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アク規中代理カキコ依頼スレその5
[190]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/08(水) 10:54:13 ID:RCWkTB1k 上記2レスのコピペをお願いします。
[191]森崎名無しさん:2015/04/08(水) 11:13:39 ID:??? 行ってきます
[192]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/14(火) 09:02:10 ID:alhvVlj+ かくして急いで着替えを終わらせゴールキーパーとしてフィールドに戻る森崎。 トレードマークの帽子を外してフィールダーのユニフォームを着た若林の姿は 何とも物珍しい光景だったが、そんな事よりも選手の配置を考えるのが急務だった。 三杉「ここからは君がGKか。完全に逃げ切りに入ったと見ていいね?」 日向「フン。逃げ切りを狙うにしても攻撃を捨てるかある程度保つかは考えなくてはならんぞ」 中山「そうだな…ブラジルにまさかの4点目を意識させるべきか、させないべきか…」 岬「4点目を狙わないにしても、前線に誰か置くか置かないかでも違いは出てくるしね」 山森「どうするんですか、キャプテン?」 森崎「ん〜…そうだな…」 A 日向をワントップにして、4点目のプレッシャーをブラジルにかけ続ける。 B 中里をワントップにして、前線に時間稼ぎ要員を残しておく。 C FWは要らない。日向もディフェンスに回し、ボールを奪う事を最優先する。 D ここでツートップだ!中里と日向の両方をFWにしておく。 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1403315487/l50にて ☆2015/4/14 21:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[193]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/14(火) 09:03:16 ID:alhvVlj+ 上記1レスのコピペをお願いします。
[194]森崎名無しさん:2015/04/14(火) 10:03:06 ID:??? 行ってきます
[195]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/16(木) 00:08:44 ID:esbJvrkE >D ここでツートップだ!中里と日向の両方をFWにしておく。 森崎は少しの間顎を撫でて考え込んでから左の掌を右の拳で力強く叩いた。 森崎「ここでツートップだ!中里と日向の両方をFWにしておく」 中里「な、なぬ!?拙者がFWでゴザルか?」 日向「…前線での逃げ回りと追加点のプレッシャーを両立させる事にしたのか」 森崎「そうだ。日向を単独で置くだけじゃDFを引き付けておく事は出来ても ボールを前線で保ち続ける事は出来ない。逆に中里だけじゃ逃げ回り続けても 点を取られる危険性は薄いからその内人数をかけられて奪い返される。そこでツートップだ」 岬「確かに、中里と小次郎の両方ともマークをしないといけない分ブラジルは相当やり難くなるだろうね。 ただ、その分この二人の守備参加も少なくなってしまうのは覚悟しないといけないだろうね」 森崎「フン、攻撃は最大の防御って言うだろうが。ボールは敵陣奥深くにあった方がこっちの 守りを整える時間も増えるんだ。それに後半は俺達のキックオフなのも活かさない手はない」 三杉「この状況で尚も最低限以上の攻撃力を確保しておくとは…君らしいな。実に君らしい。 だがこの状況ではそれも正解の一つだろう。大正解かどうかは、結果を見て判断しようじゃないか」 中里「ぬ、ぬぅ…FW経験はないのだが…とりあえず前線で走り回っていれば良いのか?」 日向「難しく考える必要はねえ。ずっとオーバーラップしたままのつもりでやりゃいいんだよ」
[196]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/16(木) 00:10:17 ID:esbJvrkE 森崎「よーし、さっさと配置につけ。良いか、後少しだ!後少しだったのに優勝を逃した間抜けなんかになるなよ!」 全日本メンバー『おう!!』 こうして全日本ユースは3つめの交代枠を使い最後の戦闘態勢を固めた。 その間ブラジルユースは何をしていたのか? 時間は数分間巻き戻る。 ゲルティス「………17.6%」 それはゲルティスの歯ぎしりしながらの呟きから始まった。 アマラウ「な、なんだ?なんだよその17.6%って」 ゲルティス「…味方のサポートが無かった場合、俺が今のブーストサイクロンを弾ける、 もしくはキャッチ出来る確率は17.6%…たったの17.6%…!」 ディウセウ「…ゲルティス、まさかおめえ…!」 ドトール「(怯えている、だと…!あのゲルティスが!)」 カルロス「(冷静沈着を理想とし、データに基づいた計算を武器とするゲルティスの性格が ここに来て仇となったか…!しかもダメージを受けたのはゲルティスだけじゃない…)」 ゲルティスはブーストサイクロンに対して何も出来なかった事、そして自分の シミュレーションで絶望的な数字が出てしまった事で茫然としてしまっていた。
[197]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/16(木) 00:11:34 ID:esbJvrkE ジェトーリオ「…なあ、ネイ、トニーニョ」 ネイ「…なんだよ」 ジェトーリオ「さっきのアレ、君達二人で出来る?」 トニーニョ「不可能だ。俺は普通のサイクロンすら出来ない。ネイがジャイロパスを 習得したとしても後ろから飛んでくるそれに合わせる等と言う神業は奇跡に頼る様なものだ」 無論ダメージを受けていたのはゲルティスだけではない。ブースターシュートを使う ネイとトニーニョはそれの上位互換版と言ってもいいブーストサイクロンを見て委縮せざるには居られなかった。 ザガロ「クソがっ!そもそもお前らがラストパスを通せないのが悪いんだろうが! あまつさえあんな技をみすみす出させて!このまま負けてみやがれ、俺達は南米中の笑いものだぞ!」 ディウセウ「コラザガロ!人のせいにして何の意味があるんだよ!」 ザガロが周りに当たり散らし、それを納めようとするディウセウも苛立ちと焦りを隠せない。 サンタマリア「(マズい、マズい、マズい!チームが空中分解しそうになっているのがここからでも丸わかりだ! な、なんとかしてくれカルロス…!ここはお前のキャプテンシーじゃないとどうにもならない!)」 カルロス「(こういう時は何時もサンタマリアが側に居てくれた。だが今はそうじゃない。 俺一人で何とかしないといけないんだが…どうすれば、どんな言葉ならここを立て直せるんだ…?)」 不幸な事にこういう状況でダメージコントロールが出来るサンタマリアは既にフィールドを去っており、 優等生的なキャプテンとして実績があるカルロスですら言葉に詰まり苦しんでいた。
[198]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/16(木) 00:13:21 ID:esbJvrkE ここでチームを変えたのはまたしてもコインブラだった。 コインブラ「…違う」 カルロス「えっ?」 コインブラ「サイクロンを使えば、サイクロンを決めれば、世界一になれる訳じゃない… 日本の勝利など、決まってはいない…!」 ブラジルメンバー「な、なんだって…」「(何でいきなりこんな事を…)」「(こいつ、本当にコインブラか?)」 その時コインブラの瞳に灯ったのは間違いなく闘志。このまま負けて堪るか、何としてでも逆転してやると言う サッカー選手なら持っていて当たり前で、だがコインブラは今まで一度も見せなかった不屈の闘志。 その希望のかがり火を見逃す程、利用しない程カルロスは無能ではなかった。 カルロス「(そうか、ジャイロの事を思い出したのか…だが、これで空気が変わった!)そうだぞ皆。 俺達は元々この延長戦で1点以上取る筈だった。PK戦に逃げ込もうなどと考えていなかった。 相手にリードされようがされまいが、点を取らなければ勝てないのは変わらないんだ。違うか?」 ジェトーリオ「…まあ、そうだけどさ。じゃあどう攻めるの?前半はロスタイム込みで後3〜4分じゃない?」 ネイ「やはり俺達のゴールデンコンビで速攻を…」 カルロス「いや、それはもう使い過ぎた。日本はこれから守りを固めてくるだろうから、新しい攻め方が必要だ… 俺に任せてくれ。俺が先陣を切って突っ込んで見せるから、フォローを頼む。前半残りは…全員攻撃だ」 ディウセウ「…ん、分かった。頼むぜ、カルロス」 こうしてブラジルもまた王者の誇りを賭け、最後の闘志を振り絞って決戦に向かった。 彼らの心には間違いなくヒビが入っていたが、ヒビが入ろうとダイヤはダイヤだと言わんばかりに折れる事を拒んでいた。
[199]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/16(木) 00:14:41 ID:esbJvrkE 上記4レスのコピペをお願いします。
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0ch BBS 2007-01-24