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【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】
[95]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 21:38:58 ID:IU93q2O2 A
[96]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 21:39:16 ID:NTJUJAys A
[97]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 21:57:33 ID:tDklXAvE A:旧都で一番大きい建物――地霊殿へ向かってみる。 鈴仙「(試合ではなんか色々あったけれど……実際、私とあの地霊殿の主って。 まあ面識はあるけれど特別親しい――って訳じゃあ無いわよね……。 ま、まあでも。 お燐とかとは割と仲が良いと思うし――最悪、あの子に取り次いで貰えば良いよね?)」 そう信じて、騒がしい旧都の中で唯一沈黙を放つ洋館へと向かうと。 お燐「……あ、病院のお姉さんだ。 ひょっとして、病死した患者の死体を卸ろしに来てくれたとかっ?」 鈴仙「そんな悪趣味な仕事は、残念ながらやって無いわ……」 ――鈴仙にとって非常に都合の良い事に、 地霊殿の正門すぐ近くを散歩しているお燐が、いつも通りの慣れ慣れしさで迎えてくれた。 鈴仙「――でも。 うん。 ちょっと用があってね……。 だから、態々遥々やって来たのよ」 お燐「ふうん。 穴掘りが好きだなんて、ヘンな兎さんだねぇ」 鈴仙「掘っては無いってば」 お燐「テキトーに言っただけさ。 一々真面目キャラだねぇ、地底じゃあ珍しいや」 鈴仙「(何か話すたびに弄られて、からかわれるような気がして来た……)」 鈴仙は今更ながら、こんなちゃらちゃらした妖怪を信じて足を踏み入れて良かったものかと不安になるが。 しかし、さっきお燐に言ったとおり、遠路遥々ここまで来たのだ。 ここで帰った方が余程馬鹿らしい。
[98]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 21:58:39 ID:tDklXAvE お燐「……んで。 用件は何かな? あたいはこう見えても地霊殿のペットじゃあ格が高くて、皆から尊敬されてるからね。 ――大体の事だったら、何でもふんふんって取り次いであげるよ〜」 鈴仙「うん……期待しないで、期待してるわ」 一抹以上の不安が抜けきらないまま、鈴仙は今日地霊殿に来た用件をお燐に話す。 その内容は――。 A:さとりに会って話がしたい。 B:お燐とこのまま気ままにお喋りしていたい。 C:矢車に会って話をしてみたい。 D:灼熱地獄跡を探索してみたい。 E:空と一度、話をしてみたい。 F:さとりの妹らしい変な妖怪(こいし)について、話を聞きたい。 G:その他 自由選択枠 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[99]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 21:59:11 ID:NTJUJAys C
[100]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 21:59:24 ID:JJ3PbR8Y C
[101]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 21:59:38 ID:IU93q2O2 C
[102]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 22:00:27 ID:??? さらばカップ麺
[103]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 22:24:05 ID:tDklXAvE C:矢車に会って話をしてみたい。 お燐「ゲッ。 あんた、正気かい」 ヘラヘラ笑ったお燐の表情が、そう言う一瞬だけ凍り付いた気がした。 鈴仙「……いや、何となくよ。 なんとなーく、あの彼……だか誰だか分からない男から発する波長が気になってね。 ちょっと調査に来た訳よ。 それにさ、試合でも見たけれど、彼は二重人格なのよね。 幻想郷では精神病の症例が極端に少ないから、医院をやってるウチとしても学術的に非常に気になるって言うか」 お燐「ふうん……精神分析って奴かな。 あの現実界と象徴界と想像界が輪っかになってボロボロっての」 鈴仙「それって、ラカンが言ってたボロメオの輪のこと? 見かけによらず、本とか読んでるのね」 お燐「――あたいは良く分からないよ〜。 ただ、こういうのはさとり様が結構詳しいんだ。 ……昔、ウチの妹様を巡って色々あったからね。 ……ま、それはどうでも良いか。 ――いいよ、会いたいなら勝手にしたら良いと思うし」 お燐はそう言うと、矢車の住むらしい地霊殿の地下――未だ拷問と血肉の跡が残る牢獄へと案内してくれた。 正気の人間ならば、まずここに住みたいと思わないだろう。 それまでに、あまりに不快で狂気を煽り、おぞましい空間。 ――まさしく『地獄』に相応しい場所だった。 お燐「……知ってたかもしれんけど、あたいはアイツが嫌いなんだ。 あいつ、さとり様があんなに気を掛けてくれてるのに、頑なにそれを拒んでたしね。 ――まぁ、それでも試合で大分丸くはなったけどさ。 でも、あっちからゴメンナサイしない限り、あたいは和解したくはないね。 ――っと。 さ、後は案内は要らないかな〜。 ここを真っ直ぐいって、突き当たりを右ね」 矢車に対する愚痴を聞き終わった鈴仙は、ここでお燐と解散して、腐臭漂う地霊殿の最奥を更に進む。 今の地霊殿は全く使用していないらしい、昔の鬼達の牢獄。 鈴仙が踏みしめているのは、果たして土くれなのか死体なのか。
[104]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 22:30:00 ID:tDklXAvE じゅっ…と靴が埋まって液が滴る、瑞々しい地面を踏みしめながら鈴仙は牢獄の一番奥へと辿り着いた。 鈴仙「矢車。 矢車想……! そこに居るのよね……?」 急襲されても良いように、指先には妖力で編んだ銃弾を仕込む。 何故か消えない燭台の灯りを拝借して、松明代わりに牢獄の暗黒を照らし出す。 すると、そこには―――。 先着1名様で、 ★地獄の兄→!card★ と書き込んでください。数値で分岐します。 JOKER→松山「小田 聖徳ホウリューズなんてやめて俺達と一緒に地獄に落ちよう……」小田「あにきぃ……一生ついていくよぉ…」 ダイヤ→松山「はぁっ……はぁっ……! だ、誰だ、お前は……!?」鈴仙「あっ、この姿は試合の時の……!」 ハート・スペード・クラブ→矢車「闇の底には、誰の声も届かない……」鈴仙「でもそれって、私の声が聞こえてるから言ってるのよね?」 クラブA→誰もいなかった。 お燐「(あっ、道間違ってたや。 ま、いいか)」鈴仙「(唐突なダンジョン探索いべんとっ!?)」
[105]森崎名無しさん:2014/12/16(火) 22:30:41 ID:??? ★地獄の兄→ ダイヤ5 ★
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0ch BBS 2007-01-24