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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[140]森崎名無しさん:2015/02/10(火) 18:31:30 ID:??? ぶっちゃけ正直こういうタイプの投票やるとすこし厄介だよね せめて24時間質問タイムとかにしてほしい 確かにあまり質問するのもアレだから切る人も必要なんだろうけど
[141]森崎名無しさん:2015/02/10(火) 18:49:22 ID:??? あ、あとこれは意見です
[142]森崎名無しさん:2015/02/10(火) 19:56:34 ID:U/LWTDpk 一応>>139さんの質問を書いておきます Bこれをやったら何か報酬はあるのか、無償でやらせるつもりなのか それとこっちは俺の質問、もし答えられるならお願いします どこまでこっちに協力できるのか それを拒んだとして紫を元に戻すという目的が同じなら協力してくれるのか
[143]森崎名無しさん:2015/02/10(火) 21:31:26 ID:??? カウンターハクレイにいかない限り、藍の提案に乗らざるを得ないみたいだけどね。 どんだけ鈴仙さんが活躍しようが、紫が手を回して幻想郷選抜には入れないわけだから。 そして、リアル幻想郷セブンに入ってハイそうですかと引き立て役になるわけにはいかない。 それにこのまま放置してたら幻想郷がやばいから、藍だけの問題じゃないからなあ…… 鈴仙さんも対岸の火事として見ているわけにはいかない やはり師匠がなんでヒューガーと組んでいるかが一番のポイントだ 師匠と姫様は、鈴仙個人にも、幻想郷全体としても絶対に悪いようにはしないだろうけど、 だからこそもやっとする。 これが他の人ならヒューガーとなにやら悪巧みしてんじゃね? と思えるんだが。
[144]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/11(水) 01:11:44 ID:rZNWme/Q こんばんは、かなり遅い時間になりましたが今日も更新していきます。 >>126さん、>>127さん。乙ありがとうございます! >>140-141 漏れがあったら困るけど、ここで質問ばかりになると収集が付かないかな? …という意図で半分確認的な投票方法にしつつ、 どうしても質問したい! …という人の為にコメント返しで対応していく事にしておりましたが、 そうなると質問したい側は質問しづらく、大丈夫な側にとっては質問したい人に遠慮しないといけなくなり、 中途半端な感じになってしまったかもしれません。 仰る事は分かりますので、次回似たような話があった場合は、投票を設けず、コメントを見て随時対応…位にしようかと思います。 とりあえず今回はAで進行しつつ、質問については別枠で返して行こうと思います。ご意見ありがとうございました。
[145]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/11(水) 01:12:46 ID:rZNWme/Q <質問への回答コーナー> Q:藍のプロジェクトカウンターハクレイに対する考察について ヒューガーがバックアップについているらしいが、掲げる理念自体は間違っていないと思う。 仮にヒューガーが紫や幻想郷を苦しめていたとしても、カウンターハクレイも同じとなるかは分からない。 Q:このことを永琳など一部の信用置ける人物に話してもいいか A:NGです。どこから情報が漏れるかも分からないためです。 Q:これをやったら何か報酬はあるのか、無償でやらせるつもりなのか A:報酬は無いですが、これをやったら、このゲームの大目標である【永琳と並び立つ選手として、大会で活躍する】は達成できます。 なお、やる場合は、鈴仙はやらされる…では無く、自発的にやる! …という話の筋になると思います。 ですので、損得勘定については、あまり考えてもゲーム的にもシナリオ的にも無駄かもしれません。 Q:どこまでこっち(=RG7計画)に協力できるのか A:たとえば途中でRG7計画を抜けてカウンターハクレイに行けるのか…という意味でしたら、行けません(協力できません)。 藍や紫や永琳がどうこうというより、ゲーム的&物語的な都合として、それをやられるとしんどいというのが大きいです(汗) Q:RG7計画を拒んだとして、紫を元に戻すという目的が同じなら協力してくれるのか A:立場上は対立しますが、それでも藍は鈴仙に否定的な感情は抱かないと思います。
[146]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/11(水) 01:13:55 ID:rZNWme/Q A:……ひとまずは、質問は大丈夫だ。 鈴仙はゆっくりと間を置いて、自分の頭の中で質問を整理するが――。 概ね、聞きたい事は藍から聞きだせたような気もした。 鈴仙は藍の呼びかけに、大きく縦に首を振る事で答えた。 藍「……そうか。 ――なに、今すぐに結論を出せ、と言っている訳では無い。 この大会が終わり、君がRG7のメンバーとして召集された時。 それに応じてくれれば、君が私の計画に乗ってくれたと判断するし、 それに応じなかったら、君は別の――『プロジェクト・カウンターハクレイ』に乗ったんだと。 そう判断させて貰う」 鈴仙「分かったけれど……藍さんはそれで良いの? 私は、『プロジェクト・カウンターハクレイ』――ヒューガーの傘下で、幻想郷の変革を狙う連中に付くかもしれない。 そうなった場合は、やっぱり――」 そうなった場合、やはり藍は鈴仙を妨害するのだろうか。幻想郷と紫の安寧を乱す悪玉として。 それとも、どうしても自分の所に来てくれるよう、多額の報酬を提示し鈴仙を引き留めるつもりだろうか。 ――藍の出した答えは、意外な事にそのどちらでも無かった。 藍「……いや。 その場合は、私は君の選択を決して否定しない。 必死に考えた結果、『プロジェクト・カウンターハクレイ』に入るのならば、私は君の決定を否定する権利は無い。 ――昔の紫様だったら、むしろ面白がったかもしれないね」 藍はここまで必死に幻想郷への愛を語り、鈴仙の可能性を語り、自身の計画を述べて来たにも関わらず。 ――それでも、彼女は鈴仙の決定の全てを受け入れる。そんな姿勢を見せた。
[147]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/11(水) 01:19:41 ID:rZNWme/Q 藍「私個人の意見では、『プロジェクト・カウンターハクレイ』の理念。 即ち、努力を是とし、弱き者でも強き者に勝利し得る世界を作る……というのは、 確かに今までの幻想郷における価値観と比べると異質かもしれない。 今の紫様は、そうした理由から『プロジェクト・カウンターハクレイ』とそれに連なる者――例えば、鈴仙。 君のような存在を憎悪し恐怖し、最大限の警戒を払っているんだが。 ……しかし、その可能性もまた、受け入れられるべきと思っているよ。私の考えがどうであるかは関係無く、ね。 ――本来の紫様も、きっとそうお答えになるに違いない」 藍は力強くそう言い切り、そして話を続ける。 藍「無論、ヒューガーが後ろに着いているという事実は脅威だ。 しかし、私が紫様を元の紫様に戻ってくれる事を期待するのと同じように、 君が自身の手で『プロジェクト・カウンターハクレイ』を、周りの圧力を跳ね除け、 気高くその理念を追求できるチームとしていく事は、充分に期待できると思う」 鈴仙「期待してくれるのは嬉しいですけど。 『リアル・幻想・セブン』を選ぶにせよ、『プロジェクト・カウンターハクレイ』を選ぶにせよ。 結局はどちらにしても、八雲紫やヒューガーの圧力に屈せず、自らの信じる道を進み続ける事が大事……って事ですか」 藍「とどのつまり、そういう事だ。 そしてその上で、私は個人的に、『プロジェクト・カウンターハクレイ』では無く、 『リアル・幻想・セブン』を選んでくれる事を期待している。 ……色々と話したが、要点はそこさ」
[148]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/11(水) 01:20:52 ID:rZNWme/Q 藍の一連の告白を聞いて、鈴仙は再び押し黙る。 自身の進路として、『プロジェクト・カウンターハクレイ』を選ぶ事は魅力的だ。 自分と似たような境遇の、もしくは親しい仲間と共にチームを挙げて強敵と戦える。 しかし、その背後にあるヒューガー――そして何より、鈴仙の信頼できる師である永琳の思惑が読めない以上、 果たして自分がこの計画に加担して良いのか、幻想郷の未来は果たしてどうなるのか――不安はどうしても付き纏う。 では、藍が示した『リアル・幻想・セブン』計画にて力を蓄え、最終的に全幻想郷選抜として活躍する道はどうか。 途中経過に紆余曲折あれど、この道を選べば鈴仙は当初の目的――永琳とともに活躍し、彼女と肩を並べられる選手となる――を、 確実に達成する事が出来る。 霊夢を中心とした、強力な幻想郷のライバルと共闘出来るのも魅力的だ。 また、紫の凍てついた心を溶かし、今度こそ、誰にとっても幸せな幻想郷を作れるかもしれない。 しかし、この道を選ぶ事は容易くない。藍のバックアップがあるとはいえ、正気を失いつつある紫からの妨害は手酷いものとなるだろう。 ――結局は、どちらの道にもそれぞれのメリット・デメリット・不安要素がある。 なだらかで平坦な道はもう、鈴仙の前には存在しない。それだけは確かだった。 藍「――悩みたい気持ちも分かる。 だが、お願いだから、【今日の話は口外しないでほしい】。 八意永琳や蓬莱山輝夜のような、君にとって信頼のおける人物であってもだ」 私だって自分の命は惜しいからね、と藍は自嘲しながら、周囲の藍色の空間をぼっと眺めて。 藍「――さあ。 もうすぐ時間だ。 君の体はこの結界が解け次第、永遠亭の自室に送るようセッティングはしている。 だから、心配はしなくて良いよ」 藍は鈴仙に顔を見合わせず、そう親しげに言った。 鈴仙「――貴女は、大丈夫なの。 色々と厳重に警戒を巡らせたのは、何となく私でも分かったけれど……」 藍「大丈夫。 私は……こんな所で倒れる訳には行かないから。 だから、大事な事なので何度も言うが――【今日の話は、決して誰にも口外しないでくれ】」 鈴仙「ええ……分かった。 分かりました」
[149]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/11(水) 01:23:03 ID:rZNWme/Q 鈴仙は藍の悲痛な決意を察して、静かに頷く事にした。 すると、最初は藍色だった空間が少しずつその色を薄め、他の色が混ざり、そして藍の姿が遠くへ消えて行く。 鈴仙がふっと目を瞑って、もう一度見開くと。 鈴仙「知ってる天井だわ……」 ――鈴仙はいつの間にか永遠亭の中。 僅かばかりの雑貨品と、多くのロクに手を付けていない医学書薬学書が溢れる六畳一間の自室にて、 大の字で仰向けに倒れ伏せ、天井をぼおっと眺めていた。 鈴仙「――夢、だったのかしら」 そんな気もしたが、時計は藍と人里を歩き回っていた分きちんと経過しているし、記憶も鮮明。 また、鈴仙のポケットには、先程のやりとりが夢では無いという証拠か、それとも純粋な善意か。 おいしそうな油揚げが一枚、袋に包まれて残されていた。 先程藍から唐突に聞かされた『リアル・幻想・セブン』計画とその裏側について、鈴仙は暫く思いを馳せていたが――。 鈴仙「……やっぱり、私には良く分からないから。 ――一旦、忘れても、いいよね……」 バタリとそのまま、敷きっぱなしにしていた人参柄の布団に潜りこんで、暫くの仮眠を取る。 そう考えて、眼前に提示された二つの道の内、どの道を選び取るかについての思考は、一時中断することとした。 今は、試合があって、歩かされて、色んな情報を聞かされて――兎に角、眠かった。 *試合勝利ボーナス! 人気度が上昇します。77→79
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0ch BBS 2007-01-24