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【異変暗躍】ご愁傷様若林くん10【幻想郷】
[650]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/06/04(木) 22:26:22 ID:SC12Y34s 若林「(こうもボールが来ないとはな…… 現代なら笊なディフェンダーが抜かれボチボチシュートを撃たれ始める頃だが)」 そのころ若林はというと暇を持て余していた。 ボールがハーフライン付近から自陣まで入ってくることもなく指揮をこころに任せている。 久しぶりの試合であり2-0と温い環境、この中で緊張感を保ち続けるのは困難を極める。 若林「(いかんいかん!!このまま現をぬかしているからいつも不意に失点するだ。 今は中盤で競り勝てているからDFの貧弱さが目立たないだけでいつ俺の出番が来るか分からん! 何かして集中を保たなければ!!ここは……)」 A、そろそろ敵のポジションも見えてくるか? B、DFにさらに指示を送って盤石にしよう C、欠伸しているてゐに気合をいれるとしよう D、こころを使ったチーム構成でも妄想する E、余計な事は辞めて試合に集中するぞ F、その他 ID表示でお願いします 2票決で選択が決まります。
[651]森崎名無しさん:2015/06/04(木) 22:27:57 ID:ZVipwZSc A
[652]森崎名無しさん:2015/06/04(木) 22:28:55 ID:/rQO5kCI A
[653]森崎名無しさん:2015/06/04(木) 22:29:33 ID:Xnu4WTIc A
[654]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/06/05(金) 19:08:30 ID:??? A、そろそろ敵のポジションも見えてくるか? 若林「(HとJが戻り気味で陣形は崩れているだろうが基本はこの形だ。 ボランチを置かずDの守備力を頼りに数でボールを押し出す。 そして決定力があるだろうHかJに繋ぐ、これが相手チームの基本戦術だろうな……)」 −−@−− @漆黒(ローブ?) −−B−− A−−−C −−D−− D漆黒(巨) −−−−− E−−−F −G−I− −−−−− −H−J− H槍J漆黒(細) −−−−− 若林「(実行に移す為の問題はサイドに運べる選手がいない事か。 ナズーリンに完璧に奪われるようじゃ実力があるFWが運ぶしかない。 本来ならこちらのサイドは脆さに漬け込み部のいいサイドアタックを挑みたいだろう)」 元々サイド突破とパスに期待して配置しているナズーリンとそもそも何も期待できない妖精。 こちらの布陣で両サイドが明らかにフィジカルなさそうな小兵が配置している。 若林「(が点数差が着いた以上もっとリスクをとるか一発を狙うしかない以上サイドはないな。 ドリブル突破とワンツーかして運ぶかキープして放り込みを狙うしか手はないはず スーパーサブがいれば話は別だが今のところその様子はないな)」
[655]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/06/05(金) 19:09:50 ID:S5/KK/Kw 周囲にアップしている選手は誰もいないが故の判断だった 若林が思案している間にも敵側はもっと考え込まされていた。 いや正確には槍使い独りだけが苦渋の選択に追いつめられていた。 槍「(いきなり2点差かよ、やってられねぇぜ。まだ打つ手はあるにはあるが)」 槍使いの脳裏には一人の男が浮かんでいる。 気に食わない上司とはいえ契約は守るのがこの槍使いの性分。 全力が出せない現状に悪態をつきながらも自分で作戦を練る。 槍「(出来れば現状の手で処理しろと上からのお達しだ。 俺としてはさっさと片をつけたいところだが……)」 ★作戦会議中→!card★ 先着1名様 !とcardの間のスペースを消してコピペしてください。 ダイヤ→「もう一度試してみるか」 ハート→「俺がやるしかねぇな」 スペード→「リスクをとるしかねぇな」 クラブ→「しゃあねぇ、選手交代だ」 Joker→???「引けっ!」槍「なに!?」 クラブA→「―――ッ!」その時槍使いの頭が痛む
[656]森崎名無しさん:2015/06/05(金) 19:10:17 ID:??? ★作戦会議中→ ダイヤ9 ★
[657]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/06/05(金) 22:09:38 ID:??? ★作戦会議中→ ダイヤ9 ★ ダイヤ→「もう一度試してみるか」 即断でサイドを使うと決めた。 全力を出せないなら効率と打点を稼げる方法を本能的に見定めたのだ。 槍「(だがなんだこの悪寒が拭いきれねぇこの感じ。俺が信じきれないだと……。 俺の判断に何か間違っているというのか?いけないよなこのままじゃな 自分が信じきれない策を誰が忠実に実行できるってんだ)」 だが彼には漠然とした違和感が体に漂うのを感じていた。 それは彼に更なる対応策を考えさせるほどの嫌な予感であった 槍「(サイドが緩いのは間違いねぇ、もう一度攻めさせてみるしかないだろ 望みは薄いが俺がシュートするなら体力はある程度温存しなきゃならないしな。 これが上策だ間違いはない)」 そのあと頭を働かせて理論で補って自分自身を納得させる。 本能のまま戦うはずが考えるなど彼らしくもないと彼を知る皆が言うだろう。 彼が何者かなど誰もが知らない。本来は戦うものであってサッカー選手等ではない等とは。
[658]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/06/05(金) 22:12:10 ID:??? その頃若林属するフィールダーの面々がゴールに喜びを表そうと集まるはずだった。 だが集まった瞬間決めた本人は淡々と伝達事項を話し始める。 こころ「フォーメーションを変更する」 星「えっ?今まで順調に攻め切れているのにですか?」 こころ「無事にリード出来ているからこそだ。 リスクを減らしより効率よく攻めに転じる陣形を取る」 星「(かなり理論を重視する人なのでしょうか?)」 ナズ「(なるほど打つ手が早いな、相手の手を消していくところが気にってるのかな?)」 てゐ「(やる気満々だねぇ〜サッカー教徒って奴かな。 幻想郷でここまで浸かっている妖怪はそういないね)」 感心しているナズーリンに内心呆れているてゐ。 両者とも共通している感情はこころがサッカーに惚れ込んでいる人という印象を与える。 こころ自身は意図していないが人となりを伝え相互理解へと繋がっていた。
[659]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/06/05(金) 22:14:48 ID:??? −−H−− H毛玉 −−−−− ーI−J− Iこころ J星 G−−−F Gバケバケ Fナズーリン −−−−− −E−D− Eてゐ D妖精 −−−−− ーC−B− C妖精 B毛玉 −−A−− A目玉妖怪 −−@−− @若林 こころ「といっても星を下がらせサイド突破をケアしていくだけだ。 後はHを高めに位置とらせるぐらいしか変えない」 ナズ「得点力があるFWを後ろに下げたらDFが上がってくるんじゃないか? あの巨人とかハイボールを上げられたら競り合うことすら難しいよ」 こころ「相手のDF陣はD以外ならなんとでもなる。 Dが上がってくるならフライボールでH毛玉にヘッドで合わせていく。 そうすれば誰かがマークにつかなければいけなくなる、これでいい」 てゐ「それでももし強引にシュートを撃ってきたら?」 こころ「この陣は強引に撃たせるのが目的だ。 中盤に集めることでロングボールでの得点を目指させオフサイドやパスカットでシュート数を減らす。 もし決定機が出ても少数ならマスター、いえGKにも負担が減らしていける」 てゐ「ま、監督なら防いじゃうよね〜並大抵どころかどんなシュートだろうとさ。ならそれでいっか」 星「そろそろ時間ですしいきましょう」
[660]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/06/07(日) 00:30:01 ID:??? 彼女の人と生りを理解し陣を引き直していきまずこころのチームへの歩み寄りを許した。 だがそれと同時にこころに対する疑問を投げかけざる終えない人もいた。 ナズ「(とご主人は好きなタイプだろうね、真面目な人だ。 だからこそ生真面目なものが狂気に魅入られれば何が起こるかわからないんだよ。 そしてそういう想定外なものこそ障害になりうるものだ)」 彼女にとってサッカーとは悲願を叶える為の手段でしかない。 そんなプランの中に灰汁の強い人が入れば嫌悪はなくとも危機感が覚えざるおえない。 ナズ「(例え監督自身が協力してくれるだろうと不確定要素は排除していきたい。 だが妖怪を殺すのはそもそも困難だ、その上可能だとしても目立ちすぎるし。 困ったものだな、助けを斯うにも裏方に適した人はいないもんだからね)」 何せ周りが荒事に向いた人がいない故にいつも思案するのはナズーリンの仕事になる。 だが幾らなんでも自分でも悪い方悪い方へ考えが引き寄せられていることに気づき頭を振るった。 ナズ「(――――――――いけないな。 あんまり殺伐とした考えを巡らせていると事実になってしましそうだ ここでちゃぶ台を返されたら身もふたもないからね警戒だけはさせてもらうよ)」 だが彼女自身も自負しているところだが臆病なぐらい慎重な行動を好む。 が故に印がないものに離反と断定せず静観という形を取るのだった。 彼女に行動力欠如のおかげでなんとか歯車に軋みなくチームとして再び回り始められた。
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0ch BBS 2007-01-24