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【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】
[831]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 23:14:49 ID:??? てゐ「そりゃあ、私だって伊達に体力は消耗してないからね。 ……でも、それなら何時もの事じゃん」 鈴仙「今回は厳しかったじゃないの。 タックルが上手いリリカのマークを潜り抜けてボールをキープしてくれた! アレが上手く行ってなかったら、きっと今のゴールは無かったどころか、逆に点を奪い返されていたわね」 てゐ「何ソレ。 結局それってさ、自画自賛じゃないの? 私にボールを預けるよう指示したのって鈴仙だったし。 私にボールを預けるっていう博打が成功して、『いやー、さっすが私デキる女だわー』って、言ってるだけじゃん」 佳歩やつかさだったら手放しに喜んでくれただろうが、やはりてゐの口は減らない。かわいくない奴だと鈴仙は思った。 ――しかし、てゐはそんな捻くれた言葉に反して、あからさまに上機嫌になっており。 てゐ「……へへ。 ま、鈴仙も漸く世渡りが分かって来たってトコかなー? 大体ね、私の若い頃はさー……」 鈴仙「はいはい……(見た目十にも満たないヤツに若い頃の話をされるのは、傍から見ると中々シュールな絵よねぇ……)」 抱き着きから解除されたてゐは、そう得意げに人生の先輩らしき事を鈴仙に講釈してみせる。 その頬は、恐らく疲れ以外の理由でほのかに紅潮していた。 てゐ「(う〜ん。 鈴仙からも期待されてハードル上がってるし……。 今度から、私の『本気モード』についても、ちょっとやり方を考えた方が良いのかもねぇ……)」 結局のところはてゐも、鈴仙に息巻きながらも、そのあまりに純粋で篤い信頼を受けて、満更では無かったのだ。 *てゐの評価値が上がりました。 *てゐの評価値が一定以上になった為、試合終了後に特別イベントが発生します! *ゴールを決めたため、人気が上がります。74→76 *的確な判断(ルナサの体力の減少傾向)により作戦を立てゴールを決めたため、永琳印象値が上がります。43→44
[832]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 23:15:50 ID:??? 藍「(確率論で言えば、先のプレイでのルナサ達の判断は正しかった。 しかし、彼女達は敗北した。 ……成程、これが紫様の言う、鈴仙や中山の恐ろしさと言うのか)」 その一方で、ゴールを決められたにも関わらず、西行寺亡霊連合の中盤の要――八雲藍は、冷静に現状を分析していた。 コンピューターにも例えられる、式神としての彼女の能力は如何な逆境下においても堅実に働いていた。 藍「(中山政男に近しい存在だった鈴仙・優曇華院・イナバは、高い技術と周囲を惹きつける力を得た)」 藍はまず、この試合での二失点の原因を分析していた。しかしそれは分析するまでも無い――鈴仙のせいだ。 鈴仙の超強力な必殺シュート――『インビジブルデューパー』には主人の友人も、自称亡霊の少年も歯が立たなかった。 しかし藍は、この失点には鈴仙以外の存在が深く絡んでいることも当然分析していた。 藍「(そして今、鈴仙・優曇華院・イナバに近しい存在であった因幡てゐもまた、それに続こうとしている……か。 まるでウイルスの如く、中山政男の気質が永遠亭中に。 ひいては幻想郷中に広がっている、と。 紫様のたとえは悪趣味だが、しかしやはりあの方らしく、的を得ている)」 1点目、颯爽と必殺のパスカットを放ち、ボールを前線へと置き続けた存在。 2点目、分の悪いタックル勝負に勝利し、鈴仙の信頼に答えた存在。 もはや脅威すべきは鈴仙一人では無いと、藍は主人よりもいち早く気付く事が出来た。 藍「(――が。 今考えるのはそこでは無い。 私が今考えるべき事、それは……この状態から、如何にして勝機を掴むべきか。 選択肢は不幸な事にもはや少ないが、それでも、これはスポーツである以上、全力を尽くすべきだ……)」 しかし、式神としての藍では無く、妖怪としての藍にとっては、 鈴仙の存在の危険性や幻想郷の将来よりも、今この試合をどう乗り切るかだった。 ―――ピイイイイッ! キックオフの笛が鳴る。近くでボールをフォローした藍だったが、何故か随分遠くに聞こえた。 それ程までに、今の藍という妖怪は、勝負に対して冷静に熱くなっていた。
[833]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 23:16:55 ID:??? **** ――ピィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!! 実況「さあ〜〜! 西行寺亡霊連合のキックオフで試合が再開されました!! ボールを持ったのはトップ下の藍選手です! ここまでは今までとおんなじ陣形ですが、しかし………!」 藍「(――私達が取れる選択肢は少ない! 後に出来るのは幽々子様かプリズムリバー三姉妹のオーバーラップだが……。 幽々子様のオーバーラップは危険過ぎる故、プリズムリバー三姉妹に上がって貰うしかない!) ――ルナサ、手筈通りに頼むっ!」 バシィィィッ! ルナサ「ええ、了解した、藍さん! ――リリカ、上がって! メルラン、戻って来なさい!!」 リリカ「ようし! リリカが要らない子じゃないって事、今この場で見せつけてやるんだから!」 タッ! メルラン「ヒャッホ〜〜! 良く分からないけど、きっとシュートが撃てるのね〜〜♪」 タタタッ! 実況「藍選手、ボールはルナサ選手に渡しつつ、自身も橙選手と共に大きく上がっていきます!! そしてルナサ選手は妹の二人を中盤上がり目の位置に呼び寄せ、そしてそして〜〜〜!?」 タタタッ……バシッ。
[834]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 23:18:06 ID:??? ルナサ「さあ皆! 今こそ……!」 バシイイイッ……! リリカ「3人の力を……!!」 バシイイッ! メルラン「合わせるのね〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♪」 バシュウウウッ!! バシッ……バシッ、バシッ!! バシッ……バシッ、バシッ!! バシッ……バシッ、バシッ!! パスカル「出たな……! これがかのプリズムリバー三姉妹の十八番!」 てゐ「『ライブポルターガイスト』。三人掛かりの連続ワンツー……なんだけど。 躁鬱がバランス良く入り混じったこのコンビネーションは、まさしく文字通り、騒霊達の演奏会! 不規則な規則に従った不自然な自然現象! このパスは……結構骨だよっ!!」 バッ! ババッ! 永琳「(……とは言え、私とてゐがパスカットに出るだけでも、充分対処可能なレベルのパスワークでもある。 ここで手厚く守らず、カウンターとフォローに備えるというのも選択肢としては充分ありかしらね)」
[835]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 23:20:59 ID:iHeDvSy6 鈴仙「………!!(どうせ負けると思ってか分かんないけど、ド真ん中を特攻して来たわね、アイツら……! どうしよう。今取りあえずてゐと師匠がパスカットに向かったみたいだけど、 ここは私とパスカル君もパスカットに向かった方が良いかしら? 少なくとも、パスが得意なルナサさんの周辺はかなり取るのが厳しそうでもあるけど……?)」 A:一人でパスカットに行く!(鈴仙のパスカット:48) B:パスカルとパスカットに行く! C:パスカルにパスカットへ行かせ、自分はフォローに備える! D:ここはてゐと永琳に任せ、自分はフォローに備える! E:「自分は動かず取り巻きの騒霊任せとは、随分と余裕ですね藍さん!」藍を挑発してみる! F:「魂魄妖夢ー! 魂魄妖夢見てるかー!?」妖夢に声を掛けてあげる。 G:その他 自由選択枠 鈴仙のガッツ:500/910 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[836]森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:22:10 ID:Ss6IOD9E G:分かったぞ、このパスワークの弱点が! よし寝よう
[837]森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:22:56 ID:fGBQtiAY A
[838]森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:22:57 ID:Pl3szAqE D
[839]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 23:25:45 ID:??? すみません、ちょっとややこしいかもですので補足します。 AやBやCを選んでも、鈴仙やパスカルは、永琳とてゐと一緒にパスカットに向かう事になります。 A=鈴仙、てゐ、永琳でカット、 B=鈴仙、パスカル、てゐ、永琳でカット C=パスカル、てゐ、永琳でカット D=てゐ、永琳でカット …と、いう事になります。
[840]森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:26:51 ID:Cw0IDYgo F
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0ch BBS 2007-01-24