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提督様が見てるモンスター・エクシーズ
[207]名無しのオーバーレイユニット:2015/01/11(日) 02:12:03 ID:??? 金剛改二
[208]◆2pV1gRdG.o :2015/01/11(日) 02:26:13 ID:??? 今日はここまで 明日のこのスレの内容は 「提督死す」 デュエルスタンバイ!
[209]名無しのオーバーレイユニット:2015/01/11(日) 03:56:53 ID:??? 島風
[210]真犯人 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/11(日) 22:57:00 ID:??? さて、殺人事件を始めて行こうと思いますが大丈夫でしょうかね
[211]名無しのオーバーレイユニット:2015/01/11(日) 22:57:24 ID:??? フッ、この名探偵に任せておけ
[212]真犯人 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/11(日) 23:17:59 ID:??? 冬のある日に、鎮守府の食事環境の改善のために一人の艦娘に辞令が出された。 温泉地にほどなく近い鎮守府ということで、その艦娘…鳳翔は浮かれ気分だった。 鳳翔「うふふ、任務の空き時間に温泉に入れたりするのでしょうか」 夕張「多分入れますよ。うちの提督はそううるさい人じゃないですからね」 案内している少女は夕張。 これから派遣される先の鎮守府の工廠などの業務を担当している艦娘だ。 他の面々は忙しいということで、彼女が鳳翔の案内人を買って出たのだった。 夕張「っと、島風。また外走ってたの?」 島風「あっ、夕張さん!…と、そっちのおばさん誰?」 鳳翔「おばっ…」 夕張「この人は鳳翔さん。ほら、食堂担当の人が来るって言ってたでしょ?その人」 島風「へぇー、そうなんだ。よろしくね!ほら、連装砲ちゃんも」 連装砲ちゃん『ヨクキタナ!』 鳳翔「(これって突っ込んでいいのかしら…)」 手に持っていた連装砲ちゃんをこちらに向け、楽しそうに腹話術をする島風。 ヘタクソなせいで腹話術だとまるわかりなことが悲しい。 鳳翔「ええと、島風ちゃん、連装砲さん、こんにちわ。私が鳳翔です、よろしくね」 島風「うん!それじゃあ夕張さん、私もうちょっと走って来るね!」タッタッ
[213]真犯人 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/11(日) 23:30:01 ID:??? 鳳翔「夕張さん、私っておばさんくさいんでしょうか…」ズーン 夕張「そ、そそ、そんなことはないです!島風は子供なんで…ね? ほら、気を取り直してまずは執務室の提督にご挨拶しましょう」 この鎮守府はこじんまりとしていて、建物は二階建て。 一階には艦娘たちの私室と大浴場。 二階には提督の執務室及び私室があるそうだ。 鳳翔たちは二階に上がり、執務室へと向かうことにした。 コンコン 夕張「提督、夕張です。鳳翔さんを連れてきました」 提督(DEAD END)「ああ、入ってくれ」 夕張「失礼します」 鳳翔「失礼いたします」 金剛改二「New faceの到着ネ!」ニコニコ 執務室に入ると、そこには机に座っている提督と、その隣に侍っている金剛。 その彼女の左手には、指輪の輝きがあった。 どうやら、二人はケッコンしているようだ。 鳳翔「(いけないいけない。こういうことが最初に目に入るようだから、おばさんくさいって言われてしまうのよね)」 提督(DEAD END)「鳳翔さん、どうかしたかね?」 鳳翔「いえ…。本日付でこの鎮守府へ派遣されてきました航空母艦、鳳翔です。 食事環境が好転するまでという期限付きですが、よろしくお願いいたしますね」
[214]真犯人 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/11(日) 23:39:33 ID:??? 金剛改二「ムー、提督は私のCurryじゃ不満なの?」 提督(DEAD END)「そういうわけじゃないが、毎日カレーという訳にもいかんだろう」 夕張「金剛さんのカレーはイギリス式ですしねえ」タハハ 提督(DEAD END)「うむ…。鳳翔さん、他の艦娘たちとはもう会ったかね?」 鳳翔「島風ちゃんとは先ほど顔を合わせましたね」 提督(DEAD END)「そうか。その他にも数人いるから、顔合わせを済ませておいてくれ。 金剛か夕張、ついてやってくれるか?」 夕張「あ、なら私が行きますよ。ちょうど陸軍の方々に渡す書類がありますので」 提督(DEAD END)「そうか、なら任せた」 少しばかりホッとしたような様子の提督。 司令官として金剛の名前は出したが、一緒にいたかったらしい。 一緒に執務室を出た夕張は、大きく伸びをしつつ、鳳翔に話を向ける。 夕張「とは言っても、あと3人ぐらいしかいないんですけどね、この鎮守府」 鳳翔「そうなんですか。えーっとそれじゃあ…」 1. 陸軍の方々って…? 2. 案内をお願いできますか?
[215]名無しのオーバーレイユニット:2015/01/11(日) 23:47:31 ID:??? 1
[216]真犯人 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/12(月) 00:19:23 ID:??? 鳳翔「さっき言っていた陸軍の方々って…?」 夕張「それはですね…あっ、ちょうどいらっしゃいましたね。おーい」 あきつ丸「む、夕張殿。そちらの女性はどちらの方でありますか?」 夕張「ああ、実はですね。うちの鎮守府には間宮がちょっと来れないんで代わりに食堂を出せる艦娘を探していたんです。 あきつ丸さんも言っていたじゃないですか」 あきつ丸「そうでありますね。豚の餌はもうこりごりであります」 豚の餌と称される食事…。 聞きたいような怖いような…。 鳳翔はなんとも微妙な表情を浮かべてしまう。 夕張「鳳翔さん、こちらは陸軍から派遣されてきた揚陸艦のあきつ丸さんと、潜水艦?のまるゆさんです。 お二方、こちらが航空母艦の鳳翔さんです」 鳳翔「陸軍の…。一体どうしてまた?」 あきつ丸「自分は輸送などを担当しているのでありますが、陸運と海運の連携の為に派遣されているのであります」 まるゆ「ま、まるゆも同じ理由からです。輸送のお手伝いをしています」 鳳翔「この艦隊は輸送任務がメインなのですか?」 夕張「ええ。資材を輸送し、各鎮守府に配布する任務が主な作戦となりますね」
[217]真犯人 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/12(月) 00:31:57 ID:??? 鳳翔「それでは、出撃は本当に…」 夕張「ええ。食事を頑張って作ってくださいね!」 陸軍の二人と別れ、仕事場となる一階の調理場へ向かう。 階段を下りる途中、逆に昇ってくる少女に出会う。 今までに見たことがない艦娘。鎮守府の子だろうか。 夕張「あ、瑞鳳ちゃん…」 瑞鳳「……」キッ 鳳翔「えっ…」 殺意すら籠った涙目を向けられ、鳳翔は思わず動きを止めてしまう。 ふん、と鼻を鳴らしその少女は上の階へと去っていく。 夕張「……大丈夫ですか?」 鳳翔「ええ…。直接何かされた、というわけではないですから。あの方は?」 夕張「瑞鳳ちゃんです。…実は今まで、食事担当だったのが彼女だったんです。 です、けど……。彼女、料理のレパートリーが少なくて…」 鳳翔「なるほど、それで…ですね」 彼女の態度も当然のもの、と理解をすることができた。 ただ、そういうことは事前によく言い含めて欲しかったものだが。
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0ch BBS 2007-01-24