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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[338]森崎名無しさん:2015/02/15(日) 21:55:49 ID:yOwNcYqE E
[339]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/15(日) 22:23:06 ID:0YdWpw1M E:決勝トーナメントで当たりそうな、守矢みらくるず対策について進言する。 鈴仙「(はっ! そ、そうだっ!)――あ、あの師匠! 今日はですね、決勝トーナメントで当たりそうな、守矢みらくるず対策についてご相談しようと思いまして……。 というのも実は、この間私が命蓮寺に潜入調査に行った際にですね!」 潜入調査も何も、普通に友人と世間話をしていただけなのだが、 少しでも永琳印象値を上げるべく鈴仙は敢えて大仰に報告をする。 そして、そんな畏まった風な鈴仙も一瞥だにせず、永琳はデスクに座ったまま、 永琳「……ああ、ウドンゲ。どこで手がかりを聞いたかは分からないけれど。 ――貴女は、守矢の『ホームタウンディシジョン』について、何かしらの心配を覚えているのね」 ――と、核心を告げてくれるのだった。 鈴仙「ほ、ほーむ……? 何ですか、それ?」 鈴仙は馬鹿でも無知でも無いが、それでも幻想郷や月では馴染みの薄い言葉を聞き、オウム返しに首を傾げる。 永琳はそんな鈴仙を何時ものように馬鹿にした風を見せず、冷静に解説をしてみせる。 永琳「ああ。 つまりは、『身内の審判による、身内びいきの判定』……その事を指すわ」 鈴仙「! そ、それですよ師匠! 星の話を聞く限り、守矢みらくるずは明らかにそれをやってます!」 永琳「……成程。 私も、迂闊な動きはしないようにしていたけれど。 やはり信憑性がありそうなのね。 あの寅丸星が嘘を吐く訳も無いでしょうし、単なる被害妄想という訳でも無いでしょうから」 永琳は鈴仙の話を聞きつつも、依然視線はデスクとその側にある試薬に注がれっぱなしだったが、 しかし納得した風に頷いてくれた。 鈴仙「……で。 それって――どうしたら良いと思います? 師匠」
[340]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/15(日) 22:24:11 ID:0YdWpw1M 少なくとも自分の話にある程度の興味は持たれていると知った鈴仙は、心の中で胸を撫で下ろす。 とはいえ、状況を報告しただけでは、まだスタートラインに立っただけに過ぎない。 ホームタウンディシジョンがあるとして、その対策をどうするか。 話の核心中の核心について、永琳はどんな答えを出してくれるのか。 永琳「…………」 永琳は静かに瞳を伏せ、少しだけ考える素振りを見せた後――鈴仙の方に向き直り、こう話した。 先着1名様で、 ★少しだけ情報→!card★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 JOKER→永琳「そこは心配しなくて良いわ。アカシックレコードを改竄しておいたから」 ダイヤ・ハート→永琳「貴女は妖怪ウサギ達のリーダーでしょう? 出来る上司は部下を使うものよ」 スペード・クラブ→永琳「物理的に退場させるのが一番楽だけど……注意点があるわね」
[341]森崎名無しさん:2015/02/15(日) 22:24:24 ID:??? ★少しだけ情報→ ダイヤK ★
[342]森崎名無しさん:2015/02/15(日) 22:24:28 ID:??? ★少しだけ情報→ スペード6 ★
[343]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/15(日) 23:03:31 ID:0YdWpw1M ★少しだけ情報→ ダイヤK ★ ダイヤ・ハート→永琳「貴女は妖怪ウサギ達のリーダーでしょう? 出来る上司は部下を使うものよ」 永琳「一番楽な方法は、怪しい裁定をしてくる審判を物理的に退場させる方法よ」 永琳はにべも無くそう言った。 鈴仙「ぶ、物理的って。 まさか一流のスナイパーやらヒットマンやらに狙わせるとか……? たかがサッカーの試合で……?」 鈴仙の脳内では、冴えない主審が謎のビッグボスを名乗る傭兵にCQCをかまされて失踪するイメージが浮かぶ。 まさか永琳は、そんな幻想郷でも幻想的過ぎる作戦を考えているのだろうか。 もしかしたら、永琳は自分を鉄砲玉にでもしようと考えているのか。 永琳「……あのねえ。幾らなんでもサッカーの試合で、そんなファンタジーな事あると思う? もう少し現実を見なさいな」 鈴仙「で、ですよねー」 現実離れした幻想郷で何を言うのかと思うが、確かに永琳の言う事ももっともである。 これはサッカーである。サッカーで人命が動いたら、サッカーどころの騒ぎで無くなってしまうでないか。 永琳は改めて、鈴仙に対して具体的な指針を説明した。 永琳「……具体的には、怪しい裁定をして来た審判に対して、貴女が狂気の瞳で暗示をかけるとか。 それとも、観客席の誰かお友達にお願いして、簡単な弾幕で審判を狙撃して貰うか、だけど。 ――これでは貴女の狂気度か手間がかかってしまうし、あまりオススメでは無いわね。 もう少し良い手段を教えてあげるわ。 ――妖怪ウサギ達。あの子達の力を借りるのよ」 鈴仙「……えっ、妖怪ウサギ……佳歩とかBちゃんとかですか!?」 永琳「ええ。それなら貴女の手間もかからないし、今からでも出来るでしょう? あの子達にお願いして、情報を収集して貰うのよ。 恐らく守矢が審判の買収をしていたら、きっとどこかにその証拠が出て来る筈。 そこを押さえてしまえば、相手もきっと軽々とはホームタウンディシジョンを行使しなくなると思うわ」
[344]森崎名無しさん:2015/02/15(日) 23:05:51 ID:??? >観客席の誰かお友達にお願いして ??「カグロットォー!」
[345]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/15(日) 23:08:28 ID:0YdWpw1M 鈴仙「な、成程……さすが師匠です。 その発想は、思いつきませんでした」 永琳「あなたの頭が堅いだけよ。 貴女は妖怪ウサギ達のリーダーでしょう? 出来る上司は、部下を使うものよ。 そしてそれは、一人でなんでもやるよりも意外と難しい。 自分だけじゃなく、部下の能力の限界と適性をしっかりと見極める必要があるからね。 普段の仕事からしてもそうよ。貴女はいつも一人で何でもやってしまいがちだけど……」 鈴仙「は、はい……(――あ、あれ? これってひょっとしてお説教……?)」 永琳がこちらを向いてくれるのは嬉しいが、今度は話が別な方向に脱線しそうな気がした。 これはひょっとして、最近ルナティックスにかまけすぎて、 妖怪ウサギの全体の面倒をあまり見切れていない自分へのお叱りの言葉なのだろうか。 鈴仙「す、すみません頑張りますっ!? で、では私早速仕事を依頼してきますっ!?」 永琳「あっ、待ちなさいウドンゲ」 タタタ……ぴしゃっ。 そう感づいた鈴仙は颯爽と言い訳を付けて、永琳の自室から逃走する事にした。 鈴仙の逃げ癖は治っているようで、中々根が深い問題なのかもしれない。 一方、取り残された永琳は特段鈴仙の振る舞いに怒っている訳では無かったが――。 永琳「……しまったわね。肝心な事を言いそびれてしまったわ」 永琳は少しだけ後悔した風に、苦々しげな表情をしながら鈴仙が駆けて行った襖を見やる。 永琳「――守矢の神々はあれでいて狡猾。 見え見えのホームタウンディシジョンを仕掛けて来るのにも、 きっと単に試合のアドバンテージを取る以上の策略か、バレても大丈夫なよう保険を掛けている筈なんだけど……」 ……まあ、それはこちらが知った事では無いかしら、と考えを改めて、永琳は実験を再開するのだった。
[346]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/15(日) 23:10:50 ID:0YdWpw1M *建設的な進言をした事に対して、永琳印象値が少しだけ上昇します。44→45 *永琳印象値が45に達したので、10日目の終わりに永琳による特別練習イベントが発生します! ――と、いったところで一旦ここまでです。 ダイヤ・ハートが出たので、これから直後に、ウサギ達によるホームタウンディシジョン破り小イベントが発生します。 内容としては、名無しウサギ1人を鈴仙が選んで守矢神社を調査して貰うものにしたいと思います。
[347]森崎名無しさん:2015/02/15(日) 23:11:54 ID:??? 一旦乙です 名無しってことはつかさちゃんはなしかな? 一番向いているのはBちゃんっぽい。
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0ch BBS 2007-01-24