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【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】
[424]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/21(水) 00:05:58 ID:??? 穣子「うーん。 やっぱりこのまま、ルナティックスが後半も勝っちゃうのかな?」 反町「(それはどうだろうか。 西行寺亡霊連合は結果として前半ロクに攻められなかったが、 それは逆に、後半に向けて体力を温存出来たという事。 特に不気味なくらい静かだったDF陣。 ――あの亡霊の女性が気になるが……)」ジーッ 穣子「あっ!? 一樹君ったら何も言わずに幽々子さんの胸を凝視してるっ!? う、浮気よっ!?」 バシュウッ! ドガッ! 反町「ぐわっ!?(ふ、不意に晩御飯の焼き芋をブン投げるのはやめて下さい、穣子さんっ!?)」 矢車「(↑のやりとりを見て)………はぁ。 どぉせ俺なんか……」チラッ さとり「矢車君。 核燃料でもブン投げてさしあげましょうか?」ニコッ 矢車「……はぁ。 あいつ(反町)は良いよなぁ。 それに引き換え俺は……(ジュッ!)ぐわあああーーー!!」 ドゴオオオッ! 幽香「(等速直線運動で消し飛ぶ矢車を見ながら)あそこね、祭りの会場は……」リョウジョクゥ・・ レティ「やめなさいな、幽香。 痴話喧嘩に乱入だなんてみっともない……。 (鈴仙がこの試合もキャプテン。 前へ前へと行かずに、ここまで踏ん張れたのは流石と言うべきかしらね)」 実況が前半の総括を始め、観客達は思い思いに試合の感想や取り留めのない雑談を口にする。 だがしかし、観客達は盛り上がりつつも、どこかでルナティックスの勝ちは堅いと予測していたのかもしれない。 前半最後の藍のパスカット失敗を皮切りに、西行寺亡霊連合のサポーター達の間には、重苦しい空気が流れつつもあった。 このまま後半も、パスを回されて終わってしまうのではないか……と。
[425]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/21(水) 00:10:17 ID:??? 幽々子「う〜ん。 だからと言って私が飛び出す訳にも行かないし、ねぇ。 ……どうしようかしら、中西君?」 中西「せやなァ。 ……これまで通り一対一を狙いつつ、ちょいと変わった攻め方もしてみんとアカンかもしれへんな」 ――そんな雰囲気にも気圧されず、飄々と観客席を見上げるのは、西行寺亡霊連合の亡霊二人。 即ち、桜を愛する幽玄の亡霊・西行寺幽々子嬢と、うどんを愛するナニワの亡霊・中西太一氏の二名だった。 ある意味では世間から超越した存在である彼女達は、少しの逆境で慌てる程肝が小さく無かった。 中西は下品に舌なめずりして、持前の不敵で傲慢な笑みを浮かべる。 中西「(こんな所で終わってたまるか。 森崎有三を倒し。 そしてワイが再び、世代ナンバーワンGKに返り咲く為のな。 ――のぉ、見上さん……?)」 それは、自身を現世に縛り付ける怨念に向けての、彼なりの最大限の宣戦布告だった。 そして、そんな中西を頼もしげに見つめる亡霊嬢は。 幽々子「(……この物語において、私の役割はさしずめ村人Aってトコでしょうけど。 だけど――突然しゃしゃり出て来て、場を引っ掻き回す村人Aが出て来ても、きっとそれは面白い物語の筈。 紫が出てこないなら……そんな傍迷惑な役どころは、私が代理してやるべきかしらね……?)」 中西とはまた少し違った、彼女なりの後半への意気込みを持ち、優雅で可憐な笑みを浮かべるのだった。
[426]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/21(水) 00:11:20 ID:??? 【ハーフタイム】 輝夜「みんな おつかれさま このあとも がんばってね」 てゐ「(すっかりこの棒読みにも慣れたなぁ〜)」 そして、所変わって永遠亭ルナティックスの控室。 1点差と心許ないものの、西行寺亡霊連合の攻撃を完封しきった事に対する安心からか、 チームメイトの雰囲気は心なしか和やかに見えた。 鈴仙「――とはいえ、みんな。 まだまだ油断は禁物よ」 そんな中、鈴仙は敢えてこの緩んだ空気を引き締めようと、 敢えて厳しめの言葉を発する事で、メンバーの注意を惹きつける事にした。 鈴仙「……確かに。これまで私達はパスワークを成功させ、西行寺チームに対して優位を築いて来たわ。 だけど、後半戦も同じ戦法が通じるかは分からない。 前半最後のパスカットみたいに人数を固められれば、逆にカウンターのピンチを招くかもしれないし、 それでボールを持った敵が、今度はシュートじゃなくて一対一を狙って来られたら……」 輝夜「うわ。 そりゃヤバイわねぇ……言っちゃあなんだけど、私の一対一はかなり脆いし」 佳歩「と、いう事は……。 後半戦は、パスワークじゃなくて、もっと攻撃的になった方が良い……って、事ですか?」 永琳「――と言う程、簡単な話じゃないのが悩みどころなんだけどね。 パスワーク自体は未だ有効だけど、使い過ぎは隙を生んでしまう……と、いう感じかしら。 丁度良い位置でボールを拾った時とかは、果敢に点差を狙っても良い…って位で考えた方が良いと思うわ。 ――ね、キャプテンさん?」 鈴仙「そ、そうですね…(――師匠。 ナイス解説です……)」
[427]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/21(水) 00:12:20 ID:??? 鈴仙の声掛けは、結果として良い雰囲気を維持したまま、後半の攻防について考えるきっかけとなっていた。 正直、鈴仙自体どうするのが正解なのか分かりかねる箇所もあったが――。 そこについては、わざとか偶然か、永琳が優しくフォローをしてくれた。 慧音「ボールを持った際の考え方が、薬師殿言う塩梅で良いとすると。 ――次に問題になって来るのは、恐らく一対一の対策か」 妹紅「そうね。 一応今でも、5バックで守っているからそれなりに固いとは思うけれど……」 パスカル「……それでも、敵チームには中々すばしっこいドリブラーが居るからな」 ウサギB「橙ちゃんとか、妖夢さんですよね。 確かに、橙ちゃんのドリブルはお燐さんに匹敵するくらい厄介ですし、 妖夢さんだって、あの芸術的ドリブルはやっぱり凄いです。 うーん。 確かに、一対一を少しでも防ぐためには、マークの設定が必要かもですね……」 そして、議題は発展していく。 攻撃時の……ボールを持った際の考え方の次に問題になっていたのは、 守備時の……主に一対一対策としての、マークの設定の問題だった。 鈴仙「(マークの設定かぁ。 いつもは必殺ドリブルを封印出来る能力を持つ、妹紅にして貰っていたけれど、 今日の試合、妹紅はCBとしてクリアに出て貰いたい……ってのもあるのよね。 ただ、他にマークが出来そうな選手も少ないかな。 ウサギCちゃんはタックルの才能を持っているけど、肝心の基礎能力が弱すぎるし、慧音さんとかつかさはブロッカーに回って貰いたい。 ――もしくは、比較的自由に動き回れるパスカル君にマークを任せるっていう手もあるかしら。 これだったら、中盤の支配を維持したまま一対一の対策が出来るけれど……。 守備時にパスカル君が下がり目になってしまって、前線がやや手薄になっちゃうのが欠点かも)」 鈴仙は考えつつも、さっきのように永琳あたりが巧い纏めをしてくれないか期待していたが……。 どうやらサービス期間は終了してしまったらしい。一転冷たい目で鈴仙を見つめている。 周りの仲間達も、考えあぐねているようで随分と静かだった。
[428]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/21(水) 00:15:42 ID:OKD2cB42 鈴仙「(うう〜ん。 ここはどうしても、私が何かを言うべきっぽい空気になってるわね……。 ――マークの設定かぁ。 正直、別にしなくても5バックなんだし、致命的な問題にはならない……と、思いたいんだけど。 ここは折角だし、少し考えてみようかしら? 良さそうな組み合わせは……)」 周囲の雰囲気に促されるように、鈴仙は長考の末――こう提案した。 A:パスカルに、橙をマークして貰う。 B:パスカルに、妖夢をマークして貰う。 C:妹紅に、橙をマークして貰う。 D:妹紅に、妖夢をマークして貰う。 E:パスカルに橙を、妹紅には妖夢をマークして貰う。 F:ウサギCと妹紅には、橙をマークして貰う。 G:ウサギCと妹紅には、妖夢をマークして貰う。 H:マークは不要だと思う。 I:その他 ここには無い組み合わせはこちらで 鈴仙のガッツ:630/910 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *ハーフタイムで、全員のガッツが150回復しました。
[429]森崎名無しさん:2015/01/21(水) 00:16:25 ID:7cDZluhc H
[430]森崎名無しさん:2015/01/21(水) 00:16:26 ID:d4w00s7M A
[431]森崎名無しさん:2015/01/21(水) 00:16:29 ID:EyDFf5r+ 下手にマークつけたくない、つけたらつけたでほかが軽くなる H
[432]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/21(水) 00:28:42 ID:OKD2cB42 H:マークは不要だと思う。 鈴仙「――いや、マークは不要よ。 ここでマークを付ければ、却って他の守備が疎かになる恐れがあるわ」 パスカル「俺がマークに出るという手段もあるぞ、レイセン。 そうしたら、5バックはそのままに敵のドリブラーを封じれそうだが……」 鈴仙「…うん、それも考えたわ。 だけどそれじゃあ、今度はこっちの攻撃の手が緩くなる。 攻撃の手が緩いと、それだけ敵は前に上がって来るでしょうから……パスカル君にはセカンドストライカーの位置を維持して貰うわ」 パスカル「成程、バランスを取った訳だな。 優柔不断なレイセンらしいな」 鈴仙「む、むぅ。 良いじゃないの、良いとこ取りって事よ!」 折角の決断を茶化すパスカルに、鈴仙は耳を尖らせ怒ってみせると、パスカルは「冗談だよ」とウインクをしてみせる。 ……こうしてみると、パスカルの態度も最初から大分変わって来たような気もする。 大分鈴仙に対して打ち解けて来た、という事だろうか。 鈴仙「(……まぁ、いいや。 マークを付けない、って方向について反対している人は、どうにも居ないようだから。 ここはミーティングを一旦解散させても良さそうね)」 早くも休憩気分で浮かれた様子のメンバーを見て、鈴仙は辟易とした風に肩を竦めてみせつつも。 ――何だかんだで、そんな自分もハーフタイムに何をするかで頭がいっぱいだった。 鈴仙はとりあえず簡単にミーティングを打ち切り、そして――。 A:選手の誰かと話す(選択肢の後に選手名を記入してください。例:A 輝夜) B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます) C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで) D:その他 自由選択枠 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *後2回まで行動できます。
[433]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/21(水) 00:31:18 ID:OKD2cB42 ――と、いったところで今日の更新はここまでにします。 それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
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0ch BBS 2007-01-24