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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[448]森崎名無しさん:2015/02/19(木) 21:46:32 ID:??? よしみんなきけ ア○ーレをかいこする
[449]森崎名無しさん:2015/02/19(木) 21:52:40 ID:??? 買収は冗談抜きで庇いきれないよ 黒い霧事件の末路を忘れたのかい? 鈴仙が下手に関わったら、永遠亭まで買収の共犯の疑いがかけられちゃうよ 反町達にはかわいそうだけど、結果を見守るしかなさそうだ
[450]森崎名無しさん:2015/02/19(木) 21:59:13 ID:??? 関わった選手がいなければいいけど……
[451]森崎名無しさん:2015/02/19(木) 22:14:54 ID:??? とりあえず大会の組み合わせでやってたのはわかる
[452]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 22:59:43 ID:??? こんばんは、更新していきます。 >>442 そう言えばまた妖怪VS紅魔になってしまいましたね… >>443 乙ありがとうございます。まだ大丈夫です。 >>444 乙ありがとうございます。 この辺りは当初考えていたイベントの伏線でもありますね。 取りあえず何もしなくても鈴仙には一切不利益はありませんし、何かをするにも難しい問題ではあります。 >>445 射命丸がRG7計画のリストに載っているのは間違いないですが、彼女がそれに乗るかはまた別ですね。 この辺りはルート選択次第でちょっと変えようかと思っています。 >買収について ちょっと説明が足りなかったですが、 妖怪の山FCについてはあくまで新聞記事で、本当に買収があったか、 あったとしてもどの規模だったのか詳細は分かりません。 怪しい勢力が背後にいるのは恐らく確かです。 >>447 ちょっと意識してるのはありますw
[453]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 23:02:25 ID:??? 〜11日目午前・特別イベント〜 【番外編! 草サッカー対決・人里こどもFCVS真・雑魚妖怪チーム!?】 天気は快晴だった。 昼下がり前の秋の人里サッカーコートは、連日連夜の大会にフル稼働されていたが、 今日に限れば休養日のために人はまばら。 しかし、その代わりフィールドには選手の代わりに大勢の子どもたちがわらわらと群がっていて、 観客席にはサポーターの代わりにお父さん、お母さんたちが勢揃う。 ――そう。今日は休日。 人里やその近辺に住まう人間や妖怪の子ども達の、草サッカー対決の本番だったのだ。 鈴仙「こんにちはー」 佳歩・ウサギB・つかさ「「「こんにちはー!」」」 里人@「はいはい、こんにちは。 ……今日は宜しくお願いしますよ、鈴仙さん」 鈴仙「あはは。今日は私も師匠から暇を貰ったので、楽しく観戦させて頂きます」 今日の試合助っ人として呼ばれた佳歩、ウサギB、つかさの三名を引き連れた鈴仙は、 この試合を主催しているらしい里人@にペコリと頭を下げ、ヤンママっぽい口調で挨拶する。 幸いにも今日選手として選ばれたのは、礼儀正しく比較的大人しいウサギ達だったため、 鈴仙の挨拶に合わせて、後ろの子どもウサギ達も習ってくれた。 里人@「試合開始までまだ少し時間があるから、ウサギさん達も早速彼らに混ざって来てはどうかな?」 つかさ「はい、そうします。 ……良いわよね、佳歩ちゃん、Bちゃん?」 佳歩「う、うん! 頑張りますっ!」 ウサギB「佳歩ちゃんは頑張らなくっても、ありのままで大丈夫だよ?」
[454]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 23:03:31 ID:??? そして里人@の教えに従い、ウサギ達は試合が始まるまで、人里の子ども達と交流する事となった。 つかさを先頭に、やや人見知りがちの佳歩を利発なウサギBが引っ張って歩いていく。 鈴仙「あ、あらら……大丈夫かな? きちんと皆と仲良く出来るかなぁ……」 最近は人里でも、妖怪に対する風当たりが強くなっているという噂を聞く。 もしかしたら、いじめられたりしないだろうか。 鈴仙は少し心配で、背伸びして耳をそばだて子ども達の様子を伺おうとするが――。 子どもB「あっ、永遠亭のウサギさんだー」 子どもG「今日はよろしくなっ!」 佳歩「うんっ、よろしくね!」 子どもJ「はんっ! なんだよ助っ人って言うからスゲーの期待してたのに。 お前みたいなチビFWだったら、きっとオレのが強いぜ!」 子どもF「きゅ、Hくんっ!? そんな口は止めといた方が……! (あれってもしかしなくても、『あの』因幡佳歩だよな……!? 今日、もしかしなくても楽勝なんじゃ……?)」 子どもE「ワタクシの計算によるとー、ズバリ雑魚妖怪チームの名無しと我々子どもの実力はほぼ互角でしょう!」 ウサギB「……? どんな計算? それって統計的に有意?」 子どもE「ンフフ、モチのロンです! これはアレのコレを重回帰分析でうんぬんかんぬん……」 ウサギB「へぇ。そのデータ、後で私にくれない? 私の方でも集計してみようかな」
[455]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 23:04:36 ID:??? 子ども@「……よ、宜しくな」 つかさ「ええ、宜しくね。 えっと、確か……子ども@くん」 子ども@「……」(←照れている) 子どもA「……ちぇっ。みんなおかしいぜ。妖怪は悪者だって、お父さんも太子様も、そう言っていたのに」 鈴仙「(……ホッ。 どうやら概ね上手くやってる雰囲気みたいね……)」 ――どうやら、鈴仙の心配は概ね不要だったらしい。 佳歩は同じ位の身長の男の子に絡まれてはいたが、あくまでFWとしての対抗意識らしいし、 ウサギBはその後ろのメガネの男の子と、多変量分析の手法について仲良く語り合っている。 つかさはその大人しそうな外見と物腰から、佳歩ほど多くの子どもには囲まれなかったが、 同じく無口そうな、大柄の男の子(子ども@)と良い感じになっている。 一部で、やはり妖怪ウサギの助っ人を快く思っていない子どもも居るが――それは少数派だった。 里人@「子どもは純真だ。 彼らにとっては、妖怪も妖精も人間も、みんな同じに見えるのでしょう。 子どもを歪んだ大人へと育てるのは、我々大人の勝手な都合に過ぎない」 俄かに安心した鈴仙の顔を見て頷いた里人@は、静かにそう言った。 ――人里子どもFCの助っ人その4が現れたのは、まさにそんな時だった。 傘を持った少女「ご、ごめんなさーーい! 開始時間カン違いしてましたーー!?」
[456]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 23:08:02 ID:??? カラカラカラカラ……と小気味良い下駄の音を響かせながら、 片手に旧時代的な唐傘を持った、赤と青のオッドアイの少女がサッカーコートに乱入してくる。 背丈は佳歩やウサギB、人里の子ども達よりも一回り高く、丁度つかさと同じ位だったが、 しかしその挙動の全てがあぶなかっしい為、この場に居る誰よりも幼く見える。 子どもG「――あっ! 小傘ねーちゃんだ!」 子どもD「ねーちゃーん! 試合開始は一時間後だぞー! あせんなって!」 里人@「ああ。そう言えば彼女も助っ人として呼んでいたような……。どうにも、人が集まらなくって」 鈴仙「あの子、色んなトコで見る気がしますね。前も確か、命蓮寺のチームにしれっと入っていたような……」 小傘「お〜〜い! このわちきが来たからにはもう百人力だよ〜!! なんせあれから私は訓練に訓練を重ね! なんと才レベル上昇に加え、全能力が2ポイントも上がったんだからね〜!」 どうやら残念な事に、全てにおいて頼りない雰囲気マックスの小傘こそが、 人里子どもチームの、佳歩達以外の最後の助っ人であるようだった。 小傘は子ども達の注目を集めようと、必死に手をブンブン振りながら、自分も役立つ選手アピールをしていたが。 ウサギB「えーっと。という事は計算すると……(カタカタ)……――あ、私と総合力で1しか違いませんね。 当時恐らく互角だった佳歩ちゃんと比べたら……今や総合力で約3回りくらい下ですけど」 小傘「う、ウソッ!? ……で、でも私にはこれまでのベビーシッター業で鍛えた子ども達との信頼が……!?」 子どもG「ちぇー、なーんだ。 案外大したことないじゃん、小傘姉ちゃん」 小傘「ぎゃ、ぎゃふんっ!?」 能力値的にも信頼度的にも、自分が案外大したこと無かったという残酷な事実を聞かされて、 哀れにも小傘は泡を吹きながら、その場にバタリとぶっ倒れてしまった。
[457]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 23:10:13 ID:??? 鈴仙「走って来て手を振ってぶっ倒れて。忙しい子ねぇ……」 里人@「――ま、まあ。 これでも彼女はそれなりに優秀な選手だし、何よりガッツが飛びぬけている。 それに何だかんだで、人里の子どもからの人気も高いから、きっと……うん。場を盛り上げてくれると思うよ」 こうして勢揃いした、今回限りの人里こどもFCイレブン。 佳歩にウサギBにつかさに子ども達7人とついでに小傘を加えた11人が、ともに今日の試合の勝利を誓い合うのだった。 *人里子どもFCの追加助っ人はDFの小傘のみです。 ガッツの高さがウリですが、15分ハーフの草サッカーでガッツが必要になる場面は恐らくありません。
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0ch BBS 2007-01-24