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【異変暗躍】ご愁傷様若林くん10【幻想郷】
[136]森崎名無しさん:2015/02/03(火) 20:45:46 ID:??? ★内容が…→ ハート2 ★
[137]森崎名無しさん:2015/02/06(金) 19:07:00 ID:??? ★内容が…→ スペードA ★ ハート・スペードなら事故に巻き込まれた選手の話だ。 まず目に飛び込んできたのは一面の事故の記事。 それも見知った人の事故であった。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 『20○△年9月、中国サッカー代表の肖 俊光(20)急死 □◆にて飲酒した♡♣(29)が運転する車が暴走し電柱に挟まる交通事故 その場では一命を取り留めたものの病院に搬送する途中で心肺停止……』 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 少し顔を歪めるが驚くこともなく文字を目で追う。 森崎「―――――――最近物騒だな。 高杉のヤロウも失踪しちまったし他の奴も刺されたりして死んじまったりな」 その後ペラペラと見出しを見るとめぼしいものがなかったのかパタリと閉じてベットに体を沈めた。 森崎「なんでか知らんがサッカー選手ばかり事件に巻き込まれてるんだよな。 俺も恨み言にゃ心当たりはいくらでもあるし気をつけておかねえとな」 森崎はサンパウロ以外には負けていないが故にブランド力がある。 特に決勝では負けたがリオカップではカルロス含むブラジル勢のシュートを一本も通さなかった。 それは森崎にとっては名を挙げる絶好の機会であり最高の状況であり現在の地位を築いた。 だがノーゴールで歯もたたなかったブラジルを応援するものから愉快だと流せるはずもない。
[138]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/06(金) 19:09:51 ID:??? 森崎「こんなご時世に直接文句言ったら必ず何らかちょっかいだされそうだ やめだ! やめ。 となると他に頼れそうなのは」 森崎「そうだ! 日本協会に頼んでみればいけるかもしれないな! 協会からしたら『翼VS森崎』とかタイトルマッチを欲しそうだし助けてくれるかもしれねぇ」 森崎「となれば陽子さんに電話だな。 それにしても電話する度受付に行くのは面倒なもんだ。 仮にもレギュラー選手なんだから部屋に備え付けて欲しいもんだぜ」 ベットから飛び起きると連絡とるべく扉を開けて外に足を踏み出す。 その時だった、この世界に降りかかる不幸が森崎にも顕現する。 ガチャッ ニュルンッッ! 森崎「うわっ!」 まるで床に穴が開いていたかのように吸い込まれ森崎はこの世から失踪する。 そして見事に現実から幻想入りすることとなる。
[139]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/10(火) 14:45:00 ID:??? ドサッ! 森崎「―――ッテェ!な、なんだよこれ!」 突然に地面にたたきつけられた森崎は訳も分からず辺りを見回す。 そこには穏やか太陽が降り注ぐ屋外であり神社があった。 あっけにとられる森崎は起き上がれず石畳に横倒れていた。 森崎「(ここは?俺はたしかにブラジルにいたはずだぞ! こんな日本らしきしかも田舎一杯の自然豊かなとこにいるんだよ? それに……)」 浦辺「ッゥ!おい、どこのどいつだ。 この俺を放り投げるなんてしたやつは!」 西尾?「―――、一体なんなんぜよ?」 ??「これは……一体何が起きているんだ?」 森崎「(どうやら俺以外にも無理矢理つれてこられた奴がいるみたいだな。 いるのは浦部と西尾の野郎に知らない長身のロン毛のキザっぽい男か)」 周りを見ると森崎と同様に散り散りに倒れている様子が見える。 そして森崎同様に突然連れてこられて驚いているのかふらふらと首を左右に回す。
[140]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/10(火) 14:47:03 ID:Tw3TlGvw 森崎「なんにしても意志の確認もなし強引に連れ去るとこをみるにヤバそうだ。 何か陰謀が企んでるやつがいるみたいだぜ…… ケッ!胸糞ワリィ、なんで俺が余計なことに巻き込まれなきゃならねえんだ)」 紫「ほら、きたわよ……さっさと用事を済ましてしまいなさい。 霊夢と違って私には色々としたいことあるのよ?」 霊夢「分かってるわよ……いいから黙ってて」 紫「あら、そうなの?霊夢ったら意外ね。 どうみてもダラダラとこなしそうだから口を挟んだけど余計だったかしら」 森崎「(で話を聞く限りあそこで偉そうに突っ立てる奴が元凶らしいな。 ヘンなコスプレしているし危険な香りがプンプンする……いきなり突貫するか? でも頼りにはなりそうもねえが一応浦辺か西尾辺りをついてきてもらうのもありだ)」 森崎「(だがあの同い年ぐらいのサングラス野郎も気になるにはきになる。 おそらく俺達と同じように連れ去られたみたいだが…… さてどれから手をつけるべきか………)」 A、巫女服の嬢ちゃんに話をつけにいく。 B、よく知っている浦辺と内情を聞きたいぜ。 C、何故か爪楊枝を咥えている西尾が気になる。 D、一人だけ全く知らないサングラスをかけた男からだな。 E、その他 ID表示でお願いします 2評決で選択が決まります
[141]森崎名無しさん:2015/02/10(火) 15:08:04 ID:fc9z1udw A
[142]森崎名無しさん:2015/02/10(火) 15:24:25 ID:7Ufm1SAQ A
[143]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/14(土) 20:50:00 ID:??? A、巫女服の嬢ちゃんに話をつけにいく。 森崎「(浦辺や西尾じゃ頼りにならないから話しかける必要はないな。 ロン毛サングラスも気になるがまずは元凶らしき奴がいるうちに解決するべきだろ。 こんな山奥の神社に巫女服なんて着た怪しさ満点の女だから十中八句此奴がやったに違いない)」 倒れている浦辺等を無視して賽銭箱のそばに腰かける少女に近づいていく。 森崎には神社に巫女、それに加えてワープさせられた原因にオカルト的なものを感じていた。 だからこそ自分より明らかに非力であろう巫女服を着た少女がやったと疑惑をより深められた。 森崎「おい!あんた……」 霊夢「ようこそ!外来人の皆様、ここは博麗神社よ。 ちなみに素敵なお賽銭箱はそこよ、是非どうぞ」 森崎「なっ!? (コイツ!シュナイダー並の覇気を感じる…… だがならこの嬢ちゃんが俺を連れてきたというなら納得できるな)」 折角自身の悲願のために怒りを込めて掛けた第一声はあっけなく霊夢によって遮られた。 それは何の感情の色もないにも関わらず森崎が遮られて黙らされてしまった。 森崎「(それにハクレイ神社?ガイライジン?訳の分からないぜ。 だがハクレイ神社ってのは何らかの神社らしいがそんな名前の神社聞いた事はない。 つまりは日本の田舎に何らかの形で連れ去られたとみるべきだろうな)」 霊夢「お察しの通り私がここまで連れてきたわ」
[144]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/14(土) 20:51:25 ID:??? プチッ! 余りにも理不尽なもの言いに森崎の怒りが爆発した。 普段周りを振り回している森崎だが逆に振り回されるケースは数えられる程しかない。 更に拉致されてこうも大胆にも居直られれば手が出るのも無理はない。 森崎「――――――あんたから白状してくれるとはな。 上等だ!今から帰したくなるように締め上げてやるぜ」 浦辺「おい森崎!相手は女だぞ! いきなり拳骨握る必要もねえだろ?」 血気盛んに少女に迫る森崎の姿を見てあわてて止めようと浦辺が声を上げた。 大事なサッカー人生の岐路を決めるために行動するはずだった。 それに水を射されたら倫理観での静止等森崎が止まるはずもない 森崎「うるせぇ!こちとら大事な用事の途中だったんだよ。 さっさと元の場所に戻してもらわなきゃ困るんだよ!」 ダダダッ!ダダダッ! 森崎「オラァァァァ!」 霊夢「……」 ブンッ!サッ! ブン! サッ! 距離を詰めて飛びかかる森崎に霊夢が溜息をついて立ち向かうのだった
[145]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/14(土) 20:52:53 ID:??? ------------------------------------------------------------------------- 森崎「どりゃああああ!」 ダダダッ! 霊夢「はぁぁ……」 サッ!トッ! その後数十分の間森崎は霊夢を捕まえようと猛追する。 だがそのたび霊夢はマタドールの如く腕をひらひらとかわし続ける。 森崎「ぜぇ……ぜぇ…… (こいつやっぱただものじゃねぇ、」 霊夢「――――――もう理解出来たかしら」 膝をついている森崎を結果は分かり切っていたと覗く霊夢。 流石にあきらめの悪い森崎でもここまで無駄足を踏めば体を止めた。 森崎「チッ……わったよ降参だよ、降参すりゃいいんだろ」 霊夢「それなら早速で悪いんだけど呼んだ理由を説明するわ。 答えは単純明快よ、あんたらが特にあなたが何者かってことよ」
[146]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/14(土) 20:54:28 ID:??? 森崎「俺が何者かだって?そりゃパルメイラス所属のサッカー選手だが…… !!!成程……つまりは俺たちに試合の助っ人になれと?」 霊夢「いいえ、参加だけじゃ駄目よ。 3試合全て完勝してもらわなきゃ困るわ、大丈夫でしょ?」 森崎「ちょっと待て、相手はどうなんだ? たしかに俺一人で無失点は確実だが相手チームレベルによってはあっさり負けかねないぞ」 霊夢「最近になって入ってきたから全員サッカー歴半年ぐらいじゃないかしら。 プロ選手なら余裕で力を持て余すぐらいじゃないと困るわ」 森崎「(最近になってってどんだけ奥地なんだ?) じゃあ後はこちらチームの攻撃次第だがどうなんだ?」 霊夢「それは私一人で何とかするわ、他が頼りないんでね」 森崎「ほぅ……じゃあ試させてもらってもいいだろうな。 おあつらえ向きにゴールがあるからフリーキックで勝負を挑ませてもらおうぜ (さっきコケにしてもらったお礼もしなきゃならねぇよな)」 霊夢「それはこっちのセリフよ。 今までハズレばっかり引いてきて入念に調べないとやってられないわ」 軽く小競り合いをこなしながらも二人は既にポジションを取っていた。 両者が向かい合うと不敵に笑う森崎といつも通り軽々しく陣取る霊夢。
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0ch BBS 2007-01-24