PXc G>>828
[831]森崎名無しさん:2015/01/06(火) 21:38:34 ID:??? A 空中戦多いなら最終ラインは5か4は欲しいな
[832]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 22:06:44 ID:4yoAoU/c G>>828 永遠亭ルナティックス:5−3−2 −H−−− H鈴仙 −−−J− Jパスカル −−−−− G−I−F Gてゐ I永琳 F佳歩 −−−−− D−A−E DウサギB A妹紅 EウサギC −B−C− Bつかさ C慧音 −−@−− @輝夜 トン、トン、トン…… 鈴仙はおもむろにホワイトボードに上記のような陣形を書き出していった。 ふと思う所があったからだ。 鈴仙「西行寺亡霊連合の最強のシュートは、幽々子さんの『西行寺無余回顧』。 そして、ルナサ・メルラン・リリカの三人が集まって放つ、『コンチェルトグロッソ』。 ……この二つに共通する点は、何だと思う?」 佳歩「え、えっと……どっちも高いシュート……ですか?」 鈴仙「ああ……それもあるわね。 だけど、肝心なところは他にあるわ」 鈴仙はチームメイトを名指ししながら、一つずつ自分の意見を整理していく。 鈴仙「――この二つのシュートは、どっちも師匠の『爆宙アポロ』に負けないか……やや劣る程度には優秀。 だけど、この二つのシュートには大きな欠点が存在するわ。 すなわち――『どちらのシュートも、DFをオーバーラップさせないと撃てない』という欠点が!」
[833]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 22:08:09 ID:4yoAoU/c パスカル「なるほど。 それで5−3−2か」 ウサギD「えっ、えっ……? ど、どういうことですか……?」 察しの良いパスカルは気付いていたが、チームメイトの中にはまだ呑みこめていない者も多かった。 鈴仙は説明を続ける。 鈴仙「……つまり。 西行寺亡霊連合の弱点は――カウンターなんだと思うの。 特に、追い詰められて、決めないといけない局面になるほど、 敵は幽々子さんや騒霊姉妹の三女――リリカさんを上げていかないといけない。 そんな時、5人編成のDFは大きく役立つ。 敵のシュートを人数を掛けて止めて、そして――」 てゐ「手薄になった敵チームの懐に、一気に放り込んで――トドメをブスリ。 ……だね〜」 永琳「ふむ……成程ね。 悪くない作戦だと思うわ」 相変わらず素直に鈴仙を褒めない永琳だったが、表情を見るに心からそう思っているようだった。 それで安心した鈴仙は、更に話を続ける。 鈴仙「それで、5−3−2は確定として。 5バックのDFには、ウサギBちゃん、ウサギCちゃんをSB。 そして妹紅、つかさ、慧音をCBとして置くわ。 妹紅はリベロでなく、専ら敵の高空シュートを撃ち落として貰う役目になると思う」 妹紅「うん、了解。 でも、オーバーラップの指示があったら、いつでも上がるからね!」ワキワキ 慧音「(お前はシュートを撃ちたいだけだろう、妹紅よ……)」 鈴仙「師匠は中盤の支配を。 てゐと佳歩はそれぞれパスとドリブルによる突破を主に任せると思うわ。 そして、2トップのFWは――私と、パスカル君よ」 パスカル「おっ。 ご指名かい。 嬉しいな」
[834]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 22:10:09 ID:4yoAoU/c 鈴仙「……今日の試合は、MFが少ないから。 だからセカンドトップの位置で、幅広く動いて貰いたいなってね。 それに――敵に隙が生じた場合は。 『アレ』のお披露目にもなるからね」 パスカル「ああ……『リフレクトバレット』か。 確かにあれは試してみたい。 俺だって、腐ってもFW。 ゴールが大好きな人種の一人だからな」 鈴仙の考えた案は筋が通っていた。 敵チームの傾向を踏まえた上で、充分に対策がなされていると皆も思った。 それ故に、鈴仙の考えたフォーメーション案に根本から反対する者は一人も居なかったが……。 輝夜「あー、でも。 イナバ、一点だけ良い?」 鈴仙「――はい。 何でしょうか、姫様(『今からHNM狩りに行くから帰る』とか言い出したらどうしよう……)」 珍しい事に挙手をしたのは輝夜だった。 そして更に珍しい事に、鈴仙の予想に反して、輝夜は1点だけ真面目な指摘をした。 輝夜「試合に出すモブイナバC(*ウサギCです)だけどさぁ。 一回イエロー貰ってなかったっけ。 確かに、あの子はタックルについて少しだけ才能が開花しそうだったけど。 入れても良いかしら? ただ、まぁ……ここでイエローが累積しても、決勝トーナメントではリセットされるから、どうでも良いっちゃいいかもだけど」 鈴仙「……いえ。 確かに、それも一理ありますね……。 (――どうしよう。 ウサギCちゃんの代わりにDちゃんを入れた方が安定するのかな。 でも、折角の試合機会なんだし、Cちゃんのタックルの才能を磨いておきたい気もするのよね。 ここだけ、少し考え直してみようかしら)」
[835]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 22:14:13 ID:4yoAoU/c 鈴仙は輝夜の意見を聞いて、SBとして出す名無しウサギの人選について考え直した。 鈴仙「(ウサギCちゃんとDちゃんとでは、Cちゃんの方がドリブルが得意で、Dちゃんの方がパスカットが得意。 それで後の能力については……概ね、どっこいどっこいって感じかしら。 ウサギBちゃんはその点、パスが得意で他の能力もCちゃんやDちゃんよりも概して高め……感じだけど。 うーん。 どうしたもんかしら)」 鈴仙が少しだけ悩み、そして出した結論は――。 A:いや。 ウサギCを出して問題無い。 B:……やっぱり、ウサギCとウサギDを交代させよう。 C:むしろウサギBとウサギDとを交代させよう。 D:その他 自由選択枠 つかさや慧音、妹紅などと交代したい場合はこちらで 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
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0ch BBS 2007-01-24