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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[230]森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:50:31 ID:??? 一旦乙です モチのロン、ロベルト本郷院ルートさぁ! 鈴仙「帰れ」 森崎なら笑い飛ばして自分の道を行くだろう 日向なら自分が間違ってるなんて考えすらしないだろう 中山さんなら他のもっと平坦な道を知りつつも、敢えて困難に乗り込んでいくだろう 鈴仙さんはまだまだ、迷いが消えない けど、迷えるだけすごいよなあ……大概の人は言い訳して迷うことすらなく、 下手したら道さえ見えず、埋没していくんだから…… あまり無理はなさらすにー
[231]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/14(土) 01:50:56 ID:??? ――それは、第三者のパスカルからしてみれば、これ以上無い親愛の証らしい。 夕食の席、 てっちり をつまみながら、パスカルは鈴仙とてゐにこう語った。 パスカル「そもそも、仲が悪ければあんな『インビジブルデューパー』みたいな凄い合体シュート、 出来る筈も無いんだが……それを度外視しても、だ。 てゐと居る時のレイセンが、一番緊張していないな……と思ってな」 鈴仙「……べつに、パスカル君と話してる時だって、緊張してないわよ。 佳歩とかつかさみたいな部下のウサギとだって、妖夢とか星みたいな友達とだって……」 パスカル「そうかな?」 パスカルは何故か上機嫌だった。 パスカル「最初からずっと思っていたが、レイセンは幻想郷の人妖として、かなり特殊だよ。 相手の顔色をしっかり窺って、時には遜り、時には強気に出たりする事が多く、自分の都合で時々の性格を変えている。 なんというか、俺達の世界の人間とそう変わらない感じだ。 ……暢気さと世間ズレしてる所は、ちょっと違ってるけどな」 鈴仙に聞かれないよう、パスカルは最後の一行を小声で早口で述べた。 暢気な鈴仙相手にはそれで充分だった。 鈴仙は特に気を害した風も無く、 鈴仙「……その話、他の人にもされたわよ。 ……誰にされたかは、ちょっと覚えていないけど。 ――で、それとてゐとがどんな関係があるって?」 パスカル「いや。そんな中で、レイセンは無意識に他者に気を遣っているというか。 言っちゃ悪いが、ちょっと遠慮してるフシがあると思ってね。 俺の知り合いにも居たな、アイツは確か今ブラジルのサンパウロだったか……」 パスカルは鈴仙に話しながら、過去を振り返っている様子だった。 てゐは鈴仙の隣で、少し恥ずかしげにもじもじしているような気がしたが、 良く見ると輝夜おさがりの「すまほ」なる端末が示す株価の上下を気にしているだけだった。
[232]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/14(土) 01:52:20 ID:??? パスカル「……まあ、兎に角。 そんなレイセンでも、てゐと話している時は何だか素の自分を見せているような。 そう思っただけなんだ。 すまないな、長話になっちゃって」 食事が気になったのか、パスカルはそれで早々に会話を切り上げる。 鈴仙は何だか狐につまされたような気持ちになったが、 てゐ「鈴仙ちゃ〜ん、友達でしょ? だから私と契約して、連帯保証人になってよ〜」 鈴仙「はいはい……」 ――鈴仙から見て、てゐは結局相変わらず。 試合の時や練習の時は一時団結するし、イザという時に頼りになるのは否定しないが。 こと日常においては、てゐは鈴仙との友情なんてあまり考えていないと感じた。
[233]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/14(土) 01:53:41 ID:??? 〜食事後・てゐの私室〜 てゐ「……(鈴仙。 鈴仙かぁ。 昔は、私もアイツの事嫌いだったけどなぁ)」 ――しかし、てゐは普段の飄々とした仮面の中で、 鈴仙に対して並々ならぬ感情を抱いていたのは言うまでも無い。 てゐ「(ここに来た当初はヒドいモンだった。無能なクセにプライドは一人前。 地上人への差別根性は丸出しで、だけど自分が特別強いワケでも無い。 だけど、鈴仙もここ暫くで、めちゃめちゃ変わったよなぁ……特に、中山さんが来てからは)」 パスカルの言葉に機に考えてみると、最初はいけ好かない奴と思っていた鈴仙が、 何時の間にか自分の中で大きな存在になっていった事実に気付く。 一緒にサッカーをしたり、遊んだり、宴会でバカをやったり、 そして……努力に裏打ちされたテクニックに溢れる、まさしく下剋上のコンビシュート ――『インビジブルデューパー』を完成させたり。 そんな中でてゐは、変わりゆき成長する鈴仙をいつも間近で見て来た。 てゐ「――鈴仙が頑張ったら、次は私が変わる番……なのかねぇ、やっぱり」 試合中何度も無意識的に感じていた、そんな感覚。 このままでは、自分がかつての鈴仙のように、年増の大妖怪としてのプライドに縋るだけの、 案外大したことない存在になってしまうのではないか。
[234]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/14(土) 01:55:00 ID:fsJU9Hc2 てゐ「……このままじゃ、私も『全幻想郷選抜大会までは永遠亭レギュラークラスでありながら、その後没落した凡手』 扱いされちゃうかもしんないしね。 ちょっと、メンタルトレーニングでもしてみようかな」 てゐはこれまでも、中山の影響を受けた鈴仙の近くで多くの変化をして来た。 しかし彼女は今、自らの意志で変わろうと思った。道を切り開いてみようと思った。 その結果――てゐの潜在能力は、特段の練習をこなす事も無く開花したのである。 具体的には……。 先着1名様で、 ★てゐの成長→!card★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 JOKER→てゐ、常に本気モードに!全能力+2で、全必殺技の発動率が+1/4!(スキル・本気モードは消滅) ダイヤ→ハート・スペード・クラブ+パスカットフラグを回収! ハート・スペード→クラブ+鈴仙とのコンビプレイフラグ(連続ワンツー)が立った! クラブ→スキル・本気モードの効果が全能力+2から+1に。その代わり、てゐの全能力が+1!
[235]森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:55:44 ID:??? ★てゐの成長→ ダイヤ8 ★
[236]森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:55:58 ID:??? ★てゐの成長→ JOKER ★
[237]森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:56:51 ID:??? 惜しいが悪くはないな、むしろいい結果だ
[238]森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:57:51 ID:??? 惜しいいい! けど充分だ!
[239]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/14(土) 02:15:48 ID:fsJU9Hc2 ★てゐの成長→ ダイヤ8 ★ ダイヤ→ハート・スペード・クラブ+パスカットフラグを回収! てゐ「(……うむ。 今ならなんか私も出来そうな気がするぜよ)」 互換キャラの口調が若干移りそうなくらいまで、てゐはメンタルトレーニングに励んだ。 というか仮にてゐの互換キャラがカルツ君だとしたら、相棒の鈴仙はシュナイダーなのだろうか。 そんな良く分からない電波が聞こえて来る位、てゐはガラにも無く真面目に励んだところ。 てゐ「(――そうね。 元のポテンシャルは流石に急には成長出来ないけれど。 その配分を上手く振り分ける事なら、今でも出来るかもしれないわ)」 ――何となく、今なら急場で無くとも本気モードの力を出せるような。 そんな前向きなイメージが鮮明に溢れて来る。 特に先の試合で感覚を掴んでいたパスカットの技術については、今すぐにでも実現可能となりそうだ。 それだけでは無い。今こうして、まるで鈴仙の影を追いかけるように思考を巡らせたてゐは、 鈴仙がこれまで歩んで来た道の辛さ、楽しさ、厳しさ。その全てが分かるような気がする。 てゐ「(……そして、鈴仙との連携についても工夫が出来る着想を得た。 私は今でも、既に永琳様を超えて永遠亭一のパサーになった自負があるけれど。 ここで、鈴仙との連携が強化出来れば、私達の連携は――お師匠様をも超えられる! ふふ……鈴仙。 こんな事は死ぬほど恥ずかしいからこの先二度と、()で括ってある文章内でも二度と言わないけれど。 ……あんたはさ。 佳歩とかつかさとか他のウサギ達だけじゃない。 あんたはもはや――私にとっても希望なんだ。 弱い私らが、私らなりの個性と特徴、そして努力で強い奴らにも勝てるかもしれないって。 そう思える為の希望なんだよ……!)」 そこまで思ったてゐは、「あー恥ずかし」と言って早々に何時もの悪辣な子どもの顔に戻ったものの。 それ以来、てゐは鈴仙に対してほんの少し優しくなった……ような気がしたのは、鈴仙の妄想かもしれなかった。 *てゐの全能力が+1されました。 *更に、てゐがパスカットフラグを回収! パスカットが+1され、『フラスターエスケープ』の発動率が1/2になりました。 *てゐのスキル・本気モードの上昇幅が+2から+1になりました。
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0ch BBS 2007-01-24