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【異変暗躍】ご愁傷様若林くん10【幻想郷】
[100]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/25(日) 13:30:18 ID:ItItmeuI ★レミリア・ドリブル74( ハートQ )+( 6 )+( 4 )+(不夜城レッド+5)=89★ ★シェスタ―・タックル74( クラブQ )+( 4 )+( 6 )+(人数補正+1)=85※吹っ飛び マーガス・タックル71( ダイヤ8 )+( 1 )+( 2 )+(人数補正+1)=75※吹っ飛び★ マーガス「先行くぞ!後は任せた!」 シェスター「了解だ!」 マーガスは体格からテクニックに秀でるタイプと推測した。 ならばタックルが苦手なマーガスを囮にして本職のシェスターに刈り取る。 いつもの決め事通りにしてボールを奪い取れる算段を立てて実行した。 マーガス「ウォォォォォォ!」 レミリア「(はあぁ……お粗末な行動ね! このノッポさんは守備が苦手なのかしら?)」 ダダダダダッ!ズザァァァァァ! マーガス「(決まった!これなら俺でも……)」 考える余地を無くすための先行のスライディングタックルに対してレミリアは無策に前に進む。 当然マーガスの足はボールを捉え、何事もなくボールは彼のものになるはず。 そう彼は気づけなかった、ボールを動く余地もないぐらいの力で押さえつけられている事に。
[101]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/25(日) 13:31:42 ID:??? レミリア「ボールばかり見ている!!!」ガッ マーガス「なっ!」 レミリア「おまえにボールなんかに!!!」バッ! マーガス「(ボールが動かない!?勢いよく蹴りこんだのに!?)」 マーガスの足は明確にボールを捉えている感触は残るのに事象が追いつかない。 投げ出した体はボールがクッションの様に勢いを抑えガッチリ受け止めていた。 マーガスは起こった事象理解に追いつかず驚愕が抑えられなかった。 レミリア「―――とれっこないんだよぉ!!!!」 マーガス「うぎゃあああっ!」 バギッ!ドガァァァァァッ! シェスター「マーガス!クッ!俺がいくしかない」 レミリアの一振りで宙に舞うマーガス、だがシェスターは冷静に次の手を考えられた。 間髪入れずに体を寄せるシェスターにレミリアは笑みが溢れた。 レミリア「(あら……優男は体ごと捉えて見られるのね。 現時点なら咲夜と五分以上はあるかしら!掘り出し物ね)」 ダダダダダダッ! ダッ! シェスター「(小柄な少女と騙されて小技で翻弄すると油断していたがここまでとはな。 だがマーガスの犠牲は無駄にはせん! 情報があればいくらでも対策はある。 タイミング良く足をひっかけられれば力勝負は避けられる!)」
[102]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/25(日) 13:34:20 ID:??? レミリア「(―――抜けた?拍子抜けね)」 シェスター「そこだ!」 レミリア「!?」 シェスターは敢えてレミリアを抜かせて足を差し込んで崩そうとした。 もしいつもの選手ならばシェスターの足に引っ掛かり転倒したに違いない。 だがレミリアスカーレットはパワー自慢だけの並の選手ではなかった レミリア「でもね……」キュッ! シェスター「(直前で足を止めた、まさか!)」 レミリア「それっ!」 シェスター「グハァッッ!(これは……シュナイダーの!」 レミリア「力だけを誇るなんて二流よ……どちらも併せ持ってこそ悪魔に相応しいでしょ」
[103]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/25(日) 15:18:48 ID:ItItmeuI レミリア「これで終わりよ!見せてあげるわ」 『マスター・オブ・レッドサン』 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ!!! マーガス「これは……」 シェスター「――――――間違いない……シュナイダーのファイヤーショットだ」 ★シュート派生→!card★ 先着1名様 !とcardの間のスペースを消してコピペしてください ダイヤ→ボールに当たる直前で蹴る足を右から左へ変えた。 ハート→しなやかに振り下ろされた足はボールを貫きゴールに迫る。 スペード・クラブ→弾丸の如くボールは突貫し壁に突き刺さった。 Joker→跳ね返ってきたボールをさらに蹴りこむ
[104]森崎名無しさん:2015/01/25(日) 15:26:10 ID:??? ★シュート派生→ クラブJ ★
[105]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/29(木) 23:21:52 ID:??? ★シュート派生→ クラブJ ★ スペード・クラブ→弾丸の如くボールは突貫し壁に突き刺さった。 レミリア「ハァァァッ!」バッ! ギュウウウウウウオオオオオオオオオオッ!! パリィンッッ!!ズズガガガガッ!シュルルルルッッ! レミリアの右足から放たれたボールは弾丸の如く超速度で空を切る。 部屋の壁を貫き、外にある城壁にめり込んで漸くボールが勢いがなくなった。 その場で倒れていたシェスターとマーガスは視線を合わせて一つ頷く。 マーガス「シェスター!あれは……」 シェスター「ああ、ファイヤーショットだ!」 地面に放り出された二人だが起き上がることも忘れ視線を合わせる。 小さな姿から夢ではないかと錯覚すらできないほど強烈なシュートにシュナイダーを幻想させた。
[106]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/29(木) 23:23:21 ID:??? レミリア「これで示せたかしら?」 マーガス「……何をだ」 レミリア「私があなたを仕えるに相応しいものだとね。 実力を示すのが一番じゃないかとお気に召さなかったかしら?」 マーガス「クッ!」 シェスター「―――帰る迄所お世話させてもらっていいか?」 苦々しげな顔を背けるマーガスに反してシェスターは静かにレミリアを見つめていた。 いきなり突っかかってきて上からの言葉に不快感を覚えるのも仕方がない中キャプテンの立場が冷静にさせていた。 そして目を泳がせない様に考えた選択は選手となることだった マーガス「シェスター!?」 レミリア「あら?即断即決でいいわね……思いっきりのいい人は好きよ」 シェスター「マーガス、お前にあのシュートを打てるか? 長い付き合いである恐らくお前の得意なハイボールでも迫れないだろうな」 マーガス「だがそれだけで信頼に足る理由にはならんだろ」 シェスター「ここから出て放浪するか?さっきの穴から覗いてみてくれ」
[107]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/29(木) 23:31:45 ID:??? マーガス「―――ナッ」 砲弾で破れたかのように大きな穴を開いた壁の先を見るとマーガスの表情は一変した。 それもそのはず見えた光景は建物ひとつなく人っ子一人ない自然そのものしかなかったのだからだ。 シェスター「こんな真っ新な平原に誰かの便りなしで放り出されるのを良しとするか? 俺はそんな利にならない選択をするぐらいならギブアンドテイクになるチームインでいいんじゃないか?」 マーガス「―――キャプテンの指示として聞こう……それでいいだろう?」 シェスター「ああ!今は俺に任せてくれ (あの力!明らかに少女から分不相応だ、不気味すぎるな。 とりあえず状況を手に入れるまでは従っておくしかないか」 レミリア「話はまとまったかしら?それじゃあ選手の紹介といきましょうか そろそろパチュリーの説得も終わってる頃だろうしあとは纏めて話をしましょう 咲夜、お客様をパチェの元へ送ってあげなさい」
[108]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/29(木) 23:33:08 ID:??? レミリア「……」 二人が咲夜の後に続いて部屋を出ると自然とレミリアは風が吹き込む窓際に身を寄せていく。 窓から見えるのは静かになびく葉がある平原以外何も見える事はない。 レミリア「ルール違反だけれども私は最低限の礼儀をお送りするわ。 貴女ともやってる事だし多少は大目にみてくださいね、賢者さん」 静かに独り言を呟いて開いていた窓を閉じカーテンで素早く覆った。 礼節を済ました彼女には外界等どうでもよく自身の勝利に向かって前進するのみだからだ。 もう彼女に配慮という言葉は意味をなさないのだ ※紅魔館チームにシェスター・マーガス・チャナ・ダシルバ・ヤラが加入しました。 ※レミリアの情報が風の噂として出回ります。(必殺シュートの威力の詳細など)
[109]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/31(土) 18:57:58 ID:??? −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−博霊神社−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 霊夢「はあぁ……」 人っ子一人いない神社で一つ息を漏らす。 寒い風が吹く中、落ち葉を掃いているはずの箒は仕事をなしてなさない。 それどころか箒しならせぎしぎしと湾曲し彼女の上手くいかない現状に苛立っている事を示していた。 霊夢「(使えないわ……彼奴ら。 たとえ私がゴールする、もしくは守っても他の奴らが攻守で何もしないなら負ける。 このサッカーという勝負形式は明らかに私に対して不利に傾けてくる……誰かの策謀かしら?)」 成績1分け2敗。彼女にとってはあり得ない躓きを強いれる。 今まで博麗の巫女として片づけてきた様々な異変だったがどんな強大な敵が出てきても力を行使して解決出来た。 だが今度の異変は敵が問題があるのではない、11人が力を合わせねばならないのが足枷となっていた 霊夢「(となればやっぱりあの隙間妖怪のせいかしら?)」 一番に思いついたのやはり境界を操れる八雲紫。 だがいつのまにか首を振ってそれを強く否定していた。 霊夢「(違うわ、まず『私』がしっくり来てない時点であり得ないし…… 何より苦しんでる様子を楽しむなら手助けなんてする必要がないはず)」 その疑惑を彼女が信じられない事で疑惑を処理する。 彼女が持っている自身の異変センサーである博麗の巫女がピンと来てない。 これだけで十分なのにおまけの理由もあれば容易だった。
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0ch BBS 2007-01-24