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【一筋の】きれぼしサッカー2【光明】
[848]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/20(月) 08:31:44 ID:??? 見上「(ふう、何とか同点になったか。士気も戻ったようだし、これでまだ望みが持てる…ん?)」 ジリリリリリリリリリリリリリ! 試合を五分五分に戻したことで安堵した見上の近くで、突如異音がする。 控室に備え付けてあった電話が鳴り響いていたのであった。一番近くにいる見上は手を伸ばし受話器を取る。 見上「はい、見上です……んむ?」 電話を受けた見上は話し相手と、その内容に戸惑う。しばらくして相手の交代を頼まれた見上は、 受話器を森崎へと渡す。 森崎「これは?」 見上「お前に用があるそうだ。相手は……片桐家の、令嬢さんだよ」 森崎「えっ、陽子さんが!?」 思わぬ相手からの電話に困惑しながら、森崎は電話を受け取る。 その後相手から告げた内容により、森崎は大きなおどろきを相手から受けるきっかけを得たのであった。
[849]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/20(月) 08:34:24 ID:??? ひとしきり落ち着いてきた後で、全日本はこれからの試合の進め方について、 作戦会議をはじめていた。口火を切ったのは2点目を挙げた翼である。 翼「向こうのキーパーは、少なくとも1対1は大した事ない。 それこそ誰でも、控えの選手でも余裕で決められるレベルだ」 日向「確かに、奴の動きはFWの俺から見ても全くなってなかったな」 翼「それよりも他の選手の方が気になる。あのフハハジーチャって選手の動きが、 前半に比べて妙に悪かった気がする。前半だったらこぼれ球になってもおかしくなかった」 三杉「そう言えば僕も、門門の当たりについて気になっていたんだ。 彼も前半に比べて、明らかに勢いが弱くなっていた。 何かのミスとかそういった事じゃない。もっと根本的に弱くなっていた」 日向「(あの白衣女が敵にも何かしたらしいな……)」 あずみ「それでこれからどうする?あたしはどうもないけど、 みんなはなぜか調子が良くなってきたみたいだし、このまま攻め続ける?」 早田「いっその事これから守りを固めていくか? 正直な話、あいつらからこれから完璧に守り切れるか、ちょっと自信がない」 日向「そうだな……」 A 「このままでいい、攻め中心で行く」 B 「MFは以前の位置に戻れ、攻守のバランスを整える」 C 「俺達FWも中盤まで下がる。中盤を制し確実に攻めていくぞ」 D 「三杉と俺の位置を変え、翼以外のMFを下げるぞ、積極的に1対1を狙っていく」 E その他、自由回答(要3票) 2票選ばれた選択肢で続行します。ID欄は空白にしてください。
[850]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/20(月) 08:39:48 ID:??? 今日はいったんここまでにいたします。都合がつけば再び投稿を行いたいですが、現時点では未定です。 >>844 来生よりは本編のアモロさんや外伝のブルノさんのようなネタキーパーを意識して描写してみましたww このまま活躍(?)すれば某スレの「○様応援団」の一員になれるかも……? ○夜「やめろォ!」
[851]森崎名無しさん:2015/07/20(月) 09:02:35 ID:GMycgq2Y C
[852]森崎名無しさん:2015/07/20(月) 09:41:28 ID:rfUvmZuo C
[853]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/20(月) 16:47:23 ID:??? C 「俺達FWも中盤まで下がる。中盤を制し確実に攻めていくぞ」 --------------------------------------------------------------------------------------------- 葵「えっ、攻撃はいいんですか?」 日向「攻めはどこでもできる。あいつらの守備陣と攻撃陣のほとんどがボールを前に運べない以上、 中盤を抑えてさえしまえばペースを握り続ける事が出来る。それに」 葵の方へ向きなおして、話し続ける。 日向「様子を見るに、お前もさっき何か技が出来るようになったんだろ?」 葵「!は、はい!なんでか知りませんが、なんか急に守備も少しできるような気がして…」 日向「そうだ、これはただの数合わせにはならない。俺の方はブラジル戦でよく知っているだろう」 三杉「(しかしそうなると、すぐ逆転という訳にはいかなくなる。点を取られたら元に戻すか、 そのままで行くかは分からないが……安全策になるのか、どうか)」 フハハジーチャ「やっぱり俺ァ、どこかおかしい」 一しきりソッカットトノシンを黙らせた後で、きれぼしJAPANも作戦会議に入る。 正確には入ろうとしたところで、フハハジーチャが不調を訴えていた。
[854]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/20(月) 16:49:17 ID:??? フハハジーチャ「言い訳だと思うんなら思ってくれ、でもこれは本当だ。急に体の動きが鈍ったような気がする。 ブロックだってあいつらの殆どのシュートは止められる自信があったのに、今はさっぱりだ」 門門「心配するな、誰もお前を疑ってはいない」 なだめる様にして門門がチームメイトの発言を遮った後、同様の異常を語りはじめた。 門門「私も、先の競り合いで動きが鈍ってしまっていた。慢心していた訳でも滑った訳でも無いのにだ」 バチスタ「そういや俺も!コーナーキック前に急に力が抜けたんだ! もう10分は動かずに休んでたから力が戻ってくるはず、なのにあれはおかしいぜ!」 岩見「そう言えば、俺も動きにキレがないような……」 王家ノノン「そういえばこっちも少し頭に違和感が……いや、髪ではない! そうではなくて、パワーが、あまり出ないような気がするのだ……」 よしと「こっちも……」 フハハジーチャ・門門の発言を皮切りに、同様の異常を抱えていた選手達は皆告白する。 告げた後は救いを求めるようにキャプテンの岬に目を向ける。 岬は既に犯人のいなくなった全日本ベンチを眺めた後、彼らしくもない厳しい顔つきをして、チームに宣告した。 岬「敵は卑怯にも、何か細工をしてこちらを弱体化させる妨害策をしかけたらしい」 妨害という思わぬ言葉を聞き、きれぼしJAPANメンバーは皆どよめきたつ。 そのどよめきには「もしかしたら負けるのではないか」という不安が、わずかながらに含まれていた。 その不安を増幅するような言葉を、岬は発する。 岬「そうした事が出来る以上、こっちを弱くするだけでなく、自分達をパワーアップさせるような工作も行っているだろう」 きれぼしJAPANの動揺はさらに大きくなる。その動揺も、岬が張り上げる演説により、掻き消えた。
[855]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/20(月) 16:51:25 ID:??? 岬「だが僕達は勝つ!苦難の無い勝利はなく、犠牲の無い進歩は無い! 僕達は今日の勝利の為に鍛え上げられた肉体と技術と知略と意志の他は何も持ってはいない!負ければそれらの意義を失う。 そうならないために皆必死に鍛錬し、バグマシーンを使わずとも世界の強豪と戦えるようになったじゃないか!」 熱を帯びて弁を振るう岬の姿に、きれぼしJAPANは粛然とし、全日本は呆然とし、観客達は戸惑って、 スタジアムにふっとした静寂が訪れる。 その空気も岬の弁が響くにつれ、さながら演説会のような雰囲気となっていた。 岬「聞いてくれ!本来ならもっと早く言わなければいけなかった、 僕のてらいや羞恥心が余計な蓋を口にかけてしまっていたためだが、今からでも遅くない。 だから聞け!僕のどんな指示を忘れても、以後はこの言葉を胸に叩きこんで忘れるな!」 岬は叫ぶ。味方に叫ぶというより、はるかかなたの天神に誓うかのように、叫んだ。 岬「右脚がダメなら左脚を使え! 左脚がダメなら肩を使え! 肩がダメなら腹を使え! 腹がダメなら頭を使え! それでもダメなら呪え! 全身全霊、一かけらの脂肪細胞も残さず燃やし尽くして闘え! それがサッカーだ、能力も技術も知略も、「これ」がないと、勝てない!」 宣言後、さらにカッと目を見開き、両拳を堅く握り、地を踏みしめて、味方に号令した。 岬「さあ行こう!僕らが勝者にふさわしい事を、敵に思い知らせてやろう!」 きれぼしJAPAN「おおおおおおおおおおうっ!」
[856]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/20(月) 16:52:34 ID:??? 岬の熱は仲間に伝播し、熱い血が体中を駆けめぐるように士気が高じた。 彼らは岬の演説の意味は半分も入っていない。それも当然であろう。 岬の演説は言葉と言うより、情熱と意志を叩きつける波であった。波は彼らの精神に撃ちつけ、 彼らを沸き立たせていたのである。 全日本はそんな相手の様子、特に岬の変貌に呆然としていた。 日向「……岬って、あんなに激しいところのある奴だったか?」 山森「い、いえ!高校時代はずっと穏やかで心配りの細かい先輩でしたけど、あんな姿は一度も……」 あずみ「あたしとフランスにいた時も理性的で温和、あたしと2人きりの時でさえ、怒った姿すら一度も見た事がなかった」 翼「(岬くん……俺は本当に人を上っ面しか見ていなかった!)」 そうしたかつての旧友達の姿を、叩きつけるような敵意を込めて、センターサークルへと向かいながら岬は放っていた。 岬「(小次郎、あずみちゃん、そして……翼!もうこれからは君達には絶対負けられない…… いや、もう僕は君達に、負けたくないんだよ)」 サークル中央にボールを置き、ようやくにして意識を戻した審判が笛を鳴らすまで待ち、攻撃を再開した。
[857]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/20(月) 16:54:46 ID:??? カビラ「さ、さあーはじまりましたキックオフ!岬くんの演説の勢いそのままに、 岬くんと岩見くんのワンツーできれぼしJAPANは突破を図るもよう!しかあーし!」 日向「行くぜ野郎ども!どれだけ裏切り者が騒ごうが強い奴が勝つだけだ!」 三杉「僕達も負けるわけにはいかないからね。きっちり取らせてもらうよ」 あずみ「あんたに闘志があると知って少し見直したわ、余計にあんたに勝ちたくなった!」 翼「岬くん……俺は、逃げない!」 カビラ「全日本の主力4人が向かって行く!これは決まったかあ!?」 信藤「しかしきれぼしJAPANもFWまでがフォローに回っています。 こぼれ球にされたら厳しいでしょう、何とか勝ちきってもらいたいです」 王家ノノン「(ボールさえ手に入れりゃ何とかなる!前で棒立ちよりマシだ!)」 よしと「(パスにはちょっと自信があるんだ、こっちに来ればこっちのものだ!)」 岩見「(行ける!この血の沸き立つ感じ、行ける気がする!)」 岬「(ここが正念場だ、この気合が生かされるようにしなければ)」
[858]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/20(月) 16:56:03 ID:??? 先着(順番通りではない書き込みは無効、1人1選手ずつ)で ★岬 ワンツー 77(!card) +(!dice +!dice)=★ ★岩見 ワンツー 73(!card) +(!dice +!dice)=★ ★日向 パスカット 70(!card) +(!dice +!dice)+(人数補正+2)=★ ★三杉 パスカット 75(!card) +(!dice +!dice)+(人数補正+2)=★ ★あずみ パスカット 74(!card) +(!dice +!dice)+(人数補正+2)+(本気モード+1)=★ ★翼 パスカット 73(!card) +(!dice +!dice)+(人数補正+2)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→岬達突破、全日本ピンチ! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (よしとがフォロー)(王家ノノンがフォロー)(山森がフォロー) ≦−2→全日本ボールに。 【補足・補正・備考】 日向:ダイヤ・ハートで「ワイルドカット(+2)」 三杉:クラブ以外で「サイレントカット(+2)」 翼:ダイヤ・ハートで「スポットカット(+2)」 スキル・ファンタジスタ:2D6が2の場合12扱い、3の場合11扱い
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0ch BBS 2007-01-24