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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[57]森崎名無しさん:2015/02/08(日) 20:00:36 ID:+uLoPlbk B
[58]森崎名無しさん:2015/02/08(日) 20:01:34 ID:7e1bMKH6 C
[59]森崎名無しさん:2015/02/08(日) 20:01:40 ID:6FTyQjwI Eいい場所なんだけど最近色々と狂ってきている場所
[60]森崎名無しさん:2015/02/08(日) 20:02:37 ID:36pgGb2Y C
[61]森崎名無しさん:2015/02/08(日) 20:04:02 ID:??? Eつかさ「この世界も・・・俺が破壊してやる!」
[62]森崎名無しさん:2015/02/08(日) 20:04:03 ID:Jb7sfk5M C
[63]森崎名無しさん:2015/02/08(日) 20:07:29 ID:??? 個人的には逆質問したいな。式としてではなく、八雲藍個人として幻想郷のありかたをどう考えているのか。
[64]森崎名無しさん:2015/02/08(日) 20:10:14 ID:??? >>63 質問を質問で返すなァーッ!
[65]森崎名無しさん:2015/02/08(日) 20:14:45 ID:??? >>63 確かに逆に聞いてみたいよな 考えがあったからこそ鈴仙に質問したんだから
[66]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/08(日) 20:55:34 ID:c+Lh/gaY C:「どちらかと言えば、良い場所とは言えません。より努力が報われる社会になるよう、今の在り方を変えるべきです」 「どちらかと言えば、良い場所とは言えません。より努力が報われる社会になるよう、今の在り方を変えるべきです」 鈴仙はこう答えた。素直に、かつ自分なりに色々と考えた結果だった。 鈴仙「……私は、地震や異常気象に悩まされた、人里に住む人間達と話をした事があります。 少し前、人里で宗教戦争という名目で、ストリートバトルが流行ってましたよね?」 藍「――ああ、そうだな。 あの時は巫女が出ていたが、私も裏方で色々と苦労をしたものだ」 鈴仙はふと藍の目の下に刻まれたくまが気になった。 化粧で誤魔化しているが、良く見ると藍の顔は本来の外見年齢―― 鈴仙よりも少し年上、十代後半から二十代前半程度か――よりも五つは年上に見える。 しかし、鈴仙は敢えてその理由を深くは聞かない事にした。 鈴仙「……それから暫く後の新聞や人の噂で、ストリートバトル流行の原因は宗教家だけでなく、 人の感情を操る能力を持った面霊気の仕業だ――、って事が明らかになりましたけど。 あの時、みんなが戦いを渇望し、「ええじゃないか!」の声が止まなかったのは、たぶん、それだけじゃない……と思います」 藍は豆腐屋が巨大な袋に大量の油揚げを詰めている様子を見て満足しながら、鈴仙の話に相槌を打つ。 鈴仙は意を決して、結論までを一気にしゃべり切る事にした。 鈴仙「――あの時、人間は、疲れていたんだと思います。そして、確かに不満を持っていたんだと思います。 自分達はこんなに苦しんでいるのに、宗教家達は人気取りに明け暮れ具体的な救民は行わず、 莫大な力を持つ吸血鬼や天狗に鬼達は、その争いを楽しむだけ楽しんで、自分達はのうのうと暮らしている。 ……だけど、人間が幾ら努力したところで、吸血鬼や天狗に適う事は永遠に無い。 それって、ちょっと歪んでいるんじゃないかと思います。 人間だって、妖精だって、弱い妖怪だって。 ――誰もが、努力さえ積めば、望み通りの自分になれるような。 そんな風に、幻想郷の在り方は変わっていくべきです」
[67]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/08(日) 20:56:38 ID:c+Lh/gaY 藍「――成程。 確かに、そうした考え方もある……か」 藍は豆腐屋の店主に代金を払い、何かの妖術で大量の油揚げをどこかへ転送しながら、鈴仙の言う事に深く頷いた。 鈴仙「――あの。 藍さんはどう思うんですか?」 藍「私? ああ……私の考えか。 ――そうだな。 では……ちょっと、場所を変えようか」 藍は鈴仙の答えに突っ込む事も無く、更には自分の意見を話す事も無く豆腐屋を後にした。 そして再び、鈴仙と藍の人里散歩は続く。 鈴仙はそろそろ文句を言いたかったが、藍の意図が掴めない手前ここは我慢する事にした。 ***** 藍「――この店は知っているかい? 人里で唯一の貸本屋・鈴奈庵だ。 怪しげな妖魔本の噂で有名だが、中には普通のサッカー教書もあるから、練習の効率化にも役立つぞ。 店番の女の子は年端もいかない少女だが、稀覯(レア)本には非常に詳しい。 来たら、面白いクエストを吹っ掛けられるかもしれないな」 鈴仙「――あの。 藍さんっ!」 鈴仙はもう我慢の限界だった。時間はもう昼過ぎ。かれこれ二時間は藍と人里を巡っていた事になる。 そして幻想郷の人里はそんなに広く無い。貸本屋を案内し終わった以上、残す観光スポットはもう無くなった筈だ。 鈴仙には藍の意図が全く掴めなかった。 鈴仙「もう。 私だって疲れてるってのに……どうして、何にも肝心な事を話さないんですか? それとも、こうして時間を稼ぐのが何かの作戦だったとか何とか――!?」
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0ch BBS 2007-01-24