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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[219]森崎名無しさん:2015/02/13(金) 00:32:22 ID:??? FA+そのまま泣いている姿を見られないようにと言いながら慰めるように 暗いところ(意味深)に行く
[220]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/13(金) 00:33:53 ID:??? ――と、いったところで今日の更新はここまでです。 >ホームタウンディシジョンについて 細かい事は言えませんが、実は、対処をしなくてもストーリーの流れで、前半終了時には効果が切れるようにしたいと思っています。 ですので、そこまで恐れなくても大丈夫と言えば大丈夫かもしれません。 対処についても、やろうと思えば苦労せず出来る程度にしようと思っています。 それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
[221]森崎名無しさん:2015/02/13(金) 00:41:22 ID:??? 乙ロットー!
[222]森崎名無しさん:2015/02/13(金) 00:45:32 ID:??? 乙でした。 どのルートが一番鈴仙の嫁が多くなりそうかな。
[223]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/14(土) 00:53:38 ID:??? こんばんは、更新していきますが、今日は文章だけになりそうです(汗) >>221 乙ロットありがとうございます! >>222 乙ありがとうございます。どのルートでも行動次第で嫁は増やせますね。
[224]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/14(土) 00:54:38 ID:??? A:星の自分よりも大きな身体を、やさしく抱きしめた。 鈴仙はこういう時、どういう表情をすれば良いか分からなかった。 不安げな星の表情が、かつての妖夢と重なる。 自分はまた、大事な友人を失ってしまうのではないか。道を違えてしまうのではないか。 後悔すべき事では無い、過去に引きずられてはいけない。頭ではそう理解していても、心が恐怖で動かない。 しかしそれでも、数々の出会いと別れから成長した鈴仙は、必死に心を奮い立たせ、一歩を踏み出す事ができた。 鈴仙「――んっ……!」 スッ……ガバッ。 星「ふ、ふへぇっ? れ、鈴仙?」 ――具体的には、鈴仙は気の利いた言葉をかける事もせず、文字通り一歩を踏み出して。 そのまま、星のすらりとした身体に飛び込んで行った。 星「ちょ、ちょっと鈴仙! 何してるんですか! やめてくださいよ!?」 短く綺麗に整えられた、金と黒のメッシュがされたショートヘアにスレンダーな長身。 遠目から見ると美青年とも勘違いされる星は、 そんな鈴仙の抱擁に、やはり少女っぽく顔を真っ赤にして目を回して緊張を隠さない。 鈴仙「星。 大丈夫。 私なんかよりもしっかり考えている星なら、きっと大丈夫だから……!」 そんな星に対して熱っぽく抱き着く鈴仙は、丁度星の首筋位の背丈しか無く、 傍から見ると星の彼女のように見えなくも無い。 ……当の本人としては、上手く表せない感情を全力で表現しているだけなのだが。 鈴仙「私だって……これから先、自分がどうなるかなんてわからない。 正直言って、私は幻想郷がどうとか、仲間がどうとかすら考えられてないと思う。 自分の事で、ホントに精いっぱいなんだ」
[225]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/14(土) 00:55:55 ID:??? 星の温もりが伝わって来る。鈴仙は今なら、自分の想いを少しでも話せるような気がした。 鈴仙「……だけど、星は凄いと思う。 だって、星は自分の事だけじゃなくって、幻想郷の事とか、仲間と戦う事とか。他がきちんと見えてる」 星「私は何も見えてないですよ……。 宝塔も良く落としますし」 鈴仙「そんな事……宝塔は、そうかもしれないけど。 それでも、星は仲間の為に凄いFWになれたじゃない。萃香さんからゴール、割ったんでしょ?」 星「あれは……皆の協力のお蔭です。私が凄いんじゃありません。私はただの力の弱い妖怪。 それを、毘沙門天様が私を見出して下さり、聖や命蓮寺の皆が、私を慕ってくれた。 ――鈴仙だってそうですよ? もしもあのヒューガーとの一件の際、鈴仙が居なかったら。 私は今でもきっと、『急にボールが来たので……』とか言って、仲間を守れなかったと思います。 私は皆のお蔭でここまで来れた。だから、私は皆の力になりたい。 それだけです」 星は少しずつ緊張がほぐれたのか、鈴仙の頭を優しく撫でてくれた。 鈴仙は一瞬、このひとは自分の実の姉では無いかと勘違いしそうになった。 鈴仙「……なんだか、私の方が慰められてるみたいになっちゃったけど。 でも、星はもう、答えを決めてるみたいね」 星「……え? そ、そんな事ないですよ?」 暫くの抱擁の後、鈴仙と星は違いに再び近くで向き合う。恥ずかしさはもう無く、代わりに鈴仙は安心感を覚えた。 鈴仙「さっきから言ってたじゃない。 私は皆の力になりたい、って……。 ――それが星の望む道だったら、それが一番出来る道を選ぶしかないんじゃあないの?」
[226]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/14(土) 00:57:01 ID:??? だからこそ鈴仙も、先程までの恐怖を振り払い、そう自信を持って星に話す事が出来た。 鈴仙は中山の言葉を思い出す。 友人とは『互いに違う道を行こうとも、自分を理解してくれる存在』である……と。 鈴仙は星や妖夢が自分と違う道を選んだとしても、それを恐れる必要は無いのだから。 星も、鈴仙の言葉にはっとして気付かされたように目を丸くし、そのままうるうると目元を潤わせて――。 星「……ええ、そうですよね! 『プロジェクト・カウンターハクレイ』に乗るか、乗らないか。 今の私には、どっちを選んだ方が仲間を守れるかは分かりません。 それでも、どちらが私の望む道をより実現できるのか。 それをしっかりと考えてみようと思います!」 ――と、鈴仙に向かって大きく頷く。やや大げさなリアクションも、星のチャームポイントだった。 鈴仙「(……妖夢は強くなる事を望み、神子が牛じる実力主義の組織・ハイパーカンピオーネへとその身を投じた。 星は仲間を守る事を望み、……今は、どの道を選ぼうか悩んでいる。 私は……何をいちばん望んでいるのかな)」 そんな元気いっぱいな星の横顔を見て、鈴仙はかつて同じような顔をしていた妖夢を思い出し、 そして――鈴仙自身、自分が今何を望んでいるかが、少しだけ分からなくなった。 鈴仙「(私は……仲間と一緒に強くなりたい。 けど――それは本当の望み? 師匠と並び立つ選手になる。 ……本当にそう? ……いや、ウソでは無いと思うけれど。 ――でも、私は一体。 ……何を一番望んでいるんだろう……?)」 ――命蓮寺からの帰路、鈴仙の思考は再び混沌と渦巻いていった。 *星の評価値が追加で大きくあがりました。
[227]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/14(土) 00:58:01 ID:??? ……と、いったところで一旦ここまで。つづきは1時間以内に投下したいです。
[228]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/14(土) 01:48:41 ID:??? 更新を再開します。 順番としては、 @てゐの特別イベント(評価値が一定値を超えたボーナス)→A9日目結果ハイライト→B記載漏れの8日目試合結果 →C10日目朝・新聞イベント ……という流れにしたいと思っており、今日でBまでは終わらせたいと思っています。
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0ch BBS 2007-01-24