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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[702]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/25(水) 22:23:08 ID:RWjE2cu+ ……しかし、鈴仙と妹紅は帰る訳には行かない。 彼女達の目的である「バイキングの財宝」は、恐らくこのガス層の先にあるのだ。 妹紅「――見て、鈴仙。 炎のガスがここから滝のように流れ落ちてる。 そして、その真っ赤な大空洞の中心に、何か黒い光があるよ。 きっと、あそこが――」 鈴仙「――あそこが、この灼熱地獄跡の最深部かもしれない、ってワケね……!」 鈴仙と妹紅は、溶岩の海を囲う、半径数百キロの巨大なクレーターを前に、空中で立ち竦んでいた。 周囲の熱気は熱気を超えて殺気に近く、これまで居た怨霊は完璧に溶けきって、 そこに居る地獄烏達はごくわずか、力の強そうな巨大な奴らだけである。 鈴仙「まさに業火マントルって感じね……」 妹紅「たぶん、邪魔する妖怪は殆ど居ないと思うけど。 その代わり、この酷い熱で嫌でも体力をゴリゴリ削られるでしょうね。 ――どうする、鈴仙? やっぱり怖くなった? 帰る?」 妹紅は鈴仙の身を案じて、一旦帰るかどうか聞いてくれた。 鈴仙はそんな妹紅の呼びかけに対して――。 A:「……行くわよ! 行くに決まってるじゃない!」首を横に振った。 B:「もうやだおうちかえるううううううううううううう!?」泣きながら頷いた。 C:その他 自由選択枠 簡単な質問ならばこちらで受け付けます。 鈴仙のガッツ:860/910 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *探検を続行する場合、二回探索判定を行えば再び帰還選択肢が出てきます。
[703]森崎名無しさん:2015/02/25(水) 22:23:26 ID:WCgLPtKU A
[704]森崎名無しさん:2015/02/25(水) 22:24:06 ID:lNFmZVmw A
[705]森崎名無しさん:2015/02/25(水) 22:25:13 ID:qkzIi6cM C心頭滅却すれば火もまた涼し、精神統一しほっぷすてっぷかーるいす!
[706]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/25(水) 22:25:38 ID:RWjE2cu+ A:「……行くわよ! 行くに決まってるじゃない!」首を横に振った。 鈴仙「ここで帰ったら、一体何のための冒険だって言うのよ……!」 鈴仙は妹紅の呼び掛けを断り、いよいよ眼前にある、地獄の中心部へと向かう事にした。 そこで鈴仙が遭遇したものとは――。 先着1名様で、 ★第五層 灼熱地獄跡(再深層)@→!card★ と書き込んでください。数値で分岐します。 JOKER →??「夕食でもいかがかな?」夕食を勧めてくるおやじに遭遇! K→バイキングの財宝を発見! Q→強力な地獄鴉に遭遇! J→バイキングの財宝を発見! 10→プロミネンスが噴出した! 鈴仙のガッツ−50! 9→バイキングの財宝を発見! 8→プロミネンスが噴出した! 鈴仙のガッツ−50! 7→バイキングの財宝を発見! 6→大規模なフレアが発生した! 鈴仙のガッツ−100! 5→バイキングの財宝を発見! 4→大規模なフレアが発生した! 鈴仙のガッツ−100! 3→コロナ層にぶつかってしまった! 鈴仙のガッツ−150! 2→バイキングの財宝を発見! 1→暴走した空が、放射能をバラまきながら鈴仙に襲い掛かる! 鈴仙のガッツ:860/910 *灼熱地獄跡再深層で発生する毎ターン固定の熱気ガッツペナ(−150)は、耐熱イヤリングにより無効となっています。 *はたての新聞効果で、バイキングの財宝を発見できる可能性が大きく上がっています。
[707]森崎名無しさん:2015/02/25(水) 22:26:07 ID:??? ★第五層 灼熱地獄跡(再深層)@→ ハート2 ★
[708]森崎名無しさん:2015/02/25(水) 22:26:14 ID:??? ★第五層 灼熱地獄跡(再深層)@→ ダイヤ2 ★
[709]森崎名無しさん:2015/02/25(水) 22:28:58 ID:??? 鈴仙「玉兎なめんなぁ! っしゃあ!」
[710]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/25(水) 23:11:38 ID:RWjE2cu+ ★第五層 灼熱地獄跡(再深層)@→ ハート2 ★ 2→バイキングの財宝を発見! 鈴仙と妹紅は、死に物狂いでこの地獄を進んで行った。 二人の道中には、幸いにも大型の地獄鴉には出会わなかったものの、危険に溢れていた。 妹紅「鈴仙、そこから凄い熱気を感じる。きっとコロナ層に近いんだよ!」 鈴仙「ま、マジで!? 流石に百万度超のプラズマにぶつかるのはきついわね……!」 赤の中に煙のように流れる薄白いコロナを避け、 ドォォォン、ドォォォォォン…… 妹紅「やばい、これはもうすぐデカいフレアが来そうだ。 ――鈴仙、一秒間に1万キロメートルくらいで飛べない!?」 鈴仙「無理に決まってるでしょうが! 私に出来る事なんて、精々が狂気の瞳で自身の座標軸を虚数空間に代入して躱す位よ!」 妹紅「そっちのが余程凄い気がするけど。じゃあ、それで逃げて! 私は死んで耐えるから!」 強烈な磁気嵐を孕みながら、秒速千キロメートルで炸裂するフレアに耐え、 ゴオオッ! ゴオオオッ!! 鈴仙「あちゃちゃちゃーーっ!」 妹紅「鈴仙、だいじょうばちゃちゃちゃーーっ!」 発生したプロミネンスに二人で仲良く突っ込んで、お尻をヤケドしたりして。
[711]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/25(水) 23:12:39 ID:RWjE2cu+ 鈴仙「はぁ、はぁ……つ。着いたわ……!?」 妹紅「し、死ぬかと思った……」 ――鈴仙と妹紅は灼熱地獄の最深部の最深部。 黒く光る数千万度の太陽の中核よりも更に下、様々なゴミや希少金属が広がる地帯へと辿り着いていた。 そこでは熱いガスが冷たい溶岩に冷やされて、ちょっとした淀みを作っていた。 鈴仙「あ……あった! きっとこれがお宝よ!!」 そしてここまで着けば、鈴仙は苦も無くその財宝を見つける事が出来た。 数千度ぽっちのぬるい溶岩で守られた財宝……という名の装置は、殆どその形状を変えずに現存していた。 妹紅「これは……大きなシリンダー? でもその根本に色んな機械が植わっている。まるでSFマンガみたいな装置だね……!」 鈴仙「――見て、この計器に書かれた文字。ドイツ語……じゃない、スウェーデン語で、医学用語が並んでいるわ。 これはきっと、ちょっと俄かには信じがたいけれど『メディカルマシーン』。そして海賊旗を模したロゴが彫られている。 だから……これこそが私達の目的! 『バイキングの財宝』の正体なのよ!!」 機械やその周辺のログを検索する事で、鈴仙は、お燐が吹聴し輝夜が求めた『バイキングの財宝』の正体をより正確に知る。 かつてスウェーデン政府が、最新鋭の科学的トレーニングを導入しようとした際に出来てしまった、 オーバーテクノロジーによる悪魔の治癒装置。 試合中の負傷をたちどころに完治させる代償に、脳神経を痛め、歪め、そして変容させる副作用を持つ悪魔の機械。 そのあまりのおぞましさに政府が存在を否定し、幻想の彼方へと追いやった幻想の機械――。 鈴仙「この機械は凄いけれど、酷いわね。確かに効果はあるのかもしれないけれど、 ここまで電極やら薬品やら使っちゃったら、麻酔無しでロボトミー手術をやるようなモンよ」 妹紅「……バイキング達はかつて、多くの新大陸や新島を見つけ、多くの財宝を得た。 しかしその一方、バイキング達は、新たに発見される多くの真実に常識や道徳、倫理を破壊され、 やがて精神に異常を来していった。 ――この機械はどうやら、そんな類のモノみたい」
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0ch BBS 2007-01-24