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【一筋の】きれぼしサッカー2【光明】
[838]森崎名無しさん:2015/07/19(日) 21:08:03 ID:??? 確かポストじゃないよ
[839]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/19(日) 21:19:49 ID:??? ★翼 ドリブル 75( ハート10 ) +( 3 + 4 )+(ヒールリフト+4)=86★ ★フハハジーチャ タックル 77( スペード5 ) +( 1 + 2 )+(人数補正+1)=81★ ★伯疲レイ タックル 64( クラブ9 ) +( 2 + 3 )+(人数補正+1)=70★ ≧2→翼、ソッカットトノシンと1対1に入る! ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- フハハジーチャ「(あワお〜っ!こいつを止められるの実質俺しかいないじゃん!)」 伯疲レイ「(反則を犯してでも止めねば!PKなら万が一の僥倖にかけられるからの!)」 ソッカットトノシン「(さーて来な!止めてあの髭チビや小娘に俺が勝っているってとこを見せてやる!)」 後陣のキーパーの能力があまりにも心許ない焦りから、両者共に力任せの単調なタックルを放つ。 カッ! ヒュウウウン…… それだけに、踵で空へと浮き上がったボールの動きに、全く対処することができなかった。 カビラ「ビュウーティフウル!翼くん、ヒールリフトでボールに鮮やかな円弧を描かせ2人を抜き去る!」 翼の突破により、逆転で沈み込み始めていたスタジアムの空気が活気づきはじめ、歓声が再び大きくなりはじめた。 対照的にきれぼしJAPANは一様に苦い顔をしていた。これで同点、次はどうやってまた逆転に持っていこうかと。 だがその中にも、喜色を浮かべる者がいた。
[840]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/19(日) 21:23:29 ID:??? すみません、間違えて以前投稿してしまったものを投稿してしまいました。 839は無視してください。 なお、ポストについてですが、このスレでは本編のものに沿っています。 「シューターとキーパーのカードの数字の和が14の場合シュートはゴールポストに当たり、 更にカードのマークまで一致した場合は枠外になります」となるので、翼のショートドライブは 無事、ゴールになります。
[841]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/19(日) 21:26:47 ID:??? ★翼の判断→( 2 + 3 )=5→シュート ★翼 ショートドライブ 78( ダイヤA )+( 2 + 1 )=81★ ★ソッカットトノシンの判断→( ダイヤ3 )→ドリブル ★ソッカットトノシン そなえる 49( スペード3 )+( 6 + 5 )+( 読み外し−2)=58★ ≧2→翼、同点&2点目! ---------------------------------------------------------------------------------------- ソッカットトノシン「(う〜んこの感じ!コーフンして指が痛くなってくるこの緊張感! 俺は今、今までで一番みなぎってきてるぞ!)」 自分勝手に空を飛びかねないほどに、1人心の中で絶頂したソッカットトノシンは、ハイな勢い そのままに翼のボールをめがけて跳びかかった。 ソッカットトノシン「とこんに止められたお前が俺にかなうと思うかーっ! (これで間抜けなとこんでも俺との差が雲泥の差という事を思い知って、 『帰ってゲームするぜ!』と言い訳かまして逃げ出す! 薄のろな小娘も俺様の魅力にようやく気付いて『さすが、ソッカットトノシンは違うぜーー)』 ってな具合にテバサキ野郎から俺に乗り換えてくる! 俺を軽く見ていた他の連中も平謝りして詫びにくるだろう!ふっふっふっ……)」 薔薇色の未来図を夢想して悦に入りながら、勢いよく芝生へと突っ込んでいった。
[842]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/19(日) 21:29:55 ID:??? ソッカットトノシン「(そして後は、ビッグクラブのスカウトが大挙して押し寄せてくるのを悠々と見下ろしてやる! ミランでもバイエルンでもサンパウロも、土下座どころか三跪九叩して哀願する! 延々と続く栄光の道も始まりはこのボールから……って、ボールは!?)」 ようやくにして手元にボールが無い事に気づいたのと、 ピイイイイイイイイイイイッ! 全日本のゴールの笛が鳴ったのは、ほぼ同時だった。 全日本 2−2 きれぼしJAPAN
[843]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/19(日) 21:33:24 ID:??? 続きがなかなか書けませんでしたので、本日はここまでにいたします。
[844]森崎名無しさん:2015/07/19(日) 21:33:45 ID:??? もしかしてソッカットトノシンは来生の分身なんじゃね?
[845]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/20(月) 08:26:37 ID:??? 本日も投稿を開始いたします。 先の判定で翼がファンタジスタを発動させていましたが、それといった描写をしていなかったことに気づきました。 申し訳ありませんが、今回はそのまま続けさせてください。ソッカットトノシン相手に美技を見せるまでもなかった ……そういう風に解釈してくれれば幸いです。
[846]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/20(月) 08:28:13 ID:??? カビラ「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオルッ!決めたっ!決めてくれましたっ! 全日本に再び同点をもたらしてくれたのはやはりこの人、 全日本のゲームメイカーにして天才プレーヤー、大空翼くん! あっという間にボールを奪い、流れるようにディフェンダーを抜き去り、 軽やかなドライブで再び全日本に希望を与えてくれましたあっ!」 葵「やったーっ!凄いですよ翼さん!」 葵が喜びの感情を爆発させて向かったのを皮切りに、他の全日本選手も集まって歓声を上げる。 観客「よーっしゃー!同点だー!」「冷や冷やさせやがって!」「やっぱりすげえぜ翼―っ!」 「やるねえ!」「うわはああああい!同点なのですー!?」 ソッカットトノシン「?……!…!?………!!」 あるべき現実と目の前の光景の差に、最初ソッカットトノシンは戸惑っていた。 だが、はたとある事に気づき、ハッハッハッと高笑いして翼に話しかけた。
[847]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/20(月) 08:30:03 ID:??? ソッカットトノシン「君の幸運と奮闘に祝福を贈ろう! 俺のセービングを紙一重で交わすとはよほど奇跡と無理を重ねない限り有り得ぬ事! だが俺達も勝たねばならぬ身、次からは無駄なあがきはやめ素直にボールをわた…ぐふっゾ!」 今の失態は相手の驚異的な運の良さと無茶だと、ソッカットトノシンは理解した。 である以上次回からはこれ以上の攻めは無駄、賢明な行動を取るべきだと 相手を諭そうとしたが、フハハジーチャの拳骨で遮られてしまった。 フハハジーチャ「いつまでも分かんない事言ってるんじゃねえよ!これ以上恥をさらすな!」 不意の攻撃でソッカットトノシンはフィールド上に悶絶する。 この光景はきれぼしJAPANのメンバーにとって見慣れたものである。 ココススモンメン「(パンチやキャッチはまだマシなのに、1対1なんてするから……)」 ホホッモモ「(そもそもはるか手前であっさりとかわされていたじゃない、あの自信と現実補正能力は本当に謎ね)」 伯疲レイ「(こやつはゴール中央で棒立ちにさせ、第3のポストとして活躍させた方がよいのでは?)」 よしと「もしかしてあの人もレタスプレーヤーじゃ…」 王家ノノン「いや、ただの雑草じゃ。元々の能力が大したことない。それだけじゃ」 バチスタ「あっははははは!いやーコメディアンとしては役に立つぜあいつ!」 岩見「あ、ああ、はは…(おかしい筈なのに、頭が痛くなってきた。デジャブのせいだな……)」 とこん「あ、あのもやしキーパー!きれぼしJAPANの恥さらしが!」 尾崎000000000「もうめんどうみきれよう」 門門「申し訳ありません、うちのキーパーがとんだ粗相を……」 翼「大丈夫ですよ、こういった選手は慣れてますから」 あきれ返る者、ソッカットトノシンのあり方に疑問を持つ者、大笑いする者、 憤慨する者、代わりに詫びに行く者に分かれる。日常の光景である以上、 ソッカットトノシンに同情したり弁護したり、まともに叱りつける者はほとんどいなくなっていた。
[848]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/20(月) 08:31:44 ID:??? 見上「(ふう、何とか同点になったか。士気も戻ったようだし、これでまだ望みが持てる…ん?)」 ジリリリリリリリリリリリリリ! 試合を五分五分に戻したことで安堵した見上の近くで、突如異音がする。 控室に備え付けてあった電話が鳴り響いていたのであった。一番近くにいる見上は手を伸ばし受話器を取る。 見上「はい、見上です……んむ?」 電話を受けた見上は話し相手と、その内容に戸惑う。しばらくして相手の交代を頼まれた見上は、 受話器を森崎へと渡す。 森崎「これは?」 見上「お前に用があるそうだ。相手は……片桐家の、令嬢さんだよ」 森崎「えっ、陽子さんが!?」 思わぬ相手からの電話に困惑しながら、森崎は電話を受け取る。 その後相手から告げた内容により、森崎は大きなおどろきを相手から受けるきっかけを得たのであった。
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0ch BBS 2007-01-24