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【異変暗躍】ご愁傷様若林くん10【幻想郷】
[173]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/19(木) 18:52:36 ID:??? ※博麗神社チームに森崎・浦辺・きれいな西尾?・片桐?が加入しました。 ※助っ人の情報が風の噂として出回ります。(まだ公表されていない選手等) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― >>162さん 霊夢も最強格の選手ですから森崎を破れる可能性のある数少ない選手ですから >>172さん 今の片桐さんだと選手として出場できませんから若返らせることに。 もしかしたら見上や蒲生の若かりし頃も出る可能性が出ました。 もう一人のイレギュラー・きれいな西尾はどうしようか検討中です 今はハリネズミの口調の西尾なだけです ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
[174]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/20(金) 00:32:09 ID:??? ――――――――――――――――――――――守矢神社――――――――――――――――――――――――――――――――――― 早苗「ではいってまいります」 神奈子「うむ…気をつけてな」 練習をするために出ていく早苗を厳格な顔で見送る神奈子。 いつもならその後一人でお茶でもすすりながら落ち着くはずだが顔は崩せない。 心残りはしこりを産み神奈子の休まる暇もなく腕を組んでどっかり座布団に腰を下ろした。 神奈子「さてどうしたものか・・・早苗が懸命に動いてはくれているが足りえない」 諏訪子「一体どうしたのさ?神奈子や。そんな顔早苗が見たら心配するよ」 神奈子「ムッ!諏訪子か……いいからここに座れ! 今後についてお前にも聞きたい事がある」 茶化す諏訪子に驚きもせず仏頂面で諏訪子の肩をつかみ無理矢理座布団に座らせる。 普段は神奈子の独断先決で諏訪子は後追いで口を出してもほぼ意味をなさない。 逆に言えば諏訪子は気張らずゆっくり裏で見守っているだけで済んだのだ。 諏訪子「いったいどうしたのさ……神奈子! 神奈子ことだからもう計画は立ててあるんでしょ」 神奈子「たしかにそうなのだが・・・我らが出たとしてこちらの戦力自体は十二分に高まる。 さすれば他二チームに負けはないだろうが、問題は霧雨のに勝てるかどうかだ。 元々の総合力も凄まじいものがある、その上にあの監督が出てくれば・・・」
[175]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/20(金) 00:33:27 ID:??? 諏訪子「えっ!流石に余裕ありすぎじゃない? 一応負けてるけど博麗の巫女は強敵になりうるんじゃないの? (いつもの神奈子なら心配ないんだけど…… 最近せっかちになってるからまずいかもしれないな)」 霧雨の監督の顔を浮かべて苦々しい気持ちを噛みしめながら冷静に努めようと気を引きしめる。 いつも楽観的且つ自由な発言を好む諏訪子に対して現実的且つ堅実な神奈子のはずなのだ。 バランスを崩れた今諏訪子自身が冷静に判断しなければならないと使命感がのしかかっていた。 神奈子「構わん、早苗・天狗衆で勝てる程度の巫女・有象無象の妖怪勢に気を回す理由はない。 魔法使いのも1-0で決める力が少し虚弱だっただけよ。 私かあんたがいれば十二分に勝ちを拾えると考えたんだが……」 諏訪子「あの監督が問題ってことになるね。 (私のプランとしちゃ現状が最適なんだけどね。 若い時に苦労は買って欲しいもんだよ)」 神奈子と諏訪子は二人で後継者として東風谷早苗を育てていた。 だが目指す神の形としては教育論としてある意味正反対のものである。 王道を突き進みいち早く誰にも慕われ信仰を集める王者になってほしい君主論を貫く神奈子。 遠回りしても慕う側に気持ちを汲めるように色々な経験を積んでから這い上がってほしい諏訪子。 だが基本神奈子が教育するため諏訪子は細々と裏工作をするしかなく今回は絶好のチャンスとほくそ笑んだ。
[176]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/20(金) 00:38:52 ID:??? 神奈子「たしかにそうなんだけど・・・それでも警戒は不可欠だ。 彼奴は余裕でセーブ出来ると見込んだシュートに対して手堅く弾く奴だ。 恐らくは過大な猶予で手の中に納められただろうにね、慎重な奴だ。」 諏訪子「キャッチが苦手なだけじゃないの?」 神奈子「それでも七割程度は捕球されていただろうね……でもそれを選択しなかった。 見栄より中身を取る堅実気質、厄介なんだこういう人はね。 下手に揺さぶりをかければ逆にこちらが一閃喰らちまうよ。」 諏訪子「でも怪我しているから数プレイしか全力が出せないじゃないの?」 神奈子「うむ……そのはずなんだがもし出されたら……」 アイツ 諏訪子「(障害は若林か……早苗を苛めてくれたし一発かましてやりたいんだけど。 スキマ妖怪が目を光らせている中手を出すのはバカらしいしねぇ)」 神奈子の言葉に頷きながら心は若林の事であふれかえっていた 何故なら早苗を負かした若林に少なからず恨みで埋まっていたからである。 がそれを直接ぶつけられる立場にはないことも同時に理解していた。
[177]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/20(金) 00:40:35 ID:??? 諏訪子「可能性を考えても仕方ないじゃんなるようになるんじゃない? それに私たち二人がいれば何とかなるよ、備蓄もあるんでしょ」 神奈子「信仰の蓄えはこの前の試合で充分に溜めてある。 3試合程度なら全力で力の行使をしても消費は一割にも満たん」 諏訪子「なら平気だよ、私も全力で早苗の晴れ舞台に付き合うとするよ。 (これでアイツとも決着つけられるだろうしね。 是非試合に出て欲しいものだよ……是非ね)」 再び顔を隠すために柱の陰に潜んで笑みを隠す。 彼女にとって表に出られる唯一にして最大のチャンスに喜びを隠せなかった。 ここで二人の会話は切れてそれぞれ個別に行動に移ったのだ。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 結局守矢勢は大きな助っ人を呼ばない選択を選んだ。 この後他チームの強化によって試合にどのような結果を産むかも知らずに。 ※守矢は大きな選手スカウトはないようです。 ※諏訪子・神奈子の実力は山に籠っているため情報は余り流出しません
[178]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/20(金) 00:41:50 ID:??? >>176を差し換えてください 諏訪子「無失点で引き分けに持ち込まれるとでもいうの でもあの勝負の時、神奈子は本気じゃなかったでしょう。」 神奈子「たしかにそうなんだけど・・・それでも警戒は不可欠だ。 彼奴は余裕でセーブ出来ると見込んだシュートに対して手堅く弾く奴だ。 恐らくは過大な猶予で手の中に納められただろうにね、慎重な奴だ。」 諏訪子「キャッチが苦手なだけじゃないの?」 神奈子「それでも七割程度は捕球されていただろうね……でもそれを選択しなかった。 見栄より中身を取る堅実気質、厄介なんだこういう人はね。 下手に揺さぶりをかければ逆にこちらが一閃喰らちまうよ。」 諏訪子「でも怪我しているから数プレイしか全力が出せないじゃないの?」 神奈子「うむ……そのはずなんだがもし出されたら……」 アイツ 諏訪子「(障害は若林か……早苗を苛めてくれたし一発かましてやりたいんだけど。 スキマ妖怪が目を光らせている中手を出すのはバカらしいしねぇ)」 神奈子の言葉に頷きながら心は若林の事であふれかえっていた 何故なら早苗を負かした若林に少なからず恨みで埋まっていたからである。 がそれを直接ぶつけられる立場にはないことも同時に理解していた。
[179]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/20(金) 00:48:23 ID:AdUINIU6 といったところで今日はここまでです。 長かった回想タイムも終わりでようやく本編に戻ります。 命蓮寺にこころを連れていき聖に預けたところから話が始まります。 少し先走りますが加入するこころの能力を公開します、お疲れ様でした こころ dr69ps69st69ta68pc68bk68競69高2低2ガッツ700 スキル・心無キ天シ(対峙時、全ての技・スキルを無効)消費150 スキル・失ワレタ面(覚醒しない、ただし……)
[180]森崎名無しさん:2015/02/20(金) 22:10:54 ID:??? 心なき天使・・・リレイズあるからそれくらい余裕だぜ あとはスリースターズとソウルオブサマサつけてクイックアルテマやらクイックむげんとうぶ すりゃ勝てるな 森崎が片桐さん現役の時代に行って活躍・・・うん、これもおもしろそうだ
[181]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/21(土) 23:58:12 ID:??? >>180さん 心無キ天シはネーミングだけオマージュさせていただきました。 人格を失った天使のように美しい少女をイメージしてます。 片桐さん(若)はより深く描写していきたいですね。
[182]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/21(土) 23:59:51 ID:??? 4月3週5行動目昼 ----------------------------------命蓮寺の客室---------------------------------- 若林「……」 手を組みながら目をつぶり成り行きを待っていた。 暴れたこころを封印して連れてきて、聖に預ける事になった。 ほどなくしてこの部屋の襖は開かれて二人の人が入ってきた。 星「……」 ナズ「どうも待たせたね、監督」 いつも通り平然としたナズ―リンが何事もなかったように入ってくる。 その後ろから視線が落ち着かない星が体を縮めて気づかれないようにそろそろと続く。 ナズ「暴れていた面霊気の保護の件は助かったよ。 野良の妖怪とはいえ暴れていちゃ命蓮寺の立場も危ぶまれるし…… なにより聖自身が罪のない人を妖怪が傷つけるなんて悲しむしね」 若林「ああこころの捕獲は私情だからかまわん。 だが暴れていた本人はどうなったんだ?手荒な真似をしてしまったが……」 若林は振り返るとボロボロのこころが思い浮かぶ。 だができるだけ被っていた面だけは壊さない様にしたため大事には至らないと考えていた。 だが結果若林の配慮は無駄になる事を二人の暗い雰囲気から察する事となる。
[183]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/02/22(日) 00:01:18 ID:??? ナズ「どうもこうもダメだね、あの後処理をしていたら大事が起こったんだ。 今まで抵抗していたせいかお面が弱っていてね、剥がした瞬間壊れてしまったよ」 若林「!!それで今は!」 星「現在は壊れた後は暴れる事もなく安静にはしております」 若林「一命は取り留めたのか……助けたかいはあったのか」 ナズ「どうもそうは問屋が卸さないみたいだよ。 意識を取り戻してから今に至るまでに自らのアクションがまるでないんだ」 星「促せば行動するみたいなんですが……意志を感じられないんです。 若林「そうか……治る見込みはないのか?」 ナズ「――――――少なくとも自然回復は無理だろうね。 面霊気にとって希望の面は心臓のようなものだ。 満身創痍な状態じゃ以前の様に感情を表わす事は出来るはずもない」 若林「心臓に代わるものを用意しないといけないか。 どうやら彼女にとってどんな形であれ希望の面が必要なようだな。 ナズ「そうなるね……希望の面は唯一無二のものだ。 容易に手に入るものじゃないと考えるべきだね」 若林「(まともなプレイを期待するならここまでやらねばならないか。 かなりの時間がかかりそうだが優先するかどうか悩みどころだな)」
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0ch BBS 2007-01-24