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【異変暗躍】ご愁傷様若林くん10【幻想郷】
[168]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/17(火) 22:29:16 ID:??? ★霊夢の判断→( 1 ) 奇数ならシュート、それ以外はドリブル ※シュート 森崎の判断→( 4 ) 3の倍数ならシュートに備える、それ以外はドリブルに備える※ドリブルに備える★ ★霊夢→ドリブル75/博麗式ループ77( スペード9 )+( 1 )+( 4 )=82★ ★森崎→備える79( スペード6 )+( 2 )+( 3 )+(読み外し-2)=82★ =0、森崎がボールをはじく 森崎「(やっぱりドリブルだ!そうにちがいねぇ!)」 ダッ!ダダダッ! そのまま細かいタッチでボールをゴールに近づけていく。 ここからシュートに切り替えられるとは数多の一対一を経験してきた森崎ですら予測できなかったのだ。 霊夢「――――――――ハッ!」 トゥ 森崎「(なっ!?ループシュートだとっ!悉く裏をかきやがって。 だから『こういうやつら』は嫌いなんだよ!!)」 勢いよく飛び出す森崎を尻目にボールは鮮やかに頭上を舞う。 霊夢にとってフォームや予備モーション等意味をなさない事を森崎は知らない。 彼女には今の時点から自分が想像する最適な行動へ移せる何事にも囚われない。 それが幻想郷のバランサーを保つ巫女としての技量を示すものである。
[169]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/17(火) 22:35:55 ID:??? 霊夢「(流石にあの体勢じゃ無理でしょ?決まったわね)」 ヒュゥゥン!ヒュゥゥン! 森崎の頭上をあざ笑うように通過していくボールで霊夢はゴールを確信する。 だが霊夢は森崎のけして折れない負けん気、世界一の瞬発力を知りうるはずもなかった。 それは何よりも全日本キャプテン且つ正ゴールキーパー森崎雄三を作り上げていった歴史の礎である 森崎「チクショゥッ!!させるかよぉ!!」 バッ!ポンポン! 霊夢「……!?」 森崎がこのまま反転しても間に合わないと判断した森崎は振り向かない。 そして瞬時に真後ろに落ちていくボールを体を捻じりながら手を振り上げる。 固めた拳をボールに届きゴールバーの上をくぐりネットに引っかけられた。
[170]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/17(火) 22:38:57 ID:??? 森崎「はぁはぁ…… へ、へへっ!大口たたいた割りにはたいしたぁことねえな!!」 浦辺「(改め森崎のセーブを見たがあり得ねぐらい上手くなってやがる。 俺がどんな小細工をしようと無駄だろうな……)」 美西尾「(それにこの女もぜよ!この森崎を苦戦させられるだけのドリブルにシュート。 どうやったらこんなサッカーができるようになるんだぁ?)」 次々とくる攻撃に森崎が息絶え絶えに立ち上がると浦部らも周りに集まる 浦辺と西尾はプロ入りする前の森崎の実力はしっていたが直にプロ入りした森崎を見れば想定以上で驚きを隠せなかった。 そして地の性格から驚きはしたものの素面で保てた者がいた。 ??「(なんだこの選手!!どうやら両者とも日本人のようだが代表選手を遥かに上回るスペックだ。 特にこのGKは見上には悪いがスターティングメンバー入り不可避だろうな。 どうにかスカウトできれば世界でも戦えるぞ、蒲生!見上!)」 だが心は熱く燃えてサングラスの下は目を大きくしていた。 未熟な日本を率いていた彼は人材不足に嘆き苦しみ求めていた。 だがまだまだサッカーの知名度が薄い日本では全くというほどいない。 そのツケが彼の服の下にある生傷が日々のハードワークを強いられていた。 だからこそ森崎の存在には惹かれてしまうのも無理はない。
[171]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/17(火) 22:41:12 ID:??? そんな周囲のざわめきにも気にせず霊夢が淡々と言葉を唱える。 森崎の反論を待たずに背を向けて階段に向かって歩き出す。 霊夢「分かったわ……今度チーム紹介するからその辺にいるやつにも教えといて頂戴。 大会は今から2か月後にあるからそれまで精々腕でも磨いておいてね。 衣食住の準備はするし神社内にいれば安全は保障するから……」 森崎「おい!ちょっと待てよ」 霊夢「ああー後まだ私本気ってほどでもないから、奥の手はまだあるわ」 森崎「なにいってんだ!!俺だってあるぜ」 霊夢「格付けしたいなら待ちなさいよ 時間はまだあるわ。 私は今しなきゃいけないことがあるのよ、じゃあまたね」 森崎の声掛けにも意味をなさず霊夢の姿は消えてしまった。 ここに森崎の新たなサッカーの形を知る事となり戦いを挑む事になるだろう。 それがどんな苦難であろうと乗り越えようとするだろ、それが彼の生き方なのだから。 ---------------------------------------森崎PhaseEND---------------------------------------
[172]森崎名無しさん:2015/02/17(火) 22:43:18 ID:??? 若い片桐さんか・・・これは出れば見上や蒲生の若かりし頃も出て来ますね
[173]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/19(木) 18:52:36 ID:??? ※博麗神社チームに森崎・浦辺・きれいな西尾?・片桐?が加入しました。 ※助っ人の情報が風の噂として出回ります。(まだ公表されていない選手等) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― >>162さん 霊夢も最強格の選手ですから森崎を破れる可能性のある数少ない選手ですから >>172さん 今の片桐さんだと選手として出場できませんから若返らせることに。 もしかしたら見上や蒲生の若かりし頃も出る可能性が出ました。 もう一人のイレギュラー・きれいな西尾はどうしようか検討中です 今はハリネズミの口調の西尾なだけです ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
[174]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/20(金) 00:32:09 ID:??? ――――――――――――――――――――――守矢神社――――――――――――――――――――――――――――――――――― 早苗「ではいってまいります」 神奈子「うむ…気をつけてな」 練習をするために出ていく早苗を厳格な顔で見送る神奈子。 いつもならその後一人でお茶でもすすりながら落ち着くはずだが顔は崩せない。 心残りはしこりを産み神奈子の休まる暇もなく腕を組んでどっかり座布団に腰を下ろした。 神奈子「さてどうしたものか・・・早苗が懸命に動いてはくれているが足りえない」 諏訪子「一体どうしたのさ?神奈子や。そんな顔早苗が見たら心配するよ」 神奈子「ムッ!諏訪子か……いいからここに座れ! 今後についてお前にも聞きたい事がある」 茶化す諏訪子に驚きもせず仏頂面で諏訪子の肩をつかみ無理矢理座布団に座らせる。 普段は神奈子の独断先決で諏訪子は後追いで口を出してもほぼ意味をなさない。 逆に言えば諏訪子は気張らずゆっくり裏で見守っているだけで済んだのだ。 諏訪子「いったいどうしたのさ……神奈子! 神奈子ことだからもう計画は立ててあるんでしょ」 神奈子「たしかにそうなのだが・・・我らが出たとしてこちらの戦力自体は十二分に高まる。 さすれば他二チームに負けはないだろうが、問題は霧雨のに勝てるかどうかだ。 元々の総合力も凄まじいものがある、その上にあの監督が出てくれば・・・」
[175]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/20(金) 00:33:27 ID:??? 諏訪子「えっ!流石に余裕ありすぎじゃない? 一応負けてるけど博麗の巫女は強敵になりうるんじゃないの? (いつもの神奈子なら心配ないんだけど…… 最近せっかちになってるからまずいかもしれないな)」 霧雨の監督の顔を浮かべて苦々しい気持ちを噛みしめながら冷静に努めようと気を引きしめる。 いつも楽観的且つ自由な発言を好む諏訪子に対して現実的且つ堅実な神奈子のはずなのだ。 バランスを崩れた今諏訪子自身が冷静に判断しなければならないと使命感がのしかかっていた。 神奈子「構わん、早苗・天狗衆で勝てる程度の巫女・有象無象の妖怪勢に気を回す理由はない。 魔法使いのも1-0で決める力が少し虚弱だっただけよ。 私かあんたがいれば十二分に勝ちを拾えると考えたんだが……」 諏訪子「あの監督が問題ってことになるね。 (私のプランとしちゃ現状が最適なんだけどね。 若い時に苦労は買って欲しいもんだよ)」 神奈子と諏訪子は二人で後継者として東風谷早苗を育てていた。 だが目指す神の形としては教育論としてある意味正反対のものである。 王道を突き進みいち早く誰にも慕われ信仰を集める王者になってほしい君主論を貫く神奈子。 遠回りしても慕う側に気持ちを汲めるように色々な経験を積んでから這い上がってほしい諏訪子。 だが基本神奈子が教育するため諏訪子は細々と裏工作をするしかなく今回は絶好のチャンスとほくそ笑んだ。
[176]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/20(金) 00:38:52 ID:??? 神奈子「たしかにそうなんだけど・・・それでも警戒は不可欠だ。 彼奴は余裕でセーブ出来ると見込んだシュートに対して手堅く弾く奴だ。 恐らくは過大な猶予で手の中に納められただろうにね、慎重な奴だ。」 諏訪子「キャッチが苦手なだけじゃないの?」 神奈子「それでも七割程度は捕球されていただろうね……でもそれを選択しなかった。 見栄より中身を取る堅実気質、厄介なんだこういう人はね。 下手に揺さぶりをかければ逆にこちらが一閃喰らちまうよ。」 諏訪子「でも怪我しているから数プレイしか全力が出せないじゃないの?」 神奈子「うむ……そのはずなんだがもし出されたら……」 アイツ 諏訪子「(障害は若林か……早苗を苛めてくれたし一発かましてやりたいんだけど。 スキマ妖怪が目を光らせている中手を出すのはバカらしいしねぇ)」 神奈子の言葉に頷きながら心は若林の事であふれかえっていた 何故なら早苗を負かした若林に少なからず恨みで埋まっていたからである。 がそれを直接ぶつけられる立場にはないことも同時に理解していた。
[177]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/20(金) 00:40:35 ID:??? 諏訪子「可能性を考えても仕方ないじゃんなるようになるんじゃない? それに私たち二人がいれば何とかなるよ、備蓄もあるんでしょ」 神奈子「信仰の蓄えはこの前の試合で充分に溜めてある。 3試合程度なら全力で力の行使をしても消費は一割にも満たん」 諏訪子「なら平気だよ、私も全力で早苗の晴れ舞台に付き合うとするよ。 (これでアイツとも決着つけられるだろうしね。 是非試合に出て欲しいものだよ……是非ね)」 再び顔を隠すために柱の陰に潜んで笑みを隠す。 彼女にとって表に出られる唯一にして最大のチャンスに喜びを隠せなかった。 ここで二人の会話は切れてそれぞれ個別に行動に移ったのだ。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 結局守矢勢は大きな助っ人を呼ばない選択を選んだ。 この後他チームの強化によって試合にどのような結果を産むかも知らずに。 ※守矢は大きな選手スカウトはないようです。 ※諏訪子・神奈子の実力は山に籠っているため情報は余り流出しません
[178]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/20(金) 00:41:50 ID:??? >>176を差し換えてください 諏訪子「無失点で引き分けに持ち込まれるとでもいうの でもあの勝負の時、神奈子は本気じゃなかったでしょう。」 神奈子「たしかにそうなんだけど・・・それでも警戒は不可欠だ。 彼奴は余裕でセーブ出来ると見込んだシュートに対して手堅く弾く奴だ。 恐らくは過大な猶予で手の中に納められただろうにね、慎重な奴だ。」 諏訪子「キャッチが苦手なだけじゃないの?」 神奈子「それでも七割程度は捕球されていただろうね……でもそれを選択しなかった。 見栄より中身を取る堅実気質、厄介なんだこういう人はね。 下手に揺さぶりをかければ逆にこちらが一閃喰らちまうよ。」 諏訪子「でも怪我しているから数プレイしか全力が出せないじゃないの?」 神奈子「うむ……そのはずなんだがもし出されたら……」 アイツ 諏訪子「(障害は若林か……早苗を苛めてくれたし一発かましてやりたいんだけど。 スキマ妖怪が目を光らせている中手を出すのはバカらしいしねぇ)」 神奈子の言葉に頷きながら心は若林の事であふれかえっていた 何故なら早苗を負かした若林に少なからず恨みで埋まっていたからである。 がそれを直接ぶつけられる立場にはないことも同時に理解していた。
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0ch BBS 2007-01-24