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【地味だけど】スターリベリオ.W2【活躍する】
[175]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/05/23(土) 16:48:29 ID:??? ★誰がいるかな?→ クラブQ ★ クラブ:「今の所は派遣選手に頼るしかなさそう」 バビントン「結論から言えば、めぼしい奴はいないってさ。 そもそもDFが不足してて、 これから過剰なまでに取り合いが始めるんじゃないかって、 心配してるぐらいだったよ」 リベリオ「マジかよ……」 カペロマンの存在と、DF不足という事態がリベリオの頭を抱えさせる。 優秀なブロッカー、もしくはボール奪取に優れたDF、ハイボール処理に優れたDF、 どの人材もいないとなると、流石に困惑の色を隠せない。 バビントン「確かに予想外だったけど、あくまで今はってだけみたい。 どうやら、こっちに来る人達に時間差があるって聞いたよ」 ヨッシー「知ってる限りだけど、こっちに来てる皆、FWとMFばかりだったね。 強いて言うなら松山がDFやってたって聞いたけど、MFみたいだったから、 こうやってコンバートしてる人も多いかも」 リベリオ「……逆に考えれば、誰もDF確保に成功してない。 俺達にもチャンスはある。ヨッシーだってDFができるし、 場合によっては俺が穴埋めに入ってもいい。 他のチームと比べれば悪い状況じゃないかもしれない。 松山達もチームに入ってくれれば御の字だ」 もちろんうまくいけばの話だがな、と付け加え、次の話題に移る。 まだ、バビントンが持って帰ってきた情報は残っているのだ。 ──────
[176]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/05/23(土) 16:51:34 ID:??? ────── ヤラ「懐かしいぜ。 昔は毎日にようにタマタマをいじくり、タマタマを追いかけていた」 バビントン「サッカーの話だよね?」 ヤラ「そんな俺がある日、タマを失くしちまった……」 バビントン「(これ笑う所なのかな……)」 妙に真剣な顔で影のある表情を浮かべるヤラに、 このまま突っ込むべきなのか、笑って流すべきなのか、バビントンを悩ませる。 気まずそうに牛乳を飲むと、傷んだ帽子から鋭い眼光を覗かせる男がはさ向かいに座っていた。 ???「……まだ取り戻せるじゃろう。失うには、お前の年には早すぎる。 いまだにサッカー選手の情報を集めておる。サッカーへの情熱も捨ててはおらんだろう」 ヤラ「来てたのかじいさん、おいおいやめてくれ。 タマタマいい男を見かけたのを覚えてただけさ。それに、俺はとうの昔にタマをなくしちまったさ。 ……最近の話じゃない」 ???「……取り戻す気は無いのか?」 ヤラ「……その情熱を取り戻すためにここにいる。 楽しいんだここ。熱いタマを持った奴、タマを無くしちまった奴、 タマを取り戻そうとしている奴、ビンビンくる奴だっている。 ここがいいんだ。俺には」
[177]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/05/23(土) 16:53:38 ID:??? ???「そこまで言うなら何も言わん。 だが一つ覚えておけ、時には立ち止まり、振り向く事だって大切じゃ……」 ヤラ「……安心しろじいさん。ほら、ビンテージ・レッドだ。 正直に話せば俺もどっちが正しいのか分からないが…… この道も悪くないと思ってる。不思議な感覚だが、しっくり来るんだ」 ────── リベリオ「その感じだと、サッカーから手を引いたみたいだな」 バビントン「うん、この後しばらく話したんだけど、戻る気は無いみたい。 西ドイツでFWやってたって言えば分りやすいかな」 リベリオ「……そりゃ気の毒だ」 ヨッシー「ふーん、それってどういうこと?」 リベリオ「手っ取り早く言えば、最高峰のストライカーと そいつを最大限活かすことができるポストプレイヤーがいる。 普通に考えたらこの二人以外FWを出す理由が無い、けど……」 ヨッシー「けど?」 バビントン「……カペロマン、だよね」 リベリオ「そうそう。前から気になってたんだが……まあこの話は後でいいか。 もしかしたら、ヤラもカペロマンを見てトドメ刺されたのかもしれないな」 ヨッシー「そっか……」
[178]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/05/23(土) 16:54:54 ID:??? 何度かリベリオから聞いていた、ブラジルのチーム事情を思い出す。 もし三人目のFWがいるとすれば、ポストプレイヤー以外にいないだろう、と。 FWとして参加できる機械はほぼ無い、ということは窺えた。 リベリオ「そういえば、そのじいさんは?」 バビントン「多分、爆弾、で、船長」 リベリオ「へ?」 バビントン「とにかく! 話を続けるよ」 ────── バビントン「あの……失礼ですがあなたは?」 ???「ただのしがない船乗りじゃ」 ヤラ「気をつけな。丸い姿にホイホイされると、その飲んだくれにドカンされるぜ」 あまりよく見ていなかった事もあるが、カウンターから見える姿が小さい。 バビントンが端に座っていたため、L字のカウンターでは全体を見渡し辛く、 ただ、声で男がいた程度にしか認識していなかった。 席を離れ、男の元へ近づくと、ヤラの言う通り丸かったのである。 そう、まるっきり、球体であった。 バビントン「(……オモチャ?)」
[179]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/05/23(土) 16:58:30 ID:??? 当然の思考であった。今まで不思議な生物を見てきたが、 いずれも人の姿に類似しており、何かの生物に近いことは感じ取れる。 こういった、無機物は初めて見るのだ。 ???「……どうした? こんな老いぼれを見つめて」 バビントン「!!?!??!!!???」 ヤラ「……もしかしたら、ボムへいを初めて見るのか?」 ???「なに? ……そうか、広大と同じ境遇の者たちか」 ────── リベリオ「要領得ないと思ったら、不思議生物だったのか。しかも船長と知り合い」 バビントン「普通の人、人? だったよ。話してみたら、普通のおじいさんと変わりなかったと思う」 リベリオ「そうか。ボムへいって何なんだ?」 ヨッシー「ゼンマイおもちゃがあるでしょ。 それを爆弾にして、クッパの魔力で動かしてるのがボムへいだよ。 最近だと、独立して動いているように見えるかな」 バビントン「誰かに支配されているようには見えなかったかな。 本当に、普通だったよ。船長の長話を咎めるぐらいだったし」 ヨッシー「(やたら普通を強調してるような気がするけど、なんだろう)」 リベリオ「へぇ、じいさんの名前は?」
[180]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/05/23(土) 17:00:41 ID:??? ────── 「バレルさん!」 ヤラ「やれやれ、騒々しいな。ここは静かに飲む所だぜ」 息を切らせたキノピオが、男の元へ近づく。 バレル「……どうしたんだ?」 「あの……! 海が大変なんです! ゲッソーの集団が!!」 その発言に、急にヤラが顔をしかめる。 ヤラ「困ったらマリオ、大変だったらバレル。 全く、ちゃんとタマが付いているのかお前ら」 バレル「そう言ってやるな。海の事となればワシだってほってはおけん」 ヤラ「……年なんだから、無理するなよじいさん」 バレル「分かっとる」 ──────
[181]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/05/23(土) 17:06:28 ID:??? バビントン「結局あまり話せず出ていっちゃったんだけど、 船長と知り合いみたいだから、伝手の心配だけはいらなそうだよ」 リベリオ「つまり、実際に会うのはちょっと難しいかもしれないのか。 船乗りだしなあ……仕方無いか」 ヨッシー「海の上だったら、流石にボク達もどうしようもないよ」 ────── マスター「ヤラ君、ダメですよ。 君にだってどうにかできる事ではなかったのは分かってたでしょう?」 ヤラ「マスター……何だか、無性に許せない気持ちになってな…………」 マスター「休憩もしないですぐに始めてしまったんでしょう。 少し休んできなさい」 ヤラ「……すまない、少し休んでくる」 奥の部屋に入る姿を見送る。その背中は、先ほど声を荒げていた人間には見えなかった。 マスター「ごめんなさいね。せっかくお友達と話していたのに」 バビントン「いえ……」 マスター「一杯サービスしますんで、ゆっくりしていってください」 バビントン「あ、ありがとうございます(サービスしてもらってばっかりだな)」
[182]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/05/23(土) 17:09:24 ID:??? マスターが ロイヤルミルクティー を置くとバビントンの元を離れるが…… マスター「あ!」 何かを思い出したように、またバビントンの元へ戻ってくる。 マスター「はじめまして。ぼく、ここのマスターです」 バビントン「……バビントンです。ヨースターFCのサッカー選手です……」 マイペースな人間に翻弄されつつも、何とか対応しようとする。 悪い人間ではないのだから、そう言い聞かせて自分を制しようとする。 少なくとも、この相手に合わせるのは間違いではないはずだと。 バビントン「(ただマイペースなだけだ、変な人じゃない。 むしろ変人が多いんだから、マイペースでいるのは正しい判断なんだ……!)」 落ち着こうと息を整えながら、少しずつ飲み始める。 冷静に考えればヤラの事を窘める事ができ、 気遣いもできることも含めれば、良好な人物であるといえる。 バビントン「(……考え過ぎかな。やっぱり)」 そのまま飲み続けていると、ちらほらと人が増え始める。 昼間からの酒のために来たのでは無く、夜勤明けに来た客たちである。 バビントン「(むしろ、珍しい人ほど昼に来てるかも……?)」 夜の方が賑わうであろうが、昼でも多種多様の人物が現れるのは分かった。 ──────
[183]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/05/23(土) 17:12:08 ID:??? バビントン「結局、美味しかったから何回かおかわりしたんだけど……」 胡座をして膝に肘に置き、頬杖をつきながらも船をこぎ始める。 ヨッシー「ちょっと休憩しようか」 バビントン「まだ続きがあるんだけどなあ……」 リベリオ「(こっち来てからは、陽が沈むとすぐに寝てたっけ) その話はサトルステギがいるときでいいだろ。俺もその時にする」 バビントン「分かった……」 隅にあった毛布を引っ張ると、体を包み、そのまま横になる。 リベリオ「(……どうすっかな)」 一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。 A:「行くぜ! 夜の街!!」 出かける B:「ちょっとヨッシー……」 ヨッシーと話す C:やることないし、寝よう D:その他 【状態】 時間:昼 ガッツ:410/810 所持コイン:8コイン 有名度:19、ヒーロー度:4 持ち物:キノコ×6、おかしのもと、ヨッシーのクッキー、ばっちいパンツ、 ケガナオール×5、カタクナール×2、ふっかつドリンク×2、 サラサランドの地図、修哲トリオのお面、新聞紙(古)、 キノコ袋、大きな袋、木のハンマー キャラクター捜索機(お年玉アイテム、消耗品) 4週目の行動終了時にイベント
[184]森崎名無しさん:2015/05/23(土) 17:18:16 ID:7Ot3DO3k やたら牛乳をおすすめしてくる店ですねぇ A
[185]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/05/28(木) 23:55:54 ID:??? >>184 もうこれはミルクバーですわ。 クリミアさんを探すぞウォォオオオーーーー! お面は手に入れてあるかッ! ルピーはMAXまで手に入れてあるかッッ!! 指の準備体操は済ませたかッッ!! 向かうは桃源郷ゥッッッ!!!!! それでは再開します。
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0ch BBS 2007-01-24