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【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】
[574]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 21:35:28 ID:f1M3cgzI F:自分(鈴仙)への低い浮き球を要求し、スルーで敵陣をかく乱する。(鈴仙のスルー:57) 鈴仙「――そうね。 こんな作戦はどうかしら……!?」 鈴仙は手短に、ルナティックスの前線の選手に向けて、自身の考えた作戦を披露した。 つまり、自分(鈴仙)が低い浮き球をスルーして、大量に集まる敵の注意を逸らしつつ、敵のGK――中西のバランスを崩させる。 そして、敵をかく乱したところで、スルーを受け取った選手がゴールを決める……と、いう内容だ。 永琳「成程。 ウドンゲへの警戒度を考えると、あながち無い話では無いわね。 問題としては、西行寺幽々子が大人数を連れて低いクリアに出た場合、こちらの勝率がかなり低くなる点。 そして、ウドンゲにスルーをさせて、一体誰がそのボールを受け取るかという点の二つかしら。 もっとも、前者については完全に時の運。 この場で議論する事は出来ない。 となると、問題は――。 『誰に、ウドンゲのスルーをフォローさせるか』、という点だけになるわね。 ……何か考えでもあるの?」 永琳は鈴仙の言葉をしっかりと咀嚼しながら、問いを一つ投げかけた。即ち、鈴仙がスルーしたボールは、誰にフォローさせるのか。 鈴仙「えっと……!」 鈴仙は永琳の問いを受けて少し緊張しつつも、勇気を出してひるまずに胸を張る。 果たして、そんな鈴仙が出した答えは――。 A:「師匠です。 警戒は高いでしょうが、その分相手を多く炙り出せます」 B:「パスカル君です。 高いドリブル力で残存選手を一掃し、一対一で決めて貰います」 C:「佳歩です。 警戒の薄さを活かし、ドリブルと一対一で奇襲をかけます」 D:「てゐです。 敵は恐らく、てゐの『ロビングシュート』への注意が欠けていると思います」 E:「し、師匠はどうしたら良いと思いますでしょうか……?」 F:その他 自由選択枠 オーバーラップさせた妹紅に渡したい場合等はこちらで 鈴仙のガッツ:750/910 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[575]森崎名無しさん:2015/01/24(土) 21:37:28 ID:0anO6POk D
[576]森崎名無しさん:2015/01/24(土) 21:39:50 ID:On30QpdE D
[577]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 22:02:14 ID:f1M3cgzI D:「てゐです。 敵は恐らく、てゐの『ロビングシュート』への注意が欠けていると思います」 鈴仙「……ここは敢えて、てゐを使ってみるのも良いかと思っています」 てゐ「う、うえっ!? 私!? キッカーやる気マンマンだったのに!」 鈴仙達の作戦会議にも我関せずと言った態度を取っていたてゐは、 突然名指しで呼ばれた事に対して、大いに驚いているようだった。 永琳「てゐ……? ――まぁ、確かにウドンゲのスルーの受取先という意味だったら、 あの子は佳歩と同じか……ひょっとしたら、それ以上に警戒が薄いから奇襲としては充分と思うけど。 ――勝機はあるのかしら? GKの中西太一は、恐らく一対一の名手よ」 鈴仙「――そこについては、考えてあります。 ……てゐに『ロビングシュート』を使わせるんです」 てゐ「ああ……。 そういや、そんな技もあったねぇ。 ――んでも、それを使っても私ってシュートはよわよわだし。 それだったら、佳歩ちゃんの『プランスラビット』の方が、コスパも威力も良いと思うんだけど」 パスカル「(いや――でも、そうか。 俺には何となく読めて来たぞ、レイセンの狙いが……)」 佳歩「ど、どど、どういう狙いですかっ? まさか、私が勝負弱いからもう二度と使わないとか、そんなんじゃぁ……」 鈴仙「違うわ、佳歩。 ……要するに、敵チームは未だ、因幡てゐという選手にはシュートがある、 ……という事を知らないか、そうで無くても忘れている可能性が高い。 これまでの試合で積極的にシュートに向かい、かつドリブル突破も見せている佳歩は、 相手からしてみればドリブルかシュート、どっちで来るか分からない。 その反面。 ドリブル突破とパスはしてみせたてゐは、この大会始まって以来、一度もシュートをした事が無い。 ――これは、相手に『ドリブルで来る』と錯覚させる為の、良い材料になると思うの」
[578]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 22:03:15 ID:??? てゐ「はぁ……成程ね。 鈴仙にしては、良く考えてるじゃん」 永琳「――確かに、論理としては筋が通っているわね。 無論、相手が裏の裏を掻いてシュートに備える可能性があるでしょうけど。 それでも、相手が保守的にドリブルに備えてくれる可能性は高いでしょうし。 そういう感じでやっておきましょうか」 鈴仙の作戦について当初懐疑的だったメンバーも、説明をしっかりと聞くにつれ納得の色を見せる。 そうして、メンバーは前線に鈴仙、パスカル、てゐ、永琳、佳歩の五名を残し、 キッカーにはウサギBを据えて、コーナーキックからの試合再開を待つのみとなった。 ――そして。 ―――ピィイイイッ! 実況「さあ! コーナーキックの笛が鳴りました! キッカーはパスに定評のあるウサギB選手です! ウサギB選手、西行寺チームの殆どと、ルナティックスの前線メンバーでひしめき合うPA内を一瞥し〜!」 ウサギB「(鈴仙さまに、低いパス……だよね。 ええええ〜〜〜いっ!)」 グワァッ、バゴオオオッ! 藍「この軌道は……鈴仙へのセンタリングか! (――空中シュートの『マインドスターマイン』で勝負を決めに来たか? 確かに、あのシュートならば幽々子様の低いクリアでも充分勝負になるが……?)」 幽々子「…………」
[579]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 22:04:50 ID:f1M3cgzI 先着1名様で、 ★敵の警戒網→!card★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 JOKER→藍「いや……これはセンタリングでは無い、シュートだ!」ウサギB「新技のお披露目です!」 ダイヤ→藍と毛玉3名、合計4名が鈴仙のクリアに! ハート・スペード→幽々子と藍の2名が鈴仙のクリアに! クラブ→幽々子と毛玉3名、合計4名が鈴仙のクリアに! クラブA→鈴仙のスルーは読まれていた。 中西は動揺せず、てゐは囲まれてしまう!
[580]森崎名無しさん:2015/01/24(土) 22:05:06 ID:??? ★敵の警戒網→ クラブJ ★
[581]森崎名無しさん:2015/01/24(土) 22:05:12 ID:??? ★敵の警戒網→ スペードA ★
[582]森崎名無しさん:2015/01/24(土) 22:07:13 ID:??? こらあかん
[583]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 22:16:53 ID:f1M3cgzI ★敵の警戒網→ クラブJ ★ クラブ→幽々子と毛玉3名、合計4名が鈴仙のクリアに! 藍「幽々子様! 私とクリアに向かいましょう! ここは――」 幽々子「ううん。 藍はここでフォローに備えてて頂戴な。 ここは、私が毛玉達を連れてクリアに行くわ……」 藍「そんな。 確かに私が居ても勝率的にはそう変わりはしないでしょうが。 ここは全力で――!」 幽々子「……もう。 藍ってば知識はあるけど、実戦感覚が本当イマイチねえ〜。 紫がいつも愚痴っていた通りだわ」 藍「ゆ、紫様は関係な、い……!」 自分が橙に対して同様な苦言を投げかけているのを棚に上げ、 藍は反論しようとするが――幽々子が取りだした扇子の方向を見て、それを取り下げた。 幽々子の示した方向には――てゐが、フォローというにはゴールに近すぎる位置に立っていた。 藍「やられた……! あれはシュートなんかじゃない。 スルーパスか!」 幽々子「――と、言う訳で。 私はここを全力で止める。 藍は私が失敗した時……よろしくね〜」 ゴオオオッ……! 鈴仙「や、やば……!(――き、気付かれた!? 幽々子さんが毛玉を引き連れて、低空クリアの構えを見せているわ……!)」 実況「鈴仙選手が動きを合わせた低い浮き球には、幽々子選手に毛玉E選手、毛玉B選手、毛玉D選手の4名が クリアへと飛びついております! 鈴仙選手、果たしてここで決める事が出来るのか〜〜〜!?」 鈴仙「(厳しい勝負になったけど……!)――え、ええ〜い! シュートを撃つだけが、FWの仕事じゃないのよ〜っ!!」 バッ…!!
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0ch BBS 2007-01-24