※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[425]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 22:32:37 ID:??? こんばんは、今日も更新していきます。 お恥ずかしいのですが、>>418のトーナメント表の博麗が博霊になるというミスをやらかしました。 今後トーナメント表を出す時は間違えないようにしたいと思います。失礼いたしました。 >>420 乙ロットありがとうございます! >>421 乙ロットありがとうございます! ウサギBはあれです、笑顔で無自覚で無邪気に怖いタイプです。 ブローリン君がちょっと張り切ったら、そのオーラで周囲の生物が遍く蒸発するような現象と同じです。 >>422 森崎はこれまでの大ラスボスですから、霊夢とセットで是非恐怖を味わってほしいですね。 >>423-424 ネオリグルキック(威力56)位は割と強いのですが、上には上が…という感じというのもありますね。 日本国内だと強い方だけど、世界に行ったらからきしというイメージです。
[426]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 22:33:41 ID:JbydziAo 〜11日目午前・固定イベント〜 【花果子念報・その10】 鈴仙「う〜ん……」 大会11日目の朝。 鈴仙は早速新聞に大きく掲げられた、予選リーグの結果表および決勝トーナメント表と一人にらめっこしていた。 鈴仙「……このトーナメント表と大会スケジュールを見る限り。 私達永遠亭ルナティックスはまず、明日12日目の午後に守矢みらくるずと対戦。 それに勝てたら、大会15日目の午前に聖徳ホウリューズか妖精大連合の、どっちか勝った方と対戦。 そして最後。大会18日目の午後に、たぶん博麗連合との決勝戦……と、いう風になるのね……」 朝食の うまい棒 を齧りながら、新聞の記事を読んでいく鈴仙。 これから対峙する相手の強さに想いを馳せるだけで、自然に言葉も説明口調になっていく。 ……しかし、今はまだ緊張している時間では無い。 鈴仙「……だって、とりあえず今日は草サッカーの保護者とブリッツボールの試合があるんだし。 ひとまず今日は、そっちに全神経を集中させましょ」 そう思って鈴仙は気分転換のため、敢えてスポーツ記事を読むのは一旦止めて、それ以外の記事に目を通す事にした。 鈴仙「――そういえば、昨日見逃したレポはあれからどうなったのかな。 それからそれから……」
[427]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 22:36:19 ID:JbydziAo 自室で独り言を呟きながら、うまい棒はコンポタ味を片手にさみしく新聞を読みふける鈴仙。 そんな鈴仙の目に止まった記事とは――? A:特集記事「幻想郷の有力チームに迫る! 第10回」(※内容は更に判定) B:ルポ「地底に眠る伝説の超人の謎に迫る」(下) C:広告「近日開催! 幻想郷合同コンパの案内」 D:政治「進む妖怪の山の保守化 革新派大天狗次々と献金ばれ追放」 E:伝説の超人 ヒジリー ストーリー 伝説 物語 絵巻 連載小説 F:通販コーナー「夢のカパネットにとり」(協賛:ヒューガー) G:四コマ漫画『元祖! やっこい九十九姉妹』 H:適当にお茶を濁す。(すぐにイベントを終了できます) 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *あと2回まで選択できます。 *色モノな記事ばかりにも見えますが、どの記事も内容は意味あるものになっていると思います。
[428]森崎名無しさん:2015/02/18(水) 22:37:00 ID:6F3qmrh+ B
[429]森崎名無しさん:2015/02/18(水) 22:37:07 ID:re8FArFU B
[430]森崎名無しさん:2015/02/18(水) 22:38:08 ID:??? うまい棒・・・10円・・・バイキング・・・ブローリン・・・これはまさか! さらにウサギBのBはブローリンのB! なるほど!バイキングの秘宝はウサギBがブローリンに進化するための何か!(意味不明)
[431]森崎名無しさん:2015/02/18(水) 22:46:14 ID:??? なるほど、分からん ウサギメンバーがどんどん濃くなっていく件 ウサギDちゃんとつかさにも、なにかある気がするのう……
[432]森崎名無しさん:2015/02/18(水) 22:52:20 ID:??? ディケイドとディエンドへと変身することだろ ウサギDのDはディエンドのD
[433]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 23:06:46 ID:JbydziAo B:ルポ「地底に眠る伝説の超人の謎に迫る」(下) 鈴仙「……まあ、とりあえずこれでも読もうかしら。 気になるし」 そう思って、昨日は良い所で終わったはたての地底探索ルポの記事を探す。 幸いにも(当たり前にも?)はたてはきっちりとした性格だったようで、 きちんと飽きずにルポの下巻を書いてくれていたようだ。記事にはこう書いてあった。 <地底に眠る伝説の超人の謎に迫る(下)> ドカーン! ドカドカーン!! 「フッフッフ。 お前が戦う意志を見せなければ、俺はこの星を破壊し尽すだけだぁ」 「くっそー。あんたが伝説の超人だったのね! でも私は負けない! スーパーアルティメットビーム!!」 ギュインギュインギュインギュイン!! ドガーーーン!! 「ぐわーやられたー!!」 *** 鈴仙「……あ、あれ!? 読む記事間違ったかな!? ゴホゴホッ!?」 ……あまりの超展開に、鈴仙は思わずうまい棒を口から零しつつ、粉がのどに入ってむせてしまった。 間違って連載小説の「伝説の超人 ヒジリー ストーリー 伝説 物語 絵巻 連載小説」 を読んでしまったのだろうか、鈴仙はもう一度記事のタイトルと本文を見返してみる。 しかし伝説の超人 ヒジリー ストーリー(略)では今、主役の伝説の超人・ヒジリーはバイオヒジリーになっていて、 「お前が戦う意志(略)」などという難解なセリフを喋る程の知能が無い筈だ。 だからきっとこれは誤植でも何でも無く、昨日から続いたはたてのルポの続きのようだった。 鈴仙「これ、もし昨日上を読んで無かったら記事から意図的に目を逸らしてたレベルよねぇ……」
[434]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 23:09:04 ID:JbydziAo そうぼやきながら、ひょっとしたら最後にまともな情報か、 せめてこの状況を引き起こした原因にでも言及があるのではないか。 そんな期待を籠めて、鈴仙は記事を読み進めると……幸いながら、これ以降の記述は比較的まともだった。 どうやら最初は、どうしても紙面が埋まらなかったはたてが苦し紛れで書いたものだったらしい。 記事の続きは、こうなっていた。 *** 「あのね新聞のお姉さん二号さん。幾ら紙面に余裕が無いからといって、そういうふざけたウソは書かない方が良いよ」 案内人を務める、地霊殿勤務の死体焼却人の女性は私にこう言った。 素人ごときが、ふざけるな。私はそう言いかえしてやりたくなった。 新聞とは高尚なる文化の担い手である。しかしひとたび紙面が足りなくなれば、 我々記者はただちにその信頼を失い、乞食となってしまうだろう。 言わば紙面稼ぎとは、我々にとってはその尊厳を欠けた崇高たる戦いなのである。 「スーパーアルティメットビームとか書いてる時点で、尊厳もクソもないと思うけどね」 三つ編みの女性はそうケタケタ笑った。私は彼女にこれ以上何かものを言うのはやめた。 「ね、ね。二号さん。ベーシックインカムについてどう思う?」 私は彼女を無視する事にした。私はこいつの愛人では無いと思った。 (中略) ……やがて私達は、そこで見かけた謎の機械の正体について分析を始めた。…… *** 鈴仙「……とはいえ、比較的まともなだけで、これも酷い創作ねぇ。全く探検の事書いてないじゃん、ここら辺」 鈴仙はテレビに突っ込みを入れる主婦のように、小学生の作文から偏屈記者の私小説と化した記事のひどさを批評した。 そして結局見てみると、鈴仙が知りたかった情報は最後の三〜四行でコンパクトに纏まっているようだった。 記事の最後はこう結ばれていた。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24